6 / 25
第6話 モフり続けて拾われる?
しおりを挟む
エドナの手に負えない力を見せられた三人は、シェルの森を進むことを急がずに軽い食事をとってから考えることを決める。
「私は干し肉を食べるかな」
「リズはクッキー」
「わたくしもお姉さまと同じものを頂きますわ!」
「よし、じゃあ……エドナ――は、水遊びしてるみたいだし遊ばせておこうか」
冒険者の彼女たちが自前で食事をしようとしている最中、エドナは浄化済みの池の中に浸かって魚がいないかどうかを眺めつつ、自分の手を何度も水の中で動かしていた。
「う~ん……やっぱりわたしが浄化しちゃったのかな。前世で除菌しまくりだったから毒耐性とかがついちゃったとかじゃないよね」
池の水がすっかり綺麗になっているうえ、これ以上の変化は見られないことを知ったエドナはライラたちがいる側ではなく、気づかぬ間に渡る前のところに戻っていた。
「あ、あれ? こっちじゃなくて向こう側? 急いで戻らないと心配させちゃう~」
向こう側に見えるライラたちのところに視線をやろうとすると、大木の隙間から白い綿のような物体が挟まっているのが見えた。
その瞬間からエドナの興味は白い物体の方にしか向かず、ライラたちに気づかれることなく木々が茂る奥へ奥へと足を踏み入れるのだった。
「魔物っぽさを感じないし、少しくらいならいいよね」
エドナが白い物体を追いかけてから数分後。少量の食事ながら小腹を満たし終えたライラたちは、エドナの姿がどこにもないことを知る。
「エドナ!? あの子はどこに?」
「リズは見てない」
立ち上がって周囲を見回すも、ライラの視界上にエドナの姿は無い。リズも懐に入れてあった水晶を取り出し見つめるが、何も見えないようだ。
「わたくしもあの子が水遊びをしているところまでは見ていましたけれど……」
「まさかいなくなるなんて思っていなかったから油断してた」
「近くに気配は無い。だとしたら森の奥……」
「ふぅ。私らも問題だが、あの子も勝手にいなくなる問題児ってわけか」
九歳のエドナが動ける範囲は限られているということを踏まえ、ライラたちは来た道を戻ってエドナを探すことに。
ライラたちが探していた一方、エドナは白い綿の物体のあとを追って陽射しが届かないほどの深い森に迷い込む。
「…………う~ん? 白い綿さん、どこ~?」
おかしいなぁ、動きが鈍そうだったしわたしが追ってることに気づいていたはずなのにどこにもいないなんて。
魔物がいないと聞いていたこともあってエドナには怖さは無かったものの、このまま迷い込んだらどうなるのかという不安だけは持っていた。
そこに、
「わぅっ!!」
目に見える大木ではなく、生い茂る草むらから動物の声が聞こえてくる。
「えっ、どこ? どう考えても犬の声だよね?」
この世界に来て初めて、前世で聞き慣れた犬の声。それを聞いてエドナは草をかき分け必死に声のする方に進んだ。
すると、尻尾を丸めた白綿のような犬が探し物でもしているかのように地面を一所懸命に掘っているところに出くわす。エドナは犬を逃がすまいと、両腕を思いきり伸ばしながらなりふり構わず犬をめがけて地面に飛び込んだ。
そのおかげでエドナは犬を捕まえることに成功する。
「や、やったぁぁ~!! ワンちゃんを捕まえた~!」
「……わふ?」
「いい子いい子。穴を掘ってる時に捕まえてごめんね~」
エドナに捕まった白い犬は暴れることもなく、手足が浮いていることに驚いて動きを止めてしまう。
「名前……は分からないけど、もふもふしてて可愛い~! ん~……柔らか~い」
どう見ても犬だよね。魔物っぽさもないし角が生えてるでも無い。そうかといって首輪――って、この世界で首輪をつけることなんてあるのかな。
誰かに飼われている可能性があるかと思い、周りを気にすると、犬が穴を掘っていた場所がどこかの街道だったことに気づく。
整備されていない街道のようで、人が歩いた跡がうっすらと見えている。
「もしかして近くに村か町があるのかな? あなたはどこから来たの?」
「わぅ?」
「さすがに言葉は分からないよね。それはしょうがないけど、ライラたちがいるところからどれくらい離れてしまったんだろう? 誰か通りがからないかな~」
白い犬をモフりながら誰かが通るのを待っていた時、エドナは自分の体が浮いたような感じがあった。
「……?」
捕まえた犬は両腕に抱えたままで異常はなく、大人しくしたままだ。
「……ったく、少しはオレの苦労を分かってくれよ! バルー」
しかしその直後、男性の声がしたと同時に抱えた犬が手足をばたつかせて尻尾を激しく振りだし始めた。
えっ? なになに? わわわわわっ!?
ワンちゃんの反応はもしかしなくてもだよね。
「わぅわぅっ!」
まさか犬じゃなくて自分が捕まえられると思っていなかったエドナだったが、このまま犬と思わせておけば見つからないと思い、喜びの声を上げる犬を抱えたまま自分は静かにすることに。
エドナはそのまま男性に抱きかかえられながら、大人しくその身を委ねた。
「ん~? 今日は随分重いな。まぁ、いいか。荷馬車に乗せてやるから静かにしてくれよな!」
もしかしなくても白いワンちゃんに間違えられて抱っこされちゃってる?
白いローブを着ているからって犬と見間違うなんて、ドジすぎるでしょ。荷馬車って聞こえたけど、大きい町とかに行くってことなのかな。
白い犬を捕まえたエドナは飼い主らしき男に捕まり、訳も分からずに荷馬車へと運ばれてしまった。行き先も不明なまま、エドナはどこかに着くまでどうすることも出来なかったのである。
――エドナを見失って数時間後。
ライラたちはシェルの森をくまなく探し続け、その足で街道に出ていた。
「はぁっ……、参ったな。九歳ってことに油断してた」
「子供の方が速い時がある。これは完全にリズたちの油断」
「街道に出てしまったということですと、どちらに進んだかが問題ですわね」
エドナが荷馬車に乗せられてから時間の差はあまりないものの、ライラたちにはエドナの行方を知る手がかりさえ無かった。
「状況的に厳しいな。それはそうとセリアって、獲物を追えるようなスキルは無かったっけ?」
「エドナちゃんは獲物としては対象外になりますわね。何らかの魔力が感じられれば分かるかもしれませんけれど、何も感じませんからおそらく抵抗するような危険な目にはあっていないとみていいですわね」
Aランク冒険者として活動しているとはいえ、ライラたちには索敵といったスキルが無い。
「危険な目か。私らは今まで気楽に旅をしていたからな~。索敵するところに行く機会も限られていたし……」
「……あの子なら危険なことがあっても何とかなる……気がする」
「毒池の浄化だけでもそんな気はするけどどうだろうな~」
セリアは直接見ていないせいかエドナの力についてよく知らないといった表情を見せているが、ライラとリズは妙な力を目の当たりにしたことで不安よりも心配の方が大きかった。
「それはそうと、左の街道を行けばランバート村に戻る道。右ならフィルジアに通じていますわね」
「ランバート村に戻るんなら私らの方に来ていなきゃおかしいから、フィルジアの方だな」
ライラたちがいる場所はランバート村にほど近い街道になる。ライラの言うように、仮にエドナがランバート村の方へ戻ろうとしているなら自分たちの方に歩いていなければおかしいと思っていた。
「じゃあ急ぐ?」
ライラの判断に対し、リズは首をかしげながら方針を聞いてみた。
「いや、フィルジアはさほど大きくないしそこにいるとすれば、見つけられるはず」
「それなら向かうしかありませんわね」
「暗くなる前に着けるはず。行こう」
シェルの森ではぐれたエドナを追う為、ライラたちはひと気の無い街道を進むことにした。
「私は干し肉を食べるかな」
「リズはクッキー」
「わたくしもお姉さまと同じものを頂きますわ!」
「よし、じゃあ……エドナ――は、水遊びしてるみたいだし遊ばせておこうか」
冒険者の彼女たちが自前で食事をしようとしている最中、エドナは浄化済みの池の中に浸かって魚がいないかどうかを眺めつつ、自分の手を何度も水の中で動かしていた。
「う~ん……やっぱりわたしが浄化しちゃったのかな。前世で除菌しまくりだったから毒耐性とかがついちゃったとかじゃないよね」
池の水がすっかり綺麗になっているうえ、これ以上の変化は見られないことを知ったエドナはライラたちがいる側ではなく、気づかぬ間に渡る前のところに戻っていた。
「あ、あれ? こっちじゃなくて向こう側? 急いで戻らないと心配させちゃう~」
向こう側に見えるライラたちのところに視線をやろうとすると、大木の隙間から白い綿のような物体が挟まっているのが見えた。
その瞬間からエドナの興味は白い物体の方にしか向かず、ライラたちに気づかれることなく木々が茂る奥へ奥へと足を踏み入れるのだった。
「魔物っぽさを感じないし、少しくらいならいいよね」
エドナが白い物体を追いかけてから数分後。少量の食事ながら小腹を満たし終えたライラたちは、エドナの姿がどこにもないことを知る。
「エドナ!? あの子はどこに?」
「リズは見てない」
立ち上がって周囲を見回すも、ライラの視界上にエドナの姿は無い。リズも懐に入れてあった水晶を取り出し見つめるが、何も見えないようだ。
「わたくしもあの子が水遊びをしているところまでは見ていましたけれど……」
「まさかいなくなるなんて思っていなかったから油断してた」
「近くに気配は無い。だとしたら森の奥……」
「ふぅ。私らも問題だが、あの子も勝手にいなくなる問題児ってわけか」
九歳のエドナが動ける範囲は限られているということを踏まえ、ライラたちは来た道を戻ってエドナを探すことに。
ライラたちが探していた一方、エドナは白い綿の物体のあとを追って陽射しが届かないほどの深い森に迷い込む。
「…………う~ん? 白い綿さん、どこ~?」
おかしいなぁ、動きが鈍そうだったしわたしが追ってることに気づいていたはずなのにどこにもいないなんて。
魔物がいないと聞いていたこともあってエドナには怖さは無かったものの、このまま迷い込んだらどうなるのかという不安だけは持っていた。
そこに、
「わぅっ!!」
目に見える大木ではなく、生い茂る草むらから動物の声が聞こえてくる。
「えっ、どこ? どう考えても犬の声だよね?」
この世界に来て初めて、前世で聞き慣れた犬の声。それを聞いてエドナは草をかき分け必死に声のする方に進んだ。
すると、尻尾を丸めた白綿のような犬が探し物でもしているかのように地面を一所懸命に掘っているところに出くわす。エドナは犬を逃がすまいと、両腕を思いきり伸ばしながらなりふり構わず犬をめがけて地面に飛び込んだ。
そのおかげでエドナは犬を捕まえることに成功する。
「や、やったぁぁ~!! ワンちゃんを捕まえた~!」
「……わふ?」
「いい子いい子。穴を掘ってる時に捕まえてごめんね~」
エドナに捕まった白い犬は暴れることもなく、手足が浮いていることに驚いて動きを止めてしまう。
「名前……は分からないけど、もふもふしてて可愛い~! ん~……柔らか~い」
どう見ても犬だよね。魔物っぽさもないし角が生えてるでも無い。そうかといって首輪――って、この世界で首輪をつけることなんてあるのかな。
誰かに飼われている可能性があるかと思い、周りを気にすると、犬が穴を掘っていた場所がどこかの街道だったことに気づく。
整備されていない街道のようで、人が歩いた跡がうっすらと見えている。
「もしかして近くに村か町があるのかな? あなたはどこから来たの?」
「わぅ?」
「さすがに言葉は分からないよね。それはしょうがないけど、ライラたちがいるところからどれくらい離れてしまったんだろう? 誰か通りがからないかな~」
白い犬をモフりながら誰かが通るのを待っていた時、エドナは自分の体が浮いたような感じがあった。
「……?」
捕まえた犬は両腕に抱えたままで異常はなく、大人しくしたままだ。
「……ったく、少しはオレの苦労を分かってくれよ! バルー」
しかしその直後、男性の声がしたと同時に抱えた犬が手足をばたつかせて尻尾を激しく振りだし始めた。
えっ? なになに? わわわわわっ!?
ワンちゃんの反応はもしかしなくてもだよね。
「わぅわぅっ!」
まさか犬じゃなくて自分が捕まえられると思っていなかったエドナだったが、このまま犬と思わせておけば見つからないと思い、喜びの声を上げる犬を抱えたまま自分は静かにすることに。
エドナはそのまま男性に抱きかかえられながら、大人しくその身を委ねた。
「ん~? 今日は随分重いな。まぁ、いいか。荷馬車に乗せてやるから静かにしてくれよな!」
もしかしなくても白いワンちゃんに間違えられて抱っこされちゃってる?
白いローブを着ているからって犬と見間違うなんて、ドジすぎるでしょ。荷馬車って聞こえたけど、大きい町とかに行くってことなのかな。
白い犬を捕まえたエドナは飼い主らしき男に捕まり、訳も分からずに荷馬車へと運ばれてしまった。行き先も不明なまま、エドナはどこかに着くまでどうすることも出来なかったのである。
――エドナを見失って数時間後。
ライラたちはシェルの森をくまなく探し続け、その足で街道に出ていた。
「はぁっ……、参ったな。九歳ってことに油断してた」
「子供の方が速い時がある。これは完全にリズたちの油断」
「街道に出てしまったということですと、どちらに進んだかが問題ですわね」
エドナが荷馬車に乗せられてから時間の差はあまりないものの、ライラたちにはエドナの行方を知る手がかりさえ無かった。
「状況的に厳しいな。それはそうとセリアって、獲物を追えるようなスキルは無かったっけ?」
「エドナちゃんは獲物としては対象外になりますわね。何らかの魔力が感じられれば分かるかもしれませんけれど、何も感じませんからおそらく抵抗するような危険な目にはあっていないとみていいですわね」
Aランク冒険者として活動しているとはいえ、ライラたちには索敵といったスキルが無い。
「危険な目か。私らは今まで気楽に旅をしていたからな~。索敵するところに行く機会も限られていたし……」
「……あの子なら危険なことがあっても何とかなる……気がする」
「毒池の浄化だけでもそんな気はするけどどうだろうな~」
セリアは直接見ていないせいかエドナの力についてよく知らないといった表情を見せているが、ライラとリズは妙な力を目の当たりにしたことで不安よりも心配の方が大きかった。
「それはそうと、左の街道を行けばランバート村に戻る道。右ならフィルジアに通じていますわね」
「ランバート村に戻るんなら私らの方に来ていなきゃおかしいから、フィルジアの方だな」
ライラたちがいる場所はランバート村にほど近い街道になる。ライラの言うように、仮にエドナがランバート村の方へ戻ろうとしているなら自分たちの方に歩いていなければおかしいと思っていた。
「じゃあ急ぐ?」
ライラの判断に対し、リズは首をかしげながら方針を聞いてみた。
「いや、フィルジアはさほど大きくないしそこにいるとすれば、見つけられるはず」
「それなら向かうしかありませんわね」
「暗くなる前に着けるはず。行こう」
シェルの森ではぐれたエドナを追う為、ライラたちはひと気の無い街道を進むことにした。
25
お気に入りに追加
165
あなたにおすすめの小説
異世界転移物語
月夜
ファンタジー
このところ、日本各地で謎の地震が頻発していた。そんなある日、都内の大学に通う僕(田所健太)は、地震が起こったときのために、部屋で非常持出袋を整理していた。すると、突然、めまいに襲われ、次に気づいたときは、深い森の中に迷い込んでいたのだ……
序盤でざまぁされる人望ゼロの無能リーダーに転生したので隠れチート主人公を追放せず可愛がったら、なぜか俺の方が英雄扱いされるようになっていた
砂礫レキ
ファンタジー
35歳独身社会人の灰村タクミ。
彼は実家の母から学生時代夢中で書いていた小説をゴミとして燃やしたと電話で告げられる。
そして落ち込んでいる所を通り魔に襲われ死亡した。
死の間際思い出したタクミの夢、それは「自分の書いた物語の主人公になる」ことだった。
その願いが叶ったのか目覚めたタクミは見覚えのあるファンタジー世界の中にいた。
しかし望んでいた主人公「クロノ・ナイトレイ」の姿ではなく、
主人公を追放し序盤で惨めに死ぬ冒険者パーティーの無能リーダー「アルヴァ・グレイブラッド」として。
自尊心が地の底まで落ちているタクミがチート主人公であるクロノに嫉妬する筈もなく、
寧ろ無能と見下されているクロノの実力を周囲に伝え先輩冒険者として支え始める。
結果、アルヴァを粗野で無能なリーダーだと見下していたパーティーメンバーや、
自警団、街の住民たちの視線が変わり始めて……?
更新は昼頃になります。
転生したら死んだことにされました〜女神の使徒なんて聞いてないよ!〜
家具屋ふふみに
ファンタジー
大学生として普通の生活を送っていた望水 静香はある日、信号無視したトラックに轢かれてそうになっていた女性を助けたことで死んでしまった。が、なんか助けた人は神だったらしく、異世界転生することに。
そして、転生したら...「女には荷が重い」という父親の一言で死んだことにされました。なので、自由に生きさせてください...なのに職業が女神の使徒?!そんなの聞いてないよ?!
しっかりしているように見えてたまにミスをする女神から面倒なことを度々押し付けられ、それを与えられた力でなんとか解決していくけど、次から次に問題が起きたり、なにか不穏な動きがあったり...?
ローブ男たちの目的とは?そして、その黒幕とは一体...?
不定期なので、楽しみにお待ち頂ければ嬉しいです。
拙い文章なので、誤字脱字がありましたらすいません。報告して頂ければその都度訂正させていただきます。
小説家になろう様でも公開しております。
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
転生したらただの女の子、かと思ったら最強の魔物使いだったらしいです〜しゃべるうさぎと始める異世界魔物使いファンタジー〜
上村 俊貴
ファンタジー
【あらすじ】
普通に事務職で働いていた成人男性の如月真也(きさらぎしんや)は、ある朝目覚めたら異世界だった上に女になっていた。一緒に牢屋に閉じ込められていた謎のしゃべるうさぎと協力して脱出した真也改めマヤは、冒険者となって異世界を暮らしていくこととなる。帰る方法もわからないし特別帰りたいわけでもないマヤは、しゃべるうさぎ改めマッシュのさらわれた家族を救出すること当面の目標に、冒険を始めるのだった。
(しばらく本人も周りも気が付きませんが、実は最強の魔物使い(本人の戦闘力自体はほぼゼロ)だったことに気がついて、魔物たちと一緒に色々無双していきます)
【キャラクター】
マヤ
・主人公(元は如月真也という名前の男)
・銀髪翠眼の少女
・魔物使い
マッシュ
・しゃべるうさぎ
・もふもふ
・高位の魔物らしい
オリガ
・ダークエルフ
・黒髪金眼で褐色肌
・魔力と魔法がすごい
【作者から】
毎日投稿を目指してがんばります。
わかりやすく面白くを心がけるのでぼーっと読みたい人にはおすすめかも?
それでは気が向いた時にでもお付き合いください〜。
ユーヤのお気楽異世界転移
暇野無学
ファンタジー
死因は神様の当て逃げです! 地震による事故で死亡したのだが、原因は神社の扁額が当たっての即死。問題の神様は気まずさから俺を輪廻の輪から外し、異世界の神に俺をゆだねた。異世界への移住を渋る俺に、神様特典付きで異世界へ招待されたが・・・ この神様が超適当な健忘症タイプときた。
無限に進化を続けて最強に至る
お寿司食べたい
ファンタジー
突然、居眠り運転をしているトラックに轢かれて異世界に転生した春風 宝。そこで女神からもらった特典は「倒したモンスターの力を奪って無限に強くなる」だった。
※よくある転生ものです。良ければ読んでください。 不定期更新 初作 小説家になろうでも投稿してます。 文章力がないので悪しからず。優しくアドバイスしてください。
改稿したので、しばらくしたら消します
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる