41 / 1,022
邪竜さん聖竜になる終
しおりを挟む
あの時から俺の力は以前とは比べ物にならないほど強くなった
世間でいうところのBランクくらいの魔物なら一撃、Aランクでも労せず倒せるようになっているようだ
道中も全く何の問題もなく進めているし、セツとムラサメをちゃんと守れている
「俺は一体どうしちまったんだろうな」
手や足が白くなったのを皮切りに段々と白い部分が増えていっている
嫌な感じはしない。むしろ体に力が溢れて気持ちいいくらいだ
「大丈夫、嫌な感じ、しない」
「うん、うん」
ムラサメとセツが慰めるように俺の手や足をさすってくれる
そんな二人に癒された
「もうすぐ,着くよ」
セツが先頭を歩きながら俺に振り返ってそう言った
そんな仕草に思わずドキッとしたが、視線をそらしてごまかした
セツが言うにはあと一時間ほどで目的地であるアウロラの庭と呼ばれる岩石地帯につくらしい
そこでアウロラの涙とかいう鉱石を拾って帰れば任務終了だ
あとは鉱石を採取するだけだから楽勝だな
やがて広い広い岩石地帯、アウロラの庭が見えてきた
その景色は俺でも美しいと思えるくらいな情景で、常に輝くオーロラのカーテンが降り注いでいた
「綺麗、こんなの、初めて」
「すごい」
二人も目をキラキラと輝かせて景色を堪能している
しばらく楽しもう、あんなにうれしそうな顔をされると俺も嬉しいぜ
景色を十分楽しんでから鉱石採取を開始した
そこらへんにぽろぽろ落ちているわけないから少し岩石を掘る必要がある
そんな力作業は俺が全部やった
岩石を砕くくらい造作もないからな
俺は拳で掘削して鉱石らしきものをいくつも掘り出した
「これは、違います。これも、これも、なかなか、ない、ね」
セツが鉱石の鑑定をしていくが、どうやらアウロラの涙はそう簡単に見つかるもんじゃないらしい
結構掘ってるが一向にでてこない
少し休もうと作業の手を止めたとき、ふとセツが何かに気づいた
「これ、ここ、ここに、何か光ってる」
「光ってる? 俺には見えねぇけどな」
「私には、見える。ここを掘って」
セツが指さす岩石を砕いてみた。すると中から虹色に光る鉱石が出てきた
「これ! まさしくこれ!」
嬉しそうに鉱石を拾い始めるセツとムラサメ。ああもうなんてかわいいんだ!
思わず抱きしめそうになるのをグッとこらえて俺も鉱石を拾った
十分な収穫のあと、少し休んで帰ろうと立ち上がったその時、得体のしれない気配を感じた
「セツ! ムラサメ! こっちへ来い!」
「やだ、なに? 告白?」
ポッと雪のように白い顔を赤らめるセツを無理やり抱き寄せるとそのまま一気に後ろにとんだ
すると今いた場所にまるで隕石のようなものが降り注いだ
「ほう、あれを避けるか」
頭上から声がした
その咆哮を見ると、そこにいたのは俺のよく知る魔族だった
「チッ、てめぇは」
「久しぶりだなガンドレ、それにしてもなんだその姿は・・・。それに、精霊と一緒だと? 貴様先代魔王様への忠誠を忘れたのか?」
「はん! そんなこともう覚えちゃいねぇな。俺が今使えてるのは精霊女王様よ! もう魔族のことなんて忘れちまったぜ」
「そうか、ならば遠慮なく消させてもらおう」
「いいぜ、来いよシュロン」
奴はシュロン、俺と元々高めあっていたライバルで、先代魔王に忠誠を誓った幼馴染でもある
俺は二人を岩石の後ろに隠れるように言うとシュロンに対峙した
「お前がいなくなった後ドラゴンを邪悪に染めて邪竜を作ろうとしたがどれも失敗だった。お前ほど頭のいいドラゴンはなかなかいないからな」
「ドラゴン? どうせ野生のドラゴンもどきでも捕まえてたんだろ」
「そうだろうな。先も邪竜を作ろうとして失敗した。逃げた奴を追っていたがまさかその先でお前に会うことになるとはな」
「逃げた? もしかして、あの時の」
「ほぅ、会ったのか」
「あぁ、まぁ俺の敵じゃなかったがな」
「その口ぶりだとやつを倒したのか? お前より力は上だったはずなんだがな」
確かに俺より強かった。だが俺は強くなった
二人を守りたいと思ったら力が湧いた
そう、力ってのは自分のために振るうんじゃねぇ。誰かのためにあるんだ
それをこいつは全然わかってねぇ。かくいう俺も最近分かったことだがな
「さぁ、やり合おう。昔みたいな喧嘩じゃなく、殺し合いだ」
「ふん、お前に勝てたことは一度しかねぇが、俺はあの時とは違う。守りたいものができたからな。今の俺はあの時より、強い!」
俺とシュロンの戦いが始まった
それから一時間あまり、俺はシュロンに腹を貫かれ、死にかけていた
「グフッ、お前、あの頃は手を抜いてたのかよ」
「あぁ、俺はな、お前のことを気に入ってたんだぜ」
シュロンが手を引き抜くと、血が噴き出した
段々と意識が遠のいていく。だめだ、倒れちゃだめだ
あの二人を、守る、ん、だ
俺は立ったまま死んだ
恐らく、死んだんだと思う
魂が抜け、俺はシュロンが二人に近づいて行くのを上空から見ていた
「さぁ、次はお前らだな」
ニヤリと笑っているシュロンの手が震える二人に伸びる
やめろ、その二人に手を出さないでくれ!
俺は魂のままシュロンに向かっていったが、その手は空を切るだけでシュロンに当たることはない
クソ!クソ!クソ!
悔しい、自分が死んだことではなく二人を守れなかったことがだ
ダメだ、こんなとこで俺は死んでられねぇ。二人を助けねぇと!
すると俺の魂の体が輝き始めた
「行きなさい、あなたはまだ死ぬには早いから」
どこからか少女のような声が響いた
そして、俺は体に戻った
戻った体にひびが入り、体の表面が崩れ落ちる
「なんだ? どういうことだ? ガンドレ、お前は一体…」
二人に振り下ろされたシュロンの手を掴んだ
「なんなんだ! お前の、その姿は!」
俺の体は真っ白になり、うっすらと光っている
力がどんどんあふれてきた
「分からねぇよ俺にも、だが、これでお前をぶっ倒せる」
俺は拳を握りしめてシュロンの顔面を殴りぬいた
そこから聖属性の力がシュロンに流れ込んでいくのがわかる
「グッ、馬鹿な、聖属性の力だと? どういうことだ、邪竜のお前が…」
息も絶え絶えになっているシュロン
「知らねぇよ。だがもう負ける気はしねぇ、まだやるか?」
「・・・。いや、帰る。ハハ、強くなったな、ガンドレ。お前さえよければいつでも魔国へ帰ってこい。今の魔王様もなかなか仕える価値はあるぞ。なんというかな、守ってやりたいって思うんだ。あの方ならお前のこともすんなり受け入れてくれると思うぞ。なんせ精霊族とも友好関係を結ぼうとしているからな」
「なんだよ、お前も守りたいやつがいるじゃねぇか」
俺はシュロンが空の彼方へと飛び去るのを見つめ、ため息をついた
彼女は俺の親友だったし、良きライバルだったからな
俺のことを目を輝かせてみている精霊二人を連れて精霊の国へと帰ることにした
数日後、精霊の国へと帰り着いた俺は女王様に驚かれた
「どこで、加護を得たのです? それも神の加護を・・・」
女王様が言うには、俺はどうやら神の加護を得て聖竜になったらしい
だから体が白いのかとあほなことを考えながら旅の疲れを癒す
聖竜か、まだ実感はわかねぇけど、俺も少しはこの国にふさわしくなれたかな
世間でいうところのBランクくらいの魔物なら一撃、Aランクでも労せず倒せるようになっているようだ
道中も全く何の問題もなく進めているし、セツとムラサメをちゃんと守れている
「俺は一体どうしちまったんだろうな」
手や足が白くなったのを皮切りに段々と白い部分が増えていっている
嫌な感じはしない。むしろ体に力が溢れて気持ちいいくらいだ
「大丈夫、嫌な感じ、しない」
「うん、うん」
ムラサメとセツが慰めるように俺の手や足をさすってくれる
そんな二人に癒された
「もうすぐ,着くよ」
セツが先頭を歩きながら俺に振り返ってそう言った
そんな仕草に思わずドキッとしたが、視線をそらしてごまかした
セツが言うにはあと一時間ほどで目的地であるアウロラの庭と呼ばれる岩石地帯につくらしい
そこでアウロラの涙とかいう鉱石を拾って帰れば任務終了だ
あとは鉱石を採取するだけだから楽勝だな
やがて広い広い岩石地帯、アウロラの庭が見えてきた
その景色は俺でも美しいと思えるくらいな情景で、常に輝くオーロラのカーテンが降り注いでいた
「綺麗、こんなの、初めて」
「すごい」
二人も目をキラキラと輝かせて景色を堪能している
しばらく楽しもう、あんなにうれしそうな顔をされると俺も嬉しいぜ
景色を十分楽しんでから鉱石採取を開始した
そこらへんにぽろぽろ落ちているわけないから少し岩石を掘る必要がある
そんな力作業は俺が全部やった
岩石を砕くくらい造作もないからな
俺は拳で掘削して鉱石らしきものをいくつも掘り出した
「これは、違います。これも、これも、なかなか、ない、ね」
セツが鉱石の鑑定をしていくが、どうやらアウロラの涙はそう簡単に見つかるもんじゃないらしい
結構掘ってるが一向にでてこない
少し休もうと作業の手を止めたとき、ふとセツが何かに気づいた
「これ、ここ、ここに、何か光ってる」
「光ってる? 俺には見えねぇけどな」
「私には、見える。ここを掘って」
セツが指さす岩石を砕いてみた。すると中から虹色に光る鉱石が出てきた
「これ! まさしくこれ!」
嬉しそうに鉱石を拾い始めるセツとムラサメ。ああもうなんてかわいいんだ!
思わず抱きしめそうになるのをグッとこらえて俺も鉱石を拾った
十分な収穫のあと、少し休んで帰ろうと立ち上がったその時、得体のしれない気配を感じた
「セツ! ムラサメ! こっちへ来い!」
「やだ、なに? 告白?」
ポッと雪のように白い顔を赤らめるセツを無理やり抱き寄せるとそのまま一気に後ろにとんだ
すると今いた場所にまるで隕石のようなものが降り注いだ
「ほう、あれを避けるか」
頭上から声がした
その咆哮を見ると、そこにいたのは俺のよく知る魔族だった
「チッ、てめぇは」
「久しぶりだなガンドレ、それにしてもなんだその姿は・・・。それに、精霊と一緒だと? 貴様先代魔王様への忠誠を忘れたのか?」
「はん! そんなこともう覚えちゃいねぇな。俺が今使えてるのは精霊女王様よ! もう魔族のことなんて忘れちまったぜ」
「そうか、ならば遠慮なく消させてもらおう」
「いいぜ、来いよシュロン」
奴はシュロン、俺と元々高めあっていたライバルで、先代魔王に忠誠を誓った幼馴染でもある
俺は二人を岩石の後ろに隠れるように言うとシュロンに対峙した
「お前がいなくなった後ドラゴンを邪悪に染めて邪竜を作ろうとしたがどれも失敗だった。お前ほど頭のいいドラゴンはなかなかいないからな」
「ドラゴン? どうせ野生のドラゴンもどきでも捕まえてたんだろ」
「そうだろうな。先も邪竜を作ろうとして失敗した。逃げた奴を追っていたがまさかその先でお前に会うことになるとはな」
「逃げた? もしかして、あの時の」
「ほぅ、会ったのか」
「あぁ、まぁ俺の敵じゃなかったがな」
「その口ぶりだとやつを倒したのか? お前より力は上だったはずなんだがな」
確かに俺より強かった。だが俺は強くなった
二人を守りたいと思ったら力が湧いた
そう、力ってのは自分のために振るうんじゃねぇ。誰かのためにあるんだ
それをこいつは全然わかってねぇ。かくいう俺も最近分かったことだがな
「さぁ、やり合おう。昔みたいな喧嘩じゃなく、殺し合いだ」
「ふん、お前に勝てたことは一度しかねぇが、俺はあの時とは違う。守りたいものができたからな。今の俺はあの時より、強い!」
俺とシュロンの戦いが始まった
それから一時間あまり、俺はシュロンに腹を貫かれ、死にかけていた
「グフッ、お前、あの頃は手を抜いてたのかよ」
「あぁ、俺はな、お前のことを気に入ってたんだぜ」
シュロンが手を引き抜くと、血が噴き出した
段々と意識が遠のいていく。だめだ、倒れちゃだめだ
あの二人を、守る、ん、だ
俺は立ったまま死んだ
恐らく、死んだんだと思う
魂が抜け、俺はシュロンが二人に近づいて行くのを上空から見ていた
「さぁ、次はお前らだな」
ニヤリと笑っているシュロンの手が震える二人に伸びる
やめろ、その二人に手を出さないでくれ!
俺は魂のままシュロンに向かっていったが、その手は空を切るだけでシュロンに当たることはない
クソ!クソ!クソ!
悔しい、自分が死んだことではなく二人を守れなかったことがだ
ダメだ、こんなとこで俺は死んでられねぇ。二人を助けねぇと!
すると俺の魂の体が輝き始めた
「行きなさい、あなたはまだ死ぬには早いから」
どこからか少女のような声が響いた
そして、俺は体に戻った
戻った体にひびが入り、体の表面が崩れ落ちる
「なんだ? どういうことだ? ガンドレ、お前は一体…」
二人に振り下ろされたシュロンの手を掴んだ
「なんなんだ! お前の、その姿は!」
俺の体は真っ白になり、うっすらと光っている
力がどんどんあふれてきた
「分からねぇよ俺にも、だが、これでお前をぶっ倒せる」
俺は拳を握りしめてシュロンの顔面を殴りぬいた
そこから聖属性の力がシュロンに流れ込んでいくのがわかる
「グッ、馬鹿な、聖属性の力だと? どういうことだ、邪竜のお前が…」
息も絶え絶えになっているシュロン
「知らねぇよ。だがもう負ける気はしねぇ、まだやるか?」
「・・・。いや、帰る。ハハ、強くなったな、ガンドレ。お前さえよければいつでも魔国へ帰ってこい。今の魔王様もなかなか仕える価値はあるぞ。なんというかな、守ってやりたいって思うんだ。あの方ならお前のこともすんなり受け入れてくれると思うぞ。なんせ精霊族とも友好関係を結ぼうとしているからな」
「なんだよ、お前も守りたいやつがいるじゃねぇか」
俺はシュロンが空の彼方へと飛び去るのを見つめ、ため息をついた
彼女は俺の親友だったし、良きライバルだったからな
俺のことを目を輝かせてみている精霊二人を連れて精霊の国へと帰ることにした
数日後、精霊の国へと帰り着いた俺は女王様に驚かれた
「どこで、加護を得たのです? それも神の加護を・・・」
女王様が言うには、俺はどうやら神の加護を得て聖竜になったらしい
だから体が白いのかとあほなことを考えながら旅の疲れを癒す
聖竜か、まだ実感はわかねぇけど、俺も少しはこの国にふさわしくなれたかな
0
お気に入りに追加
112
あなたにおすすめの小説
異世界でも男装標準装備~性別迷子とか普通だけど~
結城 朱煉
ファンタジー
日常から男装している木原祐樹(25歳)は
気が付くと真っ白い空間にいた
自称神という男性によると
部下によるミスが原因だった
元の世界に戻れないので
異世界に行って生きる事を決めました!
異世界に行って、自由気ままに、生きていきます
~☆~☆~☆~☆~☆
誤字脱字など、気を付けていますが、ありましたら教えて頂けると助かります!
また、感想を頂けると大喜びします
気が向いたら書き込んでやって下さい
~☆~☆~☆~☆~☆
カクヨム・小説家になろうでも公開しています
もしもシリーズ作りました<異世界でも男装標準装備~もしもシリーズ~>
もし、よろしければ読んであげて下さい
プラス的 異世界の過ごし方
seo
ファンタジー
日本で普通に働いていたわたしは、気がつくと異世界のもうすぐ5歳の幼女だった。田舎の山小屋みたいなところに引っ越してきた。そこがおさめる領地らしい。伯爵令嬢らしいのだが、わたしの多少の知識で知る貴族とはかなり違う。あれ、ひょっとして、うちって貧乏なの? まあ、家族が仲良しみたいだし、楽しければいっか。
呑気で細かいことは気にしない、めんどくさがりズボラ女子が、神様から授けられるギフト「+」に助けられながら、楽しんで生活していきます。
乙女ゲーの脇役家族ということには気づかずに……。
#不定期更新 #物語の進み具合のんびり
#カクヨムさんでも掲載しています
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
喰らう度強くなるボクと姉属性の女神様と異世界と。〜食べた者のスキルを奪うボクが異世界で自由気ままに冒険する!!〜
田所浩一郎
ファンタジー
中学でいじめられていた少年冥矢は女神のミスによりできた空間の歪みに巻き込まれ命を落としてしまう。
謝罪代わりに与えられたスキル、《喰らう者》は食べた存在のスキルを使い更にレベルアップすることのできるチートスキルだった!
異世界に転生させてもらうはずだったがなんと女神様もついてくる事態に!?
地球にはない自然や生き物に魔物。それにまだ見ぬ珍味達。
冥矢は心を踊らせ好奇心を満たす冒険へと出るのだった。これからずっと側に居ることを約束した女神様と共に……
チート転生~チートって本当にあるものですね~
水魔沙希
ファンタジー
死んでしまった片瀬彼方は、突然異世界に転生してしまう。しかも、赤ちゃん時代からやり直せと!?何げにステータスを見ていたら、何やら面白そうなユニークスキルがあった!!
そのスキルが、随分チートな事に気付くのは神の加護を得てからだった。
亀更新で気が向いたら、随時更新しようと思います。ご了承お願いいたします。
積みかけアラフォーOL、公爵令嬢に転生したのでやりたいことをやって好きに生きる!
ぽらいと
ファンタジー
アラフォー、バツ2派遣OLが公爵令嬢に転生したので、やりたいことを好きなようにやって過ごす、というほのぼの系の話。
悪役等は一切出てこない、優しい世界のお話です。
5歳で前世の記憶が混入してきた --スキルや知識を手に入れましたが、なんで中身入ってるんですか?--
ばふぉりん
ファンタジー
「啞"?!@#&〆々☆¥$€%????」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
五歳の誕生日を迎えた男の子は家族から捨てられた。理由は
「お前は我が家の恥だ!占星の儀で訳の分からないスキルを貰って、しかも使い方がわからない?これ以上お前を育てる義務も義理もないわ!」
この世界では五歳の誕生日に教会で『占星の儀』というスキルを授かることができ、そのスキルによってその後の人生が決まるといっても過言では無い。
剣聖 聖女 影朧といった上位スキルから、剣士 闘士 弓手といった一般的なスキル、そして家事 農耕 牧畜といったもうそれスキルじゃないよね?といったものまで。
そんな中、この五歳児が得たスキルは
□□□□
もはや文字ですら無かった
~~~~~~~~~~~~~~~~~
本文中に顔文字を使用しますので、できれば横読み推奨します。
本作中のいかなる個人・団体名は実在するものとは一切関係ありません。
転生してチートを手に入れました!!生まれた時から精霊王に囲まれてます…やだ
如月花恋
ファンタジー
…目の前がめっちゃ明るくなったと思ったら今度は…真っ白?
「え~…大丈夫?」
…大丈夫じゃないです
というかあなた誰?
「神。ごめんね~?合コンしてたら死んじゃってた~」
…合…コン
私の死因…神様の合コン…
…かない
「てことで…好きな所に転生していいよ!!」
好きな所…転生
じゃ異世界で
「異世界ってそんな子供みたいな…」
子供だし
小2
「まっいっか。分かった。知り合いのところ送るね」
よろです
魔法使えるところがいいな
「更に注文!?」
…神様のせいで死んだのに…
「あぁ!!分かりました!!」
やたね
「君…結構策士だな」
そう?
作戦とかは楽しいけど…
「う~ん…だったらあそこでも大丈夫かな。ちょうど人が足りないって言ってたし」
…あそこ?
「…うん。君ならやれるよ。頑張って」
…んな他人事みたいな…
「あ。爵位は結構高めだからね」
しゃくい…?
「じゃ!!」
え?
ちょ…しゃくいの説明ぃぃぃぃ!!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる