148 / 487
転生者25
しおりを挟む
二日後、異世界人たちに話を聞いたギルドは帝国へと冒険者たちを大派遣
帝国の人々も化け物に変えられていた人たちは元にもどったんだけど、やっぱり化け物だったこともあって討伐されたりして、亡くなった人達もいた
私達が倒したのは死体を素体にしてたらしいんだけど、それでもかなり後味が悪い
帝国を救った勇者たちはかなり自由らしくて、話を聞く前にもういなくなっちゃったみたいね
歴戦の異世界人たちがなすすべなく連れ去られた
帝国十二覇人はそれほどに強い
あのアリュエナでさえ十二覇人では最弱だったみたい
何にせよこれで帝国は元に戻って行くはず
王様も無事だったみたいだし、帝国十二覇人の一人で、皇子だったドミトリって人も今は帝国の復興に尽力してるって言うし
「光と闇の勇者かぁ」
「どうしたのフィオナちゃん」
「うん、私達より小さいのに私達よりはるかに強くて、帝国を元通りに戻しちゃうなんて、やっぱり世の中って広いなぁって」
「うん、世界は広いよね」
多分だけど、フィオナちゃんは関心してるだけじゃない
きっと悔しいんだ
力及ばなかった自分に対して悔しがってるんだ
だってそれは、私も同じだもん
バステト様に任されたのに、私ってば何の役にもたててない
でもそれはまだまだ弱いから
私達ってばまだまだ成長期で伸び盛りだからね
これからこれから、切り替えていこう
「まだまだ、まだまだですわよフィオナちゃん! わたくしたちの成長はとどまることを知りませんわ! これから光と闇の勇者をも超える力を手にすればいいのです!」
「・・・。うん! そうだよね!」
おー、タルニャって脳筋に見えて結構考えてるんだ
あいやまあそうか、この子一応貴族の偉い子だったわ
帝王学も学んでるってことだね
「そういえば、ギルドに報告したときギルドの人が水の都、ベルティアへ行って欲しいって言ってたよ」
ギルドへ報告に行ってくれてたエルヴィスからの報告
水の都ベルティア国
その名の通り水上に国があって、綺麗でおいしい飲料水が特産の国
住んでいるのは人魚やらマーマンなどの水中生活を主としている種族
「なんでそこへ?」
「転生者の一人がそこにいるらしいんだけど、その人が依頼者らしくて、どうやら魔王がらみみたいなんだよね。で、近場にいる勇者パーティーが僕らだったってわけ」
「では早速向かいますわよ! 光と闇の勇者なんかに負けていられませんもの! 魔王を復活させている元凶をわたくしたちが倒すんですの!」
うんうん、タルニャに言われて皆引き締まってる
次なる目的地、水の都ベルティアへゴー!
帝国の人々も化け物に変えられていた人たちは元にもどったんだけど、やっぱり化け物だったこともあって討伐されたりして、亡くなった人達もいた
私達が倒したのは死体を素体にしてたらしいんだけど、それでもかなり後味が悪い
帝国を救った勇者たちはかなり自由らしくて、話を聞く前にもういなくなっちゃったみたいね
歴戦の異世界人たちがなすすべなく連れ去られた
帝国十二覇人はそれほどに強い
あのアリュエナでさえ十二覇人では最弱だったみたい
何にせよこれで帝国は元に戻って行くはず
王様も無事だったみたいだし、帝国十二覇人の一人で、皇子だったドミトリって人も今は帝国の復興に尽力してるって言うし
「光と闇の勇者かぁ」
「どうしたのフィオナちゃん」
「うん、私達より小さいのに私達よりはるかに強くて、帝国を元通りに戻しちゃうなんて、やっぱり世の中って広いなぁって」
「うん、世界は広いよね」
多分だけど、フィオナちゃんは関心してるだけじゃない
きっと悔しいんだ
力及ばなかった自分に対して悔しがってるんだ
だってそれは、私も同じだもん
バステト様に任されたのに、私ってば何の役にもたててない
でもそれはまだまだ弱いから
私達ってばまだまだ成長期で伸び盛りだからね
これからこれから、切り替えていこう
「まだまだ、まだまだですわよフィオナちゃん! わたくしたちの成長はとどまることを知りませんわ! これから光と闇の勇者をも超える力を手にすればいいのです!」
「・・・。うん! そうだよね!」
おー、タルニャって脳筋に見えて結構考えてるんだ
あいやまあそうか、この子一応貴族の偉い子だったわ
帝王学も学んでるってことだね
「そういえば、ギルドに報告したときギルドの人が水の都、ベルティアへ行って欲しいって言ってたよ」
ギルドへ報告に行ってくれてたエルヴィスからの報告
水の都ベルティア国
その名の通り水上に国があって、綺麗でおいしい飲料水が特産の国
住んでいるのは人魚やらマーマンなどの水中生活を主としている種族
「なんでそこへ?」
「転生者の一人がそこにいるらしいんだけど、その人が依頼者らしくて、どうやら魔王がらみみたいなんだよね。で、近場にいる勇者パーティーが僕らだったってわけ」
「では早速向かいますわよ! 光と闇の勇者なんかに負けていられませんもの! 魔王を復活させている元凶をわたくしたちが倒すんですの!」
うんうん、タルニャに言われて皆引き締まってる
次なる目的地、水の都ベルティアへゴー!
0
お気に入りに追加
49
あなたにおすすめの小説
魔境に捨てられたけどめげずに生きていきます
ツバキ
ファンタジー
貴族の子供として産まれた主人公、五歳の時の魔力属性検査で魔力属性が無属性だと判明したそれを知った父親は主人公を魔境へ捨ててしまう
どんどん更新していきます。
ちょっと、恨み描写などがあるので、R15にしました。
全校転移!異能で異世界を巡る!?
小説愛好家
ファンタジー
全校集会中に地震に襲われ、魔法陣が出現し、眩い光が体育館全体を呑み込み俺は気絶した。
目覚めるとそこは大聖堂みたいな場所。
周りを見渡すとほとんどの人がまだ気絶をしていてる。
取り敢えず異世界転移だと仮定してステータスを開こうと試みる。
「ステータスオープン」と唱えるとステータスが表示された。「『異能』?なにこれ?まぁいいか」
取り敢えず異世界に転移したってことで間違いなさそうだな、テンプレ通り行くなら魔王討伐やらなんやらでめんどくさそうだし早々にここを出たいけどまぁ成り行きでなんとかなるだろ。
そんな感じで異世界転移を果たした主人公が圧倒的力『異能』を使いながら世界を旅する物語。
捨てられ従魔とゆる暮らし
KUZUME
ファンタジー
旧題:捨てられ従魔の保護施設!
冒険者として、運送業者として、日々の生活に職業として溶け込む従魔術師。
けれど、世間では様々な理由で飼育しきれなくなった従魔を身勝手に放置していく問題に悩まされていた。
そんな時、従魔術師達の間である噂が流れる。
クリノリン王国、南の田舎地方──の、ルルビ村の東の外れ。
一風変わった造りの家には、とある変わった従魔術師が酔狂にも捨てられた従魔を引き取って暮らしているという。
─魔物を飼うなら最後まで責任持て!
─正しい知識と計画性!
─うちは、便利屋じゃなぁぁぁい!
今日もルルビ村の東の外れの家では、とある従魔術師の叫びと多種多様な魔物達の鳴き声がぎゃあぎゃあと元気良く響き渡る。
辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~
Lunaire
ファンタジー
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
他作品の詳細はこちら:
『転生特典:錬金術師スキルを習得しました!』
【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/906915890】
『テイマーのんびり生活!スライムと始めるVRMMOスローライフ』 【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/515916186】
『ゆるり冒険VR日和 ~のんびり異世界と現実のあいだで~』
【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/166917524】
全能で楽しく公爵家!!
山椒
ファンタジー
平凡な人生であることを自負し、それを受け入れていた二十四歳の男性が交通事故で若くして死んでしまった。
未練はあれど死を受け入れた男性は、転生できるのであれば二度目の人生も平凡でモブキャラのような人生を送りたいと思ったところ、魔神によって全能の力を与えられてしまう!
転生した先は望んだ地位とは程遠い公爵家の長男、アーサー・ランスロットとして生まれてしまった。
スローライフをしようにも公爵家でできるかどうかも怪しいが、のんびりと全能の力を発揮していく転生者の物語。
※少しだけ設定を変えているため、書き直し、設定を加えているリメイク版になっています。
※リメイク前まで投稿しているところまで書き直せたので、二章はかなりの速度で投稿していきます。
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
転生したら赤ん坊だった 奴隷だったお母さんと何とか幸せになっていきます
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
転生したら奴隷の赤ん坊だった
お母さんと離れ離れになりそうだったけど、何とか強くなって帰ってくることができました。
全力でお母さんと幸せを手に入れます
ーーー
カムイイムカです
今製作中の話ではないのですが前に作った話を投稿いたします
少しいいことがありましたので投稿したくなってしまいました^^
最後まで行かないシリーズですのでご了承ください
23話でおしまいになります
旦那様、どうやら御子がお出来になられたようですのね ~アラフォー妻はヤンデレ夫から逃げられない⁉
Hinaki
ファンタジー
「初めまして、私あなたの旦那様の子供を身籠りました」
華奢で可憐な若い女性が共もつけずに一人で訪れた。
彼女の名はサブリーナ。
エアルドレッド帝国四公の一角でもある由緒正しいプレイステッド公爵夫人ヴィヴィアンは余りの事に瞠目してしまうのと同時に彼女の心の奥底で何時かは……と覚悟をしていたのだ。
そうヴィヴィアンの愛する夫は艶やかな漆黒の髪に皇族だけが持つ緋色の瞳をした帝国内でも上位に入るイケメンである。
然もである。
公爵は28歳で青年と大人の色香を併せ持つ何とも微妙なお年頃。
一方妻のヴィヴィアンは取り立てて美人でもなく寧ろ家庭的でぽっちゃりさんな12歳年上の姉さん女房。
趣味は社交ではなく高位貴族にはあるまじき的なお料理だったりする。
そして十人が十人共に声を大にして言うだろう。
「まだまだ若き公爵に相応しいのは結婚をして早五年ともなるのに子も授からぬ年増な妻よりも、若くて可憐で華奢な、何より公爵の子を身籠っているサブリーナこそが相応しい」と。
ある夜遅くに帰ってきた夫の――――と言うよりも最近の夫婦だからこそわかる彼を纏う空気の変化と首筋にある赤の刻印に気づいた妻は、暫くして決意の上行動を起こすのだった。
拗らせ妻と+ヤンデレストーカー気質の夫とのあるお話です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる