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三食昼寝、家族付き
第1024話
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アー君が涼玉とネヴォラを率いてダンジョンに向かった後、騎士様はまだカレーを食べていた。
「すみません、量多かったですか?」
「大丈夫、アー君達を警戒しながら食べてたら遅くなっただけだから」
隙あらば騎士様のカツを奪おうとしてたもんなー、テーブルの上にカツがあるにもかかわらず。
『ねむねむよ』
「シャムスもいっぱい食べたもんね、今日はクッションの外と中、どっちにする?」
「ひにゃた」
「じゃあスライムにベッドになってもらおうね、ふふ、お腹まんまる」
『うふふー』
背中をリズムよく叩きながら移動したら、クッションコーナーに辿り着く前に眠っていた。
「じゃあスラちゃんお願いね」
「あぅ」
「アテナにはカレーはまだ早いかなー?」
シャムスをスラちゃんの上に寝かせると、近くで寝ていたアテナがハイハイで近寄ってきて、一心不乱にシャムスの全身の匂いをかいだ。
アテナはまだ離乳食にすらなってないから、カレーは食べれません。
「……ねぇ樹」
「はい?」
「気のせいか今、闇の、それも最悪な部類の闇の気配がしたんだけど」
「そうなんですか?」
「うん、えっちゃんも感じたよね?」
答えはNOでした。
巨大花ならいるけどあいつは多分土属性だと思う。
「仕事行ってる場合じゃないと思うんだ」
「世界の危機を呼ぶ闇の気配より、アー君が持ち込むだろう金銀財宝対策の方が大事だと思います、せっかく改装してもらったのに、また宝物庫が崩れますよ」
「え、いや、世界の危機の方が大ごとだと思ってるの俺だけ!?」
「えっちゃんが大丈夫と言っているから大丈夫ですよ」
見た目闇属性っぽい巨大花だけど、性格は陽気、気質はオカンでした。
「えー、俺がおかしいの??」
最後まで首を傾げながら午後の仕事に向かっていった。
さて、今日の夕食は何にしようかな、アー君親衛隊もサラッと席に座るから、人間向けの食事も用意しないとね。
そう言えばあの巨大花、どうやって調理器具を用意したんだろうか。
……あ、謎の子供のことだったのかな、騎士様が言ってた相手って。
あらやだ、巨大花に脳内占領されて思い出さなかったよ。
帰ってからでいいか。
「せっかくえっちゃんに桜植えてもらったのになぁ、あの巨大キノコは誰の案なんだろ」
容疑者が多すぎて分からない、絶対にアー君は絡んでると思うんだよね。
せっかくファンタジーっぽい空中庭園を造ろうと思ったのに、片っ端から子供達が好きなように干渉してくるので今や立派なカオス庭園ですよ。
「あらら、可愛い」
脳内思考から戻ってきて視線を下げたら、スライムをベッドにして眠るシャムスにアテナがしがみついて仲良く眠っていた。
可愛い、永久保存したい。
「すみません、量多かったですか?」
「大丈夫、アー君達を警戒しながら食べてたら遅くなっただけだから」
隙あらば騎士様のカツを奪おうとしてたもんなー、テーブルの上にカツがあるにもかかわらず。
『ねむねむよ』
「シャムスもいっぱい食べたもんね、今日はクッションの外と中、どっちにする?」
「ひにゃた」
「じゃあスライムにベッドになってもらおうね、ふふ、お腹まんまる」
『うふふー』
背中をリズムよく叩きながら移動したら、クッションコーナーに辿り着く前に眠っていた。
「じゃあスラちゃんお願いね」
「あぅ」
「アテナにはカレーはまだ早いかなー?」
シャムスをスラちゃんの上に寝かせると、近くで寝ていたアテナがハイハイで近寄ってきて、一心不乱にシャムスの全身の匂いをかいだ。
アテナはまだ離乳食にすらなってないから、カレーは食べれません。
「……ねぇ樹」
「はい?」
「気のせいか今、闇の、それも最悪な部類の闇の気配がしたんだけど」
「そうなんですか?」
「うん、えっちゃんも感じたよね?」
答えはNOでした。
巨大花ならいるけどあいつは多分土属性だと思う。
「仕事行ってる場合じゃないと思うんだ」
「世界の危機を呼ぶ闇の気配より、アー君が持ち込むだろう金銀財宝対策の方が大事だと思います、せっかく改装してもらったのに、また宝物庫が崩れますよ」
「え、いや、世界の危機の方が大ごとだと思ってるの俺だけ!?」
「えっちゃんが大丈夫と言っているから大丈夫ですよ」
見た目闇属性っぽい巨大花だけど、性格は陽気、気質はオカンでした。
「えー、俺がおかしいの??」
最後まで首を傾げながら午後の仕事に向かっていった。
さて、今日の夕食は何にしようかな、アー君親衛隊もサラッと席に座るから、人間向けの食事も用意しないとね。
そう言えばあの巨大花、どうやって調理器具を用意したんだろうか。
……あ、謎の子供のことだったのかな、騎士様が言ってた相手って。
あらやだ、巨大花に脳内占領されて思い出さなかったよ。
帰ってからでいいか。
「せっかくえっちゃんに桜植えてもらったのになぁ、あの巨大キノコは誰の案なんだろ」
容疑者が多すぎて分からない、絶対にアー君は絡んでると思うんだよね。
せっかくファンタジーっぽい空中庭園を造ろうと思ったのに、片っ端から子供達が好きなように干渉してくるので今や立派なカオス庭園ですよ。
「あらら、可愛い」
脳内思考から戻ってきて視線を下げたら、スライムをベッドにして眠るシャムスにアテナがしがみついて仲良く眠っていた。
可愛い、永久保存したい。
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