【完結】あなたに叶えて欲しい、願いごと

熱病から目覚めたシャーリーは、忘れていた十歳の頃の記憶を思い出した。
妖精の女王と契約を交わした事で、自分の命は二十歳で尽きる…と。
残り二年も無い中、シャーリーが望むのは、婚約者との一日も早い結婚だったが、
婚約者は見舞いにも来てくれない…
そんなシャーリーの支えは、家族、親友、妖精の友、話相手になってくれる医師、
そして、誰からか分からないが、送られてくる花だった___
異世界恋愛:前日譚(ラウル)、本編(シャーリー)、後日譚 《完結しました》
24h.ポイント 7pt
13
小説 36,494 位 / 190,696件 恋愛 15,954 位 / 57,524件

あなたにおすすめの小説

その伯爵令嬢は、冷酷非道の皇帝陛下に叶わぬ恋をした

柴野
恋愛
それは一目惚れだった。 冷酷非道の血まみれ皇帝と呼ばれる男に、恋をしたのだ。 伯爵令嬢マリア・フォークロスは、娘を高値で売り付けたい父に皇妃になれと言われ、育てられてきた。 とはいえ簡単には妃どころか婚約者候補にすらなれるはずもなく、皇帝と近くで言葉を交わす機会さえろくに得られない。しかしながら、とあるパーティーで遠目から眺めた際――どうしようもなく好きになってしまったのだ。 皇帝陛下の、最愛になりたい。 皇帝に冷たい視線を向けられつつも、マリアは恋心のままに文を綴る。 自分の恋が叶わぬものだという現実に見て見ぬふりをして。 ※本作は『社交界のコソ泥と呼ばれる似非令嬢に課されたミッションは、皇帝陛下の初恋泥棒です(https://www.alphapolis.co.jp/novel/6211648/759863814)』の前日談ですが、単体でもお楽しみいただけるはずです。 ※主人公は報われません。 ※悲恋バッドエンドです。

裏庭係の私、いつの間にか偉い人に気に入られていたようです

ルーシャオ
恋愛
宮廷メイドのエイダは、先輩メイドに頼まれ王城裏庭を掃除した——のだが、それが悪かった。「一体全体何をしているのだ! お前はクビだ!」「すみません、すみません!」なんと貴重な薬草や香木があることを知らず、草むしりや剪定をしてしまったのだ。そこへ、薬師のデ・ヴァレスの取りなしのおかげで何とか「裏庭の管理人」として首が繋がった。そこからエイダは学び始め、薬草の知識を増やしていく。その真面目さを買われて、薬師のデ・ヴァレスを通じてリュドミラ王太后に面会することに。そして、お見合いを勧められるのである。一方で、エイダを嵌めた先輩メイドたちは——?

妹と再婚約?殿下ありがとうございます!

八つ刻
恋愛
第一王子と侯爵令嬢は婚約を白紙撤回することにした。 第一王子が侯爵令嬢の妹と真実の愛を見つけてしまったからだ。 「彼女のことは私に任せろ」 殿下!言質は取りましたからね!妹を宜しくお願いします! 令嬢は妹を王子に丸投げし、自分は家族と平穏な幸せを手に入れる。

【完結】選ばないでください

仲 奈華 (nakanaka)
恋愛
豪華で綺麗な人達の中に紛れ込んで、 偽物の私が、何食わぬ顔で座っている。 私が、この場所にいるべきでない事は、私が一番知っている。 私に資格がない事は、私が一番知っている。 なのに、誰よりも高貴な貴方は私だけを見つめてきて、 あの時のように微笑みかけてくる。 その微笑みに見とれながら、 私はこの場所から逃げたくて仕方がない。 貴方には私より、もっとふさわしい人がいる。 本当はこの場所に来れるはずがない私だけど、 貴方に出会う事ができた。 貴方の笑顔を目に焼き付けて、 私は、何事もなくここから解放される時を待つ。 だから、、、 お願い、、、 私の事は、、、、 選ばないでください。 8月26日~続編追加します。不定期更新。完結→連載へ設定変更となります。ご了承ください。

unison~元婚約者様へ。私は決して、復縁はいたしません~

柚木ゆず
恋愛
 他国で開かれた世界的なピアノコンクールで最高位の賞に輝き、史上最年少で文化勲章を授与された伯爵令嬢ステラ。彼女にはかつて婚約者である侯爵家の嫡男マーティンに裏切られ傷つき、専属調律師であるヴィクターによって救われた過去がありました。  策略によってステラに好意を抱かせ、挙句心変わりをして捨てた元婚約者マーティン。そんな彼は―― 「ステラ・レンダユス。俺が愛すべき人は、やはり貴方でした」  ステラが一躍有名人になったと知るや、反省していると嘯き復縁を求め接触を始めたのでした。  また上手く振る舞えば、あの時のように簡単に騙せてヨリを戻せる。そう確信していたマーティンでしたが、それは叶いません。  なぜならばステラを公私で支える専属調律師のヴィクターには、とある秘密があって――

某国王家の結婚事情

小夏 礼
恋愛
ある国の王家三代の結婚にまつわるお話。 侯爵令嬢のエヴァリーナは幼い頃に王太子の婚約者に決まった。 王太子との仲は悪くなく、何も問題ないと思っていた。 しかし、ある日王太子から信じられない言葉を聞くことになる……。

完 これが何か、お分かりになりますか?〜リスカ令嬢の華麗なる復讐劇〜

水鳥楓椛
恋愛
 バージンロード、それは花嫁が通る美しき華道。  しかし、本日行われる王太子夫妻の結婚式は、どうやら少し異なっている様子。 「ジュリアンヌ・ネモフィエラ!王太子妃にあるまじき陰湿な女め!今この瞬間を以て、僕、いいや、王太子レアンドル・ハイリーの名に誓い、貴様との婚約を破棄する!!」  不穏な言葉から始まる結婚式の行き着く先は———?

あなたの心を知る方法

クマ三郎@書籍発売中
恋愛
 十八歳のあの日、私は時間が止まったかのような錯覚に見舞われた。  長身で細身なのに、無駄のない筋肉に覆われた完璧な肉体。 そしてこの国ではとても珍しい青みを帯びた艶やかな黒髪。けれどもっと珍しいのはその瞳だ。  紫。  私は、こんなにも美しい瞳の色を知らない。  十年前。  私が恋に落ちたのは、先の戦争を勝利に導いた男、フランツ・ロイスナー。  けれど、この出会いは不幸の始まりだった。  私ではなく、彼の──