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想像で創造する女神19
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相手は数十万の軍勢、対するこちらは多く見積もっても一万に達するかと言ったところ
だが彼らは一歩も引かなかった
今回の戦争は領土の取り合いとはわけが違う
負ければ主君であるハタが殺されるかもしれない瀬戸際の戦いだ
ドブは右こぶしを左手のひらにパシッと打ち付けると、真っ先に向かってくる軍勢に突撃していった
「オラオラオラ! どうしたどうした! 雑魚兵どもじゃ相手になんねぇぜ!」
ただ殴るだけでネコの兵たちはポンポンと宙を舞って気絶していった
ドブだけですでに数十人を打ち倒している
それに続くようにトガリがインクの付いたナイフで敵を斬りつけて行った
インクの付いた兵たちはその場にしゃがみ、戦闘不能であることを示す
「アハハハハハハ! 吹っ飛んでおしまいなさい!」
ハムは車いすから発射される機関銃のようなペイント弾で上機嫌に、テンションマックスで打ち続けた
あっという間に先兵たちの陣形は崩れ、突破されていくが、それが向こうの作戦でもあった
ずんずんと進んでいたネズミ軍はいつの間にか取り囲まれていた
「な、どこから現れたんだ」
「進みすぎたようです。後ろの兵と合流はできそうにありませんね」
取り囲まれたネズミ軍は、ネコ軍から放たれたペイント矢の雨によって全滅した
一方そのころのプリシラたち
二人はゆっくりと城の中を進んでいた
「この先です。まさか全然見つからずにこんなに簡単に来れるとは思いませんでした」
「一応これでも女神なので、このくらいは」
順調に進み、ようやくブチとミケがいる天守閣まで来ることができた
そしてプリシラの作り出したアイテムによって壁を抜ける
「さぁミケちゃん、指示を出すんだ。今捕まえた者達を殺せってね」
「ミケ様、やるのです」
「だめ、ダメだよそんなの」
「っち、まだ洗脳されやがらないか。どんだけ意思が強いんだこのガキ」
ミケはブチと見知らぬ男に何やら指示されているが、ミケは尋常ならざる精神力で耐えているようだった
「殺したいが、ここで殺せば後々面倒に、くそが!」
バキッとミケを殴る男
「なにするの!」
たまらずハツカが飛び出し、ミケを起こした
「あれ? ハツカ、なんで」
すでに精神は限界が来ていたのか、ミケはかなり弱っていた
「助けに来たよミケちゃん!」
ハツカは煙幕を張るとその場から離脱した
「クソ! クソが! どこから現れたくそ!」
魔術師らしき男がかなり怒っているが、そこをプリシラに殴り飛ばされて気絶した
その瞬間ブチの洗脳も解けたようだ
「あれ? 私は一体・・・」
「良かったブチ、元に戻ったんだね」
苦しそうなミケを見て慌てて駆け寄るブチ
「ミケ様! なぜこのような・・・。そうだ、この国にこいつ、この男が来てから私は記憶が・・・。まさか私は操られて」
「まったく世話が焼けますね」
「あなたは、ハツカ・・・。そうですか、あなたがミケ様を助けてくださったのですね」
ブチは安心したのか、すーっと意識がなくなった
どうやら彼の精神にも相当な負荷がかかっていたようだ
二人を無事助け出した二人は、戦争の終結を宣言した
だが彼らは一歩も引かなかった
今回の戦争は領土の取り合いとはわけが違う
負ければ主君であるハタが殺されるかもしれない瀬戸際の戦いだ
ドブは右こぶしを左手のひらにパシッと打ち付けると、真っ先に向かってくる軍勢に突撃していった
「オラオラオラ! どうしたどうした! 雑魚兵どもじゃ相手になんねぇぜ!」
ただ殴るだけでネコの兵たちはポンポンと宙を舞って気絶していった
ドブだけですでに数十人を打ち倒している
それに続くようにトガリがインクの付いたナイフで敵を斬りつけて行った
インクの付いた兵たちはその場にしゃがみ、戦闘不能であることを示す
「アハハハハハハ! 吹っ飛んでおしまいなさい!」
ハムは車いすから発射される機関銃のようなペイント弾で上機嫌に、テンションマックスで打ち続けた
あっという間に先兵たちの陣形は崩れ、突破されていくが、それが向こうの作戦でもあった
ずんずんと進んでいたネズミ軍はいつの間にか取り囲まれていた
「な、どこから現れたんだ」
「進みすぎたようです。後ろの兵と合流はできそうにありませんね」
取り囲まれたネズミ軍は、ネコ軍から放たれたペイント矢の雨によって全滅した
一方そのころのプリシラたち
二人はゆっくりと城の中を進んでいた
「この先です。まさか全然見つからずにこんなに簡単に来れるとは思いませんでした」
「一応これでも女神なので、このくらいは」
順調に進み、ようやくブチとミケがいる天守閣まで来ることができた
そしてプリシラの作り出したアイテムによって壁を抜ける
「さぁミケちゃん、指示を出すんだ。今捕まえた者達を殺せってね」
「ミケ様、やるのです」
「だめ、ダメだよそんなの」
「っち、まだ洗脳されやがらないか。どんだけ意思が強いんだこのガキ」
ミケはブチと見知らぬ男に何やら指示されているが、ミケは尋常ならざる精神力で耐えているようだった
「殺したいが、ここで殺せば後々面倒に、くそが!」
バキッとミケを殴る男
「なにするの!」
たまらずハツカが飛び出し、ミケを起こした
「あれ? ハツカ、なんで」
すでに精神は限界が来ていたのか、ミケはかなり弱っていた
「助けに来たよミケちゃん!」
ハツカは煙幕を張るとその場から離脱した
「クソ! クソが! どこから現れたくそ!」
魔術師らしき男がかなり怒っているが、そこをプリシラに殴り飛ばされて気絶した
その瞬間ブチの洗脳も解けたようだ
「あれ? 私は一体・・・」
「良かったブチ、元に戻ったんだね」
苦しそうなミケを見て慌てて駆け寄るブチ
「ミケ様! なぜこのような・・・。そうだ、この国にこいつ、この男が来てから私は記憶が・・・。まさか私は操られて」
「まったく世話が焼けますね」
「あなたは、ハツカ・・・。そうですか、あなたがミケ様を助けてくださったのですね」
ブチは安心したのか、すーっと意識がなくなった
どうやら彼の精神にも相当な負荷がかかっていたようだ
二人を無事助け出した二人は、戦争の終結を宣言した
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