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夢に近づいて
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私は田舎でスーパーでレジ打ちのアルバイトができるまで回復した。
あれからもう二年半、マオは大学受験で忙しい時期だろう。
兄の勧める大学を受験する。
私立大だが、かなりの偏差値が必要だ。
マオは大丈夫だろうか?
私と出会った頃はクラス最下位でまるで勉強が出来なかった。
それが今ではレベルの高い大学を狙える学力を身につけてる。
マオいわく、「愛の力」だそうです。
私はマオが大学に合格すれば、同じ大学の兄の知り合いの教授のアシスタントになれるのでまたマオと会えるの。
この事はまだマオには内緒。
これまでの私とマオは1日一回のメールのやりとりだけしかしてこなかった。
再会できると信じて、会いたい、寂しい、悲しい、という内容は使わない約束をしてた。
私達はまた絶対再会し、愛し合えると信じて疑わないと約束した。
写真もお互い送らず、現在の姿、顔がわからない、会う時の楽しみにしようと決めてた。
私は一日一日が長く感じてしまう。
マオは受験生だから短く感じるのかな?
早く合格発表にならないかなぁ。まだ受験もしてないけど。
マオから受験の日にメールが届いた
「きっとユミちゃんの事だから私より緊張してるでしょ? 大丈夫だよ。私は落ち着いてるから。
ユミちゃんのお姉さんって凄いね、たくさん勉強のコツ教えてもらっちゃったし、たくさんテキスト作ってくれたよ。お姉さんからもこの調子なら大丈夫って言ってもらったから必ず合格します
お姉さんがね、合格したら素敵なプレゼントくれるって。何かな楽しみだよ。
じゃぁ、頑張ってきます。」
私はマオが受験から帰った時に読めるようにメールを送ろう。
発表の日にマオから簡単なメールが来た。
「合格発表の日です。
もし合格していたらユミちゃんに電話してもいいですか?ユミちゃんの携帯番号変わっていませんか?」
私はすぐ返信する。
「番号変わってないよ。マオは携帯変わったでしょ?
私の番号覚えてるの?」
マオの返信「携帯に登録してると母さんに見られてしまうから頭の中にしまってあるの、忘れないようにいつもかんがえてたよ。」
マオからの電話を待つ。
中々かかってこない。
まさか不合格?
どんどん不安が大きくなる。
私の携帯がなった。
登録してない番号。
マオだ
私はすぐに出る。
マオ「もしもし」
ユミ「...」
マオ「ユミちゃん?」
マオの声に私は涙が出て喋れない。
ユミ「マオー、マオだー」
ダメ、会話にならない。
マオ「うわぁ、ユミちゃ~ぁん」
マオも泣き出してしまう。
マオと私はただただ泣くだけで会話にならない。
しばらくお互い声を聞けた喜びを噛み締めた。
マオ「ユミちゃん、ありがとう。ずっと待っててくれたんだね」
ユミ「私にはマオしかいないから」
ユミ「合格おめでとう」
マオ「ありがとう。ユミちゃんのお姉さんが
言ってたの、我慢して頑張れば必ず幸せになれるわよって、この事だったのかな?」
ユミ「ううん、違うと思うよ。」
マオ「えっ、? ユミちゃんは何か知ってるの?」
ユミ「ゴメン、知ってる。でもまだ言えないんだ。もう少し待ってて。」
マオ「うん。楽しみにしとくね。」
ユミ「もう三年近くなるんだね、会えなくなって。一日だってマオを忘れた事ないよ。いつかきっとまた会えると信じているの。こうやって話しができる事も夢みていたの。ありがとうマオ。」
マオはまた泣いている。
マオ「ユミちゃん、私こそありがとう。
待っててくれて。ユミちゃんのお姉さんの事信じてよかった。」
ユミ「マオ、愛してる。」
マオ「嬉しい、私もユミちゃんを愛してる」
二人声を聞けた事をすごく幸せに感じていた。そして再会できる事を誓いあった
あれからもう二年半、マオは大学受験で忙しい時期だろう。
兄の勧める大学を受験する。
私立大だが、かなりの偏差値が必要だ。
マオは大丈夫だろうか?
私と出会った頃はクラス最下位でまるで勉強が出来なかった。
それが今ではレベルの高い大学を狙える学力を身につけてる。
マオいわく、「愛の力」だそうです。
私はマオが大学に合格すれば、同じ大学の兄の知り合いの教授のアシスタントになれるのでまたマオと会えるの。
この事はまだマオには内緒。
これまでの私とマオは1日一回のメールのやりとりだけしかしてこなかった。
再会できると信じて、会いたい、寂しい、悲しい、という内容は使わない約束をしてた。
私達はまた絶対再会し、愛し合えると信じて疑わないと約束した。
写真もお互い送らず、現在の姿、顔がわからない、会う時の楽しみにしようと決めてた。
私は一日一日が長く感じてしまう。
マオは受験生だから短く感じるのかな?
早く合格発表にならないかなぁ。まだ受験もしてないけど。
マオから受験の日にメールが届いた
「きっとユミちゃんの事だから私より緊張してるでしょ? 大丈夫だよ。私は落ち着いてるから。
ユミちゃんのお姉さんって凄いね、たくさん勉強のコツ教えてもらっちゃったし、たくさんテキスト作ってくれたよ。お姉さんからもこの調子なら大丈夫って言ってもらったから必ず合格します
お姉さんがね、合格したら素敵なプレゼントくれるって。何かな楽しみだよ。
じゃぁ、頑張ってきます。」
私はマオが受験から帰った時に読めるようにメールを送ろう。
発表の日にマオから簡単なメールが来た。
「合格発表の日です。
もし合格していたらユミちゃんに電話してもいいですか?ユミちゃんの携帯番号変わっていませんか?」
私はすぐ返信する。
「番号変わってないよ。マオは携帯変わったでしょ?
私の番号覚えてるの?」
マオの返信「携帯に登録してると母さんに見られてしまうから頭の中にしまってあるの、忘れないようにいつもかんがえてたよ。」
マオからの電話を待つ。
中々かかってこない。
まさか不合格?
どんどん不安が大きくなる。
私の携帯がなった。
登録してない番号。
マオだ
私はすぐに出る。
マオ「もしもし」
ユミ「...」
マオ「ユミちゃん?」
マオの声に私は涙が出て喋れない。
ユミ「マオー、マオだー」
ダメ、会話にならない。
マオ「うわぁ、ユミちゃ~ぁん」
マオも泣き出してしまう。
マオと私はただただ泣くだけで会話にならない。
しばらくお互い声を聞けた喜びを噛み締めた。
マオ「ユミちゃん、ありがとう。ずっと待っててくれたんだね」
ユミ「私にはマオしかいないから」
ユミ「合格おめでとう」
マオ「ありがとう。ユミちゃんのお姉さんが
言ってたの、我慢して頑張れば必ず幸せになれるわよって、この事だったのかな?」
ユミ「ううん、違うと思うよ。」
マオ「えっ、? ユミちゃんは何か知ってるの?」
ユミ「ゴメン、知ってる。でもまだ言えないんだ。もう少し待ってて。」
マオ「うん。楽しみにしとくね。」
ユミ「もう三年近くなるんだね、会えなくなって。一日だってマオを忘れた事ないよ。いつかきっとまた会えると信じているの。こうやって話しができる事も夢みていたの。ありがとうマオ。」
マオはまた泣いている。
マオ「ユミちゃん、私こそありがとう。
待っててくれて。ユミちゃんのお姉さんの事信じてよかった。」
ユミ「マオ、愛してる。」
マオ「嬉しい、私もユミちゃんを愛してる」
二人声を聞けた事をすごく幸せに感じていた。そして再会できる事を誓いあった
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