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番外編

星に願いを 4

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「・・・ここで行き止まりだということは重々承知しておりますが、全く物足りないのです」

「ふぁ、え?なに・・・?」

少しの隙間もないほどぴったりと密着させた腰を更にぐっと入れて奥に押し付けながらシェラさんが囁く。

だけど、そうされるごとに子宮口に押し付けられているシェラさんのモノの先端に感じてしまって体がひくひくと痙攣し、気持ち良さに話していることが頭に入って来ない。

「ここですよ」

「あっ、あ・・・!」

囁きながらまたぐりっと腰を回された。

「これ以上奥には行けないと分かっているのに、どうしてもその入り口すらこじ開けてもっと深く、もっと奥へと入りたくなってしまうんです。・・・あまりにもあなたが可愛らしい顔でオレを見上げるものだから。」

そう言ったシェラさんはこれ以上ないほどに甘やかな瞳で見つめながら乱れた私の髪の毛を整えるように撫でて額に優しく口付けてくる。

「オレの下で乱れた姿を見せるあなたを見る毎に、間違いなくあなたはオレのものになったのだと・・・その証をどこまでも刻みつけたくて仕方なくなるんですよ。」

額から瞼、頬へと口付けを落としていきながらそう囁く姿は切なさすら感じそうなものだったけど。

刻みつけたくて仕方ない、と言った時にはぐんと腰を引いてからまた子宮口にぐちゅ、とその先端を押し付けられた。

「ひぁっ・・・、ダメ、今動かないでぇ・・・っ!」

さっきイッた後、中を揺さぶられるように子宮口を刺激されながら突かれて、痺れるような気持ち良さが残ったままでそこから降りて来られない。

「ダメですか?でもユーリ様のナカは熱くうねってオレを飲み込み蕩けるようですよ?まるで早くオレの精を放って欲しいとねだっているみたいですが・・・まだもう少しお待ちくださいね。」

そう薄く笑ったシェラさんはまたゆっくりと腰を前後した。

「ひッ・・・!」

ゆっくりされると、シェラさんのモノの張り出した部分がぞりぞりと中を削るように押し上げて行ったり戻ったりをくり返しながら、クリトリスの裏側の感じる部分もわざと押し撫でていくのが分かる。

「や、やめ、あっ・・・また・・・っ!」

「イキそう?どうぞ何度でもイッてください。そのお顔が見たいんです。」

どうぞと言いながらまたわざとカリ首でナカを抉られた。そんな事をされたらひとたまりもない。

「~~~ッ‼︎」

シェラさんのモノを受け入れている入り口部分がきゅんきゅんしてぎゅうっと締め付けながら、また潮を吹いて頭の中が真っ白になる。

「そうやってイキながら何度でもオレ自身を締め付けて、オレの形を覚えてくださいね。覚えてくださるまで、オレも何度でもユーリ様をイカせ続けてその形を刻みつけますから。」

「な、にを・・・」

恐ろしいことを。昨日までの余裕のあった夜は何だったわけ?・・・ああ、そういえばこの三日間で私の弱いところを探してたって言ってたっけ。いわゆる準備運動的な三日間だったとか・・・?

「ま、待ってシェラさん、きゅうけい・・・」

「待ちませんよ、夜は短いし休暇も限られておりますから。喉が渇きましたか?はいどうぞ」

私の頭を撫でながらのしかかったままのシェラさんはあっさりそう言ってベッドサイドの水差しをぐいとあおると、そのまま口移しで私に飲ませてきた。

「んんっ・・・」

あまりに喘いで確かに喉がカラカラだったせいで、思わずそのままそれを受け入れて飲んでしまう。

こくこくと喉を鳴らして全部飲み終えると

「素直で大変よろしいですね」

ご褒美を差し上げなければ、と微笑んだシェラさんがまたぐいと腰を突き上げる。

「ひぁんっ、また、奧・・・っ」

子宮を押しつぶされそうな感覚に気持ち良さを感じた背中がゾクゾク粟立って、思わず仰け反ればふるりと震えた胸がまるでシェラさんに差し出すようにさらけ出された。

「ああ、こちらへの愛撫がお留守になっておりましたね。失礼いたしました。」

そのまま片手でぐっと私の両方の乳首を寄せるようにしたシェラさんは、その二つの乳首を一度に口に含んで強く吸う。

「ふあぁぁっ‼︎」

強く吸い上げられながら絶妙な強さで噛まれて刺激され、同時に下半身もぐっと強く押し付けられてまたイッた。

「ふっ・・・」

刺激の強さに涙目になりながらひくひくしていると

「分かりますかユーリ様、下のお口の奥の入り口が気持ち良さにオレに吸い付いたまま離してくれませんよ。なんて嬉しいことでしょう。」

吸い上げていた乳首を丁寧に舐めながら胸の間から見えているシェラさんの顔が笑っている。

「そんなの、知らない・・・っ」

あまりにも簡単にイッてしまうのが恥ずかしくてそううそぶいたら

「おや、お分かりにならない?」

またまたご冗談を、とシェラさんがこてんと小首を傾げた。何その可愛らしい仕草。わざとらしい。

そう思っていたら、色っぽいシェラさんの笑みが深まった。

「それではユーリ様のこの悩ましげなお身体にきちんと分からせてあげないといけませんねぇ」

その言葉にハッとする。こんな時までまさか揚げ足を取られた⁉︎

「あ、いや、ちょっと待って・・・⁉︎」

「奥で感じてイく癖を付ければ分かっていただけますよね?今でも充分感じやすいお身体ですが、奥でのイキ癖がついたユーリ様がどんな感じになるのか楽しみです。」

話しながらゆるゆると腰を動かされれば、それだけでシェラさんの先端がコツコツと私の子宮口を突いているのが分かる。

「ふ、あ・・・!」

「おや、もう甘い声をお出しになって。おねだり上手ですねぇ・・・ほら、分かりますか?ユーリ様があまりにも可愛らしいのでオレも我慢が出来なくなって来ています。」

コツコツと奧を叩いているその先端が子宮口から離れる度に段々と粘度を持った透明なものを溢れ出させ、にちゅっ、と糸を引いてそこから離れるのが分かる。見えていないのに分かってしまう。

何この体、いやらしいことに本当に無駄に敏感だ。しかも感じやすい。

「んんっ・・・!」

にちゅにちゅと、粘度を増して子宮口にくっ付いたり離れたりするその感覚に我慢出来なくて身体がぶるぶると震える。またイキそうになっている。

シェラさんも

「ナカ、すごくぬるぬるになっていますね・・・」

はあっ、と熱いため息を吐きながら耳元でそう囁いた。

私の足首を太ももに固定していたその手は、いつの間にか私の手と指を絡ませてぎゅっと握り締められている。

その絡んでいる指や手のひらをまるで頬を擦り寄せるようにすり、と撫でられれば信じられないことにそれにすら感じてしまって思わず声が漏れた。

「こんな事でも感じてしまって・・・。それなのにユーリ様のナカに埋めているオレ自身の様子が分からないなんてウソでしょう?」

その動きを私に分からせるようにゆっくりと腰を動かしていたシェラさんがぐっと一際強く腰を入れた。

「あんっ・・・!」

「ウソをついてオレを誘ったんですか?」

「ち、ちが・・・あっ!」

腰の動きを強められると、子宮口にぬるりと押し付けられたシェラさんのモノの位置が滑って、押し付けられたままぐちゅっと動いてまた別のいいところを突いて刺激する。

「でもウソつきなユーリ様もかわいいですよ」

そう含み笑いをしたシェラさんは更に腰の動きを叩きつけるように強めた。私の中もそれに応えるかのようにきゅうっと締め付けて、腰を引いたシェラさんのモノが外へ出ていくのを拒む。その締め付ける刺激にも感じてしまう。

我慢しようとしても、ぐちゅぐちゅと律動する腰の動きに合わせた声が止まらない。

「ふあっ・・・あっ、あっ、あんっ・・・んくっ・・・!」

「どうか今夜もまたオレの全てを受け止めてくださいね」

そう囁いたシェラさんは一度大きく腰を引くとぐっと奥まで深く、子宮口をこじ開けそうなくらい強くぴったりと、叩きつけるようにその先端をくっ付けた。

ごちゅ、とその入り口が押しつぶされそうなくらいの強い刺激に感じ入ってしまい頭の芯が痺れる。

と同時にシェラさんから熱いものが放たれた感覚がして、どくどくと脈打つシェラさんのモノをぎゅうっと締め上げた。

まるでさっき口移しで水を飲ませられた時みたいにシェラさんのそれをきゅうきゅうと締め付けて、その全てをごくごくと飲み干そうとしているみたいだ。

「ふっ・・・!」

大きく息をついたシェラさんが僅かに眉を寄せて苦しそうにしているのをぼんやりと見上げる。

すると私と目が合ったシェラさんはすぐに優しげ・・・というか嬉しそうな笑みを見せた。

「昨日までよりも締め付けがキツイですね。やはり昨日までは手加減し過ぎていましたか?」

これくらい強めの方がお好みでしたか、と口付けられたけどそんな事はない。

これはただ身体が勝手に、と言いたかった。

だけど強過ぎる快楽と、いまだにどくどくと私の中に注がれているシェラさんのものの刺激に感じ入ったまま頭の芯が痺れている私は、ただはくはくと息をつきながらシェラさんの口付けに応えることだけに精一杯で、他に何も言えることはなかった。


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