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君とリノは、草原の魔物を退治しレベルアップをしながら、ゆっくりとだが着実に先を目指すことにした。
とは言っても、戦いはリノのスリング一撃で決着がついてしまうことが多いのだか。
「リュート兄ちゃん、やっぱりダガーで戦ったほうがいいんじゃないの?」
「いや、最初と比べると命中してる気がするんだけど...。」
君の一撃は命中しているのだが、リノの一撃と比べると威力が低い。下手したら普通に投げた方がましかもと思える程に...。
そんな君をフォローするようにリノが声をかけてくる。
「でも、確実にレベルアップはしてるはずだよね。
野ウサギは一撃で倒せるようになったじゃんか。」
(そうだな。命中すれば...だけどね。)
「それに、敵を見つけるのが上手くなったって言うか、音に敏感に反応できるようになったじゃん。
野ウサギより耳が良いんじゃない?」
(リノ、あまり嬉しくないフォロー ありがとう。
・
・
・
でも確かに気づかれる前に見つけれるようになったかも。
コレが異世界でのレベルアップか?
だけど...。索敵能力しか上がらないとか、完全に勇者の能力じゃないよな。
さすがだな。従者の能力...。)
君とリノは、草原の魔物を退治しレベルアップをしながら、ゆっくりとだが着実に先を目指すことにした。
とは言っても、戦いはリノのスリング一撃で決着がついてしまうことが多いのだか。
「リュート兄ちゃん、やっぱりダガーで戦ったほうがいいんじゃないの?」
「いや、最初と比べると命中してる気がするんだけど...。」
君の一撃は命中しているのだが、リノの一撃と比べると威力が低い。下手したら普通に投げた方がましかもと思える程に...。
そんな君をフォローするようにリノが声をかけてくる。
「でも、確実にレベルアップはしてるはずだよね。
野ウサギは一撃で倒せるようになったじゃんか。」
(そうだな。命中すれば...だけどね。)
「それに、敵を見つけるのが上手くなったって言うか、音に敏感に反応できるようになったじゃん。
野ウサギより耳が良いんじゃない?」
(リノ、あまり嬉しくないフォロー ありがとう。
・
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でも確かに気づかれる前に見つけれるようになったかも。
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