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第11話.土佐犬のシーちゃん
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朝起きて、1人に気付く。
エリがいない。
昨日は疲れて俺の部屋に一緒に泊まったはずなのに。
とりあえずダイニングに。
するとダイニングにエリの姿が。
「ごめんなさい」
勝手に朝ご飯を作ったことを謝ってきた。
俺は「ありがとう」と言うとエリの頭を撫でた。
朝ご飯はトーストとスクランブルエッグ。
そしてコーヒーだ。
久しぶりに朝ご飯を食べた気がした。
朝ご飯を食べ終わるとエリが片付けながら、犬の散歩をしないといけないので帰ると言ってきた。
エリが犬を飼ってる話なんか聞いたことが無い!
少しびっくりした。
片付けが終わるとエリは帰って行った。
俺はテレビを付けてなんとなく観てる、ただ流れてるだけのテレビ、意味の無い時間が流れていく。
その時、俺の電話が鳴った。
ヒロシからだ。
電話の内容はわかってる、昨日の支払いの話だと。w
俺は少し出るのを躊躇ったが、ハイテンションで電話に出た!
「グッモーニン、マイフレンド」
しかし、それ以上のテンションでヒロシが「金、カネ払えー」ってなんか怒ってる。
俺は笑いながら、今度ゴチるから許してくれって言うと、ヒロシも少し落ち着いたのか、
「なら、許すけど。」
そう言って、ヒロシは話し始めた。
「いやぁ、起きてびっくりだよ、2人はいねーし、俺カネ足んねーし。
逃げ出そうと思った時に、シノラーがたまたま来たから金借りたんだよ。」
ん?
ちょっとまて、ってことは払ったのヒロシってよりシノラーじゃん。
しかし、よくシノラーが貸してくれたね。
そう聞くと、「俺はRoll manと違ってシノラーに嫌われてないから。」
そう言って電話越しに笑ってた。
ところで、いくら借りたんだ?
ヒロシは「支払いは5600円だったけど、キリよく2万借りたよ!」
もちろん返すのは出世払いだけどね。
俺達は大爆笑した。
とりあえずやることもなかったので、ヒロシと合流してエリが犬の散歩をしてる公園に行く事にした。
公園に着いたが、エリもヒロシもまだ来てない、
周りを見ると喫煙所を発見、タバコを吸って待つこと15分ヒロシが来た。
「Roll man、スタッフはまだ来てないのか?」
完全にスタッフになってる、「スタッフはまだみたい。」
そう答え、タバコを吸っているとエリが現れた!
俺達が想像してた犬とはかけ離れてた犬を連れて。
エリが紹介をする。
「うちのワンちゃん、土佐犬のシーちゃんだよ。」
俺は思わず「雌なの?」って聞いたら
エリは笑顔で「うん。」って答えた。
俺は思った。
シーちゃんって顔してないじゃん。
と、思ったその時だ!
突然、俺に威嚇してきた。
「ガァルルー!」
なんなんだよ、俺なんもしてねーじゃん。
威嚇は続く、完全に俺を敵だと思ってる。
エリが、「シーちゃん喜んでるね」
これが、喜んでる姿なのか?
絶対に違う!
完全に怒ってる。
エリが、「シーちゃんリード外してあげるね。」
と、外した瞬間、俺の方へ向かってきた。
もちろん威嚇をしながらだ!
俺は当然、猛ダッシュで逃げる。
なんで、俺が追いかけられないといけないんだよ。
冗談なしで、本気で怖い。
公園の外に出ると、土佐犬シーちゃんは止まった。
一応公園から出ちゃいけないことはわかってるみたいだ。
だか、シーちゃんの目は俺を敵とみなし、威嚇している。
すると、ヒロシとエリが近寄ってきた。
「Roll manともうお友達になったの?シーちゃん流石だね。」って!
この状況で仲良しに見えるアンタの感覚がすげ~よ。
そして、なぜヒロシのことは威嚇しないんだ?
謎は深まるばかりだ。
とりあえずリードを付けてくれってお願いした。
ヒロシは普通に触ってる。
でも、俺が何かしようと動くと反応して俺を見てくる。
もう、無理だ!
この土佐犬のシーちゃんを見てるとドラムのシノラーを思い出す。
理由はご想像にお任せする!
その時、アニキからの電話が鳴る。
電話の内容は次のスタジオの件だ、確認して折り返しますと伝え電話を切り、ヒロシの予定を確認することに。
確認すると、このタイミングを利用してヒロシと公園を出ることに。
本当に怖かったことをヒロシに言うと大爆笑。
そして、俺達は近くのファミレスに。
つづく。
エリがいない。
昨日は疲れて俺の部屋に一緒に泊まったはずなのに。
とりあえずダイニングに。
するとダイニングにエリの姿が。
「ごめんなさい」
勝手に朝ご飯を作ったことを謝ってきた。
俺は「ありがとう」と言うとエリの頭を撫でた。
朝ご飯はトーストとスクランブルエッグ。
そしてコーヒーだ。
久しぶりに朝ご飯を食べた気がした。
朝ご飯を食べ終わるとエリが片付けながら、犬の散歩をしないといけないので帰ると言ってきた。
エリが犬を飼ってる話なんか聞いたことが無い!
少しびっくりした。
片付けが終わるとエリは帰って行った。
俺はテレビを付けてなんとなく観てる、ただ流れてるだけのテレビ、意味の無い時間が流れていく。
その時、俺の電話が鳴った。
ヒロシからだ。
電話の内容はわかってる、昨日の支払いの話だと。w
俺は少し出るのを躊躇ったが、ハイテンションで電話に出た!
「グッモーニン、マイフレンド」
しかし、それ以上のテンションでヒロシが「金、カネ払えー」ってなんか怒ってる。
俺は笑いながら、今度ゴチるから許してくれって言うと、ヒロシも少し落ち着いたのか、
「なら、許すけど。」
そう言って、ヒロシは話し始めた。
「いやぁ、起きてびっくりだよ、2人はいねーし、俺カネ足んねーし。
逃げ出そうと思った時に、シノラーがたまたま来たから金借りたんだよ。」
ん?
ちょっとまて、ってことは払ったのヒロシってよりシノラーじゃん。
しかし、よくシノラーが貸してくれたね。
そう聞くと、「俺はRoll manと違ってシノラーに嫌われてないから。」
そう言って電話越しに笑ってた。
ところで、いくら借りたんだ?
ヒロシは「支払いは5600円だったけど、キリよく2万借りたよ!」
もちろん返すのは出世払いだけどね。
俺達は大爆笑した。
とりあえずやることもなかったので、ヒロシと合流してエリが犬の散歩をしてる公園に行く事にした。
公園に着いたが、エリもヒロシもまだ来てない、
周りを見ると喫煙所を発見、タバコを吸って待つこと15分ヒロシが来た。
「Roll man、スタッフはまだ来てないのか?」
完全にスタッフになってる、「スタッフはまだみたい。」
そう答え、タバコを吸っているとエリが現れた!
俺達が想像してた犬とはかけ離れてた犬を連れて。
エリが紹介をする。
「うちのワンちゃん、土佐犬のシーちゃんだよ。」
俺は思わず「雌なの?」って聞いたら
エリは笑顔で「うん。」って答えた。
俺は思った。
シーちゃんって顔してないじゃん。
と、思ったその時だ!
突然、俺に威嚇してきた。
「ガァルルー!」
なんなんだよ、俺なんもしてねーじゃん。
威嚇は続く、完全に俺を敵だと思ってる。
エリが、「シーちゃん喜んでるね」
これが、喜んでる姿なのか?
絶対に違う!
完全に怒ってる。
エリが、「シーちゃんリード外してあげるね。」
と、外した瞬間、俺の方へ向かってきた。
もちろん威嚇をしながらだ!
俺は当然、猛ダッシュで逃げる。
なんで、俺が追いかけられないといけないんだよ。
冗談なしで、本気で怖い。
公園の外に出ると、土佐犬シーちゃんは止まった。
一応公園から出ちゃいけないことはわかってるみたいだ。
だか、シーちゃんの目は俺を敵とみなし、威嚇している。
すると、ヒロシとエリが近寄ってきた。
「Roll manともうお友達になったの?シーちゃん流石だね。」って!
この状況で仲良しに見えるアンタの感覚がすげ~よ。
そして、なぜヒロシのことは威嚇しないんだ?
謎は深まるばかりだ。
とりあえずリードを付けてくれってお願いした。
ヒロシは普通に触ってる。
でも、俺が何かしようと動くと反応して俺を見てくる。
もう、無理だ!
この土佐犬のシーちゃんを見てるとドラムのシノラーを思い出す。
理由はご想像にお任せする!
その時、アニキからの電話が鳴る。
電話の内容は次のスタジオの件だ、確認して折り返しますと伝え電話を切り、ヒロシの予定を確認することに。
確認すると、このタイミングを利用してヒロシと公園を出ることに。
本当に怖かったことをヒロシに言うと大爆笑。
そして、俺達は近くのファミレスに。
つづく。
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