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「おーおー1匹狼の龍ちゃんとこんな所で会えるとは。珍しいなぁ。」
ニヤニヤしながら近づいてくる銀髪の人。
要の知り合いか?と要を見ると不機嫌そうに顔をしかめて無視を決めこんでいる。
「無視かよ。たく、相変わらずだなぁ。
お?お前見ない顔だな。名前は?」
2人のやり取りを見つめていると急に目が合い聞いてきた。
「え、はる 「いくぞ。」え、?ちょっと待って。」
急に俺の手を引いて歩き出す要。
だが瞬時に反対の手を銀髪の人に掴まれた。
え、動けないんですけど。
「手、離してもらっていいっすか。」
これでもかと眉間にシワを寄せた要が言う。
「ほーう。そんなに懐いてんのか。
ますますおもしれぇな。」
ぐっと銀髪の人の方の手が引かれたかと思うと、
チュッ
気づくと聞こえたリップ音。
目の前にあるキリッとした瞳は透き通っていてすこしグレーが入っている。
え、今キスされた??
気づくと同時にぶわぁぁっと顔が赤くなるのがわかる。
なんだか周りがざわざわと騒いでいるが気にならないほどに心臓の音がうるさい。
「ううう、あおいー。」どうすればいいか分からずとりあえず葵を呼んだ。
「チッ、まだぼくも手付けてないのに。」
そんな葵の呟きは聞こえず、
「きょうちゃん大丈夫だよ。
ぼくが消毒してあげるから♡」
むちゅ。
俺の頬を両手で包み込みながら、今度は葵がキスしてきた。
もうキャパオーバーだ。
キャパオーバー過ぎて泣きそうになりながら、立ちすくむ。
「帰りたい。」
そう呟くと、はっと思い出したように要が握っていた手を引いて颯爽と歩き出してくれた。
ニヤニヤしながら近づいてくる銀髪の人。
要の知り合いか?と要を見ると不機嫌そうに顔をしかめて無視を決めこんでいる。
「無視かよ。たく、相変わらずだなぁ。
お?お前見ない顔だな。名前は?」
2人のやり取りを見つめていると急に目が合い聞いてきた。
「え、はる 「いくぞ。」え、?ちょっと待って。」
急に俺の手を引いて歩き出す要。
だが瞬時に反対の手を銀髪の人に掴まれた。
え、動けないんですけど。
「手、離してもらっていいっすか。」
これでもかと眉間にシワを寄せた要が言う。
「ほーう。そんなに懐いてんのか。
ますますおもしれぇな。」
ぐっと銀髪の人の方の手が引かれたかと思うと、
チュッ
気づくと聞こえたリップ音。
目の前にあるキリッとした瞳は透き通っていてすこしグレーが入っている。
え、今キスされた??
気づくと同時にぶわぁぁっと顔が赤くなるのがわかる。
なんだか周りがざわざわと騒いでいるが気にならないほどに心臓の音がうるさい。
「ううう、あおいー。」どうすればいいか分からずとりあえず葵を呼んだ。
「チッ、まだぼくも手付けてないのに。」
そんな葵の呟きは聞こえず、
「きょうちゃん大丈夫だよ。
ぼくが消毒してあげるから♡」
むちゅ。
俺の頬を両手で包み込みながら、今度は葵がキスしてきた。
もうキャパオーバーだ。
キャパオーバー過ぎて泣きそうになりながら、立ちすくむ。
「帰りたい。」
そう呟くと、はっと思い出したように要が握っていた手を引いて颯爽と歩き出してくれた。
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