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第40話 わたしになにができた!!
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「いやあぁぁぁぁぁ!!」
熊野古道に、悲鳴がとどろいた。
少女の声だ。
「ママ! ママァ!! 死んじゃやだぁ!!」
いったいいつからそこにいたのか。
どこからともなくぬるりと現れた少女が、呪いに縋っていた。
「うふ、ごめんね、椛ちゃん……」
「やだ、やだ、謝る必要なんてないの……、だから」
オレは碧羽さんと顔を見合わせた。
碧羽さんは口に手を当てると、神妙な面をして一人の少女と一体の呪いの様子をうかがった。
それから、ほどなくして、呪いのほうに声をかける。
「……彼女が、あなたの言う大事な愛娘さんかい?」
呪いは、空っぽの双眸で碧羽さんをまじまじと見つめると、やがて一つ息を吐き、観念したように口を開いた。
「そうよ。天草椛。わたしの、たった一人の、家族よ」
*
突如現れた少女はしばらく泣き喚いたが、泣きたいだけ泣きわめくと、呪いの腕の中で糸切れた人形のように眠ってしまった。
泣けば疲れるし、夜も遅い。
どうにか眠気にあらがっている様子だったが、舟をこぐ頭が呪いの胸に寄り添うのに時間はかからなかった。
「わたしを、封印しないのかしら?」
「幸いにして、互いに日本語で意思疎通ができるんだ。まず、話し合いをしてもいいんじゃないかな」
「……あなた、変わっているのね」
碧羽さんが呪いと会話している間も呪いは負の感情を吸って回復していくはずなんだけど、一向に傷口がふさがる様子はない。
呪いに死という概念はないから死にはしないが。
「傷口がふさがっていない。彼女の負の感情から生まれたのだとしても、今の彼女に呪いを生み出す要素は見受けられない。君が、受け皿になってあげていたんだろう?」
「……察しのいい男は嫌いよ」
そうなのだ。
呪いの傷口がふさがらないのは、呪いのエネルギー源がこの場に存在しないからなのだ。
「確かに、僕たちがここに来たのは君を封印するためだった。だけど、それが本当に正しいことなのか、僕はいま判断しかねている」
碧羽さんは言う。
誰かのためにと口にするとき、人はエゴの塊になる。
僕はこの少女の力になりたいと思うけれど、彼女にとってのいちばんが君を封伐することかはまた別だと、碧羽さんは口にする。
「だから、教えてほしい。いったい、君たちは何者なんだい」
呪いはしばらく沈黙を続けた。
だがやがて、脱力した様子で天を仰ぐと、ぽつりぽつりと、言葉を紡ぎ始めた。
「クズ男とクズ女が堕胎し損ねて、一人の少女が生まれたの。名前は天草椛。男はDV、女はネグレクト。椛ちゃんは、物心がつく前に捨てられたの」
けれどね。
呪いは呪詛のこもった言霊を生み出し、言葉をつづけた。
「わたしは、あの時の痛みを覚えている。感情を覚えている。知らない山の暗がりでひとりぼっち。転んで擦りむいた傷口の痛みも、泣き疲れた後の喉の渇きも、抗いがたい飢えの焦燥も、ぜんぶ、ぜんぶ、覚えている」
わたしは、その感情から生まれたのだから。
呪いが言う。呪いが言う。
「椛ちゃんは、捨てられたショックで、両親の顔を忘れてしまったの。だけど、両親以外の記憶もなく、結果としてわたしは『顔のない母親』としてこの世に産み落とされた」
くすりと、呪いが笑う。
自嘲気に、乾いた笑みを骸の表情に貼り付ける。
「ねぇ、おかしい? 呪いが母性を覚えて、人の子を育てようとするなんて。ふふっ」
呪いが、腕の中で眠る少女の頭をなでる。
その手は呪いの特徴通り真っ黒だったが、それ以外は人間の手と違いがなかった。
「くすっ、こんなものよ。わたしがこの子を守る理由なんて。愛ゆえに、それ以上が必要かしら?」
「……いや。十分だ。だけど、もう一つだけ聞かせてもらえるかな?」
碧羽さんが呪いに問いかける。
呪いは何も答えない。
それを碧羽さんはどう受け取ったのか。
おそらく、肯定とみなしたんだろうが、碧羽さんはそのまま言葉をつづける。
「ここで生涯を終えることが、本当に彼女の幸せだと思うかい?」
「……」
碧羽さんはしばらく呪いの返答を待ったが、呪いは何も答えない。呪いは、何も答えない。
「かのアリストテレスは『人間は社会的動物である』と言ったそうだ。人間が人間らしくいられるのは、他者とかかわりあうからだと言っている。誰ともかかわりあわない人間は、人間として死んだも同然だと述べている」
「……」
「それが、本当に、彼女にとって幸せだと思うのか」
「ッ!! じゃあ、どうすればよかったのよ!!」
ついに、呪いが感情を吐き出した。
強い語調で、猛るように思いのたけを打ち明ける。
「わたしだって、最初は山を下りてこの子を人の子として育てようと思ったわよ! だけど、誰もかれも、頭のない私を見れば怯え去り、あまつさえ、ただわたしと一緒にいたというだけで、椛のことまで忌子と蔑視する! そんなやつらに、どうしてかわいいわが子を託せるの!!」
呪いが、力なく首を振る。
「……教えてよ。わたしは、どうすればよかったのよ」
ないていた。
カモシカの頭蓋骨に涙腺はなく、涙が流れることもなかったが、その呪いは、間違いなくないていた。
「よし、『岩戸』に行こう」
え、ちょ、碧羽さん?
熊野古道に、悲鳴がとどろいた。
少女の声だ。
「ママ! ママァ!! 死んじゃやだぁ!!」
いったいいつからそこにいたのか。
どこからともなくぬるりと現れた少女が、呪いに縋っていた。
「うふ、ごめんね、椛ちゃん……」
「やだ、やだ、謝る必要なんてないの……、だから」
オレは碧羽さんと顔を見合わせた。
碧羽さんは口に手を当てると、神妙な面をして一人の少女と一体の呪いの様子をうかがった。
それから、ほどなくして、呪いのほうに声をかける。
「……彼女が、あなたの言う大事な愛娘さんかい?」
呪いは、空っぽの双眸で碧羽さんをまじまじと見つめると、やがて一つ息を吐き、観念したように口を開いた。
「そうよ。天草椛。わたしの、たった一人の、家族よ」
*
突如現れた少女はしばらく泣き喚いたが、泣きたいだけ泣きわめくと、呪いの腕の中で糸切れた人形のように眠ってしまった。
泣けば疲れるし、夜も遅い。
どうにか眠気にあらがっている様子だったが、舟をこぐ頭が呪いの胸に寄り添うのに時間はかからなかった。
「わたしを、封印しないのかしら?」
「幸いにして、互いに日本語で意思疎通ができるんだ。まず、話し合いをしてもいいんじゃないかな」
「……あなた、変わっているのね」
碧羽さんが呪いと会話している間も呪いは負の感情を吸って回復していくはずなんだけど、一向に傷口がふさがる様子はない。
呪いに死という概念はないから死にはしないが。
「傷口がふさがっていない。彼女の負の感情から生まれたのだとしても、今の彼女に呪いを生み出す要素は見受けられない。君が、受け皿になってあげていたんだろう?」
「……察しのいい男は嫌いよ」
そうなのだ。
呪いの傷口がふさがらないのは、呪いのエネルギー源がこの場に存在しないからなのだ。
「確かに、僕たちがここに来たのは君を封印するためだった。だけど、それが本当に正しいことなのか、僕はいま判断しかねている」
碧羽さんは言う。
誰かのためにと口にするとき、人はエゴの塊になる。
僕はこの少女の力になりたいと思うけれど、彼女にとってのいちばんが君を封伐することかはまた別だと、碧羽さんは口にする。
「だから、教えてほしい。いったい、君たちは何者なんだい」
呪いはしばらく沈黙を続けた。
だがやがて、脱力した様子で天を仰ぐと、ぽつりぽつりと、言葉を紡ぎ始めた。
「クズ男とクズ女が堕胎し損ねて、一人の少女が生まれたの。名前は天草椛。男はDV、女はネグレクト。椛ちゃんは、物心がつく前に捨てられたの」
けれどね。
呪いは呪詛のこもった言霊を生み出し、言葉をつづけた。
「わたしは、あの時の痛みを覚えている。感情を覚えている。知らない山の暗がりでひとりぼっち。転んで擦りむいた傷口の痛みも、泣き疲れた後の喉の渇きも、抗いがたい飢えの焦燥も、ぜんぶ、ぜんぶ、覚えている」
わたしは、その感情から生まれたのだから。
呪いが言う。呪いが言う。
「椛ちゃんは、捨てられたショックで、両親の顔を忘れてしまったの。だけど、両親以外の記憶もなく、結果としてわたしは『顔のない母親』としてこの世に産み落とされた」
くすりと、呪いが笑う。
自嘲気に、乾いた笑みを骸の表情に貼り付ける。
「ねぇ、おかしい? 呪いが母性を覚えて、人の子を育てようとするなんて。ふふっ」
呪いが、腕の中で眠る少女の頭をなでる。
その手は呪いの特徴通り真っ黒だったが、それ以外は人間の手と違いがなかった。
「くすっ、こんなものよ。わたしがこの子を守る理由なんて。愛ゆえに、それ以上が必要かしら?」
「……いや。十分だ。だけど、もう一つだけ聞かせてもらえるかな?」
碧羽さんが呪いに問いかける。
呪いは何も答えない。
それを碧羽さんはどう受け取ったのか。
おそらく、肯定とみなしたんだろうが、碧羽さんはそのまま言葉をつづける。
「ここで生涯を終えることが、本当に彼女の幸せだと思うかい?」
「……」
碧羽さんはしばらく呪いの返答を待ったが、呪いは何も答えない。呪いは、何も答えない。
「かのアリストテレスは『人間は社会的動物である』と言ったそうだ。人間が人間らしくいられるのは、他者とかかわりあうからだと言っている。誰ともかかわりあわない人間は、人間として死んだも同然だと述べている」
「……」
「それが、本当に、彼女にとって幸せだと思うのか」
「ッ!! じゃあ、どうすればよかったのよ!!」
ついに、呪いが感情を吐き出した。
強い語調で、猛るように思いのたけを打ち明ける。
「わたしだって、最初は山を下りてこの子を人の子として育てようと思ったわよ! だけど、誰もかれも、頭のない私を見れば怯え去り、あまつさえ、ただわたしと一緒にいたというだけで、椛のことまで忌子と蔑視する! そんなやつらに、どうしてかわいいわが子を託せるの!!」
呪いが、力なく首を振る。
「……教えてよ。わたしは、どうすればよかったのよ」
ないていた。
カモシカの頭蓋骨に涙腺はなく、涙が流れることもなかったが、その呪いは、間違いなくないていた。
「よし、『岩戸』に行こう」
え、ちょ、碧羽さん?
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