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罰ゲーム
王様ゲーム ☆
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ある日のことだ、翔太と大聖は男友達3人とカラオケ店に来ていた。すると、友人の1人、陸斗がこう言い出した。
「王様ゲームしようぜ?」
それに1番に乗っかったのは大聖だった。
「いいじゃん、やろうぜ?」
とみんなに同意を求めるように彼は皆の顔を見回す。だがその中で、気だるそうに反対する人物がいる。
「めんどくさいからパス~…カラオケしに来たんだからさ」
それが翔太だ。
だが大聖は、
「ノリ悪い、やろうぜ?いいだろ?」
と翔太を問い詰める。
「あ~もう…分かったって…」
問い詰められ、王様ゲームをすることを認める。
すると、友達の1人優希が
「俺も陸斗と大聖に賛成~!だって俺持ってきてるもん、割り箸とペン。」
それにツッコミを入れるのはこのグループのツッコミ担当の浩輔。
「なんで、都合よくそんなもん持ってきてんだよ!」
それを制しながら陸斗がこう言う。
「細かいこと気にすんなって!さぁ、やるぞ」
陸斗はそう言いながら割り箸に王様と1から4までの番号を書き込み、それをよく混ぜて書いてある方を手で握り引かせるようにする。
「俺、いちば~ん!」
そう言って割り箸に手をかけたのは大聖。
「仕方ないな~」
次に翔太
「俺も~」
と優希が手をかけたところで、浩輔が俺は……と首を傾げる
「お前もだよ」
大聖が無理やり手を掴み取り割り箸を掴ませる。
「んじゃ、余りもんな。」
そう言って陸斗が最後に手をかけ「せーの」
と声をかけて一斉に引く。
優斗が嬉しそうに
「王様だーれだ!」
と聞くと陸斗が手を挙げた。
「命令は?」
と翔太が聞く。
「ん~…2番と4番がキス、その後お持ち帰り。」
明らかに嫌な顔をし、テンションが下がったのは大聖
「俺2番…なんだけど……つーかお持ち帰りってなんだよ」
それに続いてだるそうに手を挙げたのは翔太だった。
「俺4番……」
それを爆笑したのは優希だった。
「あははははっ!何それ面白いw」
それを大聖は優希の事をうるさいと制し、
「やればいいんだろやれば…」
と面倒くさそうに翔太の方に体を向ける。
「キース、キース!」
と陸斗が煽てる
「いやだ…」
ボソッと翔太がそう言って抵抗する。
「王様の命令は絶対だぞ?」
と調子を良くした陸斗が言う。
「拒否権…」
「無いな。」
「陸斗には降参…キスしてお持ち帰りすればいいんでしょ…」
と呆れたように言うと、翔太は大聖の肩を掴むと
「早く済ませる…」
そう言って翔太は一瞬だけ大聖の唇にそっと自分の唇を重ねる。
唇を離したあと、大聖は頬を赤く染めて
「このやろ…」
「じゃあ次…」
と変な空気の中陸斗が進行を進めた。
その後も何回か王様ゲームをした後、カラオケ店を出た。
「王様ゲームしようぜ?」
それに1番に乗っかったのは大聖だった。
「いいじゃん、やろうぜ?」
とみんなに同意を求めるように彼は皆の顔を見回す。だがその中で、気だるそうに反対する人物がいる。
「めんどくさいからパス~…カラオケしに来たんだからさ」
それが翔太だ。
だが大聖は、
「ノリ悪い、やろうぜ?いいだろ?」
と翔太を問い詰める。
「あ~もう…分かったって…」
問い詰められ、王様ゲームをすることを認める。
すると、友達の1人優希が
「俺も陸斗と大聖に賛成~!だって俺持ってきてるもん、割り箸とペン。」
それにツッコミを入れるのはこのグループのツッコミ担当の浩輔。
「なんで、都合よくそんなもん持ってきてんだよ!」
それを制しながら陸斗がこう言う。
「細かいこと気にすんなって!さぁ、やるぞ」
陸斗はそう言いながら割り箸に王様と1から4までの番号を書き込み、それをよく混ぜて書いてある方を手で握り引かせるようにする。
「俺、いちば~ん!」
そう言って割り箸に手をかけたのは大聖。
「仕方ないな~」
次に翔太
「俺も~」
と優希が手をかけたところで、浩輔が俺は……と首を傾げる
「お前もだよ」
大聖が無理やり手を掴み取り割り箸を掴ませる。
「んじゃ、余りもんな。」
そう言って陸斗が最後に手をかけ「せーの」
と声をかけて一斉に引く。
優斗が嬉しそうに
「王様だーれだ!」
と聞くと陸斗が手を挙げた。
「命令は?」
と翔太が聞く。
「ん~…2番と4番がキス、その後お持ち帰り。」
明らかに嫌な顔をし、テンションが下がったのは大聖
「俺2番…なんだけど……つーかお持ち帰りってなんだよ」
それに続いてだるそうに手を挙げたのは翔太だった。
「俺4番……」
それを爆笑したのは優希だった。
「あははははっ!何それ面白いw」
それを大聖は優希の事をうるさいと制し、
「やればいいんだろやれば…」
と面倒くさそうに翔太の方に体を向ける。
「キース、キース!」
と陸斗が煽てる
「いやだ…」
ボソッと翔太がそう言って抵抗する。
「王様の命令は絶対だぞ?」
と調子を良くした陸斗が言う。
「拒否権…」
「無いな。」
「陸斗には降参…キスしてお持ち帰りすればいいんでしょ…」
と呆れたように言うと、翔太は大聖の肩を掴むと
「早く済ませる…」
そう言って翔太は一瞬だけ大聖の唇にそっと自分の唇を重ねる。
唇を離したあと、大聖は頬を赤く染めて
「このやろ…」
「じゃあ次…」
と変な空気の中陸斗が進行を進めた。
その後も何回か王様ゲームをした後、カラオケ店を出た。
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