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11.疑惑の銃弾
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「おのれえぇぇー、エリス様に馴れ馴れしく近づくとは何たる不敬! やはり一思いに……」
「レイラ殿、主に危害を加えると言うならば、容赦しませんよ」
「離してくださいお姉さま――私はあのスケベなオッサンを……いや、離さなくていいです! もっと強く抱き締めてください♡ えへへ」
「……」
「あ~ん、なんで離れるんですかお姉さま! あ、あぁん、痛いです。青龍偃月刀で叩くのはやめてください。でもでも叩かれているうちに、気持ち良くなってきて……はあんっ♡」
親の仇でも見るような目で、レイラが私を睨みつけている。しかし張遼ちゃんにしばかれると、今度は恍惚の笑みを浮かべている。あまりの変態ぶりにドン引きだが、ある種の興味が湧いて来た。女神に貰ったエロスカウターでこの女を見たらどんな結果がでるのだろう?――という知的好奇心だ。思い立ったが吉日――私はエロスカウターを装着すると馬車の窓からレイラの分析を始めるのであった。
名前 レイラ
職業 騎士
エロパワー 13000
性癖 どM 緊縛好き(される方) 淫乱 くっころの騎士(オークや仇敵に
捕らわれると発動)
性的指向 バイセクシャル(但し男は可愛いショタに限る)
意中の人 張遼 エリス様
仇敵 金森富貴 キングカス
加虐度 D/C
被虐度 S/SS
エロテクニック D/B
色香 B/A
プークスクス、この女――やっぱりくっころの騎士だよ。しかし、どMの緊縛趣味で同性とショタが好きなんて、色々と拗らせすぎだろ。しかも会って間もない私が仇敵扱いじゃねーか。張遼ちゃんラブが暴走して、主である私を敵視しているのだろうけど迷惑な話だ。そうだ! レイラの前で張遼ちゃんとイチャイチャして、嫌がらせをしてやろう。そして怒って手を出してきたら返り討ちにして、リアルくっころの刑だ。うへへ、手足を拘束してあんなことやこんなことを――などと考えていると、エリス様が興味深そうにこちらを見つめているのであった。
「トミタカ様、その眼鏡のような物も魔道具などですか? 失礼ながら私にも見せていただけないでしょうか?」
「いやいや、この魔道具はエリス様のような高貴な方には似つかわしくない代物です」
「あ~ん、そんな意地悪なことをおっしゃらないでください」
こんなヤバい物を高貴なお嬢様に見るわけにはいかない。手を伸ばしてくるエリス様を躱しながらエロスカウターを遠ざけていると、業を煮やした彼女が覆い被さるように密着してくる。顔を近づけたエリス様の甘い息づかいと、小振りだが弾力のある柔らかさが伝わってくる。
「ゴホン!!!」
セバスチャンの咳払いで慌ててエリス様が距離を置く。大胆な行動を認識したのか、頬を真っ赤に上気させて恥ずかしそうに俯いている。くすぐったいような照れくさいような微妙な雰囲気が馬車の中に漂う。すると前方から馬蹄の音が鳴り響き、白の甲冑を纏った騎士たちが姿を現した。
「エリス様、エリス様は何処に!」
「私は、ここにいます」
馬車を止めたエリス様は颯爽とした足取りで馬車を降りる。先ほどの恥じらう乙女のような表情は微塵もなく、凛とした雰囲気で大人びた顔立ちである。
「エリス様、ご無事で何よりです。それから緊急時故――礼を失する事をご容赦願います」
「はい」
「急報です! エリス様襲撃の報告で辺境伯様は大激怒――直ちに手勢を集めてキングカスの屋敷を急襲。不逞の輩の大半を討ち取りました。しかしキングカスの姿は無く、タリウム帝国に逃亡したと思われます」
「キングカスはタリウム帝国と繋がっていたという事ですか……」
「予てからそのような噂はありました。しかしこのような暴挙に出るとは予想も付きませんでした」
「タリウム帝国に逃亡ですか……。それならば、この街道から北に向かいアルデンヌ山脈を突破するのが最短のルートですね」
「はっ、辺境伯様は、逃走中のキングカスとエリス様が鉢合わせになる事を危惧しておられました。再びエリス様が狙われる可能性もありますので、我々が遣わされた次第です。ところでエリス様――そちらの方たちは、いかなる者でしょうか?」
「ふふっ、こちらにいるのは異国の商人のトミタカ様――そしてこちらが護衛のチョウリョウ殿ですわ。山賊に襲われていた所を救ってくれた命の恩人ですのよ」
白の甲冑の騎士たちは、私と張遼ちゃんを見て訝し気な表情を浮かべている。得体の知れないオッサンと、異国の甲冑を纏った美女の組み合わせは不審者にしか見えないのだろう。そして親し気に振る舞うエリス様を見れば、なお更に疑うのは当然だ。言葉巧みに取り入った阿漕な商人か、下心満載の小悪党と思われていること請け合いである。
「お言葉ですが、エリス様! そちらの女性はかなりの手練れと思われますが、男の方は武芸の心得があるとは思えません。たった二人で山賊どもを蹴散らしたとは信じがたいのですが……」
「まあっ、貴方は私が嘘を付いていると言うのですか? ……いいでしょう、貴方の目が節穴だという事を証明して差し上げますわ」
うん。凄くイヤーな予感がするんだけど。……これって絶対に面倒ごとが起きるよね。――などと考えていると、手を握ったエリス様が上目遣いで話し掛けてくる。
「トミタカ様、騎士たちの無礼をお許しください。しかし私だけならともかく、恩人である貴方まで侮辱されるのは看過できませんわ。先ほどの力の一環を、どうかお見せください」
不覚にも、年の離れた少女の仕草に思わずドキリとしてしまう。自分でもチョロいと感じるが、可愛いは正義である。短機関銃のVz 61を取り出すと、要望に応えるべくセレクターをフルオート連射に合わせる。そして鬱蒼と茂った茂みや樹々に向かって銃を乱射するのであった。
タタタタタタタタタタタタ
「うわっっ!」 「何だ今の音は!」 「おいっ、馬が暴れているぞ!」
木の幹は抉れ、枝葉が辺りに四散する。聞きなれない発射音に驚き、立ち上がった馬が騎士を振り落とそうとする。パニック状態になった馬は大暴れだ。騎士たちは逃げようとする馬を抑えるのに必死である。そしてこのどさくさに紛れて、腰縄を打たれて連行されている山賊が逃亡を図ろうとする。しかし、あっけなく張遼ちゃんに回り込まれて、喉元に青龍偃月刀を突き付けられていた。
「今宵のVz 61は、血に飢えている!」
調子に乗って弾倉を装填すると、逃げようとした山賊の足元に目掛けてぶっ放す。銃の威力を知っている山賊たちは恐れおののき、腰を抜かして震えている。それを見たエリス様は、満足気な笑みを浮かべるのであった。
「どうですか? これでトミタカ様の能力を理解できたと思いますが……ふふっ、これでも納得できなければ、トミタカ様に一騎打ちを申し込んでも構いませんわよ」
げっ、このお嬢さん――なんちゅう事を言うんだ。平和ボケのオッサンが、遺恨も敵意も無い相手を撃てるわけないだろー。
幸いにもエリス様の護衛が優先のようで、一騎打ちを名乗り出る者はいなかった。まあ、騎士の立場からすれば――商人のオッサンに勝っても何のメリットも無く、もし負けたりすれば家名に傷がつき末代までの大恥だ。正にハイリスクノーリターンである。無謀な騎士が現れなくて、私は胸を撫で下ろすのであった。
そして後日談であるが、銃弾をぶっ放した近辺で魔物に食い散らかされた死体が発見されたそうだ。死体の身元はキングカスと判明したが、死因は不明で頭蓋骨には見慣れぬ穿孔があったということだ。懸賞金が多額だった故に、逃げられたが致命傷を与えたのは俺だ。だから懸賞金を貰う権利がある――と宣う輩が続出したそうだ。しかし名乗り上げた全員が、虚偽報告で仲良く牢獄行きになったそうだ。これが噂が噂を呼び様々な臆説が流れ始めた。そしてキングカスを仕留めたのは白い馬車から出て来た二人組で、黒髪を束ねた女と奇妙な眼鏡を掛けた男――という説が有力になっていった。
これが俗に言う疑惑の銃弾事件である。チャンチャン♪
※ネタが古すぎました。分からなかった人は許してちょんまげ!
「レイラ殿、主に危害を加えると言うならば、容赦しませんよ」
「離してくださいお姉さま――私はあのスケベなオッサンを……いや、離さなくていいです! もっと強く抱き締めてください♡ えへへ」
「……」
「あ~ん、なんで離れるんですかお姉さま! あ、あぁん、痛いです。青龍偃月刀で叩くのはやめてください。でもでも叩かれているうちに、気持ち良くなってきて……はあんっ♡」
親の仇でも見るような目で、レイラが私を睨みつけている。しかし張遼ちゃんにしばかれると、今度は恍惚の笑みを浮かべている。あまりの変態ぶりにドン引きだが、ある種の興味が湧いて来た。女神に貰ったエロスカウターでこの女を見たらどんな結果がでるのだろう?――という知的好奇心だ。思い立ったが吉日――私はエロスカウターを装着すると馬車の窓からレイラの分析を始めるのであった。
名前 レイラ
職業 騎士
エロパワー 13000
性癖 どM 緊縛好き(される方) 淫乱 くっころの騎士(オークや仇敵に
捕らわれると発動)
性的指向 バイセクシャル(但し男は可愛いショタに限る)
意中の人 張遼 エリス様
仇敵 金森富貴 キングカス
加虐度 D/C
被虐度 S/SS
エロテクニック D/B
色香 B/A
プークスクス、この女――やっぱりくっころの騎士だよ。しかし、どMの緊縛趣味で同性とショタが好きなんて、色々と拗らせすぎだろ。しかも会って間もない私が仇敵扱いじゃねーか。張遼ちゃんラブが暴走して、主である私を敵視しているのだろうけど迷惑な話だ。そうだ! レイラの前で張遼ちゃんとイチャイチャして、嫌がらせをしてやろう。そして怒って手を出してきたら返り討ちにして、リアルくっころの刑だ。うへへ、手足を拘束してあんなことやこんなことを――などと考えていると、エリス様が興味深そうにこちらを見つめているのであった。
「トミタカ様、その眼鏡のような物も魔道具などですか? 失礼ながら私にも見せていただけないでしょうか?」
「いやいや、この魔道具はエリス様のような高貴な方には似つかわしくない代物です」
「あ~ん、そんな意地悪なことをおっしゃらないでください」
こんなヤバい物を高貴なお嬢様に見るわけにはいかない。手を伸ばしてくるエリス様を躱しながらエロスカウターを遠ざけていると、業を煮やした彼女が覆い被さるように密着してくる。顔を近づけたエリス様の甘い息づかいと、小振りだが弾力のある柔らかさが伝わってくる。
「ゴホン!!!」
セバスチャンの咳払いで慌ててエリス様が距離を置く。大胆な行動を認識したのか、頬を真っ赤に上気させて恥ずかしそうに俯いている。くすぐったいような照れくさいような微妙な雰囲気が馬車の中に漂う。すると前方から馬蹄の音が鳴り響き、白の甲冑を纏った騎士たちが姿を現した。
「エリス様、エリス様は何処に!」
「私は、ここにいます」
馬車を止めたエリス様は颯爽とした足取りで馬車を降りる。先ほどの恥じらう乙女のような表情は微塵もなく、凛とした雰囲気で大人びた顔立ちである。
「エリス様、ご無事で何よりです。それから緊急時故――礼を失する事をご容赦願います」
「はい」
「急報です! エリス様襲撃の報告で辺境伯様は大激怒――直ちに手勢を集めてキングカスの屋敷を急襲。不逞の輩の大半を討ち取りました。しかしキングカスの姿は無く、タリウム帝国に逃亡したと思われます」
「キングカスはタリウム帝国と繋がっていたという事ですか……」
「予てからそのような噂はありました。しかしこのような暴挙に出るとは予想も付きませんでした」
「タリウム帝国に逃亡ですか……。それならば、この街道から北に向かいアルデンヌ山脈を突破するのが最短のルートですね」
「はっ、辺境伯様は、逃走中のキングカスとエリス様が鉢合わせになる事を危惧しておられました。再びエリス様が狙われる可能性もありますので、我々が遣わされた次第です。ところでエリス様――そちらの方たちは、いかなる者でしょうか?」
「ふふっ、こちらにいるのは異国の商人のトミタカ様――そしてこちらが護衛のチョウリョウ殿ですわ。山賊に襲われていた所を救ってくれた命の恩人ですのよ」
白の甲冑の騎士たちは、私と張遼ちゃんを見て訝し気な表情を浮かべている。得体の知れないオッサンと、異国の甲冑を纏った美女の組み合わせは不審者にしか見えないのだろう。そして親し気に振る舞うエリス様を見れば、なお更に疑うのは当然だ。言葉巧みに取り入った阿漕な商人か、下心満載の小悪党と思われていること請け合いである。
「お言葉ですが、エリス様! そちらの女性はかなりの手練れと思われますが、男の方は武芸の心得があるとは思えません。たった二人で山賊どもを蹴散らしたとは信じがたいのですが……」
「まあっ、貴方は私が嘘を付いていると言うのですか? ……いいでしょう、貴方の目が節穴だという事を証明して差し上げますわ」
うん。凄くイヤーな予感がするんだけど。……これって絶対に面倒ごとが起きるよね。――などと考えていると、手を握ったエリス様が上目遣いで話し掛けてくる。
「トミタカ様、騎士たちの無礼をお許しください。しかし私だけならともかく、恩人である貴方まで侮辱されるのは看過できませんわ。先ほどの力の一環を、どうかお見せください」
不覚にも、年の離れた少女の仕草に思わずドキリとしてしまう。自分でもチョロいと感じるが、可愛いは正義である。短機関銃のVz 61を取り出すと、要望に応えるべくセレクターをフルオート連射に合わせる。そして鬱蒼と茂った茂みや樹々に向かって銃を乱射するのであった。
タタタタタタタタタタタタ
「うわっっ!」 「何だ今の音は!」 「おいっ、馬が暴れているぞ!」
木の幹は抉れ、枝葉が辺りに四散する。聞きなれない発射音に驚き、立ち上がった馬が騎士を振り落とそうとする。パニック状態になった馬は大暴れだ。騎士たちは逃げようとする馬を抑えるのに必死である。そしてこのどさくさに紛れて、腰縄を打たれて連行されている山賊が逃亡を図ろうとする。しかし、あっけなく張遼ちゃんに回り込まれて、喉元に青龍偃月刀を突き付けられていた。
「今宵のVz 61は、血に飢えている!」
調子に乗って弾倉を装填すると、逃げようとした山賊の足元に目掛けてぶっ放す。銃の威力を知っている山賊たちは恐れおののき、腰を抜かして震えている。それを見たエリス様は、満足気な笑みを浮かべるのであった。
「どうですか? これでトミタカ様の能力を理解できたと思いますが……ふふっ、これでも納得できなければ、トミタカ様に一騎打ちを申し込んでも構いませんわよ」
げっ、このお嬢さん――なんちゅう事を言うんだ。平和ボケのオッサンが、遺恨も敵意も無い相手を撃てるわけないだろー。
幸いにもエリス様の護衛が優先のようで、一騎打ちを名乗り出る者はいなかった。まあ、騎士の立場からすれば――商人のオッサンに勝っても何のメリットも無く、もし負けたりすれば家名に傷がつき末代までの大恥だ。正にハイリスクノーリターンである。無謀な騎士が現れなくて、私は胸を撫で下ろすのであった。
そして後日談であるが、銃弾をぶっ放した近辺で魔物に食い散らかされた死体が発見されたそうだ。死体の身元はキングカスと判明したが、死因は不明で頭蓋骨には見慣れぬ穿孔があったということだ。懸賞金が多額だった故に、逃げられたが致命傷を与えたのは俺だ。だから懸賞金を貰う権利がある――と宣う輩が続出したそうだ。しかし名乗り上げた全員が、虚偽報告で仲良く牢獄行きになったそうだ。これが噂が噂を呼び様々な臆説が流れ始めた。そしてキングカスを仕留めたのは白い馬車から出て来た二人組で、黒髪を束ねた女と奇妙な眼鏡を掛けた男――という説が有力になっていった。
これが俗に言う疑惑の銃弾事件である。チャンチャン♪
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