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第六章 飛べない鳥は深い穴に落ちる
ショートショートコメディ⑥ 撮影会
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「……ちょっと、お出かけしようかな?」
奏ちゃん、お休みの日に執筆している手を止めてそう声を出します♪
いつもお疲れ様です♪
そして、電車に揺られて街の方に向かいました。
奏ちゃんがウインドウショッピングを楽しんでいると……。
「あれ?奏?」
透くんに会っちゃいます♪
「……透さん?!」
奏ちゃん、透くんの私服姿を初めてみるので一瞬誰か分からなくてビックリ?!
透くんの私服姿もどこか様になっているのです♪
「こんにちは。透さんもお出かけですか?」
奏ちゃん、笑顔で透にそう言葉を綴ります♪
「まぁな。……あ、戻ってきた」
透くんの所に一人の背の高い女性がやってきます。
「透!いい写真撮れたよ!……って、あれ?」
背の高い女性が透くんの傍にいる奏ちゃんを見て頭にはてなマーク。
「透……この人……」
背の高い女性が奏ちゃんを見ながらわなわなと震えだしちゃいます。
(もしかしてこの人、彼女さんかなんかじゃ?!大変!誤解させないようにしないと!!)
奏ちゃん、心の中で大パニック?!
「芹香、この人だよ。例の相棒」
え?!透くん!そんなこと言っちゃって大丈夫なの?!
「な……」
芹香ちゃん、フワフワ系の奏ちゃんを見て驚いたように声を出しちゃいます。
「えっと……その……誤解しないでくださいね!相棒と言うだけで、変な関係じゃないですからね!!」
奏ちゃん、必死にそう説明。
「な……な……」
その言葉に芹香ちゃんが更に震えだす。
奏ちゃん、自爆ふんじゃった?!
「なんて可愛いの!!」
「……へ?」
芹香ちゃん、奏ちゃんの手を取り、瞳をキラキラさせながら声を出しちゃいます♪
そりゃあ、奏ちゃんの口から変な声が出るよね。
「や~ん♪フワフワ~♪甘系~♪スィーツに例えたらホイップたっぷりのイチゴショートじゃない♪」
芹香ちゃん、奏ちゃんを抱き締めながら頭にハートマークが乱舞しています♪
「あ……あの……??」
奏ちゃん、何が起こっているのかが分からなくてはてなマークが飛び交う。
「いいな~♪透、毎日この子と一緒なんて♪あっ!写真写真♪」
芹香ちゃん、そう言って奏ちゃんの写真を取りまくり♪
「はい♪笑って~♪あっ!手はこうで……」
芹香ちゃんが奏ちゃんにいろいろ注文しながら撮影会♪
「……はぁ~♪良いのが撮れた~♪」
撮影会が終わり、芹香ちゃん大満足♪
「……じゃあまたな、奏」
「またね~♪」
透くんと芹香ちゃんがそう言ってその場を去って行きます♪
(なんというか……ユニークな彼女さんだったな……)
奏ちゃん、心でそうポツリ。
後日。
「……カンパーイ!!」
お仕事が終わり、今日も奏ちゃんたちは特殊捜査室のみんなで居酒屋に来ています♪
今日はその場に広斗くんも参加♪
「……あっ!ここだったんだ!」
そこへ、何故か芹香ちゃんが登場!!
「こんばんは、芹香さん」
奏ちゃんが芹香ちゃんにそう挨拶♪
「やっほ~♪この前はありがとう♪いい写真が出来たよ♪」
芹香ちゃんがそう言ってこの前の撮影会もどきの写真を奏ちゃんに見せます♪
「あら♪可愛いじゃない♪」
「へぇ~♪上手く撮れているじゃん♪」
「確かにカメラマンを目指しているだけあるな」
その写真を見て冴子さんと紅蓮くんと槙くんがそう声を出します♪
奏ちゃん、どこかテレテレしながら顔真っ赤♪(可愛い♪)
「……あ、君が奏ちゃんの彼氏さん?」
芹香ちゃんが広斗くんを見てそう声を出します。
「そうだよ♪」
広斗くんが満面の笑みでそう答えちゃいます♪
「良かったら、この写真どうぞ♪」
芹香ちゃん、そう言って広斗くんに一枚の写真を渡します。
「……プッ」
広斗くん、何故かその写真を見て噴き出しちゃいます。
一体どんな写真でしょう??
「広斗さん??」
奏ちゃん、広斗くんが噴き出したのを見てその写真が気になり覗き込んじゃいます。
「……きゃっ!!!」
その写真を見て、奏ちゃん顔を真っ赤にしちゃいました!!(何があったの?!)
「自然で可愛いよ♪」
広斗くん、微笑みながらそう声を出しちゃいます。
「こ……これはダメです~!!」
奏ちゃん、広斗くんから写真を奪おうとしますが広斗くんがその写真を放してくれません。
「……一体何の写真なんだ??」
奏ちゃんと広斗くんのやり取りを見て透くんがそう声を出します。
「それはね……」
芹香ちゃんがそう声を出します。
「奏ちゃんのくしゃみシーンだよ♪」
芹香ちゃんが満面の笑みでそう言葉を綴ります。
「可愛いから返さないよ~♪」
広斗くん、奏ちゃんに写真を取られないようにその写真を手放しません♪
「こ……こんな写真撮らないでください~!!!」
と、奏ちゃんの叫び声が居酒屋に響くのでありました♪
ちゃんちゃん♪
奏ちゃん、お休みの日に執筆している手を止めてそう声を出します♪
いつもお疲れ様です♪
そして、電車に揺られて街の方に向かいました。
奏ちゃんがウインドウショッピングを楽しんでいると……。
「あれ?奏?」
透くんに会っちゃいます♪
「……透さん?!」
奏ちゃん、透くんの私服姿を初めてみるので一瞬誰か分からなくてビックリ?!
透くんの私服姿もどこか様になっているのです♪
「こんにちは。透さんもお出かけですか?」
奏ちゃん、笑顔で透にそう言葉を綴ります♪
「まぁな。……あ、戻ってきた」
透くんの所に一人の背の高い女性がやってきます。
「透!いい写真撮れたよ!……って、あれ?」
背の高い女性が透くんの傍にいる奏ちゃんを見て頭にはてなマーク。
「透……この人……」
背の高い女性が奏ちゃんを見ながらわなわなと震えだしちゃいます。
(もしかしてこの人、彼女さんかなんかじゃ?!大変!誤解させないようにしないと!!)
奏ちゃん、心の中で大パニック?!
「芹香、この人だよ。例の相棒」
え?!透くん!そんなこと言っちゃって大丈夫なの?!
「な……」
芹香ちゃん、フワフワ系の奏ちゃんを見て驚いたように声を出しちゃいます。
「えっと……その……誤解しないでくださいね!相棒と言うだけで、変な関係じゃないですからね!!」
奏ちゃん、必死にそう説明。
「な……な……」
その言葉に芹香ちゃんが更に震えだす。
奏ちゃん、自爆ふんじゃった?!
「なんて可愛いの!!」
「……へ?」
芹香ちゃん、奏ちゃんの手を取り、瞳をキラキラさせながら声を出しちゃいます♪
そりゃあ、奏ちゃんの口から変な声が出るよね。
「や~ん♪フワフワ~♪甘系~♪スィーツに例えたらホイップたっぷりのイチゴショートじゃない♪」
芹香ちゃん、奏ちゃんを抱き締めながら頭にハートマークが乱舞しています♪
「あ……あの……??」
奏ちゃん、何が起こっているのかが分からなくてはてなマークが飛び交う。
「いいな~♪透、毎日この子と一緒なんて♪あっ!写真写真♪」
芹香ちゃん、そう言って奏ちゃんの写真を取りまくり♪
「はい♪笑って~♪あっ!手はこうで……」
芹香ちゃんが奏ちゃんにいろいろ注文しながら撮影会♪
「……はぁ~♪良いのが撮れた~♪」
撮影会が終わり、芹香ちゃん大満足♪
「……じゃあまたな、奏」
「またね~♪」
透くんと芹香ちゃんがそう言ってその場を去って行きます♪
(なんというか……ユニークな彼女さんだったな……)
奏ちゃん、心でそうポツリ。
後日。
「……カンパーイ!!」
お仕事が終わり、今日も奏ちゃんたちは特殊捜査室のみんなで居酒屋に来ています♪
今日はその場に広斗くんも参加♪
「……あっ!ここだったんだ!」
そこへ、何故か芹香ちゃんが登場!!
「こんばんは、芹香さん」
奏ちゃんが芹香ちゃんにそう挨拶♪
「やっほ~♪この前はありがとう♪いい写真が出来たよ♪」
芹香ちゃんがそう言ってこの前の撮影会もどきの写真を奏ちゃんに見せます♪
「あら♪可愛いじゃない♪」
「へぇ~♪上手く撮れているじゃん♪」
「確かにカメラマンを目指しているだけあるな」
その写真を見て冴子さんと紅蓮くんと槙くんがそう声を出します♪
奏ちゃん、どこかテレテレしながら顔真っ赤♪(可愛い♪)
「……あ、君が奏ちゃんの彼氏さん?」
芹香ちゃんが広斗くんを見てそう声を出します。
「そうだよ♪」
広斗くんが満面の笑みでそう答えちゃいます♪
「良かったら、この写真どうぞ♪」
芹香ちゃん、そう言って広斗くんに一枚の写真を渡します。
「……プッ」
広斗くん、何故かその写真を見て噴き出しちゃいます。
一体どんな写真でしょう??
「広斗さん??」
奏ちゃん、広斗くんが噴き出したのを見てその写真が気になり覗き込んじゃいます。
「……きゃっ!!!」
その写真を見て、奏ちゃん顔を真っ赤にしちゃいました!!(何があったの?!)
「自然で可愛いよ♪」
広斗くん、微笑みながらそう声を出しちゃいます。
「こ……これはダメです~!!」
奏ちゃん、広斗くんから写真を奪おうとしますが広斗くんがその写真を放してくれません。
「……一体何の写真なんだ??」
奏ちゃんと広斗くんのやり取りを見て透くんがそう声を出します。
「それはね……」
芹香ちゃんがそう声を出します。
「奏ちゃんのくしゃみシーンだよ♪」
芹香ちゃんが満面の笑みでそう言葉を綴ります。
「可愛いから返さないよ~♪」
広斗くん、奏ちゃんに写真を取られないようにその写真を手放しません♪
「こ……こんな写真撮らないでください~!!!」
と、奏ちゃんの叫び声が居酒屋に響くのでありました♪
ちゃんちゃん♪
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