30 / 40
エリとルミの気持ち
しおりを挟む
エリの家。
母親が迎えてくれて、クラスメイトだと告げると彼女の部屋に通してくれた。
エリはベットで寝てる。寝息が聞こえるからホントに寝てるみたい。
起こしても大丈夫かな?
優子「エリっ、起きて、私優子だよ。」
エリ「う、う、ん、なぁに?」
寝ぼけてる?
優子「ちゃんと起きて、話しがあるの。」
エリ「え~ッと、な、なんであんたがいるの?」
優子「いいから、起きて。」
エリ「私、もう彼女いるからダメだから。」
優子「何言ってんの?そんな話しのはずないでしよ。」
エリ「じゃ、お見舞いに来てくれたの?」
優子「ズル休みじゃないの?」
エリ「何?失礼な事言ってんの?熱があったから休んでるの。」
優子「そうなの?てっきりルミちゃんの事で休んでるって思ってた。」
エリ「何?話しが見えないけど」
私はエリにルミちゃんが話してくれた事を簡単に告げた。
エリ「そっかぁ、ルミ気にしてたんだ。」
優子「近くに来てるけど、ここに呼ぶ?」
エリ「うん、会いたい。」
優子「わかった。私は帰るけど。」
エリ「うそでしょ、あなたもいてよ」
優子「あとは二人で話してよ。私は邪魔なだけ。」
エリ「わかった。」
優子「明日、ちゃんと報告するように。わかった?」
エリ「うん」
私はエリの家を出て、すぐルミに会って、エリの事を話した。
ルミは涙目で話しを聞いていた。
優子「エリ、待ってるから、行ってあげて。」
ルミ「ありがとう。行ってくるね」
優子「気持ち、ちゃんと伝えるんだよ。」
ルミ「うん。」
私はルミと別れてユウの家に向かった。
ユウも心配してるだろうから報告してあげないとね。
ユウの家、妹が出迎えてくれてユウの部屋に促される。
部屋でユウは待っててくれた。
優子「お待たせ、ゴメン遅くなって」
ユウ「ううん」クビを振る。
ユウ手話で「どうだった?」
優子「心配しないで良さそうだよ。」
ユウ「ホント?」
優子「エリ、ホントに具合悪くて休んでた、それにあまり気にもしてない感じだった。」
ユウ「そうなの?」
優子「お互い、ちゃんと気持ちを伝え合えば大丈夫だよ。」
ユウ「そうだね。エリちゃんもルミちゃんもいい子だから幸せになってもらいたいな。」
優子「という事で、報告終わり。帰るね」
ユウ「えっ、もう?今来たとこなのに?」
優子「ユウの勉強の邪魔しちゃ悪いから」
ユウ「優子に元気もらわないと、勉強進まないよう。」
優子「そうなの?」
ユウ「そうだよ、優子は私の元気の源なの。」
優子「わかった。ユウを元気にしなくちゃね」
ユウ「ウフ、ありがとう。」
私とユウはベットに座る。
優しい目で見つめてくれるユウ。
優子「抱きしめてもいい?」
ユウ「抱きしめたい時、聞かなくても抱きしめていいんだよ」
優子「ありがとう」
ユウ抱きしめた。嬉しい。私の方が元気もらってるよ。
ユウが身体を離し目を閉じた。
私は何も言わず、くちびるを重ね、抱きしめた。
優子「ヨシっ。充電完了」
ユウ「うん、ありがとう。」
優子「私の方が充電完了だよ、また頑張れる。」
ユウ「私も頑張れるよ。」
優子「明日も朝早い?」
ユウ「うん、一緒に行けなくゴメンね」
優子「ううん、私が早起きして一緒に行く事にする。」
ユウ「悪いよ」
優子「いいの、私がそうしたいの。ダメ?」
ユウ「ううん、嬉しい。」
優子「じゃ決まり。明日迎えに来るから」
ユウ「うん、待ってる」
優子「もう帰るね、また明日ね」
私はなぜもっと早くこうしなかったんだろう。
明日からまた一緒に学校に行ける。
そう思うと嬉しくなった。
母親が迎えてくれて、クラスメイトだと告げると彼女の部屋に通してくれた。
エリはベットで寝てる。寝息が聞こえるからホントに寝てるみたい。
起こしても大丈夫かな?
優子「エリっ、起きて、私優子だよ。」
エリ「う、う、ん、なぁに?」
寝ぼけてる?
優子「ちゃんと起きて、話しがあるの。」
エリ「え~ッと、な、なんであんたがいるの?」
優子「いいから、起きて。」
エリ「私、もう彼女いるからダメだから。」
優子「何言ってんの?そんな話しのはずないでしよ。」
エリ「じゃ、お見舞いに来てくれたの?」
優子「ズル休みじゃないの?」
エリ「何?失礼な事言ってんの?熱があったから休んでるの。」
優子「そうなの?てっきりルミちゃんの事で休んでるって思ってた。」
エリ「何?話しが見えないけど」
私はエリにルミちゃんが話してくれた事を簡単に告げた。
エリ「そっかぁ、ルミ気にしてたんだ。」
優子「近くに来てるけど、ここに呼ぶ?」
エリ「うん、会いたい。」
優子「わかった。私は帰るけど。」
エリ「うそでしょ、あなたもいてよ」
優子「あとは二人で話してよ。私は邪魔なだけ。」
エリ「わかった。」
優子「明日、ちゃんと報告するように。わかった?」
エリ「うん」
私はエリの家を出て、すぐルミに会って、エリの事を話した。
ルミは涙目で話しを聞いていた。
優子「エリ、待ってるから、行ってあげて。」
ルミ「ありがとう。行ってくるね」
優子「気持ち、ちゃんと伝えるんだよ。」
ルミ「うん。」
私はルミと別れてユウの家に向かった。
ユウも心配してるだろうから報告してあげないとね。
ユウの家、妹が出迎えてくれてユウの部屋に促される。
部屋でユウは待っててくれた。
優子「お待たせ、ゴメン遅くなって」
ユウ「ううん」クビを振る。
ユウ手話で「どうだった?」
優子「心配しないで良さそうだよ。」
ユウ「ホント?」
優子「エリ、ホントに具合悪くて休んでた、それにあまり気にもしてない感じだった。」
ユウ「そうなの?」
優子「お互い、ちゃんと気持ちを伝え合えば大丈夫だよ。」
ユウ「そうだね。エリちゃんもルミちゃんもいい子だから幸せになってもらいたいな。」
優子「という事で、報告終わり。帰るね」
ユウ「えっ、もう?今来たとこなのに?」
優子「ユウの勉強の邪魔しちゃ悪いから」
ユウ「優子に元気もらわないと、勉強進まないよう。」
優子「そうなの?」
ユウ「そうだよ、優子は私の元気の源なの。」
優子「わかった。ユウを元気にしなくちゃね」
ユウ「ウフ、ありがとう。」
私とユウはベットに座る。
優しい目で見つめてくれるユウ。
優子「抱きしめてもいい?」
ユウ「抱きしめたい時、聞かなくても抱きしめていいんだよ」
優子「ありがとう」
ユウ抱きしめた。嬉しい。私の方が元気もらってるよ。
ユウが身体を離し目を閉じた。
私は何も言わず、くちびるを重ね、抱きしめた。
優子「ヨシっ。充電完了」
ユウ「うん、ありがとう。」
優子「私の方が充電完了だよ、また頑張れる。」
ユウ「私も頑張れるよ。」
優子「明日も朝早い?」
ユウ「うん、一緒に行けなくゴメンね」
優子「ううん、私が早起きして一緒に行く事にする。」
ユウ「悪いよ」
優子「いいの、私がそうしたいの。ダメ?」
ユウ「ううん、嬉しい。」
優子「じゃ決まり。明日迎えに来るから」
ユウ「うん、待ってる」
優子「もう帰るね、また明日ね」
私はなぜもっと早くこうしなかったんだろう。
明日からまた一緒に学校に行ける。
そう思うと嬉しくなった。
0
お気に入りに追加
7
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
【完結】【R18百合】女子寮ルームメイトに夜な夜なおっぱいを吸われています。
千鶴田ルト
恋愛
本編完結済み。細々と特別編を書いていくかもしれません。
風月学園女子寮。
私――舞鶴ミサが夜中に目を覚ますと、ルームメイトの藤咲ひなたが私の胸を…!
R-18ですが、いわゆる本番行為はなく、ひたすらおっぱいばかり攻めるガールズラブ小説です。
おすすめする人
・百合/GL/ガールズラブが好きな人
・ひたすらおっぱいを攻める描写が好きな人
・起きないように寝込みを襲うドキドキが好きな人
※タイトル画像はAI生成ですが、キャラクターデザインのイメージは合っています。
※私の小説に関しては誤字等あったら指摘してもらえると嬉しいです。(他の方の場合はわからないですが)
寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい
白崎アイド
大衆娯楽
カチャッ。
私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。
「あの人、私が
〈社会人百合〉アキとハル
みなはらつかさ
恋愛
女の子拾いました――。
ある朝起きたら、隣にネイキッドな女の子が寝ていた!?
主人公・紅(くれない)アキは、どういったことかと問いただすと、酔っ払った勢いで、彼女・葵(あおい)ハルと一夜をともにしたらしい。
しかも、ハルは失踪中の大企業令嬢で……?
絵:Novel AI
ねえ、私の本性を暴いてよ♡ オナニークラブで働く女子大生
花野りら
恋愛
オナニークラブとは、個室で男性客のオナニーを見てあげたり手コキする風俗店のひとつ。
女子大生がエッチなアルバイトをしているという背徳感!
イケナイことをしている羞恥プレイからの過激なセックスシーンは必読♡
さくらと遥香(ショートストーリー)
youmery
恋愛
「さくらと遥香」46時間TV編で両想いになり、周りには内緒で付き合い始めたさくちゃんとかっきー。
その後のメインストーリーとはあまり関係してこない、単発で読めるショートストーリー集です。
※さくちゃん目線です。
※さくちゃんとかっきーは周りに内緒で付き合っています。メンバーにも事務所にも秘密にしています。
※メインストーリーの長編「さくらと遥香」を未読でも楽しめますが、46時間TV編だけでも読んでからお読みいただくことをおすすめします。
※ショートストーリーはpixivでもほぼ同内容で公開中です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる