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番外編・愛し合う二人

番外編4.新婚夫婦のらぶらぶお風呂

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 お湯の中でゆらゆらとレイモンドさんの淫紋が光っている。わたしの快感はレイモンドさんの淫紋にもしっかり伝わってるはずで、レイモンドさんはまた冷静を装ってるけど、わたしの中にそのおちんちんを入れたくて入れたくてグツグツグツグツ滾ってる。

「シルキィ君の中の中まで私のこれで洗ってあげるから、こっちに来なさい」

「ふぁい♡ よろしくおねがいしましゅ……♡」

 あらためてレイモンドさんのおちんちんを見下ろす。ぼこぼこに血管の浮いた長いおちんちんはバッキバキに反り返って、おちんちんとかいうような可愛い呼び方が全然似合わない。肉の魔王様とかそんな名前に改名したほうがいい。今そんなことわざわざ口に出して言わないけど……。まあでも魔王様なら仕方ないよね。魔王様専用の雌が日ごろの労をねぎらうのは当然だよね……♡ それがわざわざ中を洗ってくださるって言うんだからもう喜んで♡ 以外に取る態度なんてないよね♡♡♡

 にゅるっ♡

「あんっ♡」

 腰を下ろしかけてたわたしのおまんこに、魔王様が自らお迎えに来た。先端でぬるぬるおまんこをこすって催促されて、わたしは歓喜の声をあげちゃう♡

 にゅぷぷぷぷぷ……っ♡♡♡♡♡♡♡♡♡ ぷちゅんっ♡

「んひぃいいいいぃ……っ♡♡♡ お゛っ♡ 奥、イくぅうううぅっ♡♡♡」

 自分の体重でゆっくり押し込まれていくおちんちんの感触に歯を食いしばって耐えるけど、奥を先端でむぎゅっと突かれて淫紋同士が裏側からちゅっ♡ とキスした途端わたしはイってしまう。サキュバスの感じやすい体、契約の淫紋、いっぱいほぐされた後だということ、レイモンドさんが大好きな気持ち、レイモンドさんの凶悪おちんちん、全部の要素が全部全部わたしのちっちゃなサキュバス袋に襲い掛かって、あっという間にわたしの理性を食い荒らしてしまう。わたしはレイモンドさんの胸板にぴったりもたれかかって、ひんひん泣きながら痙攣している。まだ入れただけだというのに。これからがレイモンドさんの本番だと言うのに。

「ああ……はあ……♡ シルキィ君は本当に抱き心地が最高ですね。髪も肌もつるつるのふわふわだ。ずっとこうしていたい。お湯にもゆっくり浸かっていたいしね……♡」

 最近のレイモンドさんは無茶苦茶な性欲に駆られた人ではないので、前みたいに最初から最後まで耕すような激しい抜き差しを続けるんじゃなくて、たまにこうやってあまり動かないえっちをするようになった。長時間あまく疼くような快感がじわじわ続いて、奥の気持ちいい所をやさしく追い詰めてくる感じのえっちで、これはこれで意地が悪い。
 わたしたちは寿命が長いから人間よりは心臓の鼓動はゆっくりだけど、それでもふたりともドキドキして少し早くなった鼓動が、ぴったりくっついた胸元からどくどくと伝わってきて本当に気持ちがいい。

 とんっ♡ とんっ♡ とんっ♡ とんっ♡

「おっ♡ おっ♡ おっ♡ ほっ♡」

 座ったままのレイモンドさんが催促するように腰を揺らして、わたしの奥の鍵をこじ開けようとしてくる。激しすぎない突き上げでもじんと痺れるような快感がレイモンドさんの愛情をこれでもかと伝えてきて、情けない声が止まらない。そんなことしなくてもわたしの鍵はレイモンドさんには最初から開いてるんだよ♡ でももっといっぱいとんとんしてぇ~♡♡♡

「はあ、はあ、シルキィ、可愛いよ、好きだ。愛してる。キスさせてください……♡♡♡」

「わ、わたしもっ♡ 愛してましゅ♡ キスしゅりゅ♡ んちゅ♡ ん♡」

 下半身で繋がったままちゅむちゅむれろれろとお口も繋がって愛し合う。粘膜同士で愛を語り合ってるとお互いの体温で境目がわからなくなってどろどろに溶けて一つの生命になっちゃったみたいに思えてくる。すき♡ すき♡ ずっと一緒にいる♡♡♡ 尻尾が勝手にぱちゃんぱちゃんとお湯をかき混ぜてる音がする。蕩け切ったおまんこの奥をレイモンドさんの先走りがじわじわどぷどぷ濡らしてるのがわかる気がする。このままめちゃくちゃになりたい♡ このままめちゃくちゃになって二人でイったら、絶対馬鹿になっちゃうくらい気持ちいい♡♡♡

 とちゅんっ♡ とちゅんっ♡ とちゅんっ♡ とちゅんっ♡

「んっ♡ ふっ♡ んんっ♡ ぷは♡ あ、イく♡ イく♡ すき♡ レイモンドしゃん♡ しゅきっ♡ やぁっ♡ イくっ、ん♡ イくのっ……♡♡♡ イッツ……!!♡♡♡」

 頭の中にパチパチと快感が弾けて、わたしは体全体をビクビクさせながらレイモンドさんを抱きしめてイった。足の指が丸まって、きゅうっとおまんこが締まる。締め付けたおちんちんの感触はまだまだ固くて、一緒にはイけなかったみたい。わたしだけめろめろにイかされた……♡♡♡♡♡

「はぁ……、はっ……♡ 中まで綺麗に洗えましたね? 気持ちよくなれて偉かったですね? じゃあちょっと、広い所でちゃんとしましょう……♡♡」

 おちんちんで繋がったまま、わたしはレイモンドさんに抱き上げられて風呂桶から出る。身体を洗うところまで連れていかれて、いったんおちんちんも抜かれた。

「は、はっ……♡ ひゃん……♡ ふうぅん……♡」

 ひくひくと体を震わせながら、わたしはお風呂場の床にお尻を高く上げた格好でうつぶせになって息を整えた。さっきまでおちんちんが入っていて、ふやふやにふやけたおまんこをレイモンドさんが指で拡げてくるのでぷるぷると期待しながらわたしは次の刺激を待つ。
 ひじを立てて体の下から後ろを覗くと、膝立ちになったレイモンドさんが片手でおちんちんを持ち上げてわたしのおまんこに狙いを定めるところだった。

 ずにゅぷぷぷぷぷ……ッ♡♡♡

「んはぁあぁぁっ……♡♡♡♡♡♡」

 なんどもイって完全に出来上がったおまんこは長い長い突き入れだけで大喜びして、わたしはまたイった。全部レイモンドさんの匂いにされちゃったのに、それでもまだわたしの中でなわばりを主張するみたいにぬるぬるにゅるにゅるとおちんちんが前後してくる。

 ずにゅ……っ♡ ぬぷ♡ にゅぷっ♡ ずりゅっ……♡♡♡

 まだまだ全然手加減してるおちんちんがわたしの中の壁をゆっくりこすってきた。ああああ……気持ちいい♡ 丁寧に丁寧に整えられてわたしの中はふわふわに柔らかくされていて、何をどうされてもイっちゃうおまんこに変えられちゃってる。優しい動きで押し付けられたレイモンドさんの腰はわたしのおしりをふわっと叩いてきて、ぱちゅ♡ ぱちゅ♡ と控えめな水音がお風呂場に響いている。

「あ♡ あ♡ お゛ーっ♡ お゛っ……んん……♡♡♡ お゛ッ……♡♡♡」

 優しいんだけど、容赦なく奥を叩いてくる突きに、わたしの泣き声はだんだん獣っぽくはしたなくなっていった。ん゛ひぃ♡ おっきくて、固くて、熱くて、ぎもちいいよお゛ッ……♡♡♡

「れ、れいもんどしゃん……♡♡♡ もっとぉ……もっとはげしくかき回してぇ……めちゃくちゃにしてぇ……っ♡♡♡♡♡♡」

「わかりましたっ……♡♡♡」

 ばっ…………ちゅんッッ!!!!!!!!!!!

「ん゛っお゛おぉおッッ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡!!!!!!!♡♡♡」

 サキュバス袋の入り口を、暴力的な塊がごぢゅん! と殴ってきて、肺の奥からひねり出すような息が出た。わたしの全てを形作ってる何かが、鍵どころか全部暴かれてバラバラになったみたいに崩れ落ちちゃうくらいすごい一突き。

 ばちゅっ!! ばちゅっ!! どちゅっ!! ごりゅっ!!! どすんっ!!!

 さっきまでのやさしい捏ね方が嘘みたいにお腹の中をえぐい角度でごりゅごりゅほじくりまわす抜き差しは、行ったり来たりするたびにわたしの弱点を掻きほじってそのたびにわたしはイってしまう。もう今日だけで何回イったかわからない。一呼吸ごとにその回数が更新されていくんだもの。無理。がっしり掴まれた腰がレイモンドさんの腰に向かって引き下ろすように打ち付けられて、お互いの肉がぶつかる音がぱんぱんとお風呂場に反響している。

「お゛んッ♡ はげしッ♡ イくッ♡ イってる♡ ずっとイってる♡♡ ひんッ♡ すきっ♡ これすきっ♡♡ おまんこぱんぱんで頭バカにされるのしゅきっ♡♡♡ レイモンドひゃんっ♡♡♡ おちんちんっ♡♡♡ イくイくッ♡ イくのとまんないのっ♡♡♡ イきながら次のおまんこイキが来るのっ♡♡♡ ずっとイくのッ♡♡♡ イッぐ……ッ♡♡♡!!!!♡♡♡!!!♡♡♡」

「わ、私もイきますっ!!!! イくッ♡ 大好きだシルキィっ♡♡♡ 愛してるッ!!!!♡♡♡♡♡♡♡♡♡ っぐ、うぅんッッ!!!!!♡♡♡」

 ビクッ!!! ビクビクビクッ!!!! ビュッ!!!! ビューッ!!!! ぶびゅるるるっ♡♡♡ どくん♡ どくどくどくどくどく…………♡♡♡♡♡♡♡♡♡

 濃くてねばねばで熱いレイモンドさんの精液がわたしの中にどくどくと注がれ、わたしのサキュバス袋はそれをぐびぐびと音でもでそうなくらい喜んで飲み干す。わたしの全身が大好き大好きと騒いで粟立つようにぷつぷつと鳥肌を立てて快感を飲み込んでいたが、やがてそれも静かになり、お風呂場の床で二人、息が整うまでずっと繋がったままでいた。

「ふー……♡♡♡♡♡♡」

 えっちが終わって、わたしはあぐらをかいたレイモンドさんのお膝に収まって頭を洗われていた。後ろのおちんちんはぼてっとわたしのお尻に乗っかっているけど、もうふにゃふにゃでぴくりともしない。前だったらまだまだ全然続いたけど、ほんとにローパーの支配はなくなったんだなぁ……。

「シルキィ君のサキュバス袋は満足しましたか?」

「満足満足、だぁい満足です♡」

「あと百年以上先の話ですが、私の男性機能が失われたらどうしましょうかね……」

「うーん……まあそれは、あと百年以上後に考えましょうよ。二人でならきっといい方法が見つかると思います」

「そうですか、流すので目を瞑ってくださいね」

 レイモンドさんはそう言うとわたしに桶で頭からお湯を掛けた。

「君のそういう前向きなところがね、私は一番好きです」

「え、何か言いましたか?」

「なんでもないです。湯冷めする前に、ベッドに行きましょう。暖かい君を抱っこして、朝までぐっすり眠りたい」

 びしょびしょのわたしの目元を指で拭いながら、レイモンドさんはふんわりと笑った。 
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