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第一章

第一章 主要登場人物

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ルディア=ヴェヌ=ウィンターク(5歳)
 悪役令嬢(ただし幼女時代)に転生したが、小説の内容は前世の姪にざっくりきいただけなのでほとんど知らないも同然。
 生き残るために台本を全力で破り捨てて屑籠に投げるスタイル。
 虚弱体質ですぐ倒れる・寝込むのコンボを決めがち。
 前世で理不尽な目にあった過去を乗り越えた経験から見た目に反して強か。

フィディス=ヴェヌ=ウィンターク(8歳)
 ルディアを溺愛する兄。
 自分が流行り病で死亡する未来を聞かされて真っ先に考えたことは、「ルディを残して逝くなんてあんまりだ」であった。
 少し疲れやすい体質だが、武術などで体を動かすと逆に体調がよくなる特異体質。

アーストン=ヴェヌ=ウィンターク(49歳)
 妻に先立たれ、娘に先立たれた悲劇の孫バカ強か公爵家当主。
 国王に対して笑顔でアイアンクローを決めることが出来る唯一の人物。

オクシス=ヴァル=ウィンターク(33歳)
 ウィンターク公爵家の婿だが、仕事が出来ないため気まずさからか、愛人の家で暮らしている。
 愛人との間に娘が生まれている。

ティルム=オリス=プグナトル(9歳)
 第一王子だが、王位継承権の放棄について国王と王太子に相談中。
 フィディスの親友であり、紹介されたルディアに一目ぼれをした。

レンティム=オリス=プグナトル(49歳)
 ディヌス王国の国王。
 アーストンに頭が上がらないが、本人は気心の知れた親友だと思っている。
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