七絃灌頂血脉──琴の琴ものがたり

「正声 一拍 嵯峨の山荘」から読んでください。本編はこちらからスタートします。

その前の序章の部分が長いです。読まなくてもストーリー的に全く問題ない部分。
後で興味が出てきたら、覗いてみてください。勿論、最初から読んでいただいても大丈夫です。







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これは小説ではない。物語である。


平安時代。

雅びで勇ましく、美しくおぞましい物語。





宿命の恋。

陰謀、呪い、戦、愛憎。

幻の楽器・七絃琴(古琴)。

秘曲『広陵散』に誓う復讐。

運命によって、何があっても生きなければならない、それが宿命でもある人々。決して死ぬことが許されない男……


平安時代の雅と呪、貴族と武士の、楽器をめぐる物語。





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七絃琴は現代の日本人には馴染みのない楽器かもしれません。

平安時代、貴族達に演奏され、『源氏物語』にも登場します。しかし、平安時代後期、何故か滅んでしまいました。

いったい何があったのでしょうか?



タイトルは「しちげんかんじょうけちみゃく」「きんのこと」と読みます。
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