君との戦いは下剋上から

心に決めた

3話
竜也が手にしたのは剣の武器だった。
その武器は、普通の武器では、なくノースなみの力を持っていて特殊だった。
竜也「俺の武器はジャクリートと言って、もう一つの封印している武器を使いこなすために使っているんだ。」
詩織「この凄まじい気迫、ただ者ではないわね。」
そして竜也は、ジャクリートの特殊能力の自分のスピード、力、心、全てを一時的にアップする能力だった。
詩織「こんな能力見たことないわ」
竜也「うおおおおおおおおお！！！」
と言ってダーカーの中でも強いヘラクレイトスに向かって歩き出した。
するとヘラクレイトスも黙ってやられるわけには、いかないので、竜也に向かって攻撃を何度も繰り返すが、一切当たらない。
そして竜也は一撃でヘラクレイトスを倒したのだ。
詩織「あの、ヘラクレイトスを一撃で倒すなんて何者なの？あなた一番下のランクじゃなかったっけ？」と言った。そして竜也は
竜也「ただの落ちぶれだよ」と言った。
竜也は、春斗が無口なので気になって見たら、春斗は、驚いたのか気絶していた。
竜也「詩織さん、このことはあまり人には言わないでくささい。」
詩織「なぜなの？言わないけど理由をきかせてちょうだい」
竜也「実は、僕、師匠からこの武器を使うなと言われてるので。」
詩織「なぜ？」
竜也「さっきも戦い中で言った通り封印だれた武器を使いこなすために使っているのでまだこの武器でさえ、本当の力どころか、ただ武器に頼って戦ってるだけなんですよ。ほんと、恥ずかしい限りです。」
詩織「あれで？」
竜也「あれ…とは、どういうことですか？」
詩織「いやヘラクレイトスを一撃で倒したじゃないの！」
竜也「あ、ああ。まあ一応ですがね。この武器を使うと体力の消耗が激しいんだ」
詩織「そうなの…」
そして竜也が、保健室へ連れて行くと、春斗は目を覚ました。
春斗「ここは？」
竜也「保健室だよ？」
春斗「あれ？俺はブザーが鳴ってから…叫び声が聞こえて竜也と駆けつけたらダーカーがいたんだっけか？」
竜也「お前は気絶しちゃったんだよ」
春斗「で、どうなっちゃったんだ。」
竜也「消えたよ」
春斗「なんか男が一撃で倒してる姿が頭の中に残ってるんだ」
竜也「きっとそれは夢だよ」と言った。
春斗「そうか…きっとそうだよな！」
と言って僕たちは、笑いながら保健室のベットで座っていた。