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私が守ってあげる
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ユウに内緒で、手話の通信講座受ける事にした。
それと仲良くなった、ユウのおてんば妹にもこっそり教えてもらうつもり。
今まで、なにやっても長続きしなかったけど、手話は頑張りたい。だってユウのビックリする顔見たいし、もっと仲良くなりたいもん。
私とユウいつも一緒にいる。回りは二人がいつも一緒って認識してるみたい。
ユウは私の前ではとても明るくなった、嬉しい。
私のいない時はわからないが、聞くところによればかなり沈んでいるらしい。
ユウは悩みがあるのだろうか?たしかに障害はある、でもそれだけとは思えない。
ユウの力になりたい。
五月の連休明け、久しぶりにユウに会った。
相変わらず可愛い。連休中ユウは家族と旅行に行ってた。
会えない間も毎日LINEはしてたから、そんなに久しぶり感はないんだけど。
昼休みにユウに旅行のお土産をもらった。可愛いキーホルダー。
旅行の写メを見せてもらってた時、多分隣りのクラスの女子だと思うけど、私に話しかけてきた。
ユウは顔が強ばり、くちびるがふるえている。
女「あんたさ、コイツと仲いいじゃん。コイツどんな奴かしってんの?」
優子「いきなり何?」
女「コイツ、なんで喋れないか教えてやろうか?」
私、ユウを見る、泣きそうになってる。
優子「べつに、聞きたくないよ。」
女「いいから聞けよ」
女「コイツ、幼稚園の時に、変なオヤジに裸にされてやられ」
女がいい終わる前に私は女の頬をグーで殴った。
女「ぐわっ」って変な声出して倒れた。
私は切れた。
優子「おい、くそ女、ユウが被害者だろうが、悪いのはそのオヤジでユウじゃない。今後それを言いふらしたら、タダじゃおかない。わかった?」
女「私にこんな事して、お前こそタダじゃ済ませないよ。」
優子「どうすんの、やるの。今のは加減してやったんだよ、私空手やってるから」
女「私になんかあったらグループのもんが黙っちゃいないから。」
優子「わかった、それじゃ、あんた小川優希って名前聞いた事ない?」
女「知るか」
優子「あっそ、空手のオリンピック強化選手で私の兄。後輩たくさんいるよ。空手やってる人はさ五人くらいいれば生身で家を一軒破壊できるらしいよ。すごいよね。」
はん、ビビってるじゃん。情け無い奴。
優子「わかった?早く行けば。二度とこんな事しないようにね。」
お仕置きタイム終わり。
私はユウを連れてトイレに行った。
涙でグシャグシャの顔、うん、これも可愛いけど、やっぱユウは笑顔がいい。
顔を洗わせて、話しかけた。
優子「私が空手やってるとか、兄がオリンピック強化選手とか全部ウソだからね。ユウはもう心配しなくていいから、私が守ってあげるから。」
泣き顔グシャグシャで私に抱きついてくるユウ。
もう可愛いんだから、抱きしめちゃった。
それと仲良くなった、ユウのおてんば妹にもこっそり教えてもらうつもり。
今まで、なにやっても長続きしなかったけど、手話は頑張りたい。だってユウのビックリする顔見たいし、もっと仲良くなりたいもん。
私とユウいつも一緒にいる。回りは二人がいつも一緒って認識してるみたい。
ユウは私の前ではとても明るくなった、嬉しい。
私のいない時はわからないが、聞くところによればかなり沈んでいるらしい。
ユウは悩みがあるのだろうか?たしかに障害はある、でもそれだけとは思えない。
ユウの力になりたい。
五月の連休明け、久しぶりにユウに会った。
相変わらず可愛い。連休中ユウは家族と旅行に行ってた。
会えない間も毎日LINEはしてたから、そんなに久しぶり感はないんだけど。
昼休みにユウに旅行のお土産をもらった。可愛いキーホルダー。
旅行の写メを見せてもらってた時、多分隣りのクラスの女子だと思うけど、私に話しかけてきた。
ユウは顔が強ばり、くちびるがふるえている。
女「あんたさ、コイツと仲いいじゃん。コイツどんな奴かしってんの?」
優子「いきなり何?」
女「コイツ、なんで喋れないか教えてやろうか?」
私、ユウを見る、泣きそうになってる。
優子「べつに、聞きたくないよ。」
女「いいから聞けよ」
女「コイツ、幼稚園の時に、変なオヤジに裸にされてやられ」
女がいい終わる前に私は女の頬をグーで殴った。
女「ぐわっ」って変な声出して倒れた。
私は切れた。
優子「おい、くそ女、ユウが被害者だろうが、悪いのはそのオヤジでユウじゃない。今後それを言いふらしたら、タダじゃおかない。わかった?」
女「私にこんな事して、お前こそタダじゃ済ませないよ。」
優子「どうすんの、やるの。今のは加減してやったんだよ、私空手やってるから」
女「私になんかあったらグループのもんが黙っちゃいないから。」
優子「わかった、それじゃ、あんた小川優希って名前聞いた事ない?」
女「知るか」
優子「あっそ、空手のオリンピック強化選手で私の兄。後輩たくさんいるよ。空手やってる人はさ五人くらいいれば生身で家を一軒破壊できるらしいよ。すごいよね。」
はん、ビビってるじゃん。情け無い奴。
優子「わかった?早く行けば。二度とこんな事しないようにね。」
お仕置きタイム終わり。
私はユウを連れてトイレに行った。
涙でグシャグシャの顔、うん、これも可愛いけど、やっぱユウは笑顔がいい。
顔を洗わせて、話しかけた。
優子「私が空手やってるとか、兄がオリンピック強化選手とか全部ウソだからね。ユウはもう心配しなくていいから、私が守ってあげるから。」
泣き顔グシャグシャで私に抱きついてくるユウ。
もう可愛いんだから、抱きしめちゃった。
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