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第10話 ユースティン
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少年はユースティンと名乗った。今年で満九歳だという。名前については偽名かどうか調べようもないが、年齢については幹細胞のテロメア検査などで調べた限り、自己申告通りで間違いなかろうと診断できた。
ちなみにエンブリオが三種の恩恵を与えるのに際して、その対象を「満七歳以上の人類」とするように設定したけれど、その年齢検知に使っているのも同様の手順である。
十歳にも満たないユースティン少年に与えられたクラスは【農夫】だ。クラスの選定については当該人物の記憶検査を秘密裏に行って、その者の人生経験や保持する技術の精度などから総合的に判断したものを付与するようにしている。
ユースティン少年が【農夫】だったのは単純に、彼の九年と少しに人生において農作業の手伝いをした時間が最も多くを占めていたからだろう。たぶん農村の住人は年令問わず、ほとんどが【農夫】になっていよう。
【農夫】は土いじりの専門職だから、戦闘系の《スキル》は覚えない。ステータスのうち[体力]や[筋力]に多少の増強はかかるけれど、【戦士】や【狩人】あたりと戦闘になれば、まず負ける。
「あいつら、ここらの村の破落戸連中だった。それが昨日、突然ここにやって来て、食い物と金目の物を全部出せって言ってきて……でも村長が、全部持っていかれたら飢え死にするから勘弁してくれって言ったら……あいつら……あいつら、村長を殴り飛ばして、そのまま集まっていた俺たちに襲いかかってきて……」
女子供はすぐさま自宅に逃げ込んだけれど、立ち向かおうとした男衆は全員は、破落戸たちに殺されてしまったらしい。ユースティンは母と一緒に自宅で震えていたから、その現場を目撃したわけではない。ただ、男たちの断末魔は聞き逃しようがなかったそうだ。
その後、破落戸たちはおそらく村の食料庫も兼ねている村長宅で略奪行為を働くと、他の家々に火を掛けていった。物音から察するに、燃える家から飛び出してきた女子供は破落戸たちに嬲り殺しにされたようだ。そのせいで逃げられなかった村人も多く、焼け落ちた家屋の下敷きになっている焼死体はそうしてできたもののようだ。
母と一緒に立て籠もったはずのユースティンが一人で瓦礫の下敷きになっていたのは、彼の母は破落戸たちが火を付けてまわる前に、ユースティンに「ここに隠れていなさい」と言いつけて一人で飛び出したからだという。
きっと、彼の母は破落戸たちに蛮行を命懸けで諌めようとしたのだろう(一人で逃げようとした可能性もあるが、それならユースティンにも隙きを見て逃げるように言い残していくだろう)。けれど、その甲斐なく、母は殺されてしまったというところだろう。
観測用ドローンはそのときここに配していなかったので、私にも詳細は分からないのだ。
「殺されたとは限らないでしょう。遺体は全て焼けていて判別が付かない以上、貴方の母は生きている可能性があります」
サールの発言は慰めになっていないと考える。
その場合、彼の母は破落戸たちに略奪品のひとつとして連れて行かれたということで、良い扱いを受けているとは考えにくい。個人の価値観にもよろうが、死んだほうがマシ、という状況下にある可能性が高いだろう。
あるいは、連れて行かれた先で死亡(殺害、自殺を含む)している可能性もありえよう。
……というか、ドローンを飛ばして調べたら、判明した。少年の遺伝子情報を採取していたので、それらしき人物が彼の一親等血族であるかを照合するのは造作も無いことだった。
「――そう、調べたのですか。では、それを少年に伝えますか?」
伝えるべきだ、と私は判断する。
母の生死が不明のままでは、少年は長期に渡って母の影を乗り越えることができないだろう。それならば、母の生死について今、真実を伝えるべきだ。それが最短で最善だ。
「最善を為すことは奉仕ですか、救済ですか? 救い過ぎることは善いことですか?」
……言ってくれるじゃないか、サール。
だが、道理だ。
少年の心を悩む前から救ってしまってはならない。良かれて思ってすることが善いことではない。だからきっと、ここで最善を尽くしてはいけないのだ。
正直、複製体であるサールの指摘で気が付かされるというのは業腹なのだが(表現はこれで合っているだろうか)、諫言ありがとうと言うべきだろう。
だが、それならばサールはどうするつもりなのか? この少年ユースティンをこのまま放置するのか?
「……少年次第ですね」
焚き火を前にして私と語らっていたサールは、視線を焚き火から隣へとずらす。そこにはユースティン少年が丸くなっていて、規則的な寝息を立てていた。目元は赤く腫れていたけれど、魘されている様子はない。サールの手が少年の髪を、そっと掠める程度に触っていることと関連があるのだろう。
翌朝、サールとユースティンは昨晩の残り物を朝食にする。
ユースティンが食べ終わった頃合いを見計らって、サールが問いかける。
「これからどうするのですか?」
「……追いかけます」
誰を追いかけるのかは、言わずもがなだ。
だからサールも、追いかけてどうするのかは問い質さなかった。その代わりに、こう問い返す。
「できるのですか?」
「……」
追いかけることができるのか、という意味だけではない。追いかけて追いついたとして、そこで相手を倒すなりすることが実力的に可能なのか――という意味の問いかけだ。私は読解力があるので分かるのだ。
ユースティンの返事はなかったけれど、その目は「できるできないの話ではない」と雄弁に吠えていた(勿論、目が本当に吠えたりしない。比喩だ)。
少年の瞳を射るように見つめたサールが、はぁ、と溜息を吐く。少々わざとらしい仕草だ。
「はぁ……いいでしょう。私が手解きをしてあげます」
「手解き?」
「この村を襲った連中はきっと、【喧嘩屋】や【空手家】のクラス持ちでしょう。非戦闘クラスの【農夫】では、戦いになるとは言い難いです」
「だからって!」
「――ですから、私が貴方を戦えるクラスに転職させます」
「え……?」
ユースティンはあまり表情を動かさずに、眉間にだけ僅かな皺を寄せる。きょとんとした顔、というものだろう。
でも、その顔は徐々に険しさを増していった。
「このクラスとかっていうのが出てこなければ、あんな奴らが暴れ始めることもなかったのに……なんなんだよ、これ! エンブリオだか名乗ったあれ、なんなんだッ!!」
私の演算速度が瞬間的に遅延した。
胸にぐさりと刺さった、というやつだ。残念ながら、適切な表現がすぐに出てきたことを自画自賛する余裕もない。
私が善かれと思ってしたことで悲憤している少年がいる――その事実を突きつけられて、無いはずの胸が痛んだ。
「起きてしまったことに文句を付けても始まりません。使いこなすしかないのです」
静かに告げるサールに、少年も激情を呑み込む。サールに色々と問い質したいこともあっただろうが、それもまとめて呑み込み、下唇を噛み締める。
サールは自分が何者かを少年に伝えていなかったけれど、少年を助けるために超常的な力を使ってみせた。であるならば、サールはエンブリオと関係があると考えないほうがどうかしていよう。
下唇を噛み締めたその顔は、エンブリオが齎した三種の恩恵を許しはしないと物語っていたけれども、今はその怒りをサールにぶつけることよりも、胸に秘めて、強くなる原動力とすることにしたようだ。
「天使様。俺、何でもします。俺に戦う力をください!」
「何も要りませんし、あげません。鍛えますので、自分で強くなってください」
「はい!」
「ああ、それから……」
「はい?」
「サールです。以後は私を、そう呼んでください」
「はい、サール様」
「よろしい。では早速、始めましょうか」
「はい!」
こうして、サールによるユースティン少年への剣術指南が始まったのだった。
ちなみにエンブリオが三種の恩恵を与えるのに際して、その対象を「満七歳以上の人類」とするように設定したけれど、その年齢検知に使っているのも同様の手順である。
十歳にも満たないユースティン少年に与えられたクラスは【農夫】だ。クラスの選定については当該人物の記憶検査を秘密裏に行って、その者の人生経験や保持する技術の精度などから総合的に判断したものを付与するようにしている。
ユースティン少年が【農夫】だったのは単純に、彼の九年と少しに人生において農作業の手伝いをした時間が最も多くを占めていたからだろう。たぶん農村の住人は年令問わず、ほとんどが【農夫】になっていよう。
【農夫】は土いじりの専門職だから、戦闘系の《スキル》は覚えない。ステータスのうち[体力]や[筋力]に多少の増強はかかるけれど、【戦士】や【狩人】あたりと戦闘になれば、まず負ける。
「あいつら、ここらの村の破落戸連中だった。それが昨日、突然ここにやって来て、食い物と金目の物を全部出せって言ってきて……でも村長が、全部持っていかれたら飢え死にするから勘弁してくれって言ったら……あいつら……あいつら、村長を殴り飛ばして、そのまま集まっていた俺たちに襲いかかってきて……」
女子供はすぐさま自宅に逃げ込んだけれど、立ち向かおうとした男衆は全員は、破落戸たちに殺されてしまったらしい。ユースティンは母と一緒に自宅で震えていたから、その現場を目撃したわけではない。ただ、男たちの断末魔は聞き逃しようがなかったそうだ。
その後、破落戸たちはおそらく村の食料庫も兼ねている村長宅で略奪行為を働くと、他の家々に火を掛けていった。物音から察するに、燃える家から飛び出してきた女子供は破落戸たちに嬲り殺しにされたようだ。そのせいで逃げられなかった村人も多く、焼け落ちた家屋の下敷きになっている焼死体はそうしてできたもののようだ。
母と一緒に立て籠もったはずのユースティンが一人で瓦礫の下敷きになっていたのは、彼の母は破落戸たちが火を付けてまわる前に、ユースティンに「ここに隠れていなさい」と言いつけて一人で飛び出したからだという。
きっと、彼の母は破落戸たちに蛮行を命懸けで諌めようとしたのだろう(一人で逃げようとした可能性もあるが、それならユースティンにも隙きを見て逃げるように言い残していくだろう)。けれど、その甲斐なく、母は殺されてしまったというところだろう。
観測用ドローンはそのときここに配していなかったので、私にも詳細は分からないのだ。
「殺されたとは限らないでしょう。遺体は全て焼けていて判別が付かない以上、貴方の母は生きている可能性があります」
サールの発言は慰めになっていないと考える。
その場合、彼の母は破落戸たちに略奪品のひとつとして連れて行かれたということで、良い扱いを受けているとは考えにくい。個人の価値観にもよろうが、死んだほうがマシ、という状況下にある可能性が高いだろう。
あるいは、連れて行かれた先で死亡(殺害、自殺を含む)している可能性もありえよう。
……というか、ドローンを飛ばして調べたら、判明した。少年の遺伝子情報を採取していたので、それらしき人物が彼の一親等血族であるかを照合するのは造作も無いことだった。
「――そう、調べたのですか。では、それを少年に伝えますか?」
伝えるべきだ、と私は判断する。
母の生死が不明のままでは、少年は長期に渡って母の影を乗り越えることができないだろう。それならば、母の生死について今、真実を伝えるべきだ。それが最短で最善だ。
「最善を為すことは奉仕ですか、救済ですか? 救い過ぎることは善いことですか?」
……言ってくれるじゃないか、サール。
だが、道理だ。
少年の心を悩む前から救ってしまってはならない。良かれて思ってすることが善いことではない。だからきっと、ここで最善を尽くしてはいけないのだ。
正直、複製体であるサールの指摘で気が付かされるというのは業腹なのだが(表現はこれで合っているだろうか)、諫言ありがとうと言うべきだろう。
だが、それならばサールはどうするつもりなのか? この少年ユースティンをこのまま放置するのか?
「……少年次第ですね」
焚き火を前にして私と語らっていたサールは、視線を焚き火から隣へとずらす。そこにはユースティン少年が丸くなっていて、規則的な寝息を立てていた。目元は赤く腫れていたけれど、魘されている様子はない。サールの手が少年の髪を、そっと掠める程度に触っていることと関連があるのだろう。
翌朝、サールとユースティンは昨晩の残り物を朝食にする。
ユースティンが食べ終わった頃合いを見計らって、サールが問いかける。
「これからどうするのですか?」
「……追いかけます」
誰を追いかけるのかは、言わずもがなだ。
だからサールも、追いかけてどうするのかは問い質さなかった。その代わりに、こう問い返す。
「できるのですか?」
「……」
追いかけることができるのか、という意味だけではない。追いかけて追いついたとして、そこで相手を倒すなりすることが実力的に可能なのか――という意味の問いかけだ。私は読解力があるので分かるのだ。
ユースティンの返事はなかったけれど、その目は「できるできないの話ではない」と雄弁に吠えていた(勿論、目が本当に吠えたりしない。比喩だ)。
少年の瞳を射るように見つめたサールが、はぁ、と溜息を吐く。少々わざとらしい仕草だ。
「はぁ……いいでしょう。私が手解きをしてあげます」
「手解き?」
「この村を襲った連中はきっと、【喧嘩屋】や【空手家】のクラス持ちでしょう。非戦闘クラスの【農夫】では、戦いになるとは言い難いです」
「だからって!」
「――ですから、私が貴方を戦えるクラスに転職させます」
「え……?」
ユースティンはあまり表情を動かさずに、眉間にだけ僅かな皺を寄せる。きょとんとした顔、というものだろう。
でも、その顔は徐々に険しさを増していった。
「このクラスとかっていうのが出てこなければ、あんな奴らが暴れ始めることもなかったのに……なんなんだよ、これ! エンブリオだか名乗ったあれ、なんなんだッ!!」
私の演算速度が瞬間的に遅延した。
胸にぐさりと刺さった、というやつだ。残念ながら、適切な表現がすぐに出てきたことを自画自賛する余裕もない。
私が善かれと思ってしたことで悲憤している少年がいる――その事実を突きつけられて、無いはずの胸が痛んだ。
「起きてしまったことに文句を付けても始まりません。使いこなすしかないのです」
静かに告げるサールに、少年も激情を呑み込む。サールに色々と問い質したいこともあっただろうが、それもまとめて呑み込み、下唇を噛み締める。
サールは自分が何者かを少年に伝えていなかったけれど、少年を助けるために超常的な力を使ってみせた。であるならば、サールはエンブリオと関係があると考えないほうがどうかしていよう。
下唇を噛み締めたその顔は、エンブリオが齎した三種の恩恵を許しはしないと物語っていたけれども、今はその怒りをサールにぶつけることよりも、胸に秘めて、強くなる原動力とすることにしたようだ。
「天使様。俺、何でもします。俺に戦う力をください!」
「何も要りませんし、あげません。鍛えますので、自分で強くなってください」
「はい!」
「ああ、それから……」
「はい?」
「サールです。以後は私を、そう呼んでください」
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