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7章 アルジュナクラ
7-3.
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アルジュが魔物たちを引き連れてグプタ領に帰ったのは、年が明けてからしばらくした後、街道を塞ぐ雪が融け始めてからのことだった。
生まれ育った御塚守の屋敷に帰ってきたアルジュを、ナクラは柔和な顔で出迎えた。
「お帰りなさいませ、アルジュ様」
およそ半年振りに見た親友の笑顔に、アルジュの顔も自然と綻ぶ。
「ただいま、ナクラ。私の留守中、変わりはなかったか?」
「はい。万事、滞りなく。詳しい資料もまとめてありますので、後ほど目を通していただければと存じます」
「ああ、分かった。だが、今日は休ませてくれると嬉しいんだが」
「心得ています。長旅、お疲れさまでした。お食事の用意もすぐにできますが、いかがいたしますか?」
「そうだな……うん、よろしく頼む。食事と聞いたら、途端に腹が空いてきた」
「かしこまりました。すぐに用意させます」
ナクラはにこりと目元で微笑むと、一礼して奥に下がっていった。
ナクラが部屋を退出すると、アルジュは安堵の吐息をそっと漏らした。
「よかった、いつものナクラだ」
子供の頃から家族同然に過ごしてきたナクラとの関係は、レリクスの封印を解いて以来、ぎこちないものになっていた。
そうなった理由は、アルジュにある。なまじ気が置けない間柄だっただけに、ナクラの前でまで平静を装っていられる自信がなかったからだ。
妹のリシュナがすでに亡く、その亡骸は魔物レリクスの器に成り果てている――そのことはアルジュ一人の胸に仕舞っていなければならないことだ。たとえ無二の親友であるナクラにでも、打ち明けることはできない――いや、ナクラにだけは知られたくなかった。
他の誰に指弾されても、
「リシュナを犠牲にしたのだ。それに見合ったものを得なければ、リシュナが浮かばれないじゃないか!」
……そんなふうに感情論で怒鳴り返せただろう。
あるいは、
「魔物の力はグプタを守るためにも必要だ。魔物を利用したことを詰られる謂われはない。だいたい、魔物を利用しなかったら、リシュナの死が無駄になるじゃないか」
……感情を理屈で塗り固めた言葉で言い返すこともできただろう。
だけど、同じ家で共に育ってきた親友、いや兄弟とさえ思っているナクラにだけは、どんな言い訳もできなかった。
ナクラに真実を知られ、糾弾されたら、アルジュは立ち尽くすことしかできまい。泣いて許しを請うことすら、できまい。
リシュナを失ったアルジュにとって、ナクラは最後の家族なのだから。
だというのに、その家族に隠し事をしている――。
アルジュがナクラに冷たい態度を取って遠ざけざるを得なかったのは、そうでもしなければこの後ろめたさに気づかれてしまうと思ったからだった。
その試みは成功して、ナクラはアルジュから離れていった。
仕事ぶりは変わらないが、私的に語らうようなことはなくなっていた。それは仕方ないことだと分かっていても、身の半分が離れていってしまったような寂しさをずっと感じていた。
「いまは仕方ない。でも、きっといつか、話せる日が来る。私がどんな気持ちでおまえを遠ざけたのか、分かってもらえる日が来る」
アルジュはずっと、自分にそう言い聞かせて、ナクラと向き合うことを先送りにしていた。
カンヴァの要請に応えて遠征軍を出した理由の一端には、もしかしたら、ナクラに留守居を任せて距離を置くための口実が欲しかったから……というのも、あったのかもしれない。
その遠征も終わって、帰ったらナクラとどうやって話そうか……と、密かに緊張していたアルジュだったのだが、半年ぶりに再会したナクラはまるで変わらない態度で接してきてくれた。
遠征に出る前と変わらない態度――ではない。二年前の、レリクスと邂逅する前と変わらない態度で、だ。
アルジュは安堵したが、同時に、
「ナクラ、何を企んでいる?」
友が隠し事をしていることも確信していた。
自分が領地を開けていた冬の間に、ナクラは何らかの工作をした。それを隠すために普段通りでいようとして、愛想よくしすぎてしまった――。
「……少し違うか」
アルジュは苦笑して頭を振った。
ナクラは謀を隠そうとして昔のような態度を取ったのではない。自分が謀をしていると意思表示するため、まだ何もかもが穏やかだった頃の自分を演じてみせたのだ。きっとそうだと、アルジュには理由もなく確信できた。
それこそ、
「あいつとはリシュナよりも長く一緒にいたんだ。お互いの気持ちが手に取るように分かることだって、たまにはあるさ」
……なのだった。
ナクラが何を考えているにせよ、アルジュには何もするつもりがなかった。
わざわざ示唆してきた以上、何か企んでいるのなら、すぐにでも仕掛けてくるはずだ。あるいはすでに、実行に移されているはずだ。
そうである以上、アルジュはただ待つだけだった。
● ● ●
「アルジュ様、じつは折り入ってお願いしたいことがあるのですが……」
ナクラがそう言ってきたのは、アルジュが屋敷に戻ってきた日の夜だ。夕食時の直前を狙っての相談事だった。
「どうした? とりあえず聞くから言ってみろ」
「はい、では……」
ナクラは微笑を浮かべて、お願い事を口にした。
自分の結婚式に家族代理として出席して欲しい、と。
生まれ育った御塚守の屋敷に帰ってきたアルジュを、ナクラは柔和な顔で出迎えた。
「お帰りなさいませ、アルジュ様」
およそ半年振りに見た親友の笑顔に、アルジュの顔も自然と綻ぶ。
「ただいま、ナクラ。私の留守中、変わりはなかったか?」
「はい。万事、滞りなく。詳しい資料もまとめてありますので、後ほど目を通していただければと存じます」
「ああ、分かった。だが、今日は休ませてくれると嬉しいんだが」
「心得ています。長旅、お疲れさまでした。お食事の用意もすぐにできますが、いかがいたしますか?」
「そうだな……うん、よろしく頼む。食事と聞いたら、途端に腹が空いてきた」
「かしこまりました。すぐに用意させます」
ナクラはにこりと目元で微笑むと、一礼して奥に下がっていった。
ナクラが部屋を退出すると、アルジュは安堵の吐息をそっと漏らした。
「よかった、いつものナクラだ」
子供の頃から家族同然に過ごしてきたナクラとの関係は、レリクスの封印を解いて以来、ぎこちないものになっていた。
そうなった理由は、アルジュにある。なまじ気が置けない間柄だっただけに、ナクラの前でまで平静を装っていられる自信がなかったからだ。
妹のリシュナがすでに亡く、その亡骸は魔物レリクスの器に成り果てている――そのことはアルジュ一人の胸に仕舞っていなければならないことだ。たとえ無二の親友であるナクラにでも、打ち明けることはできない――いや、ナクラにだけは知られたくなかった。
他の誰に指弾されても、
「リシュナを犠牲にしたのだ。それに見合ったものを得なければ、リシュナが浮かばれないじゃないか!」
……そんなふうに感情論で怒鳴り返せただろう。
あるいは、
「魔物の力はグプタを守るためにも必要だ。魔物を利用したことを詰られる謂われはない。だいたい、魔物を利用しなかったら、リシュナの死が無駄になるじゃないか」
……感情を理屈で塗り固めた言葉で言い返すこともできただろう。
だけど、同じ家で共に育ってきた親友、いや兄弟とさえ思っているナクラにだけは、どんな言い訳もできなかった。
ナクラに真実を知られ、糾弾されたら、アルジュは立ち尽くすことしかできまい。泣いて許しを請うことすら、できまい。
リシュナを失ったアルジュにとって、ナクラは最後の家族なのだから。
だというのに、その家族に隠し事をしている――。
アルジュがナクラに冷たい態度を取って遠ざけざるを得なかったのは、そうでもしなければこの後ろめたさに気づかれてしまうと思ったからだった。
その試みは成功して、ナクラはアルジュから離れていった。
仕事ぶりは変わらないが、私的に語らうようなことはなくなっていた。それは仕方ないことだと分かっていても、身の半分が離れていってしまったような寂しさをずっと感じていた。
「いまは仕方ない。でも、きっといつか、話せる日が来る。私がどんな気持ちでおまえを遠ざけたのか、分かってもらえる日が来る」
アルジュはずっと、自分にそう言い聞かせて、ナクラと向き合うことを先送りにしていた。
カンヴァの要請に応えて遠征軍を出した理由の一端には、もしかしたら、ナクラに留守居を任せて距離を置くための口実が欲しかったから……というのも、あったのかもしれない。
その遠征も終わって、帰ったらナクラとどうやって話そうか……と、密かに緊張していたアルジュだったのだが、半年ぶりに再会したナクラはまるで変わらない態度で接してきてくれた。
遠征に出る前と変わらない態度――ではない。二年前の、レリクスと邂逅する前と変わらない態度で、だ。
アルジュは安堵したが、同時に、
「ナクラ、何を企んでいる?」
友が隠し事をしていることも確信していた。
自分が領地を開けていた冬の間に、ナクラは何らかの工作をした。それを隠すために普段通りでいようとして、愛想よくしすぎてしまった――。
「……少し違うか」
アルジュは苦笑して頭を振った。
ナクラは謀を隠そうとして昔のような態度を取ったのではない。自分が謀をしていると意思表示するため、まだ何もかもが穏やかだった頃の自分を演じてみせたのだ。きっとそうだと、アルジュには理由もなく確信できた。
それこそ、
「あいつとはリシュナよりも長く一緒にいたんだ。お互いの気持ちが手に取るように分かることだって、たまにはあるさ」
……なのだった。
ナクラが何を考えているにせよ、アルジュには何もするつもりがなかった。
わざわざ示唆してきた以上、何か企んでいるのなら、すぐにでも仕掛けてくるはずだ。あるいはすでに、実行に移されているはずだ。
そうである以上、アルジュはただ待つだけだった。
● ● ●
「アルジュ様、じつは折り入ってお願いしたいことがあるのですが……」
ナクラがそう言ってきたのは、アルジュが屋敷に戻ってきた日の夜だ。夕食時の直前を狙っての相談事だった。
「どうした? とりあえず聞くから言ってみろ」
「はい、では……」
ナクラは微笑を浮かべて、お願い事を口にした。
自分の結婚式に家族代理として出席して欲しい、と。
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