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妖怪族の国70
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第五階層に降りると真っ暗だった
松明もなければ魔法による光もない
僕は光魔法であたりを照らしてみた
「これ見てください」
シオリさんが指さすと、縞模様の巨大な何かが部屋の中央にドンと置いてあった
なんだろう。おっきな饅頭みたい
触ってみると硬くて金属のような質感
「これなんだろう。建物? どこかに中に入る扉があるかも」
僕とシオリさんはその巨大物の周りを歩いてみた
扉は、見当たら、な、い・・・
ちょっとまって、これどこかで見た気が
ああそうだ。蜘蛛の巣の階層だ
そしてこれは、こいつは
あの巨大蜘蛛だ
「リディエラ様、こいつ」
案の定それは動き出した
ガキガキと金属質な音を響かせてこちらに顔を向けると、嬉しそうにキシキシと牙を鳴らした
その顔には大きな傷が刻まれ、足も二本半ばで折れ切れている
「手負いの魔物が一番怖い、と言いますが、やはりものすごく怒ってますね。今から私達を血祭りにあげようと歓喜していますよ。でも、一度私達に負けた魔物です。任せてください! これぞ我が一族に伝わる秘伝の妖術! 天乱撃無双、六剛脚!」
シオリさんの足がまるで六本になったかのような蹴りが巨大蜘蛛に見舞われる
あれだけ華奢そうな足なのに、巨大蜘蛛を軽々蹴り上げていく
まるで爆撃のような音が響き、蜘蛛が宙に浮いて天井に叩きつけられる
「どうですか? これならこの魔物も・・・。ピンピンしてますね」
うそ、あれだけの脚撃を喰らっておいて少しお腹がへこんだ程度だなんて
しかもそれでさらに怒っちゃったみたいだ
めちゃくちゃに足をばたつかせながらこちらに迫って来た
その上魔力を溜めて魔法を撃ちこんできた
毒を固めた弾丸だろう。それを結界で防ぎつつ突進してくる巨大蜘蛛を何とか避けた
「大きすぎて避けにくいね。それにしてもこいつに有効な攻撃って何だろう? 火魔法も効かないし、物理攻撃も効果がない。もしかして、火が弱点じゃないってことなのかな?」
「そうかもしれません。この世界の蜘蛛魔物は火が弱点ですが、あれはこの世界の魔物ではありません。試してみましょう」
僕は魔力を練って合成魔法とは違う魔法を放った
これは同時にいくつかの魔法を展開して一斉に発射する
そしてそれは次から次へと補充され、魔力が尽きない限り永遠と撃ち続ける砲台になる
僕の魔力は日増しに高くなっていて、魔法を撃っても魔力が尽きる前に補填されていくようになった。つまりこの魔法は永久砲台
とはいっても下位から中位の魔法を撃ちだすので精いっぱい
威力はないけどこれだけの質量だ。相手に反撃の隙なんて与えない
火、土、水、風、木、雷、氷といったエレメントの魔法を怒涛の如く撃って撃ってとにかく撃って、巨大蜘蛛は動けないみたいだ
「いい感じですリディエラ様! 相手は動けな、く、あれ?」
シオリさんの声援が止まって気になって見てみると、シオリさんはいつの間にか糸にからめとられてぐるぐる巻きになっていた
「ひゃぁああわたくしとしたことがぁああ! 申し訳ありません~」
天井にぶら下がるシオリさんに気を取られてるうちに僕の魔法から巨大蜘蛛が抜け出していた
「あれだけの質量の魔法を撃ちこまれて、まだまだ元気みたいだよ。シオリさん、今助ける!」
シオリさんを縛っている糸を風魔法で斬りさいて助け出した
「二人でやっても勝てそうにないですね。これは参りましたね~」
確かに、僕の一番強い魔法もあんまり効果がなかった
二人で・・・、二人で?
そうだ! さっきの合体技! やってみる価値はあるかも
「シオリさん! 大技を放ってください!」
「はい!」
シオリさんは妖術と方術という魔法のような技を合わせた特別な技を放った
「妖方術、白千紅蜘蛛!」」
紅白でなんともめでたい感じの蜘蛛が現れる
シオリさんは鎌を持ったままそれに同化した
まるで蜘蛛の胴体を持った女性、スキュラやアラクネみたいだ
「こうなったわたくしの力は今までの百倍です! さぁリディエラ様、わたくしに魔法を放ってみて下さい!」
「え? シオリさんに? 危なくない?」
「大丈夫です! わたくしの術でリディエラ様の魔法を全て受け止めて見せます!」
その言葉を信じてシオリさんに向けてとっておきの合成魔法を放ってみた
「なぜわたくしの技とリディエラ様の魔法が混ざることができるのか色々考えてみたのです。わたくしの技は自然から力を借りるところが多いのですが、同じようにリディエラ様は自然と共にある精霊様です! つまりわたくしとリディエラ様の力は近いのです」
合成魔法、レディアントトリニティがシオリさんを包み込むとシオリさんの体が変わった
「何と! 力がすごくあふれてきます!」
蜘蛛の体が圧縮されてシオリさんの中に入り込み、まるで外装のように鎧となった
「わたくしはこれをスパイダーヴァルキリーと名付けました! わたくしとリディエラ様の愛の結晶です!」
う、うん、でも物凄い力を感じる
これならあの巨大蜘蛛も討てるはずだ
「行きますよ~! 大鎌術秘奥義! 七鎌弩!」
超弩級の大鎌による振りぬきが七振り
それが足を振り降ろそうとした巨大蜘蛛に降り注いだ
ようやくというか、これは巨大蜘蛛が可哀そうになるほどのダメージを負わせた
きりもみしながら壁に叩きつけられる巨大蜘蛛
「とどめです!」
「ちょま、待って待って待ってよぉお!」
巨大蜘蛛から声がした。喋るの?
「いたたたた、くっそぉ、負けるなんて思わなかったぁ」
巨大蜘蛛から煙が出て人の形になる
「女の子を痛めつけるなんて最低よ!」
ビシッとこっちに指を向ける少女
背中に蜘蛛の脚が生えたちっちゃな女の子だ
「僕らも女の子なんだけど・・・。君に痛めつけられた気がするけど」
「いい? 私は神獣なの! あんたらみたいなのが傷つけていい存在じゃないの! 全く、神様から頼まれたからここを守護してたって言うのに。とんだ貧乏くじね。まぁいいわ。私を倒したんだからあんたたちにはこれを受け取る権利がある」
蜘蛛少女は包み紙に包まれた長い棒をこちらに差し出した
「ほら、あんたにアマテラス様から贈り物! 神刀“三世祁界”よ。どんなものでも斬れる刀。あんたアマテラス様に信頼されてるみたいだからこれを渡されたんだと思うけど、悪用なんかしたらあんたをぶっ壊すから」
こ、怖い子です
彼女は神獣古峨女郎。名前はジョウコって言うみたい
彼女は言うだけ言ってすぐに帰っちゃった
何にしてもこれで迷宮クリアだ。最後が神獣とは恐れ入ったけど、シオリさんのおかげで倒せた
でも、すごく疲れたよ。なんだかとっても眠いんだ
松明もなければ魔法による光もない
僕は光魔法であたりを照らしてみた
「これ見てください」
シオリさんが指さすと、縞模様の巨大な何かが部屋の中央にドンと置いてあった
なんだろう。おっきな饅頭みたい
触ってみると硬くて金属のような質感
「これなんだろう。建物? どこかに中に入る扉があるかも」
僕とシオリさんはその巨大物の周りを歩いてみた
扉は、見当たら、な、い・・・
ちょっとまって、これどこかで見た気が
ああそうだ。蜘蛛の巣の階層だ
そしてこれは、こいつは
あの巨大蜘蛛だ
「リディエラ様、こいつ」
案の定それは動き出した
ガキガキと金属質な音を響かせてこちらに顔を向けると、嬉しそうにキシキシと牙を鳴らした
その顔には大きな傷が刻まれ、足も二本半ばで折れ切れている
「手負いの魔物が一番怖い、と言いますが、やはりものすごく怒ってますね。今から私達を血祭りにあげようと歓喜していますよ。でも、一度私達に負けた魔物です。任せてください! これぞ我が一族に伝わる秘伝の妖術! 天乱撃無双、六剛脚!」
シオリさんの足がまるで六本になったかのような蹴りが巨大蜘蛛に見舞われる
あれだけ華奢そうな足なのに、巨大蜘蛛を軽々蹴り上げていく
まるで爆撃のような音が響き、蜘蛛が宙に浮いて天井に叩きつけられる
「どうですか? これならこの魔物も・・・。ピンピンしてますね」
うそ、あれだけの脚撃を喰らっておいて少しお腹がへこんだ程度だなんて
しかもそれでさらに怒っちゃったみたいだ
めちゃくちゃに足をばたつかせながらこちらに迫って来た
その上魔力を溜めて魔法を撃ちこんできた
毒を固めた弾丸だろう。それを結界で防ぎつつ突進してくる巨大蜘蛛を何とか避けた
「大きすぎて避けにくいね。それにしてもこいつに有効な攻撃って何だろう? 火魔法も効かないし、物理攻撃も効果がない。もしかして、火が弱点じゃないってことなのかな?」
「そうかもしれません。この世界の蜘蛛魔物は火が弱点ですが、あれはこの世界の魔物ではありません。試してみましょう」
僕は魔力を練って合成魔法とは違う魔法を放った
これは同時にいくつかの魔法を展開して一斉に発射する
そしてそれは次から次へと補充され、魔力が尽きない限り永遠と撃ち続ける砲台になる
僕の魔力は日増しに高くなっていて、魔法を撃っても魔力が尽きる前に補填されていくようになった。つまりこの魔法は永久砲台
とはいっても下位から中位の魔法を撃ちだすので精いっぱい
威力はないけどこれだけの質量だ。相手に反撃の隙なんて与えない
火、土、水、風、木、雷、氷といったエレメントの魔法を怒涛の如く撃って撃ってとにかく撃って、巨大蜘蛛は動けないみたいだ
「いい感じですリディエラ様! 相手は動けな、く、あれ?」
シオリさんの声援が止まって気になって見てみると、シオリさんはいつの間にか糸にからめとられてぐるぐる巻きになっていた
「ひゃぁああわたくしとしたことがぁああ! 申し訳ありません~」
天井にぶら下がるシオリさんに気を取られてるうちに僕の魔法から巨大蜘蛛が抜け出していた
「あれだけの質量の魔法を撃ちこまれて、まだまだ元気みたいだよ。シオリさん、今助ける!」
シオリさんを縛っている糸を風魔法で斬りさいて助け出した
「二人でやっても勝てそうにないですね。これは参りましたね~」
確かに、僕の一番強い魔法もあんまり効果がなかった
二人で・・・、二人で?
そうだ! さっきの合体技! やってみる価値はあるかも
「シオリさん! 大技を放ってください!」
「はい!」
シオリさんは妖術と方術という魔法のような技を合わせた特別な技を放った
「妖方術、白千紅蜘蛛!」」
紅白でなんともめでたい感じの蜘蛛が現れる
シオリさんは鎌を持ったままそれに同化した
まるで蜘蛛の胴体を持った女性、スキュラやアラクネみたいだ
「こうなったわたくしの力は今までの百倍です! さぁリディエラ様、わたくしに魔法を放ってみて下さい!」
「え? シオリさんに? 危なくない?」
「大丈夫です! わたくしの術でリディエラ様の魔法を全て受け止めて見せます!」
その言葉を信じてシオリさんに向けてとっておきの合成魔法を放ってみた
「なぜわたくしの技とリディエラ様の魔法が混ざることができるのか色々考えてみたのです。わたくしの技は自然から力を借りるところが多いのですが、同じようにリディエラ様は自然と共にある精霊様です! つまりわたくしとリディエラ様の力は近いのです」
合成魔法、レディアントトリニティがシオリさんを包み込むとシオリさんの体が変わった
「何と! 力がすごくあふれてきます!」
蜘蛛の体が圧縮されてシオリさんの中に入り込み、まるで外装のように鎧となった
「わたくしはこれをスパイダーヴァルキリーと名付けました! わたくしとリディエラ様の愛の結晶です!」
う、うん、でも物凄い力を感じる
これならあの巨大蜘蛛も討てるはずだ
「行きますよ~! 大鎌術秘奥義! 七鎌弩!」
超弩級の大鎌による振りぬきが七振り
それが足を振り降ろそうとした巨大蜘蛛に降り注いだ
ようやくというか、これは巨大蜘蛛が可哀そうになるほどのダメージを負わせた
きりもみしながら壁に叩きつけられる巨大蜘蛛
「とどめです!」
「ちょま、待って待って待ってよぉお!」
巨大蜘蛛から声がした。喋るの?
「いたたたた、くっそぉ、負けるなんて思わなかったぁ」
巨大蜘蛛から煙が出て人の形になる
「女の子を痛めつけるなんて最低よ!」
ビシッとこっちに指を向ける少女
背中に蜘蛛の脚が生えたちっちゃな女の子だ
「僕らも女の子なんだけど・・・。君に痛めつけられた気がするけど」
「いい? 私は神獣なの! あんたらみたいなのが傷つけていい存在じゃないの! 全く、神様から頼まれたからここを守護してたって言うのに。とんだ貧乏くじね。まぁいいわ。私を倒したんだからあんたたちにはこれを受け取る権利がある」
蜘蛛少女は包み紙に包まれた長い棒をこちらに差し出した
「ほら、あんたにアマテラス様から贈り物! 神刀“三世祁界”よ。どんなものでも斬れる刀。あんたアマテラス様に信頼されてるみたいだからこれを渡されたんだと思うけど、悪用なんかしたらあんたをぶっ壊すから」
こ、怖い子です
彼女は神獣古峨女郎。名前はジョウコって言うみたい
彼女は言うだけ言ってすぐに帰っちゃった
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