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可愛い子には旅をさせよ
第316話
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美味しいカレーが作りたくなーる。
お肉たっぷり甘カレー。
お野菜少な目のお肉ゴロゴロカレー。
揚げ物もいいけど唐揚げも捨てがたい。
デザートにはアイスを添えて。
『こんな感じ?』
『うん、目が覚める前に撤収だ』
こそこそとお子様二人が部屋を出て行ったのを確認し、そっと目を開いたのは刀雲。
苦笑いしながら眠るイツキの顔を覗き込むと、「うーん、カレーがー、岩のような肉がー」とうなされていた。
「イツキ」
「だめー、野菜も食べなさーい」
「くくく」
「ブロッコリーオンリーのカレーにしてやるー」
「それは勘弁してくれ」
「わぅ」
「タイガ、カレーの中に入っちゃいけません……」
夢の中ではカレーの中に入っている肉がなぜか全てタイガになっていた。
「どんな夢を見ているんだ?」
とりあえず起こそうと頬を軽く叩いてもイツキが目覚める気配はない、シャムスとアルジュナの暗示が夢の中に反映され、微妙な悪夢から目覚められないようだ。
朝食の用意をするには少し早く、嫁であるイツキは夢から覚めない。
「よし、イイコトしよう」
「わふ」
起こす事をさっさと断念、大人二人は鼻歌交じりにイツキの服を脱がせ始めた。
「シャムスだめ、カレーをこねないで」
カレーの中に入ったタイガをシャムスが捏ねてスライムになり、そのスライムを使ってアルジュナが唐揚げを作り始めた。
「アー君だめだよ、油は危ないから使っちゃダメ……」
唐揚げにアイスが添えられて料理は完成。
満面の笑みでイツキの前に皿が置かれると、後ろから刀雲が覆いかぶさってアイスに手を伸ばしイツキの唇に塗りつけてきた。
「ん、んん?」
塗られたアイスを現れたルークが舐め、舌が口の中にも侵入する。
刀雲は胸を弄りながら耳元で「力を抜け」と囁き、気付けばルークの舌はアイスキャンディーに変わっていた。
「っふ、イツキ、もうちょっと口を開けて」
「んっ」
「いい子だね、ほらもう少しで全部お口に入るよ」
現実では慣れた手つきで刀雲がイツキの後ろを解し、人化したルークがイツキの口に自分のそれを押し込んでいる所だった。
窒息しそうな状況だがイツキは腐女神に愛されし神子、その辺は都合よく出来ている。
「イツキは今日も最高だな」
「ふっ……ん……ぁっ」
「一生懸命しゃぶって可愛い、あ、起きたかな?」
「ん……ん? んんんん?」
「ああイツキ起きたか」
「んーーーー!!」
絶叫したけど口の中いっぱいにルークのオスが入っていて無理だった。
しかも下には刀雲が。
「むがーー!」
「そんなに刺激されるとっ」
「んんんっ」
「全部飲んで」
「んーー(朝から何言ってるのー!)」
「すげぇ締め付けてくる、ちょっと激しくするぞ」
起こさないようにゆるゆる動いていた刀雲だったが、イツキが起きたので遠慮をやめて本格的に腰を使い始めた。
ルークは一度出したがすぐに復活、イツキの口から出ることなくそのまま楽しむ気らしい。
「今止めたら怒られるよな」
「とりあえず抱き潰そう」
とんでもない事を言い出した旦那様二人、止めろと言いたかったけれどルークが口から抜く気配はない。
暴れても力の差は歴然。
むしろちょっとしたスパイスになってさらに燃えた結果、イツキは抱き潰され、一日布団の住人となった。
当然カレーは後日になり、刀雲とルークは幼児二人からブーイングを受けた。
お肉たっぷり甘カレー。
お野菜少な目のお肉ゴロゴロカレー。
揚げ物もいいけど唐揚げも捨てがたい。
デザートにはアイスを添えて。
『こんな感じ?』
『うん、目が覚める前に撤収だ』
こそこそとお子様二人が部屋を出て行ったのを確認し、そっと目を開いたのは刀雲。
苦笑いしながら眠るイツキの顔を覗き込むと、「うーん、カレーがー、岩のような肉がー」とうなされていた。
「イツキ」
「だめー、野菜も食べなさーい」
「くくく」
「ブロッコリーオンリーのカレーにしてやるー」
「それは勘弁してくれ」
「わぅ」
「タイガ、カレーの中に入っちゃいけません……」
夢の中ではカレーの中に入っている肉がなぜか全てタイガになっていた。
「どんな夢を見ているんだ?」
とりあえず起こそうと頬を軽く叩いてもイツキが目覚める気配はない、シャムスとアルジュナの暗示が夢の中に反映され、微妙な悪夢から目覚められないようだ。
朝食の用意をするには少し早く、嫁であるイツキは夢から覚めない。
「よし、イイコトしよう」
「わふ」
起こす事をさっさと断念、大人二人は鼻歌交じりにイツキの服を脱がせ始めた。
「シャムスだめ、カレーをこねないで」
カレーの中に入ったタイガをシャムスが捏ねてスライムになり、そのスライムを使ってアルジュナが唐揚げを作り始めた。
「アー君だめだよ、油は危ないから使っちゃダメ……」
唐揚げにアイスが添えられて料理は完成。
満面の笑みでイツキの前に皿が置かれると、後ろから刀雲が覆いかぶさってアイスに手を伸ばしイツキの唇に塗りつけてきた。
「ん、んん?」
塗られたアイスを現れたルークが舐め、舌が口の中にも侵入する。
刀雲は胸を弄りながら耳元で「力を抜け」と囁き、気付けばルークの舌はアイスキャンディーに変わっていた。
「っふ、イツキ、もうちょっと口を開けて」
「んっ」
「いい子だね、ほらもう少しで全部お口に入るよ」
現実では慣れた手つきで刀雲がイツキの後ろを解し、人化したルークがイツキの口に自分のそれを押し込んでいる所だった。
窒息しそうな状況だがイツキは腐女神に愛されし神子、その辺は都合よく出来ている。
「イツキは今日も最高だな」
「ふっ……ん……ぁっ」
「一生懸命しゃぶって可愛い、あ、起きたかな?」
「ん……ん? んんんん?」
「ああイツキ起きたか」
「んーーーー!!」
絶叫したけど口の中いっぱいにルークのオスが入っていて無理だった。
しかも下には刀雲が。
「むがーー!」
「そんなに刺激されるとっ」
「んんんっ」
「全部飲んで」
「んーー(朝から何言ってるのー!)」
「すげぇ締め付けてくる、ちょっと激しくするぞ」
起こさないようにゆるゆる動いていた刀雲だったが、イツキが起きたので遠慮をやめて本格的に腰を使い始めた。
ルークは一度出したがすぐに復活、イツキの口から出ることなくそのまま楽しむ気らしい。
「今止めたら怒られるよな」
「とりあえず抱き潰そう」
とんでもない事を言い出した旦那様二人、止めろと言いたかったけれどルークが口から抜く気配はない。
暴れても力の差は歴然。
むしろちょっとしたスパイスになってさらに燃えた結果、イツキは抱き潰され、一日布団の住人となった。
当然カレーは後日になり、刀雲とルークは幼児二人からブーイングを受けた。
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