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保護猫チャチャの冒険(6)
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それから数ヶ月後、仔猫達は、去勢避妊手術の為、動物病院に再び行く事になりました。手術の後、仔猫達は、りえさんの家で、傷が良くなるまで、暮らす事になりました。一ヶ月後の夜、公民館のモニュメントの所に放された、仔猫達は、母猫モモと再会しました。その夜は母猫を囲むように、仔猫が、くっつき眠りにつきました。翌日からモモちゃんファミリーのお世話が、始まりました。朝は、チワワとダックスの2匹の犬を散歩させている、真理子さんが朝食を与えると、昼頃には、白い自転車に乗った、かおるさんが昼食に、キャットフードと、猫用おやつを。夜の8時には、裕子さん、純子さん、美保さん、勉さん、隆史さん、博士さんが、夜の闇に紛れて、カツオのたたきや、鶏肉を蒸して割いた物、猫ミルクなどを、足元に群がる猫達を、踏まぬように気を付けて与えると、お腹いっぱいになった猫達は、念入りに、毛づくろいをしてから、公民館のモニュメントの所に帰って行きました。母猫モモに、くっつき眠る仔猫達を、見守ると、みんな、闇夜に紛れて帰って行きました。それを静かに見ていたのは、最近、公民館のけやきの木の穴に、引っ越して来た、1羽のフクロウだけでした。
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