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カールは優しくエリーナをベッドに寝かせて、遠慮がちに聞いてきた。
「一応聞くけど、体調は大丈夫か?」
ガチガチに固まったまま、エリーナはコクリと頷く。
「嘘つかないでくれよ? きっと、今夜も君をめちゃくちゃにしてしまうー」
「大丈夫……です。私こそ、また、はしたない姿をみせてしまいそうで、それで、緊張してるんです」
カールが触れてこなかった原因が、エリーナが醜態を晒したことじゃなくても、やっぱり怖かった。
「私、カール様に触れられて、なにもかも、分からなくなったんです。だから……」
「エリーナ」
ふいに低い声で名前を呼ばれてドキッとする。
「もう一つ忠告しておきたいことがある」
「な、なんですか?」
何を言われるのだろうと身構えていると、カールは照れくさそうに口にした。
「私はどうも性欲が強いらしい。きっと一度や二度だけではおさまらない。覚悟しておいてくれ」
「せ、性欲ー?」
ぱちくりと目を瞬くエリーナにカールは苦笑して頷く。
「自分がここまで貪欲になるとは思わなかった。こういうことに関しては、興味すら失ってたが……」
カールの言っている意味は分からなかった。だけど性欲とは何か、なんて聞ける雰囲気ではなくてエリーナは黙って聞いていた。
「私はもっと君の淫らな姿をみたいと思っているし、私の手で暴いてみたいと思っている」
なんだかとんでもないことを言われた気がして、エリーナはかっと頬を真っ赤に染めた。
「私がこんなことを考えていたと知って、幻滅しただろ?」
「い、いえ。その、驚いたーだけです」
困惑するエリーナに、カールは苦笑を零し唇にキスをして甘く囁いた。
「今夜はもっと淫らな君を見せてくれー」
「んっ……」
いきなり舌が侵入してきてエリーナは目を見開く。
「ふ、んっ」
舌を舐め上げられ、絡め取られきつく吸われる。角度を変え何度も口づけをされているうちに、強張っていた身体の力が抜けていった。
「っ、はっ」
口づけをしながらカールはネグリジェのボタンを一つずつ外し、露わになった乳房に触れた。
「っあ」
いくら一度全てを見られているとはいえ、まだ恥ずかしさの方が勝っている。
恥じらうエリーナにかまうことなく、カールはやわやわと乳房を揉みしだいた。
「エリーナの胸は柔らかくて気持ちいいな、ずっと、触っていたいほどだ」
「や、は、恥ずかしい、です」
両方の乳房を揉まれ、乳首を吸われてぞくっと肌が粟立つ。
舌先で転がし、乳輪を舐められる。反対の乳首も指で摘まれるとまたあのときのように下半身が疼いた。
声が漏れそうになって恥ずかしくなり、エリーナは口元を手で押さえた。
「エリーナ? どうした?」
「っ、ま、また、声がっ……」
必死に声を我慢しているエリーナにカールは意味ありげにほくそ笑んで、すでに尖りきった乳首を少しキツめに摘まんだ。
「あっ……」
ピクンと体が跳ねてたまらず声が出てしまう。
そこだけを集中的に愛撫され続けて、エリーナはもどかしさに腰を動かした。
「あ、や、あっ、んっ」
「ふっ、可愛い声がでてきたな」
指摘をされて妙に恥ずかしくなってしまう。
「だっ、て、カ、カールさまがそこばかり、さわる、からっ」
「仕方ないだろう。可愛いんだから」
ふっと笑ってまた乳首に吸い付かれ、エリーナは身を捩らせた。
たっぷりとカールの唾液で濡らされた乳首がツヤツヤと光ってみえて、そのあまりにも卑猥な光景にエリーナは目が眩みそうになった。
「もっと君の可愛い声を私に聞かせてくれー」
ぞくっとするほど低い声で囁かれ耳朶を甘噛みされると、エリーナの喉元からは一際甘ったるい声が漏れた。
「一応聞くけど、体調は大丈夫か?」
ガチガチに固まったまま、エリーナはコクリと頷く。
「嘘つかないでくれよ? きっと、今夜も君をめちゃくちゃにしてしまうー」
「大丈夫……です。私こそ、また、はしたない姿をみせてしまいそうで、それで、緊張してるんです」
カールが触れてこなかった原因が、エリーナが醜態を晒したことじゃなくても、やっぱり怖かった。
「私、カール様に触れられて、なにもかも、分からなくなったんです。だから……」
「エリーナ」
ふいに低い声で名前を呼ばれてドキッとする。
「もう一つ忠告しておきたいことがある」
「な、なんですか?」
何を言われるのだろうと身構えていると、カールは照れくさそうに口にした。
「私はどうも性欲が強いらしい。きっと一度や二度だけではおさまらない。覚悟しておいてくれ」
「せ、性欲ー?」
ぱちくりと目を瞬くエリーナにカールは苦笑して頷く。
「自分がここまで貪欲になるとは思わなかった。こういうことに関しては、興味すら失ってたが……」
カールの言っている意味は分からなかった。だけど性欲とは何か、なんて聞ける雰囲気ではなくてエリーナは黙って聞いていた。
「私はもっと君の淫らな姿をみたいと思っているし、私の手で暴いてみたいと思っている」
なんだかとんでもないことを言われた気がして、エリーナはかっと頬を真っ赤に染めた。
「私がこんなことを考えていたと知って、幻滅しただろ?」
「い、いえ。その、驚いたーだけです」
困惑するエリーナに、カールは苦笑を零し唇にキスをして甘く囁いた。
「今夜はもっと淫らな君を見せてくれー」
「んっ……」
いきなり舌が侵入してきてエリーナは目を見開く。
「ふ、んっ」
舌を舐め上げられ、絡め取られきつく吸われる。角度を変え何度も口づけをされているうちに、強張っていた身体の力が抜けていった。
「っ、はっ」
口づけをしながらカールはネグリジェのボタンを一つずつ外し、露わになった乳房に触れた。
「っあ」
いくら一度全てを見られているとはいえ、まだ恥ずかしさの方が勝っている。
恥じらうエリーナにかまうことなく、カールはやわやわと乳房を揉みしだいた。
「エリーナの胸は柔らかくて気持ちいいな、ずっと、触っていたいほどだ」
「や、は、恥ずかしい、です」
両方の乳房を揉まれ、乳首を吸われてぞくっと肌が粟立つ。
舌先で転がし、乳輪を舐められる。反対の乳首も指で摘まれるとまたあのときのように下半身が疼いた。
声が漏れそうになって恥ずかしくなり、エリーナは口元を手で押さえた。
「エリーナ? どうした?」
「っ、ま、また、声がっ……」
必死に声を我慢しているエリーナにカールは意味ありげにほくそ笑んで、すでに尖りきった乳首を少しキツめに摘まんだ。
「あっ……」
ピクンと体が跳ねてたまらず声が出てしまう。
そこだけを集中的に愛撫され続けて、エリーナはもどかしさに腰を動かした。
「あ、や、あっ、んっ」
「ふっ、可愛い声がでてきたな」
指摘をされて妙に恥ずかしくなってしまう。
「だっ、て、カ、カールさまがそこばかり、さわる、からっ」
「仕方ないだろう。可愛いんだから」
ふっと笑ってまた乳首に吸い付かれ、エリーナは身を捩らせた。
たっぷりとカールの唾液で濡らされた乳首がツヤツヤと光ってみえて、そのあまりにも卑猥な光景にエリーナは目が眩みそうになった。
「もっと君の可愛い声を私に聞かせてくれー」
ぞくっとするほど低い声で囁かれ耳朶を甘噛みされると、エリーナの喉元からは一際甘ったるい声が漏れた。
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