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三食昼寝、家族付き
第898話
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ダンジョン訪問解禁されたので、早速遊びに行ってみようかな!
「えっちゃんどこ行く?」
「!!」
カタログを開いて示されたのは、僕が出禁を食らっている初級ダンジョンだった。
ゴブリンの住処にちょっと滞在しただけなのに、一部のゴブリンが謎能力の影響を受けてファンシーな感じになっちゃったんだよね。
今ならあの時より謎能力がパワーアップしているから、どんな影響が出るか分かったもんじゃない。
モンスターが強化されるならいいけれど、片っ端からふわふわ系に変化したら目も当てられないし、さすがにアー君に怒られると思う。
ああでも、シャムス達がキノコとか植えたとか言ってたなぁ、いいなぁキノコ採り。
「もしかして採取したい?」
「ギシャ!」
出禁を言い渡したのはアー君だし、お願いしたら出禁解除してくれるかもしれない。
「そういう訳で初級ダンジョンに遊びに行ってきていい? 行きたいなぁ」
「俺も行く」
『ぼくも』
「俺も俺も」
「当然私も!!」
「えっ、俺も行きたい。でも刀雲と海釣りの約束がっ」
えっちゃんと二人で行こうと思ったら、幼児達も一緒に行くそうです。
縁側で刀雲と釣り道具を整備していた騎士様がオロオロしているけれど、アー君は「刀雲パパとの約束優先な」と言って一刀両断、ついでになるべく大物釣って来いと発破をかけた。
「いや、海釣りならまた今度でもいいぞ?」
「魚も食べたい」
「ぱぱおさきゃないっぱい釣ってきてね」
「虹色のカジキ食べたい」
父親達の付き添いは却下された。
騎士様がめそめそしても誰も相手にしてくれない!
餌の確認に忙しい刀雲の肩に頭を乗せ、ぐりぐりするけどスルーされている!
「刀雲、帰りに市場で貝を買ってきてね」
「分かった」
「騎士様、神薙さんが寿司の限界に挑戦したいと言っていたので、大物をお願いします」
「うぅ」
「寿司の限界、それシャリ用意するの大変じゃないか?」
『ドリちゃんったらチャレンジャーよね』
「俺、シャリだけ食べたい」
「涼玉様、涎が垂れておりますぞ」
今夜の夕食がキノコ三昧になるか、海鮮類が混ざるかはパパ達にかかっている!
僕はどちらかというとキノコをたっぷり使った煮込みうどん推しです。
「ギィ! ギィ!」
「えっちゃんが早く行こうって言ってるよ」
「ここに連れてきてからフレンドリーになったよね!?」
「パパが好みじゃなかったんだよ」
『謎能力と仲良しさん』
「さてはかあちゃの行動範囲が広がったから、紹介したの後悔してるな!」
「はい」
「ケケケケケ」
涼玉の指摘に騎士様が素直に頷き、それに対してえっちゃんが指をさして笑っている。
今日も我が家は平和です。でもそろそろ出発しないと冒険者にキノコ採りつくされちゃう。
「えっちゃん、毒キノコはなしでお願いします!」
「ギシャ!」
「よーっし採るぜー!」
『キーちゃん乗せてー』
「マールス抱っこ!」
「はい!」
「じゃあ行ってきま~す」
「ああ樹ー!」
「俺らも行くぞ」
僕らが転移したと同時に刀雲と騎士様も海に出発した。
ヨムちゃん二人が大物釣れるように援護お願いね!
「えっちゃんどこ行く?」
「!!」
カタログを開いて示されたのは、僕が出禁を食らっている初級ダンジョンだった。
ゴブリンの住処にちょっと滞在しただけなのに、一部のゴブリンが謎能力の影響を受けてファンシーな感じになっちゃったんだよね。
今ならあの時より謎能力がパワーアップしているから、どんな影響が出るか分かったもんじゃない。
モンスターが強化されるならいいけれど、片っ端からふわふわ系に変化したら目も当てられないし、さすがにアー君に怒られると思う。
ああでも、シャムス達がキノコとか植えたとか言ってたなぁ、いいなぁキノコ採り。
「もしかして採取したい?」
「ギシャ!」
出禁を言い渡したのはアー君だし、お願いしたら出禁解除してくれるかもしれない。
「そういう訳で初級ダンジョンに遊びに行ってきていい? 行きたいなぁ」
「俺も行く」
『ぼくも』
「俺も俺も」
「当然私も!!」
「えっ、俺も行きたい。でも刀雲と海釣りの約束がっ」
えっちゃんと二人で行こうと思ったら、幼児達も一緒に行くそうです。
縁側で刀雲と釣り道具を整備していた騎士様がオロオロしているけれど、アー君は「刀雲パパとの約束優先な」と言って一刀両断、ついでになるべく大物釣って来いと発破をかけた。
「いや、海釣りならまた今度でもいいぞ?」
「魚も食べたい」
「ぱぱおさきゃないっぱい釣ってきてね」
「虹色のカジキ食べたい」
父親達の付き添いは却下された。
騎士様がめそめそしても誰も相手にしてくれない!
餌の確認に忙しい刀雲の肩に頭を乗せ、ぐりぐりするけどスルーされている!
「刀雲、帰りに市場で貝を買ってきてね」
「分かった」
「騎士様、神薙さんが寿司の限界に挑戦したいと言っていたので、大物をお願いします」
「うぅ」
「寿司の限界、それシャリ用意するの大変じゃないか?」
『ドリちゃんったらチャレンジャーよね』
「俺、シャリだけ食べたい」
「涼玉様、涎が垂れておりますぞ」
今夜の夕食がキノコ三昧になるか、海鮮類が混ざるかはパパ達にかかっている!
僕はどちらかというとキノコをたっぷり使った煮込みうどん推しです。
「ギィ! ギィ!」
「えっちゃんが早く行こうって言ってるよ」
「ここに連れてきてからフレンドリーになったよね!?」
「パパが好みじゃなかったんだよ」
『謎能力と仲良しさん』
「さてはかあちゃの行動範囲が広がったから、紹介したの後悔してるな!」
「はい」
「ケケケケケ」
涼玉の指摘に騎士様が素直に頷き、それに対してえっちゃんが指をさして笑っている。
今日も我が家は平和です。でもそろそろ出発しないと冒険者にキノコ採りつくされちゃう。
「えっちゃん、毒キノコはなしでお願いします!」
「ギシャ!」
「よーっし採るぜー!」
『キーちゃん乗せてー』
「マールス抱っこ!」
「はい!」
「じゃあ行ってきま~す」
「ああ樹ー!」
「俺らも行くぞ」
僕らが転移したと同時に刀雲と騎士様も海に出発した。
ヨムちゃん二人が大物釣れるように援護お願いね!
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