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復活のイレギュラー6

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 新しく来た世界
 何だか見たことのある世界な気がするわ
「わかった! ここはあの子がいた世界ね」
 私は過去を思い出す
 この世界にはかつて魔人と呼ばれる人から魔性になった者たちがいた
 人々を脅かしていた魔人たちは皆悲しい過去があって、その悲しみや苦しみによって魔人となっていたの
 ほとんどはもう死んでしまったけど、数人まだ生き残っている
 その中の三人は人間に戻り、一人は私達の仲間になった
 あの時仲間になったアナサという少女
 彼女は貧困により、彼女の母は自らの肉を削いでアナサに食べさせていた
 魔人の頃の名は人食いアナサ、アナサミートパイという名前だったわ
 まぁ魔人になったイメージが先行して母親が食べさせたもの以外は食べてないんだけどね
 この世界での問題を解決した私達は、人間に戻せそうな魔人を戻し、アナサはその世界の女神が引き取った
 アナサの母親はアナサにずっと謝りながら死んでいったらしい
 だから女神はアナサに極大の愛を与え、娘として育てる決意をしたの
 それがどういうわけか、彼女女神の器になれるほどの力を持っていたのよね
 結果、死の女神となったアナサ
 今は神界にいて結構忙しくしてるみたい
 転生の女神と組んでね

 さてこの世界はアナサのいた世界で間違いないんだけど、もう平和になったはずなのになんだか騒がしい
「早く準備を進めるんだ! もうすぐ来るぞ!」
 騎士長らしき男が部下に指示を出している
「何があったの?」
「ああ、実は・・・。ルーナ様!?」
「今はルニアよ。あなた、あの時会った兵卒じゃない。それが、まあまあ立派になって。名前は確かオルンだったかしら?」
「はい! おかげさまで。してルーナ、いえ、ルニア様はなぜこの世界に?」
「通りすがりだったんだけど、何が起こってるの?」
「それが・・・」
 騎士長オルンは今まさに敵が向かってきていることを教えてくれた
 その敵とは、どこからともなく現れた変な力を使う老人らしい
 老人はヒャヒャヒャと笑いながら、斜視を向けた相手の目の前に転移して、指でチョンと触れる
 すると触れた相手が膨れ上がって爆散する
「被害は甚大です。元魔人のルガルティンさんも、やられてしまいました」
 ルガルティン、覚えているわ
 魔人の中でも優しかったあの人
 人間と戦闘をしているとはいえ、子供や女性には手を出さず、無力化するだけで決して人殺しはしなかった
「ルガルティンも、そう、やられたのね・・・」
 彼の力は決して弱くなかったはず
 それでもやられたってことはその敵が相当なやりてってことね
「いいわ、私達が戦う。あなた達は非難しなさい」
「しかし」
「そいつの正体には心当たりがある。この世界の人じゃ勝てないと思うわ。だから、ここは女神に任せなさいな」
「は、はい!」
 オルンに言って兵や市民を避難させた
 これから来る敵はどうやら二つ名を持ってたみたいね
 おそらく大幹部クラス
 私は改めて自分の中の力をしっかりと体にいきわたらせて相手を待った
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