お気に入りに追加
2
あなたにおすすめの小説
半輪
月岡 朝海
歴史・時代
「もう半分の月は、どうしておるのでありんしょう?」
半月の晩、花魁の雛菊(ひなぎく)は他の見世の花魁・朝霧(あさぎり)に問い掛けられた。
そして二人だけの合言葉で、次第に秘密を深めていく。
ある事件をきっかけに、境目は徐々に溶け出して…。
花魁同士の密やかな百合とも、シスターフッドとも、幻想とも読める話です。
こちらで通販受付中です。
https://orangeandpear.booth.pm/items/5759285
朝顔連歌 吉乃井
月岡 朝海
歴史・時代
谷川に代わり筆頭となった吉乃井は、妹女郎・春糸との関係を考え倦ねていた。
それはその眸が、忘れえぬ絵師のものと似ているからかも知れなかった。
三部作の完結編です。
肩越の逢瀬 韋駄天お吟結髪手控
紅侘助(くれない わびすけ)
歴史・時代
江戸吉原は揚屋町の長屋に住む女髪結師のお吟。
日々の修練から神速の手業を身につけ韋駄天の異名を取るお吟は、ふとしたことから角町の妓楼・揚羽屋の花魁・露菊の髪を結うように頼まれる。
お吟は露菊に辛く悲しいを別れをせねばならなかった思い人の気配を感じ動揺する。
自ら望んで吉原の遊女となった露菊と辛い過去を持つお吟は次第に惹かれ合うようになる。
その二人の逢瀬の背後で、露菊の身請け話が進行していた――
イラストレーター猫月ユキ企画「花魁はなくらべ その弐」参加作。
花蟷螂
月岡 朝海
歴史・時代
江戸吉原の妓楼に売られてきた少女・たきは、姉女郎の花越(はなこし)の人柄に心底惚れ込んで行く。
次第に姉の出世を我がことのように望むようになり、敬慕はいつしか変質していく……。
こちらで通販受付中です。
https://orangeandpear.booth.pm/items/5445462
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
双花 夏の露
月岡 朝海
歴史・時代
とある妓楼で起こった醜聞を廻る、
恋愛+シスターフッドの連作短編第二話。
醜聞を描いて売れっ子になった浮世絵師は、稲尾(いのお)花魁の部屋に入り浸っていた。
けれど、ある日を境にぱたりと妓楼を訪れなくなり……。
朝顔連歌 ときわ野
月岡 朝海
歴史・時代
座敷持のときわ野は、ただ勤めを淡々とこなす日々を送っていた。
少し引っ掛かるのは、とある客のこと。
彼とはこの半年、一度も床入りが無いのだった…。
三部作の第二話。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる