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三食昼寝、家族付き
第1083話
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アー君に怒られた。
自宅の座敷に呼び出され、正座した状態で説教を受けてます。
謎能力の力は女神様が帝国に降臨した日にバラ撒いてあることから始まり、まだ治安が安定してないことを言い聞かされました。
「えー、でも謎能力の力で治安回復したんじゃないの?」
「帝国は領土が広い分、人間の出入りも激しいんだ。影響を受けてない人間も多いし、ママのことだからピンポイントでそういった人間とトラブル起こすでしょ!」
否定出来ませんね。
「帝国に一人で行くなとは言わないけど、場所は指定するからな!」
「はぁい」
「えっちゃんよろしく!」
「キキ」
お城、教会、あと各ギルドは我が家の息がかかっているので大丈夫。
それ以外はまだ不安定な所があるので一人では行かない。
ダンジョンも下見がまだだから行っちゃだめ。
「じゃあアー君達が一緒ならダンジョンとか行ってもいいの?」
「うん、何があっても対処出来るからな!」
「教会は本当に大丈夫? 変態教皇がいるんだけど」
「すまないママ、エロ関係は俺も対策不可能なんだ」
無念。
「あ、でもママにお願いしたいことあったんだった!」
『お出かけするのね』
「試してみたいってにいちゃ言ってたもんな」
なんでも帝国がお祭り騒ぎなのにも関わらず、貴族特権とやらを振り回し、冒険者を金で雇ってダンジョンを制覇しようとしている坊やがいるらしい。
「別に冒険者を雇うのは構わないし、ダンジョンに挑むのも自由なんだけど、冒険者は慶事を理由に飲み明かしてると思うんだ」
『うんうん』
「弟が生まれた祝いだってにいちゃがマシューから買い取った日本酒半額で振舞ってるんだよな、喧嘩したら倍額設定だけど」
つまりまぁ、弟が生まれたことを国民が祝っているのに、それに水を差すような行為が面白くないというわけらしいです。
どうやら挑んでいるダンジョンの難易度が身の丈に合っていないらしく、このままでは死人が出る可能性が高いみたい。
「貴族の坊やがどうなろうといいけれど、冒険者の命を無駄に消費するのは許さない! そういう訳でママ、ダンジョン無力化してきて」
凄い無茶ぶりされた。
え、謎能力ってそんな力あるの!?
「いや、普通に面白そうだから俺らも行くか」
『行く!』
「チビ達はどうする? 喜ぶと思うんだ」
涼玉の言うチビ達とはこの間僕が生んだ三兄弟のことだろうか、確かほぼ人間の速度で成長しているからダンジョンはないと思う。
「何が起きるかわからないから、ママのポンチョで包んで連れて行けば大丈夫だろ」
『おやつ何にする?』
「ネヴォラ誘っていいか?」
「そうだな、チビ達もついでに誘ってくる! ママお弁当作っといて!」
止める暇もなくアー君が転移で飛んで行ってしまった。
チビちゃん達は置いていこうと言いたい、でもこの調子だと一緒に行くことになりそうなので、お弁当と並行してポンチョも用意しなきゃだなぁ。
説教を見守っていたドリアンにポンチョの件を頼み、急いでお弁当を作りに入った。
素早くできるものと言えばおにぎりだよね、あとは唐揚げとか玉子焼きとかにしよう、ドリちゃんご協力お願いしまーす。
自宅の座敷に呼び出され、正座した状態で説教を受けてます。
謎能力の力は女神様が帝国に降臨した日にバラ撒いてあることから始まり、まだ治安が安定してないことを言い聞かされました。
「えー、でも謎能力の力で治安回復したんじゃないの?」
「帝国は領土が広い分、人間の出入りも激しいんだ。影響を受けてない人間も多いし、ママのことだからピンポイントでそういった人間とトラブル起こすでしょ!」
否定出来ませんね。
「帝国に一人で行くなとは言わないけど、場所は指定するからな!」
「はぁい」
「えっちゃんよろしく!」
「キキ」
お城、教会、あと各ギルドは我が家の息がかかっているので大丈夫。
それ以外はまだ不安定な所があるので一人では行かない。
ダンジョンも下見がまだだから行っちゃだめ。
「じゃあアー君達が一緒ならダンジョンとか行ってもいいの?」
「うん、何があっても対処出来るからな!」
「教会は本当に大丈夫? 変態教皇がいるんだけど」
「すまないママ、エロ関係は俺も対策不可能なんだ」
無念。
「あ、でもママにお願いしたいことあったんだった!」
『お出かけするのね』
「試してみたいってにいちゃ言ってたもんな」
なんでも帝国がお祭り騒ぎなのにも関わらず、貴族特権とやらを振り回し、冒険者を金で雇ってダンジョンを制覇しようとしている坊やがいるらしい。
「別に冒険者を雇うのは構わないし、ダンジョンに挑むのも自由なんだけど、冒険者は慶事を理由に飲み明かしてると思うんだ」
『うんうん』
「弟が生まれた祝いだってにいちゃがマシューから買い取った日本酒半額で振舞ってるんだよな、喧嘩したら倍額設定だけど」
つまりまぁ、弟が生まれたことを国民が祝っているのに、それに水を差すような行為が面白くないというわけらしいです。
どうやら挑んでいるダンジョンの難易度が身の丈に合っていないらしく、このままでは死人が出る可能性が高いみたい。
「貴族の坊やがどうなろうといいけれど、冒険者の命を無駄に消費するのは許さない! そういう訳でママ、ダンジョン無力化してきて」
凄い無茶ぶりされた。
え、謎能力ってそんな力あるの!?
「いや、普通に面白そうだから俺らも行くか」
『行く!』
「チビ達はどうする? 喜ぶと思うんだ」
涼玉の言うチビ達とはこの間僕が生んだ三兄弟のことだろうか、確かほぼ人間の速度で成長しているからダンジョンはないと思う。
「何が起きるかわからないから、ママのポンチョで包んで連れて行けば大丈夫だろ」
『おやつ何にする?』
「ネヴォラ誘っていいか?」
「そうだな、チビ達もついでに誘ってくる! ママお弁当作っといて!」
止める暇もなくアー君が転移で飛んで行ってしまった。
チビちゃん達は置いていこうと言いたい、でもこの調子だと一緒に行くことになりそうなので、お弁当と並行してポンチョも用意しなきゃだなぁ。
説教を見守っていたドリアンにポンチョの件を頼み、急いでお弁当を作りに入った。
素早くできるものと言えばおにぎりだよね、あとは唐揚げとか玉子焼きとかにしよう、ドリちゃんご協力お願いしまーす。
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