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甘やかな日常 ◆◆維月視点
想い染め 2
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新しいグラスを持ってこようかどうしようかと、落ちつかなげにそわそわし、それから美鈴はとりあえず手近な梅酒を俺に勧めた。
「えっと……梅酒、飲みます?」
「うん、もらおうか。新しく用意しなくていいよ。美鈴の、それをくれる?」
「え、でもこれ、蜂蜜いれて、甘くしちゃってますけど……」
「いいよ」
美鈴はとまどいがちに、自分の飲みかけのグラスを俺に差し出した。受け取ったグラスには、すっかりぬるくなった梅酒が半分ほど入っている。
美鈴の飲みかけだったそれは、たしかに甘かった。美味いが、やはり俺には少々甘過ぎた。
「もういっぱいもらえる?」
今度はストレートで。そう言うと、美鈴は「やっぱり甘かったでしょう?」とでも言いたげに微笑を口元に浮かべ、グラスに半分ほど、梅酒を注いでくれた。
寝起きのせいもあって、自分で思っていたより、喉が渇いていたようだ。ゆっくりと味わうこともせず、ほとんど一気に、飲み干してしまった。
この喉の渇きは、寝起きのせいだけではないだろう。喉に何かがつかえているような、そんな息苦しさがある。
あんな夢を見たから、だろうか。美鈴に対して「後ろめたさ」のようなものを感じていると言えなくもない。疚しいことは何一つしていないのだが、と思うこと自体が「疚しい」のかもしれない。
ばかばかしい。そう思いつつも、その半面、何やら情けなく、滑稽で、口の端に嘲笑が滲んでしまいそうだった。それをごまかすために、もう一杯、所望した。
「それ、もともと蜂蜜入りの梅酒なんです。維月さんには、ちょっと甘いですよね?」
「そうでもないよ。この梅酒、すごく美味い。あんまりアルコールって感じはしないけどね」
そういえば美鈴は梅酒……果実酒がお好みのようだ。好きが高じて果実酒を自家製するくらいに。
今も何か漬けているのかと問うと、美鈴は笑顔で頷いた。
秋ということで、梨とブルーベリーをブランデーで漬けている、とのことだ。
果実を漬ける酒は、一般的なところでホワイトリカー、乙種焼酎だが、その他ウィスキー、ウォッカで試しているらしい。美鈴は存外凝り性なとこがある。
「昔は果実酒ってそれほど好きでもなかったんだけど、最近になってハマっちゃったかなって感じで。簡単に作れるのも楽しくて。あ、でもなぜかワインはちょっと苦手なんですよね。甘口の白ワインは好きなんですけど」
果実酒を作るのは楽しいが、ガラス容器を置くところがなくなってきて、それが目下の悩みであるらしい。美鈴の部屋のキッチンは、ワンルームマンションだから当然といえば当然かもしれないが、それほど広くない。果実酒を置く暗所がとれない。
ならば、俺の部屋のキッチンに置いたらいいと、申し出た。場所は空いている。
美鈴は「いいんですか?」と遠慮がちに訊き返してきたが、「俺も飲ませてもらうんだから」と言うと、パッと表情を明るくして、俺の申し出を受けてくれた。
美鈴はいつも控えめだ。我を通そうとせず、抑え込むのが癖になっているようだ。「わたしなんかが」というのが、かつての美鈴の口癖だった。自分を隠そうとするきらいがある。無意識的に人目を気にしてしまう。怯えからくるのかもしれない。
俺も、美鈴のことを、とやかくはいえないが。
「維月さん、梅酒、まだ飲みます?」
「うん? ああ、ありがとう、もういいよ。美鈴の分、とっちゃったね」
「梅酒、まだあるから、大丈夫ですよ」
グラスを受け取ると、美鈴はいったんグラスをテーブルに戻し、自分用にと梅酒を注いだ。卓上ケトルを傾けて、梅酒を湯で割る。湯気が立ち、梅酒の甘酸っぱい香りが鼻腔をくすぐってくる。
「そこの……蜂蜜は入れないの?」
テーブルの上、美鈴の手元にある丸い小瓶に入ったそれを指さした。小瓶のラベルには「Honey」の文字がある。
「え? あ、これ、食用の蜂蜜じゃないんです」
美鈴は少し慌てた様子で、俺が指さした瓶と卓上ケトルの傍にある別の小瓶、両方を手に取った。
「紛らわしいですよね。色もそっくりそのまま蜂蜜だから。匂いも、ものすごく蜂蜜なんですよ。ええっと、こっちの小瓶の方が食用の蜂蜜で、こっちのは、ボディジェル」
ボディジェル、つまりスキンケア用品ということか。
風呂上がりに限らないが、女の子は、肌の手入れになにかと忙しい。
スキンケア用品だけでかなりの種類がある。化粧水や乳液くらいなら俺も分かるが、保湿のためのクリームやらジェルやら美容液やら、その他にもパックやらオイルやら……必要に応じて使い分けているようだが、何が何やら、男の俺にはさっぱり分からない。まぁ、妹がいる分、いわゆる「コスメ用品」に多少見慣れてはいるが。
スキンケアだけではない。ヘアケアも女子には大事だ。シャンプーとリンス(美鈴の使用しているものはリンスではなく、コンディショナーというらしい)だけではなく、ドライヤーで乾かす前につけるヘアオイルもある。
美鈴は、スキンケアやヘアケアに対し、さほど癇症的ではないように思う。しかしやはりそれなりに手間をかけている。女子として、ごく普通のことなのだろう。たとえば、同じ派遣社員の桃井さんと、「コスメ」話で盛り上がっていることもままある。服と同じように、「メイク」にも流行り廃りがあるらしく、ファッション雑誌などをメインにいろいろとリサーチしているらしい。
美鈴は流行りを追うタイプではないが、多少は流行りものも取り入れているようだ。基本的には「定番」のもの、シンプルなものを好むのだが、一方で、「新しもの」好きだったりもする。ことに、「限定品」の文字には弱いようだ。
「これ、期間限定品で売ってて、お試しで買ってみたら、けっこう良くて。それで他にも蜂蜜のコスメをいろいろ買っちゃったんですよね」
ボディジェルを皮きりに、化粧水、ハンドクリーム、リップなどを買ったらしい。
美鈴は、好きになると、とことん好きになる性質のようだ。そんな自分が、美鈴自身、可笑しいらしい。気恥ずかしそうに笑って、ちょっと肩を竦めてみせる。
美鈴のはにかんだ笑顔は、俺の悪戯心を煽りすぎるほどに煽ってくる。恥ずかしがり屋の美鈴の反応をあれこれと引き出し、愉しみたくなる。
「美鈴、それ、塗ってあげようか」
「え?」
俺からの唐突な提案に、美鈴は目を瞬かせた。即座に言葉が出ず、硬直したように動きを止めて俺を見る。きょとんとした顔があどけない。美鈴のその反応に、笑みがこぼれる。
「蜂蜜のボディジェル。手足はともかく、背中は自分では塗りにくいだろう?」
「え、えぇっと、それは……そうですけど」
羞恥と戸惑いが美鈴の頬に、紅の色となってあらわれる。が、そこに難色は見られない。
強引に話を進め、手を差し出した。
「ほら、美鈴、貸して。……違うよ、食用の蜂蜜じゃなくて、ジェルの方」
「……あ」
流されるまま、美鈴は俺に小瓶を手渡そうとする。が、それは食用の方で、どうやら美鈴は少なからず動顛しているようだ。俺が再び小さな笑いを漏らすと、美鈴の頬がさらに赤く染まった。
美鈴の頭の中、「断る」という選択肢はないようだ。露わにはしないが、美鈴の瞳に色めいた期待が読みとれる。俺の得手勝手な推量かもしれないが。
美鈴から蜂蜜のボディジェルを受け取ってから、美鈴に座る場所をかえてもらった。美鈴にもベッドに座ってもらった方が塗りやすい。
壁側に枕とクッションをあて、そこに背を預け、俺は両膝をたてる格好で座る。その俺の足と足の間に美鈴が座る、といった体勢になった。美鈴はベッドから足をおろしている。一人寝用のソファベッドは狭く、多少窮屈でもあるが、こうして密着するには都合がいい。
ボディジェルの瓶の蓋を開けると、ふわりと蜂蜜の香りが鼻腔をくすぐってくる。微かな香りだが、たしかに美鈴の言う通り、香りも蜂蜜そのままだ。
「これで掬ってください」と、美鈴からヘラ(スパチュラ、というらしい)を渡された。
掬ったジェルは、色も匂いも蜂蜜だが、粘着性はない。
「ほんとうに蜂蜜っぽいな」と笑うと、美鈴は肩越しに振り返り、「ですよね」と微笑み返してくる。
「美鈴、パジャマ脱いでくれないかな? そのままだと塗りにくい」
「えっ、あ……そ、そうです、ね。えっと、……」
美鈴はパジャマのうしろを捲り上げようともたついている。が、脱いでしまおう、とは思いきれないようだ。
大胆になりきれない美鈴だが、それをもどかしく感じたりはしない。
焦らされるのも、悪くはない。
どちらかといえば、焦らして愉しむ方が好きではあるのだが。
「えっと……梅酒、飲みます?」
「うん、もらおうか。新しく用意しなくていいよ。美鈴の、それをくれる?」
「え、でもこれ、蜂蜜いれて、甘くしちゃってますけど……」
「いいよ」
美鈴はとまどいがちに、自分の飲みかけのグラスを俺に差し出した。受け取ったグラスには、すっかりぬるくなった梅酒が半分ほど入っている。
美鈴の飲みかけだったそれは、たしかに甘かった。美味いが、やはり俺には少々甘過ぎた。
「もういっぱいもらえる?」
今度はストレートで。そう言うと、美鈴は「やっぱり甘かったでしょう?」とでも言いたげに微笑を口元に浮かべ、グラスに半分ほど、梅酒を注いでくれた。
寝起きのせいもあって、自分で思っていたより、喉が渇いていたようだ。ゆっくりと味わうこともせず、ほとんど一気に、飲み干してしまった。
この喉の渇きは、寝起きのせいだけではないだろう。喉に何かがつかえているような、そんな息苦しさがある。
あんな夢を見たから、だろうか。美鈴に対して「後ろめたさ」のようなものを感じていると言えなくもない。疚しいことは何一つしていないのだが、と思うこと自体が「疚しい」のかもしれない。
ばかばかしい。そう思いつつも、その半面、何やら情けなく、滑稽で、口の端に嘲笑が滲んでしまいそうだった。それをごまかすために、もう一杯、所望した。
「それ、もともと蜂蜜入りの梅酒なんです。維月さんには、ちょっと甘いですよね?」
「そうでもないよ。この梅酒、すごく美味い。あんまりアルコールって感じはしないけどね」
そういえば美鈴は梅酒……果実酒がお好みのようだ。好きが高じて果実酒を自家製するくらいに。
今も何か漬けているのかと問うと、美鈴は笑顔で頷いた。
秋ということで、梨とブルーベリーをブランデーで漬けている、とのことだ。
果実を漬ける酒は、一般的なところでホワイトリカー、乙種焼酎だが、その他ウィスキー、ウォッカで試しているらしい。美鈴は存外凝り性なとこがある。
「昔は果実酒ってそれほど好きでもなかったんだけど、最近になってハマっちゃったかなって感じで。簡単に作れるのも楽しくて。あ、でもなぜかワインはちょっと苦手なんですよね。甘口の白ワインは好きなんですけど」
果実酒を作るのは楽しいが、ガラス容器を置くところがなくなってきて、それが目下の悩みであるらしい。美鈴の部屋のキッチンは、ワンルームマンションだから当然といえば当然かもしれないが、それほど広くない。果実酒を置く暗所がとれない。
ならば、俺の部屋のキッチンに置いたらいいと、申し出た。場所は空いている。
美鈴は「いいんですか?」と遠慮がちに訊き返してきたが、「俺も飲ませてもらうんだから」と言うと、パッと表情を明るくして、俺の申し出を受けてくれた。
美鈴はいつも控えめだ。我を通そうとせず、抑え込むのが癖になっているようだ。「わたしなんかが」というのが、かつての美鈴の口癖だった。自分を隠そうとするきらいがある。無意識的に人目を気にしてしまう。怯えからくるのかもしれない。
俺も、美鈴のことを、とやかくはいえないが。
「維月さん、梅酒、まだ飲みます?」
「うん? ああ、ありがとう、もういいよ。美鈴の分、とっちゃったね」
「梅酒、まだあるから、大丈夫ですよ」
グラスを受け取ると、美鈴はいったんグラスをテーブルに戻し、自分用にと梅酒を注いだ。卓上ケトルを傾けて、梅酒を湯で割る。湯気が立ち、梅酒の甘酸っぱい香りが鼻腔をくすぐってくる。
「そこの……蜂蜜は入れないの?」
テーブルの上、美鈴の手元にある丸い小瓶に入ったそれを指さした。小瓶のラベルには「Honey」の文字がある。
「え? あ、これ、食用の蜂蜜じゃないんです」
美鈴は少し慌てた様子で、俺が指さした瓶と卓上ケトルの傍にある別の小瓶、両方を手に取った。
「紛らわしいですよね。色もそっくりそのまま蜂蜜だから。匂いも、ものすごく蜂蜜なんですよ。ええっと、こっちの小瓶の方が食用の蜂蜜で、こっちのは、ボディジェル」
ボディジェル、つまりスキンケア用品ということか。
風呂上がりに限らないが、女の子は、肌の手入れになにかと忙しい。
スキンケア用品だけでかなりの種類がある。化粧水や乳液くらいなら俺も分かるが、保湿のためのクリームやらジェルやら美容液やら、その他にもパックやらオイルやら……必要に応じて使い分けているようだが、何が何やら、男の俺にはさっぱり分からない。まぁ、妹がいる分、いわゆる「コスメ用品」に多少見慣れてはいるが。
スキンケアだけではない。ヘアケアも女子には大事だ。シャンプーとリンス(美鈴の使用しているものはリンスではなく、コンディショナーというらしい)だけではなく、ドライヤーで乾かす前につけるヘアオイルもある。
美鈴は、スキンケアやヘアケアに対し、さほど癇症的ではないように思う。しかしやはりそれなりに手間をかけている。女子として、ごく普通のことなのだろう。たとえば、同じ派遣社員の桃井さんと、「コスメ」話で盛り上がっていることもままある。服と同じように、「メイク」にも流行り廃りがあるらしく、ファッション雑誌などをメインにいろいろとリサーチしているらしい。
美鈴は流行りを追うタイプではないが、多少は流行りものも取り入れているようだ。基本的には「定番」のもの、シンプルなものを好むのだが、一方で、「新しもの」好きだったりもする。ことに、「限定品」の文字には弱いようだ。
「これ、期間限定品で売ってて、お試しで買ってみたら、けっこう良くて。それで他にも蜂蜜のコスメをいろいろ買っちゃったんですよね」
ボディジェルを皮きりに、化粧水、ハンドクリーム、リップなどを買ったらしい。
美鈴は、好きになると、とことん好きになる性質のようだ。そんな自分が、美鈴自身、可笑しいらしい。気恥ずかしそうに笑って、ちょっと肩を竦めてみせる。
美鈴のはにかんだ笑顔は、俺の悪戯心を煽りすぎるほどに煽ってくる。恥ずかしがり屋の美鈴の反応をあれこれと引き出し、愉しみたくなる。
「美鈴、それ、塗ってあげようか」
「え?」
俺からの唐突な提案に、美鈴は目を瞬かせた。即座に言葉が出ず、硬直したように動きを止めて俺を見る。きょとんとした顔があどけない。美鈴のその反応に、笑みがこぼれる。
「蜂蜜のボディジェル。手足はともかく、背中は自分では塗りにくいだろう?」
「え、えぇっと、それは……そうですけど」
羞恥と戸惑いが美鈴の頬に、紅の色となってあらわれる。が、そこに難色は見られない。
強引に話を進め、手を差し出した。
「ほら、美鈴、貸して。……違うよ、食用の蜂蜜じゃなくて、ジェルの方」
「……あ」
流されるまま、美鈴は俺に小瓶を手渡そうとする。が、それは食用の方で、どうやら美鈴は少なからず動顛しているようだ。俺が再び小さな笑いを漏らすと、美鈴の頬がさらに赤く染まった。
美鈴の頭の中、「断る」という選択肢はないようだ。露わにはしないが、美鈴の瞳に色めいた期待が読みとれる。俺の得手勝手な推量かもしれないが。
美鈴から蜂蜜のボディジェルを受け取ってから、美鈴に座る場所をかえてもらった。美鈴にもベッドに座ってもらった方が塗りやすい。
壁側に枕とクッションをあて、そこに背を預け、俺は両膝をたてる格好で座る。その俺の足と足の間に美鈴が座る、といった体勢になった。美鈴はベッドから足をおろしている。一人寝用のソファベッドは狭く、多少窮屈でもあるが、こうして密着するには都合がいい。
ボディジェルの瓶の蓋を開けると、ふわりと蜂蜜の香りが鼻腔をくすぐってくる。微かな香りだが、たしかに美鈴の言う通り、香りも蜂蜜そのままだ。
「これで掬ってください」と、美鈴からヘラ(スパチュラ、というらしい)を渡された。
掬ったジェルは、色も匂いも蜂蜜だが、粘着性はない。
「ほんとうに蜂蜜っぽいな」と笑うと、美鈴は肩越しに振り返り、「ですよね」と微笑み返してくる。
「美鈴、パジャマ脱いでくれないかな? そのままだと塗りにくい」
「えっ、あ……そ、そうです、ね。えっと、……」
美鈴はパジャマのうしろを捲り上げようともたついている。が、脱いでしまおう、とは思いきれないようだ。
大胆になりきれない美鈴だが、それをもどかしく感じたりはしない。
焦らされるのも、悪くはない。
どちらかといえば、焦らして愉しむ方が好きではあるのだが。
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