46 / 46
リュウマ編
龍慶日記Z 第十節
しおりを挟む
~カッパランド~
カッパランドは、最近オープンしたばかりの銭湯型遊園地で、流れる温泉や、温泉スライダー、浅いお風呂のフィールドを水鉄砲で遊ぶ戦闘型銭湯などがある。
もちろん、ゆっくり入れる、天空温泉も有名だ。
子供たちは、大はしゃぎで遊園地に遊びに行きたがっている。
屋上の天空温泉まであがり、周囲を見渡すが、人影を見つけるとこはできない。
レイア「まだ誰も来てないね。」
リュウマ「そうだね。航路だったから、早く着きすぎたのかも。」
レイア「子供たちも遊びたがってるし、みんなが来るまで、遊んで待ってよっか?」
アカネ、コジロー「やったー!」
君は、発電機を動かし、食料の確保をして、遊園地に顔を出す。
子供たちは裸であそんでいるが、レイアの姿が見当たらない。
リュウマ「・・・もしかして!!!」
君は、平常を装い、レイアを探す。
いた!!!
子供たちの少し奥で、一緒に流れる温泉(子供用)に肩まで使っている。
レイアは、君を見つけて、立ちあがり手を振る。
レイア「リュウマくーん!気持ちいよ!」
・・・。
水着だ。
確かに、入り口の売店に水着が置いてあった。
リュウマ「・・・無念。」
~数日後~
君はレイアに起こされる。
レイア「リュウマくん、魂が騒いでるよ。何かあるのかも・・・。」
不安そうなレイア。
君は右目に集中し、周囲の魂を確認する。
確かに、魂が慌ただしく動いている。
ドラちゃんも、警戒しているのか、窓から外の様子を見ている。
窓の外、上空には数多くのドローンが集結していた。
何かを探しているのか、ドローンは少し南の上空を旋回している。
レイア「もしかして、新天地から部隊が来て監視されてるのかな?」
リュウマ「機械から監視?」
レイア「そうだよ。ドローンたちは敵なんだって。」
君は子供たちに危険が及ばないようにするため、機械に気づかれる前に発電機を止める。
・・・ダダダダダ!
遠くの方で銃声が聞こえる。戦闘が始まったのだろうか・・・。
部屋に戻ると、子供たちは寝ていたが、レイアは大きな荷物を背負い外に出る支度を終わらせていた。
レイア「リュウマくんは子供たちと、ここで待ってて!私は、機械を止めれるかもしれないから、あそこのタワーに行ってくる!」
レイアの指さす先には、遠くにラジオ局のものだろうか、電波塔が建っている。
リュウマ「いや、それは危険だよ。止める方法があるんなら、僕が行くよ!」
レイア「リュウマくんは、ネットワーク言語を理解できる?私なら、機械を遠ざけることができるかもしれない!子供たちを守って!」
レイアは、君の返事を待たず、ドラちゃんの背中に乗り、外に出て行った。
君は、後を追うことも考えたが、子供たちを残していけない・・・。
~電波塔~
レイアは、魂の導きと、ドラちゃんの移動速度のおかげで、機械に見つかることなく、電波塔に到着していた。電波塔の付近には、自立戦闘型機械が集結しており、何か大変な事が起きようとしているようだった。
外から見ると、電波塔の内部は、機械やドラゴンが侵入した形跡はなく、綺麗に片付いている。体の大きいドラゴンでは、狭い階段は逆に通りにくいと考えて、レイアは単身、電波塔に入ることにした。
レイア「ドラちゃん、ありがとう。機械に見つかると危険だから、どこかで隠れてて。」
電波塔の17階が展望台になっているようで、そこを目指して非常階段を上る。
階段を上り終え、息を整えながら、大きな荷物を下ろし作業にはいる。
レイアは、持ってきたスピーカーとノートパソコンを接続し、パソコンで何かを操作し始める。
~40分後~
何度か調整をして、設定が終わったようだ。
レイアは立ち上がり、隠し持っていたハンドガンで、スピーカーの前にある展望台の窓を撃ち、椅子を投げて割りスピーカーを起動した。
周囲から発砲音が止んだ。
レイア「これで、この近辺の戦闘は回避できるわね!」
レイアは、機械の様子を見て安堵し、階段を目指す。
ガシャーン!・・・ガシャ!ガシャ!
背後で窓ガラスが割れ、何かがガラスを踏みながら近づいてくる・・・。
レイアは、階段を目指し、駆けだす!
ガシャガシャガシャガシャ!
何かは、速度を上げ、凄い勢いでレイアに近づく!
間一髪、レイアは非常階段に逃げ込んだが、その拍子に、階段を転げ落ちる!
ガタ、ガタガタガタ、ガターン!
金属製の非常階段に全身をぶつけ、鈍痛が走るが、態勢を立て直し、階段を見る。
そこには、クモのようなドラゴンが、構えていた。
クモのような足が長く先端には、鋭い鉤爪がついている。
全体の大きさは、3mほどあるだろうか。
独立して動く4つの目は、周囲の様子を確認するように、ぐるぐると目まぐるしく動いている。
レイアは、後ずさるように、下の階を目指す。
クモドラゴンは、レイアの動きを見逃さない!
徐々に間合いを詰めるクモドラゴン・・・。
パン!パン!パン!
ハンドガンで威嚇して階段を駆け下りる!
ドラゴンは、一瞬ひるんだのだろうか、その鉤爪は、レイアの左肩をかすめるにとどまった。
しかし、その衝撃で、レイアはバランスを崩し、階段を転げ落ちる!
ガタ、ガタガタガタ、ドン!
階段から転げ落ち、背中が何かにぶつかる。
下からもドラゴンが上がってきていたのか・・・。
クモのドラゴンが、上から詰め寄ってくる。
レイアは、目をつぶり、子供たちやリュウマの事を思い出す・・・。
レイア「ごめんね。」
男の声「我、魂に命じる、風の刃よ、敵を切り裂け!」
レイアの背後から聞きなれた声がする。
ヒュン!ヒュン!ヒュルルン!
・・・ドサ!
レイアが、目を開け、振り返ると、そこにはリュウマがいた。
レイア「来てくれたんだ・・・。うれしい。」
レイアは、涙を流している。
君は、レイアの涙を拭き、肩を貸し階段を下りる。
レイア「子供たちは?」
リュウマ「ちょっと悩んだけど、深海龍に任せてきた。」
レイア「泣いてないかな?」
リュウマ「パパとママが無事に帰れば大丈夫だよ。」
外に出ると、ドラちゃんも近寄ってきた。
君たちは、船着き場に子供たちを迎えに行く。
船着き場の近くでは、綺麗に切断され水浸しの機械が散乱していた。
他にもドラゴンの魂も多く浮かんでいる。
君たちが戻ると、深海龍は喜んでいるのか、声を出した。
キューイ、キュゥーーーイ!
ドラちゃんは、完全に怯えている・・・。
船の中から、元気いっぱいにアカネとコタローも飛び出してくる。
子供たち「ママー!」
レイアは、子供たちを抱きしめた。
その後、どれだけ待っても、迷彩服の軍隊は現れることがなかった・・・。
~3年後・カッパランド~
深海龍の守りと、レイアの機械のおかげで、周囲の危険は去っていた。
この土地は、人とドラゴンが共存する土地になり、海を渡ってきた生存者たちであふれている。もともとが温泉地ということもあり、地熱による食料の栽培や飲料水にも困ることはなかった。
海を渡ってきた生存者の情報などから、いくつかの事が分かった。
・北からの生存者は、レイアと同じD細胞の定着方法(シチフク式)だった。
・石の仮面を被ったホープという人間を海の向こうで見た。
・ソロモン研究所は無事で、まだシェルターの扉が閉まったまま。
・薬を配り歩いているのは、ホープと、イダと、兵士たちで、兵士たちは瞬きもせず、食事もとらず、機械のようだったということ。
「ホープ、イダ・・・。エララの仇か・・・。」
君は 家族を安全な この地に残し、南の新天地やアフロ夫婦など、周囲の様子を探りに行くことを決意した。
見送りには、家族や新しくできた近所の人たちが訪れた。
レイア「・・・本当に探しに行くの?」
リュウマ「そうだよ。このままバベルを見捨てることはできないし、タナカ(迷彩服)さんのその後も気になるからね。」
レイアは悲しそうな目をしている。
リュウマ「・・・海は渡らずに帰ってくるよ。ドラちゃんに乗ってれば、戦闘も回避できるから。」
子供たち「パパ、かならず帰ってきてね!」
リュウマ「もちろん!お姉ちゃんにお兄ちゃんなんだから、ママとカイリを守るんだぞ!」
子供たち「わかった!」
リュウマ「もし困ったことがあったら、この笛を吹くんだ。」
そういって、君は首からかけていた虹色の笛をレイアに渡す。
レイア「これは?」
リュウマ「これは、僕のDカードを魂魄を経由して共鳴させる笛だよ。カードが共鳴したときは、急いで帰ってくるからね。」
レイア「分かったわ。気をつけてね。」
レイアの抱きかかえていた赤ん坊が笛を吹く。
ピー!ピーピー!
キー!キーキーン!
コタロー「こら、カイリ、パパが出発できないだろ!」
笛を取り上げられ、泣き出す赤ん坊と、あやすレイア。
アカネが棒のようなものを笛の代わりに、赤ん坊の男の子に渡す。
君は、笑顔で別れを告げる。
リュウマ「行ってきまーす。」
一同「行ってらっしゃい!」
君はドラちゃんの背に乗り、南を目指す。山を越えずに移動することにした。
最初に目指すのは、バベルの築いた新天地だ!
~ to be continued
カッパランドは、最近オープンしたばかりの銭湯型遊園地で、流れる温泉や、温泉スライダー、浅いお風呂のフィールドを水鉄砲で遊ぶ戦闘型銭湯などがある。
もちろん、ゆっくり入れる、天空温泉も有名だ。
子供たちは、大はしゃぎで遊園地に遊びに行きたがっている。
屋上の天空温泉まであがり、周囲を見渡すが、人影を見つけるとこはできない。
レイア「まだ誰も来てないね。」
リュウマ「そうだね。航路だったから、早く着きすぎたのかも。」
レイア「子供たちも遊びたがってるし、みんなが来るまで、遊んで待ってよっか?」
アカネ、コジロー「やったー!」
君は、発電機を動かし、食料の確保をして、遊園地に顔を出す。
子供たちは裸であそんでいるが、レイアの姿が見当たらない。
リュウマ「・・・もしかして!!!」
君は、平常を装い、レイアを探す。
いた!!!
子供たちの少し奥で、一緒に流れる温泉(子供用)に肩まで使っている。
レイアは、君を見つけて、立ちあがり手を振る。
レイア「リュウマくーん!気持ちいよ!」
・・・。
水着だ。
確かに、入り口の売店に水着が置いてあった。
リュウマ「・・・無念。」
~数日後~
君はレイアに起こされる。
レイア「リュウマくん、魂が騒いでるよ。何かあるのかも・・・。」
不安そうなレイア。
君は右目に集中し、周囲の魂を確認する。
確かに、魂が慌ただしく動いている。
ドラちゃんも、警戒しているのか、窓から外の様子を見ている。
窓の外、上空には数多くのドローンが集結していた。
何かを探しているのか、ドローンは少し南の上空を旋回している。
レイア「もしかして、新天地から部隊が来て監視されてるのかな?」
リュウマ「機械から監視?」
レイア「そうだよ。ドローンたちは敵なんだって。」
君は子供たちに危険が及ばないようにするため、機械に気づかれる前に発電機を止める。
・・・ダダダダダ!
遠くの方で銃声が聞こえる。戦闘が始まったのだろうか・・・。
部屋に戻ると、子供たちは寝ていたが、レイアは大きな荷物を背負い外に出る支度を終わらせていた。
レイア「リュウマくんは子供たちと、ここで待ってて!私は、機械を止めれるかもしれないから、あそこのタワーに行ってくる!」
レイアの指さす先には、遠くにラジオ局のものだろうか、電波塔が建っている。
リュウマ「いや、それは危険だよ。止める方法があるんなら、僕が行くよ!」
レイア「リュウマくんは、ネットワーク言語を理解できる?私なら、機械を遠ざけることができるかもしれない!子供たちを守って!」
レイアは、君の返事を待たず、ドラちゃんの背中に乗り、外に出て行った。
君は、後を追うことも考えたが、子供たちを残していけない・・・。
~電波塔~
レイアは、魂の導きと、ドラちゃんの移動速度のおかげで、機械に見つかることなく、電波塔に到着していた。電波塔の付近には、自立戦闘型機械が集結しており、何か大変な事が起きようとしているようだった。
外から見ると、電波塔の内部は、機械やドラゴンが侵入した形跡はなく、綺麗に片付いている。体の大きいドラゴンでは、狭い階段は逆に通りにくいと考えて、レイアは単身、電波塔に入ることにした。
レイア「ドラちゃん、ありがとう。機械に見つかると危険だから、どこかで隠れてて。」
電波塔の17階が展望台になっているようで、そこを目指して非常階段を上る。
階段を上り終え、息を整えながら、大きな荷物を下ろし作業にはいる。
レイアは、持ってきたスピーカーとノートパソコンを接続し、パソコンで何かを操作し始める。
~40分後~
何度か調整をして、設定が終わったようだ。
レイアは立ち上がり、隠し持っていたハンドガンで、スピーカーの前にある展望台の窓を撃ち、椅子を投げて割りスピーカーを起動した。
周囲から発砲音が止んだ。
レイア「これで、この近辺の戦闘は回避できるわね!」
レイアは、機械の様子を見て安堵し、階段を目指す。
ガシャーン!・・・ガシャ!ガシャ!
背後で窓ガラスが割れ、何かがガラスを踏みながら近づいてくる・・・。
レイアは、階段を目指し、駆けだす!
ガシャガシャガシャガシャ!
何かは、速度を上げ、凄い勢いでレイアに近づく!
間一髪、レイアは非常階段に逃げ込んだが、その拍子に、階段を転げ落ちる!
ガタ、ガタガタガタ、ガターン!
金属製の非常階段に全身をぶつけ、鈍痛が走るが、態勢を立て直し、階段を見る。
そこには、クモのようなドラゴンが、構えていた。
クモのような足が長く先端には、鋭い鉤爪がついている。
全体の大きさは、3mほどあるだろうか。
独立して動く4つの目は、周囲の様子を確認するように、ぐるぐると目まぐるしく動いている。
レイアは、後ずさるように、下の階を目指す。
クモドラゴンは、レイアの動きを見逃さない!
徐々に間合いを詰めるクモドラゴン・・・。
パン!パン!パン!
ハンドガンで威嚇して階段を駆け下りる!
ドラゴンは、一瞬ひるんだのだろうか、その鉤爪は、レイアの左肩をかすめるにとどまった。
しかし、その衝撃で、レイアはバランスを崩し、階段を転げ落ちる!
ガタ、ガタガタガタ、ドン!
階段から転げ落ち、背中が何かにぶつかる。
下からもドラゴンが上がってきていたのか・・・。
クモのドラゴンが、上から詰め寄ってくる。
レイアは、目をつぶり、子供たちやリュウマの事を思い出す・・・。
レイア「ごめんね。」
男の声「我、魂に命じる、風の刃よ、敵を切り裂け!」
レイアの背後から聞きなれた声がする。
ヒュン!ヒュン!ヒュルルン!
・・・ドサ!
レイアが、目を開け、振り返ると、そこにはリュウマがいた。
レイア「来てくれたんだ・・・。うれしい。」
レイアは、涙を流している。
君は、レイアの涙を拭き、肩を貸し階段を下りる。
レイア「子供たちは?」
リュウマ「ちょっと悩んだけど、深海龍に任せてきた。」
レイア「泣いてないかな?」
リュウマ「パパとママが無事に帰れば大丈夫だよ。」
外に出ると、ドラちゃんも近寄ってきた。
君たちは、船着き場に子供たちを迎えに行く。
船着き場の近くでは、綺麗に切断され水浸しの機械が散乱していた。
他にもドラゴンの魂も多く浮かんでいる。
君たちが戻ると、深海龍は喜んでいるのか、声を出した。
キューイ、キュゥーーーイ!
ドラちゃんは、完全に怯えている・・・。
船の中から、元気いっぱいにアカネとコタローも飛び出してくる。
子供たち「ママー!」
レイアは、子供たちを抱きしめた。
その後、どれだけ待っても、迷彩服の軍隊は現れることがなかった・・・。
~3年後・カッパランド~
深海龍の守りと、レイアの機械のおかげで、周囲の危険は去っていた。
この土地は、人とドラゴンが共存する土地になり、海を渡ってきた生存者たちであふれている。もともとが温泉地ということもあり、地熱による食料の栽培や飲料水にも困ることはなかった。
海を渡ってきた生存者の情報などから、いくつかの事が分かった。
・北からの生存者は、レイアと同じD細胞の定着方法(シチフク式)だった。
・石の仮面を被ったホープという人間を海の向こうで見た。
・ソロモン研究所は無事で、まだシェルターの扉が閉まったまま。
・薬を配り歩いているのは、ホープと、イダと、兵士たちで、兵士たちは瞬きもせず、食事もとらず、機械のようだったということ。
「ホープ、イダ・・・。エララの仇か・・・。」
君は 家族を安全な この地に残し、南の新天地やアフロ夫婦など、周囲の様子を探りに行くことを決意した。
見送りには、家族や新しくできた近所の人たちが訪れた。
レイア「・・・本当に探しに行くの?」
リュウマ「そうだよ。このままバベルを見捨てることはできないし、タナカ(迷彩服)さんのその後も気になるからね。」
レイアは悲しそうな目をしている。
リュウマ「・・・海は渡らずに帰ってくるよ。ドラちゃんに乗ってれば、戦闘も回避できるから。」
子供たち「パパ、かならず帰ってきてね!」
リュウマ「もちろん!お姉ちゃんにお兄ちゃんなんだから、ママとカイリを守るんだぞ!」
子供たち「わかった!」
リュウマ「もし困ったことがあったら、この笛を吹くんだ。」
そういって、君は首からかけていた虹色の笛をレイアに渡す。
レイア「これは?」
リュウマ「これは、僕のDカードを魂魄を経由して共鳴させる笛だよ。カードが共鳴したときは、急いで帰ってくるからね。」
レイア「分かったわ。気をつけてね。」
レイアの抱きかかえていた赤ん坊が笛を吹く。
ピー!ピーピー!
キー!キーキーン!
コタロー「こら、カイリ、パパが出発できないだろ!」
笛を取り上げられ、泣き出す赤ん坊と、あやすレイア。
アカネが棒のようなものを笛の代わりに、赤ん坊の男の子に渡す。
君は、笑顔で別れを告げる。
リュウマ「行ってきまーす。」
一同「行ってらっしゃい!」
君はドラちゃんの背に乗り、南を目指す。山を越えずに移動することにした。
最初に目指すのは、バベルの築いた新天地だ!
~ to be continued
0
お気に入りに追加
6
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい
白崎アイド
大衆娯楽
カチャッ。
私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。
「あの人、私が
就職面接の感ドコロ!?
フルーツパフェ
大衆娯楽
今や十年前とは真逆の、売り手市場の就職活動。
学生達は賃金と休暇を貪欲に追い求め、いつ送られてくるかわからない採用辞退メールに怯えながら、それでも優秀な人材を発掘しようとしていた。
その業務ストレスのせいだろうか。
ある面接官は、女子学生達のリクルートスーツに興奮する性癖を備え、仕事のストレスから面接の現場を愉しむことに決めたのだった。
スケートリンクでバイトしてたら大惨事を目撃した件
フルーツパフェ
大衆娯楽
比較的気温の高い今年もようやく冬らしい気候になりました。
寒くなって本格的になるのがスケートリンク場。
プロもアマチュアも関係なしに氷上を滑る女の子達ですが、なぜかスカートを履いた女の子が多い?
そんな格好していたら転んだ時に大変・・・・・・ほら、言わんこっちゃない!
スケートリンクでアルバイトをする男性の些細な日常コメディです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる