天使

ゆう

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クリスマス

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毎週、泊まりに行った。

エッチを、しない時もある。どちらかが生理だとできないもん。

それにマコさんお仕事で疲れてたりもするから。

でもイチャイチャはできる。

マコさんはいつもいつも、変わらず可愛いし、優しい。やっぱ天使なの。

ベットに入っていつも先にマコさんが寝ちゃう。

可愛い寝顔を毎週見てる。私はそれだけでも癒されるの。

身体だけ求めるのも変だし。やっぱ心で繋がっていたいよね。

もうすぐ冬休みも来るし。その前に恋人の一大イベントのクリスマスもやってくる。超楽しみ。

プレゼントなにがいいかな?

今から考えないとね。ドキドキしてきた。

マコさんの欲しいものってなんだろう。

今度こっそりリサーチしよ。

クリスマスイブ。

恋人達の大イベント。

めっちゃ楽しみにしてしてた。

マコさんに渡すプレゼントも用意した。可愛いネックレス。

マコさんケーキ屋さんで働いてるの。一年で一番忙しいのが、クリスマス。
会えるかな?会いたい、プレゼントもあるし。

もしかして、イブなのに一人っきりなの?

LINEが来た。

マコ「仕事終わったよ。今から会えるかな?」

ユミ「お疲れ様。嬉しい、会いたい。」

マコ「今から迎えに行くよ、家?」

ユミ「うん、待ってる。」

マコさんを待つ。この待つ気持ちって好き。

焦ったくて、ちょっと不安で、なんとも言えない。

マコさんが来てくれた。

優しい笑顔。嬉しいな、マコさん疲れてるのにそんな顔見せない。大人なんだね。

マコさんのマンションに行く途中、マコさんが

マコ「寄りたいところがあるの。いい?」

ユミ「いいですよ。どこ?」

マコ「ウフフ、ヒミツ。」

結構走る、小高い丘?

頂上まで行く。

すごい。

一面の夜景。こんな場所知らなかった。

マコ「友達に教えてもらったの、綺麗でしょ?」

ユミ「綺麗、すごく素敵。」

マコ「ユミちゃんと見に来たかったんだ。」

ユミ「嬉しい。」

なんかキュンキュンしてくる。

私泣きそう、嬉しくて。

マコさんがそっと手を繋いでくれる。

マコ「大好きだよ、いつも待たせてばっかりでゴメンね。」

あん、だめ、泣いちゃう。

ユミ「グスッ、私も大好きだよー。」

もうダメ、ダム決壊しちゃった。

マコ「もう泣かないでよ、私まで泣いちゃうから。」

それから落ち着くまで、ベンチには座って手を繋いで、夜景を見た。

マコ「これ、プレゼントなんだ。もらってくれる?」

ユミ「あっ、ありがとう。私もあるんだ。」


私も渡した。

マコさんからのプレゼントはマコさんとお揃いのリング。

私が渡したのは私とお揃いのネックレス。

お互い、思いは一緒みたい、嬉しい。

マコ「そろそろ行く?」

ユミ「うん、」

マコ「ねぇ、今日って泊まっていける?」

ユミ「泊まりたい。」

マコ「嬉しい。食事まだだよね?」

ユミ「うん、でもお母さんにご馳走作ってもらってて、持ってきてるの。マコさんと食べようと思って。」

マコ「えー、ホント?嬉しい。早く帰って食べよ。」



マコさんのマンション。

二人で母が作ってくれたローストチキン、サンドイッチ、おかず色々を仲良く食べる。

ケーキをマコさんがお店から買ってきてくれてた。

ケーキ美味しい。マコさんのお店のケーキはやっぱ最高。

食後、二人で片付け。

あとは二人でまったりするだけ。

ソファでマコさんの入れてくれた紅茶を飲む。

横にマコさん、自然と身体がくっついて、小さなマコさんが私にも垂れかかって来る。可愛い。

ユミ「マコさん、今日はありがとう。仕事忙しかったでしょ?疲れてるのに私と過ごしてくれて、ホントありがとう。」

マコ「ううん、クリスマスだもん、私がユミちゃんと居たかったんだ。」

ユミ「もう休んだ方がいいよ。お風呂入ってきたら?」

マコ「お風呂は入るけど、まだ寝ないよ。」

ユミ「疲れてるでしょ?」

マコ「うん、疲れてる。」

ユミ「だったら寝ないとダメだよ。」

マコ「疲れを癒やされたいもん、ユミちゃんとイチャイチャしないと疲れ取れない。」

ユミ「ホント?嬉しいんだけど、いいの?」

マコ「うん。ねぇ、一緒にお風呂入ろう?」

ユミ「うん、嬉しい。」

二人お風呂には入った。いつものように、何かの儀式のようにお互いの身体を洗い合った。

お互い裸のまま、ベットに入る。

マコさんの身体に身体を乗せる。

ユミ「重い?」

マコ「ううん、ユミちゃんの身体柔らかくて気持ちいいよ。」

ユミ「マコさん可愛い。大好き。」

マコ「恥ずかしい。ユミちゃんに見つめられたらそれだけで感じちゃう。」

ユミ「プレゼントのネックレス、もう着けてくれてるんだね、嬉しい。」

マコ「宝物よ、もう絶対外さないから。ねぇ、キスして。」

マコさん可愛いくキスのおねだりしてくれた。

可愛い、たまらない。そっとキス。

私の首に腕を回して激しくくちびるを合わせてくるマコさん。

嬉しい。待ちきれなかったんだね。

私達はまだ幼い愛だけど、少しづつ育てている。

たくさん愛を、交換し、辛い事も乗り越えて大きく育てていきたい。

イブの夜。

キスだけで終わったけど、満足できた夜だった。




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