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「おはよー!きょうちゃん!!」
「おはよ。行こっか。」
部屋の前に1時間前に集合した俺たちはバス停に向かって歩き出した。
本数が少ないので、乗る予定の12時を過ぎると次は夕方になってしまう。
なのでなるべく早めに集合した。
結局バス停には30分前に着いた。
ちらほら生徒がいる。
迎えの車を呼ぶ生徒が多いが、バス利用もちらほらいるみたいだ。
いくつかあるベンチのうちの一つに座った。
「今日からずーっと一緒だねっ!
毎日遊ぼうね!!」
俺の腕にしがみつきながらそう言う葵。
「ふふっ毎日?」
「毎日!今までもそうだったでしょ!」
聞き返してみるとふくれっ面になりながらそう言った。
このやり取りもいつもの事だ。
他愛もないやり取りをしていると12時ぴったりにバスが来た。
葵と共に乗り込んだ。
麓の街でバスを降り、そこから電車で向かう。
電車で1本で行けるのでいいのだがここから1時間ほどかかる。
「やっと着いたー!!」
隣で葵が大きく伸びをしている。
俺も疲れたな、と見つめていると突然目の前に車が停まった。
「おかえり!
母さんから聞いて飛んできた!乗れよ!」
「達兄!ただいま!!
えー来てくれたの?ありがとう!」
窓が開き顔をのぞかせたのは従兄弟の達也だ。
小さい頃からよく遊んでもらった達兄。
葵も会った事があり、一緒に遊んでもらった事もある。
今大学生2年生で一人暮らししているはずだ。
少し離れた所に住んでいるがわざわざ来てくれたみたいだ。
葵とお礼を言いながら車に乗り込む。
「学校はどうだ?楽しいか?
変なやつに絡まれてないだろうな?」
「楽しいよ!ね?
みんな優しい人ばっかだよ。」
「うん!
僕はきょうちゃんが居てくれればそれだけで楽しいもん!」
「葵、、可愛い顔して油断も隙もない。
お前も油断ならないが他にも悪い虫はいないだろうな?」
「ちょっと!僕は虫じゃないから。
きょうちゃんのナイトだもん!」
「、、何の話?」
いまいち噛み合って無さそうな2人の会話に思わずそう言った。
「あ、いや。
どうだ?友達は出来たか?」
「うん、それなりに出来たと思う。
あ、生徒会の補佐?になったんだよ。」
「はぁ?生徒会!?」
丁度赤信号で止まり、慌てたように振り返ってくる達兄。
「そんな危険な巣窟に!なんで恭が!?
1年はまだ入らなくていいはずだろ?」
実は達兄も高校まで俺達と同じ学園に通っていた。
なのである程度の事を知っているのだ。
確かに今俺以外の生徒会メンバーは2年生だけだ。
1年生が入ることって珍しい事だったのかな?
俺が入る経緯を掻い摘んで説明すると、
「なんだその俺様生徒会長。
そいつは危険な匂いがする。
恭!絶対近づくなよ!!」
「無理だよ、生徒会長なんだから。
仕事も一緒にしないとだし、、」
「いや、でも!絶対、、怪しい、、」
ブツブツ独り言を言いながら運転する達兄。
「あ!もう着くよ!きょうちゃん!!」
興味無さそうに外を見ていた葵がうきうきしながら俺の肩を叩いた。
「ほんとだね。」
葵を微笑ましく見つめながらそう言った。
「おはよ。行こっか。」
部屋の前に1時間前に集合した俺たちはバス停に向かって歩き出した。
本数が少ないので、乗る予定の12時を過ぎると次は夕方になってしまう。
なのでなるべく早めに集合した。
結局バス停には30分前に着いた。
ちらほら生徒がいる。
迎えの車を呼ぶ生徒が多いが、バス利用もちらほらいるみたいだ。
いくつかあるベンチのうちの一つに座った。
「今日からずーっと一緒だねっ!
毎日遊ぼうね!!」
俺の腕にしがみつきながらそう言う葵。
「ふふっ毎日?」
「毎日!今までもそうだったでしょ!」
聞き返してみるとふくれっ面になりながらそう言った。
このやり取りもいつもの事だ。
他愛もないやり取りをしていると12時ぴったりにバスが来た。
葵と共に乗り込んだ。
麓の街でバスを降り、そこから電車で向かう。
電車で1本で行けるのでいいのだがここから1時間ほどかかる。
「やっと着いたー!!」
隣で葵が大きく伸びをしている。
俺も疲れたな、と見つめていると突然目の前に車が停まった。
「おかえり!
母さんから聞いて飛んできた!乗れよ!」
「達兄!ただいま!!
えー来てくれたの?ありがとう!」
窓が開き顔をのぞかせたのは従兄弟の達也だ。
小さい頃からよく遊んでもらった達兄。
葵も会った事があり、一緒に遊んでもらった事もある。
今大学生2年生で一人暮らししているはずだ。
少し離れた所に住んでいるがわざわざ来てくれたみたいだ。
葵とお礼を言いながら車に乗り込む。
「学校はどうだ?楽しいか?
変なやつに絡まれてないだろうな?」
「楽しいよ!ね?
みんな優しい人ばっかだよ。」
「うん!
僕はきょうちゃんが居てくれればそれだけで楽しいもん!」
「葵、、可愛い顔して油断も隙もない。
お前も油断ならないが他にも悪い虫はいないだろうな?」
「ちょっと!僕は虫じゃないから。
きょうちゃんのナイトだもん!」
「、、何の話?」
いまいち噛み合って無さそうな2人の会話に思わずそう言った。
「あ、いや。
どうだ?友達は出来たか?」
「うん、それなりに出来たと思う。
あ、生徒会の補佐?になったんだよ。」
「はぁ?生徒会!?」
丁度赤信号で止まり、慌てたように振り返ってくる達兄。
「そんな危険な巣窟に!なんで恭が!?
1年はまだ入らなくていいはずだろ?」
実は達兄も高校まで俺達と同じ学園に通っていた。
なのである程度の事を知っているのだ。
確かに今俺以外の生徒会メンバーは2年生だけだ。
1年生が入ることって珍しい事だったのかな?
俺が入る経緯を掻い摘んで説明すると、
「なんだその俺様生徒会長。
そいつは危険な匂いがする。
恭!絶対近づくなよ!!」
「無理だよ、生徒会長なんだから。
仕事も一緒にしないとだし、、」
「いや、でも!絶対、、怪しい、、」
ブツブツ独り言を言いながら運転する達兄。
「あ!もう着くよ!きょうちゃん!!」
興味無さそうに外を見ていた葵がうきうきしながら俺の肩を叩いた。
「ほんとだね。」
葵を微笑ましく見つめながらそう言った。
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