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魔王の王31
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三日目
居住区の西地区と政治区の北地区に用事はないから、朝昼と東地区で食べて過ごして、その後商業区で遊ぼうと思ったんだけど、朝東地区で過ごしてたらルディオンさんに呼ばれた
あの液体、もしくはオーブの正体が判明したらしい
すぐに中央区の塔へ向かう私達
「おお、来たかお前たち。面白いことが分かったからすぐに伝えてくてな」
「面白いこと?」
「うむ、この物質は明らかにこの世界のものじゃない!」
ドヤァって感じだけど、そんなの視ればわかるんだよねぇ・・・
「あの、ルディオンさん?」
「あ! なんじゃ、そのくらい自分でも分かるって顔じゃな! 違う違う、目の付け所が全くもってだめだめのだめじゃのぉ。子猫ちゃん」
「どういうことですか?」
「異世界から来たということは分かるじゃろ? つまり異世界からの何かによって引き起こされた自体じゃ」
「それも分かってます・・・」
「ああもう! それならじゃ、それに向けての追跡魔法を作れば追えるじゃろ?」
「ええまあ、そんな魔法があれば」
「じゃから作った」
「え? 作、え?」
「追跡魔法を作った。今からお前の頭にインストールしてやる。しっかりダウンロードするんじゃぞ」
「え、インスト、ダウン、え? へ?」
「ほれ頭を出せ」
ルディオンさんに頭をガシッと掴まれて魔力を流し込まれる
「んほぉおおおおお!!」
変な声が出たけど痛みは無くて、むしろ気持ちいい
「変な声を出すなバカたれ」
知識が、知識がどんどん流し込まれていく
快楽~
「これすごいいいい!! 頭よくなっちゃうぅうう」
「こら子猫こら、動くな」
賢者しゅごい
私はルディオンさんのおかげで新しい魔法を覚えれた
異世界のものだろうと追跡し、それが別世界や別次元に逃げ込もうともその空間に入り込める力
「ふぅ、成功したか。失敗確率20%くらいあったからのぉ」
「おいこら賢者、そんな危ない魔法流し込むなんてどうかしてるよ!」
「冗談じゃ。わしが失敗するはずないじゃろ」
こ、この小娘・・・。いや爺さん? どっちかわかんないけど、今の見た目は小娘だから小娘でいいや
あとでひっかいてやる
でもまあこれで敵を発見できそう
今まで被害に遭った人たちや、意味もなく甦らされた魔王たちのためにも、そいつを必ず討ってみせるってもんですよ
居住区の西地区と政治区の北地区に用事はないから、朝昼と東地区で食べて過ごして、その後商業区で遊ぼうと思ったんだけど、朝東地区で過ごしてたらルディオンさんに呼ばれた
あの液体、もしくはオーブの正体が判明したらしい
すぐに中央区の塔へ向かう私達
「おお、来たかお前たち。面白いことが分かったからすぐに伝えてくてな」
「面白いこと?」
「うむ、この物質は明らかにこの世界のものじゃない!」
ドヤァって感じだけど、そんなの視ればわかるんだよねぇ・・・
「あの、ルディオンさん?」
「あ! なんじゃ、そのくらい自分でも分かるって顔じゃな! 違う違う、目の付け所が全くもってだめだめのだめじゃのぉ。子猫ちゃん」
「どういうことですか?」
「異世界から来たということは分かるじゃろ? つまり異世界からの何かによって引き起こされた自体じゃ」
「それも分かってます・・・」
「ああもう! それならじゃ、それに向けての追跡魔法を作れば追えるじゃろ?」
「ええまあ、そんな魔法があれば」
「じゃから作った」
「え? 作、え?」
「追跡魔法を作った。今からお前の頭にインストールしてやる。しっかりダウンロードするんじゃぞ」
「え、インスト、ダウン、え? へ?」
「ほれ頭を出せ」
ルディオンさんに頭をガシッと掴まれて魔力を流し込まれる
「んほぉおおおおお!!」
変な声が出たけど痛みは無くて、むしろ気持ちいい
「変な声を出すなバカたれ」
知識が、知識がどんどん流し込まれていく
快楽~
「これすごいいいい!! 頭よくなっちゃうぅうう」
「こら子猫こら、動くな」
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「ふぅ、成功したか。失敗確率20%くらいあったからのぉ」
「おいこら賢者、そんな危ない魔法流し込むなんてどうかしてるよ!」
「冗談じゃ。わしが失敗するはずないじゃろ」
こ、この小娘・・・。いや爺さん? どっちかわかんないけど、今の見た目は小娘だから小娘でいいや
あとでひっかいてやる
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