月が沈むまでは



ダメだと分かっていても、やめられず、沼っていくのが恋。まったく真逆の二人が、偶然めぐり逢い、三年の月日たっても俺たちの関係はセフレのまままだ。

奥手で素直になれず、心が壊れていく24歳の一樹、プレイボーイで楽観的で、少しミステリアスな30歳の卓也。

そんな二人は、ただセックスをするだけでなく、一緒にデートをしたり、旅行にも行く、なんとも言えない不思議な関係…。

そんな一樹は今の関係を維持しつつも、心とは裏腹に日に日に卓也に惹かれていく。

しかしある日突然、この関係は劇的に変化し、恋とは?愛とは?悩み苦しみ、葛藤していく…。



お互い傷つけたり、傷ついたり、素直になれず、恋に生き苦しむ人に贈る、残酷で切なく、甘酸っぱいリアルなゲイの恋愛小説。


 

 
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