8 / 14
二人の関係
しおりを挟む
私は彼女の姿がないと不安になる。
またあの足りない日々に戻ってしまうのではないか?と。
エリ「あなたは愛情をもう知ってしまったから大丈夫よ」
彼女はそう言う。私は知ってしまったから彼女を失った時、もっと酷いポンコツになるんじゃないかと思う。
エリ「旅行に行かない?」
加奈子「私と?」
エリ「あなたと行きたいの」
加奈子「私は旅行は行った事ないのでどんなことするのかも分かりません。」
エリ「楽しみ方を教えてあげるわ」
エリさんと二人で旅行に行った。
彼女の車で、朝出て夕方に旅館に着く。
車の中でエリさんは私に沢山話しかけてくれた。彼女の声、話し方、全てメロディのように私の心に心地良く届く。
美味しい料理を食べ、温泉に入る。
私はこんなに広いお風呂は初めてだった。
エリ「あら、誰もいないわね」
湯船に二人入る。
私はは裸の彼女を見ると触れたくなってしまう。
我慢できずにキスをねだった。
エリ「うふ、可愛いわ、加奈ちゃん」
優しいキスをくれた。
その時、ガヤガヤと年配の女性が数人入って来た。
私達のキスを見られてしまった。
「あんたたちレズビアンなのね、気持ち悪い」と罵られた。
エリ「もう上がりましょ」
私の手を引き温泉を出た。
私とエリさんはレズビアンなのだろうか?
加奈子「私とエリさんはレズビアンですか?」
エリ「私は違うわ、きっとあなたも違うはず」
彼女はわかりやすく説明してくれた。
レズビアンの人は女性が恋愛対象の人。エリさんの恋愛対象は私だけ。
加奈子「じゃあ、私もレズビアンじゃない。恋愛対象はエリさんだけだから」
二人部屋に戻った。
お布団が二組ひいてあった。
エリ「疲れたでしょ?もう寝ましょう」
私はちょっと落ち込んだ。布団が二組となれば別々に寝ないといけない。
彼女はなんの躊躇もなく浴衣を脱ぎ全裸で布団に入る。
私も仕方なく浴衣を脱ぎ、別の布団に入ろうした、
エリ「加奈ちゃん、おいで」
私を自分の布団に招き入れてくれた。
エリさんは運転の疲れもあってすぐ寝息をたてはじめた。
私は彼女を抱きしめる、彼女への想いが溢れてくる。
加奈子「あぁ、私エリさんが大好きなんだ」
愛しくて愛しくて仕方がない。
私とエリさんの関係ってなんだろ?
そんな事考えてたら眠れなくなってしまった。
そっと布団を出て飲み物を買いに部屋を出る
自販機の前、あの温泉で私達を罵ったおばさんがビールを買っていた。
「あれっ、あんたレズの子だね?」
加奈子「私レズじゃありません。愛した人がたまたま女性だっただけです。」
私はそれだけ言って部屋に戻った。
私はハッキリと自覚した。エリさんを心から愛してる事を。
またあの足りない日々に戻ってしまうのではないか?と。
エリ「あなたは愛情をもう知ってしまったから大丈夫よ」
彼女はそう言う。私は知ってしまったから彼女を失った時、もっと酷いポンコツになるんじゃないかと思う。
エリ「旅行に行かない?」
加奈子「私と?」
エリ「あなたと行きたいの」
加奈子「私は旅行は行った事ないのでどんなことするのかも分かりません。」
エリ「楽しみ方を教えてあげるわ」
エリさんと二人で旅行に行った。
彼女の車で、朝出て夕方に旅館に着く。
車の中でエリさんは私に沢山話しかけてくれた。彼女の声、話し方、全てメロディのように私の心に心地良く届く。
美味しい料理を食べ、温泉に入る。
私はこんなに広いお風呂は初めてだった。
エリ「あら、誰もいないわね」
湯船に二人入る。
私はは裸の彼女を見ると触れたくなってしまう。
我慢できずにキスをねだった。
エリ「うふ、可愛いわ、加奈ちゃん」
優しいキスをくれた。
その時、ガヤガヤと年配の女性が数人入って来た。
私達のキスを見られてしまった。
「あんたたちレズビアンなのね、気持ち悪い」と罵られた。
エリ「もう上がりましょ」
私の手を引き温泉を出た。
私とエリさんはレズビアンなのだろうか?
加奈子「私とエリさんはレズビアンですか?」
エリ「私は違うわ、きっとあなたも違うはず」
彼女はわかりやすく説明してくれた。
レズビアンの人は女性が恋愛対象の人。エリさんの恋愛対象は私だけ。
加奈子「じゃあ、私もレズビアンじゃない。恋愛対象はエリさんだけだから」
二人部屋に戻った。
お布団が二組ひいてあった。
エリ「疲れたでしょ?もう寝ましょう」
私はちょっと落ち込んだ。布団が二組となれば別々に寝ないといけない。
彼女はなんの躊躇もなく浴衣を脱ぎ全裸で布団に入る。
私も仕方なく浴衣を脱ぎ、別の布団に入ろうした、
エリ「加奈ちゃん、おいで」
私を自分の布団に招き入れてくれた。
エリさんは運転の疲れもあってすぐ寝息をたてはじめた。
私は彼女を抱きしめる、彼女への想いが溢れてくる。
加奈子「あぁ、私エリさんが大好きなんだ」
愛しくて愛しくて仕方がない。
私とエリさんの関係ってなんだろ?
そんな事考えてたら眠れなくなってしまった。
そっと布団を出て飲み物を買いに部屋を出る
自販機の前、あの温泉で私達を罵ったおばさんがビールを買っていた。
「あれっ、あんたレズの子だね?」
加奈子「私レズじゃありません。愛した人がたまたま女性だっただけです。」
私はそれだけ言って部屋に戻った。
私はハッキリと自覚した。エリさんを心から愛してる事を。
0
お気に入りに追加
2
あなたにおすすめの小説
作業厨から始まる異世界転生 レベル上げ? それなら三百年程やりました
ゆーき@書籍発売中
ファンタジー
第十五回ファンタジー小説大賞で奨励賞に選ばれました!
4月19日、一巻が刊行されました!
俺の名前は中山佑輔(なかやまゆうすけ)。作業ゲーが大好きなアラフォーのおっさんだ。みんなからは世界一の作業厨なんて呼ばれてたりもする。
そんな俺はある日、ゲーム中に心不全を起こして、そのまま死んでしまったんだ。
だけど、女神さまのお陰で、剣と魔法のファンタジーな世界に転生することが出来た。しかも!若くててかっこいい身体と寿命で死なないおまけつき!
俺はそこで、ひたすらレベル上げを頑張った。やっぱり、異世界に来たのなら、俺TUEEEEEとかやってみたいからな。
まあ、三百年程で、世界最強と言えるだけの強さを手に入れたんだ。だが、俺はその強さには満足出来なかった。
そう、俺はレベル上げやスキル取得だけをやっていた結果、戦闘技術を上げることをしなくなっていたんだ。
レベル差の暴力で勝っても、嬉しくない。そう思った俺は、戦闘技術も磨いたんだ。他にも、モノづくりなどの戦闘以外のものにも手を出し始めた。
そしたらもう……とんでもない年月が経過していた。だが、ここまでくると、俺の知識だけでは、出来ないことも増えてきた。
「久しぶりに、人間に会ってみようかな?」
そう思い始めた頃、我が家に客がやってきた。
高身長女子は絶倫ふたなり令嬢に囲われる
志貴野ハル
恋愛
【あらすじ】
クリスマスの夕方、友人との待ち合わせのため電車に乗っていたら、偶然、目撃した痴漢を撃退したメグミ。
数日後、助けた女の子であるヤヨイと偶然再会し、お礼を兼ねて食事をすることに。
食事の後、酔い潰れたメグミは知らない部屋で目を覚ますが、目の前にいたのは女の体に男性器を持ったふたなりのヤヨイだった。
【登場人物】
◆メグミ……女子校出身、整った顔立ちと高身長のせいで学生時代は同性にモテた。
高校卒業後は巨乳のせいで変な異性に言い寄られるようになり、外見と恋愛のコンプレックスを持つ。
◆ヤヨイ……ブライダル事業を展開する会社の社長令嬢兼専務。
若い外見から学生に間違われることもあるが、本人曰く「いい大人(年齢非公表)」。
生まれ持った性も性自認も女性。恋愛対象も女性。
痴漢から助けてくれたメグミに一目惚れ、ストーカーまがいのことをして接点を持った。
悪魔との100日ー淫獄の果てにー
blueblack
恋愛
―人体実験をしている製薬会社― とある会社を調べていた朝宮蛍は、証拠を掴もうと研究施設に侵入を試み、捕まり、悪魔と呼ばれる女性からのレズ拷問を受ける。 身も凍るような性調教に耐え続ける蛍を待ち受けるのは、どんな運命か。
とある母娘の話
ぽむ
大衆娯楽
裕福な家庭の主婦、伊藤優香とその娘……真礼。
「ごくふつう」の幸せな生活を送る母娘であったが、彼女らには家族にすら言えないとある秘密があった……。
「ごくふつう」の母娘の、「ごくふつう」ではない秘密……少し覗いてみませんか?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる