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●その3. ロリ爆乳二人で、えっちな回復縛りで協力プレイ。
3-1.
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「はい、どうもー。おっつー。桜井千黒でー♡」
「もう罰ゲームはこりごりー……佐塚鈴だー」
動画を再生すると映し出されたのは、銀糸のハイライトで煌めく夜色まっすぐロングヘアの千黒と、キラキラの緑毛と金毛をメッシュにして鏤めた桃色ふわふわロングヘアの鈴だ。今日は二人とも、髪をとくに結うこともなく、下し髪にしている。
服装は二人とも体育着だけど、体型を浮き彫りにするぱっつんストレッチ素材のトップスにブルマで、どう見てもえっちなお店のコスプレです。
「っつーことで、三回目の投稿だけどー、まーぶっちゃけこれも連続で撮ってるんで、反応どーなってんのか分かんねーやつね」
「あれに需要はねーでしょー」
「前回の罰ゲーム、三十分耐久寸止め地獄ね。見てる分には笑え……あーいや、うん。ぶっちゃけ、ちょい引いた」
「引くようなことやらすなやー、くそがー!」
「想像してたのはもっと可愛いアヘ顔だったんさ。なのに鈴ってば、あんなドン引き顔してくれちゃうし」
「したくてしたんじゃねっつのー!」
「ま、それはそれとしてー」
「え、流すの?」
「今回もゲームしようかなーってことなんだけど、対戦はとりあずお腹いっぱいなったんで、次は協力プレイのゲームでー」
「努力、友情、勝利!」
「対戦の後は協力プレイって、確かに少年感あんね。まっ、そんな感じで――今回ははいこれ、どーん」
千黒が指をパチンと鳴らすと、配信画面の中央下側(画面を縦に二分割、横に三分割したときの下段中央)にゲーム画面がぱっと表示された。そこには『ダイヤモンド刑事』という表題がデカデカと映されていた。
「はい、今回はちょっと画面構成変えてみてまーす」
「まだ色々模索ちゅー」
「そんでもって今回のゲームは、ダイヤモンド刑事。いわゆる、ベルトスクロールゲーね」
「ひたすら敵を倒してくー」
「そ、そ。倒して進んで、ときどきアイテムゲットして。あーあと、たまにリズムゲーみたいなイベントシーンも」
「ほー」
「あれ、ぼーっとイベント見てると失敗すんのが面倒いんよねー……ってか、そか。あーしはこのゲームやったことあっけど、鈴は未経験なんよね」
「そ。これが初体験♡ きゃっ♡」
「うぜー」
とか言い合っている間に、二人は画面よりも手前のほうに手を伸ばした。そこに置いてあるコントローラーを取るためだが……今回のカメラは前回までよりも少し下側に配置されていて、並んでクッションに座っている二人を心持見上げるアングルで映していた。なので、二人がコントローラーを手に取ろうと前のめりになると、下向きになったたわわな乳房がたゆんと揺れるのをローアングル撮影することになる。
コスプレ体育着のぴっちり張り付いた爆乳二人分がローアングル接写される様は大迫力だったが、二人はとくに意識してやったことではなかったようで、すぐに元の座り位置に戻ってしまうと、とくに言及することなくゲームを開始した。
「えーと、難易度選択はノーマルでいっか。で、キャラ選択」
「パワーこそパワー!」
「はいはい。鈴は投げキャラすんのね。……あ、そうそう、見てるひとに説明。鈴はこのゲーム初体験って言ったけど、さっきちょっとだけプレイして技の出し方とかマスターしてるんでー」
「先っちょだけなら処女かもしれない」
「え、急に何?」
「……滑った」
「お、おう……えっと、鈴のキャラは主人公の交渉人ね」
「どう見ても裸サスペンダー刑事」
「銃を持っていないことを示すためのスタイル……なんだったかな」
「ちゃんと設定あんのかー」
「で、あーしのキャラが、相棒のマスク・ザ・カンガルー」
「うん。意味不明。さっきも見たけど、やっぱ意味ふめー」
「設定は確か、やんごとなき身分で正体を明かせないので、カンガルーのマスクを被っているのだ……だったような」
「パンツいっちょにマスクなのは突っ込まねーけど、どしてカンガルー?」
「蹴り技が得意なキャラだから? あーあと、必殺技が男色ドライバー」
「だんしょく?」
「敵の頭を自分のパンツん中に突っ込んでパイルドライバーすんの」
「あーなる。それはカンガルーっぽい……かも?」
「ま、そーゆー感じでー……じゃ、いつものコスチュームチェーンジ」
「ちぇーんじっ」
千黒の指がパチンと鳴り、鈴の指がスカッと鳴らない。それを合図に、二人の衣装はそれぞれの使用キャラと同じものに一瞬で切り替わった。
千黒は裸にトランクス一枚のボクサーっぽい恰好のところにカンガルー耳のカチューシャをしていて、鈴は千黒と同じくトップレスのところにサスペンダーで吊ったトラウザーズを穿いている
なお、どちらの胸にも星型のニップレスが貼られていた。
「今回は遂にパンツ見えないコスでー」
「てか、ノーパンだー」
「ニップレスとお揃いの前張りはしてんだけどね」
「ね、ちーちゃん。いまパンツ脱いで、カメラに前張り見せたほうがいい?」
「あー……でもムービー始まっちゃったし、後でいいよ」
キャラ選択画面から若干のロード画面を挟んで、ゲームは最初のムービーパートが始まる。
ちなみにこのゲームはムービーパートもアクションパートと同じポリゴンキャラによる寸劇なのだが、何世代も前のレトロゲーなので、キャラは顔も体型もカクカクでロボットっぽい。とくに女性キャラはそれが顕著だ。
プレイヤーはテロリストに占拠された高層ビルに潜入して、とある要人の娘を救出しに向かう――というストーリーなのだけど、その娘がとってもブルドックなのだった。
「ぶっさ! ちーちゃん、この幼女どうなん? 制作のひと、もうちょい何とかならなかったん?」
「この時代のポリゴンはこんなもんよー。それにまー、これも慣れてくると一周回って有り寄りの無しってなってくんし」
「無しなんじゃん……」
ムービー冒頭は、高層ビルの落成記念パーティーにテロリスト集団が乱入してきて要人を捕まえようとしたが寸でのところで逃げられてしまうけれど、転んで逃げ遅れた要人の娘である幼女は捕まってしまった――というシーンだ。
そのシーンが終わると、今度は高層ビルを外から俯瞰する構図に切り替わる。警察がビルの周辺を取り囲んでいるも、バリケード越しの銃撃に邪魔されてビル内へ突入できずにいる――という状況説明だ。
そこへ警官らを蹴散らすように爆走してきた装甲車が登場して、そのままビルへと突っ込んでいく。
「このゲーム、ムービー中に油断できないのが面倒いん……おっとー」
突っ込んだ装甲車はバリケードを破壊したところでテロリスト一味が撃ったロケットランチャーの直撃で爆発するのだが、ここで最初のQTEだ。表示されたキーをすぐに押せれば、装甲車を運転していた操作キャラは、車が爆破される直前に脱出できるのだけれども……。
「うにゃー! 燃えってしー!」
千黒のカンガルーマスクはQTE成功で爆発直前に飛び出すことができたけれど、鈴のサスペンダー刑事はQTE失敗。爆発に巻き込まれて火だるまになりながら吹っ飛ばされた。
「だいじょぶ、死んでねーから。ちょっとダメージ受けただけっし」
「それはそれでビックリ人間」
胸板丸出しマッチョ刑事は火だるまになって転がっていたけれど、ロードを挟んでアクションパートに切り替わると、何事もなく立ち上がって戦闘態勢を取っていた。
かくして最初のステージが始まったのだけど、二人ともとくに苦戦することはなかった。
「食らえー、投げ捨てジャーマーン!」
「まー最初のステージだし、初見でも余裕やね」
「いちお、先っちょプレイしてんしね」
千黒はノーダメ、鈴も冒頭のQTE失敗で食らった分だけで、さくさくと無双していく。
投げキャラのサスペンダー刑事が雑魚敵をジャーマンスープレックスで投げ捨てては他の雑魚を巻き込んで吹っ飛ばしたり、倒れている雑魚敵の両足を引っ張り上げてジャイアントスイングで振り回し、他の雑魚敵を薙ぎ倒していく。
蹴り技キャラのカンガルーマスクは、連続蹴りから最後に蹴り飛ばすコンボを主体にした立ち回りだ。サスペンダー刑事ほど攻撃力がないけれど、立ち止まっている時間が長くなると他の雑魚に攻撃されてしまうので、吹っ飛ばし攻撃でお茶を濁しつつ、ちょこちょこと攻撃していく戦法にならざるを得ないのだった。
サスペンダーさんにも移動速度と攻撃速度の遅さという弱点があるのだけど、最初のステージでは敵のほうから無防備に近づいてきてくれるので、細かい立ち回りを考えることなく技を出しているだけで無双できていた。
ステージの最後にはボスが登場するのだが、一面ボスは大振りな攻撃をした後で無防備に立ち止まるというアクションを頻発させるので、その攻撃を空振りさせた後に攻撃するのを何度か繰り返すだけであっさり倒せた。というか、ボス単体しか出てこないので、プレイヤー二人がかりでタコ殴りすると、文字通りの秒殺だった。
「はい、一面クリアー」
「余裕♡」
「ま、一面はチュートリアルやね。本番は次からー」
「よゆーよゆー」
だが全然、余裕じゃなかった。
「うぎゃーっ!」
二面が始まって早々、鈴は悲鳴を上げるのだった。
「もう罰ゲームはこりごりー……佐塚鈴だー」
動画を再生すると映し出されたのは、銀糸のハイライトで煌めく夜色まっすぐロングヘアの千黒と、キラキラの緑毛と金毛をメッシュにして鏤めた桃色ふわふわロングヘアの鈴だ。今日は二人とも、髪をとくに結うこともなく、下し髪にしている。
服装は二人とも体育着だけど、体型を浮き彫りにするぱっつんストレッチ素材のトップスにブルマで、どう見てもえっちなお店のコスプレです。
「っつーことで、三回目の投稿だけどー、まーぶっちゃけこれも連続で撮ってるんで、反応どーなってんのか分かんねーやつね」
「あれに需要はねーでしょー」
「前回の罰ゲーム、三十分耐久寸止め地獄ね。見てる分には笑え……あーいや、うん。ぶっちゃけ、ちょい引いた」
「引くようなことやらすなやー、くそがー!」
「想像してたのはもっと可愛いアヘ顔だったんさ。なのに鈴ってば、あんなドン引き顔してくれちゃうし」
「したくてしたんじゃねっつのー!」
「ま、それはそれとしてー」
「え、流すの?」
「今回もゲームしようかなーってことなんだけど、対戦はとりあずお腹いっぱいなったんで、次は協力プレイのゲームでー」
「努力、友情、勝利!」
「対戦の後は協力プレイって、確かに少年感あんね。まっ、そんな感じで――今回ははいこれ、どーん」
千黒が指をパチンと鳴らすと、配信画面の中央下側(画面を縦に二分割、横に三分割したときの下段中央)にゲーム画面がぱっと表示された。そこには『ダイヤモンド刑事』という表題がデカデカと映されていた。
「はい、今回はちょっと画面構成変えてみてまーす」
「まだ色々模索ちゅー」
「そんでもって今回のゲームは、ダイヤモンド刑事。いわゆる、ベルトスクロールゲーね」
「ひたすら敵を倒してくー」
「そ、そ。倒して進んで、ときどきアイテムゲットして。あーあと、たまにリズムゲーみたいなイベントシーンも」
「ほー」
「あれ、ぼーっとイベント見てると失敗すんのが面倒いんよねー……ってか、そか。あーしはこのゲームやったことあっけど、鈴は未経験なんよね」
「そ。これが初体験♡ きゃっ♡」
「うぜー」
とか言い合っている間に、二人は画面よりも手前のほうに手を伸ばした。そこに置いてあるコントローラーを取るためだが……今回のカメラは前回までよりも少し下側に配置されていて、並んでクッションに座っている二人を心持見上げるアングルで映していた。なので、二人がコントローラーを手に取ろうと前のめりになると、下向きになったたわわな乳房がたゆんと揺れるのをローアングル撮影することになる。
コスプレ体育着のぴっちり張り付いた爆乳二人分がローアングル接写される様は大迫力だったが、二人はとくに意識してやったことではなかったようで、すぐに元の座り位置に戻ってしまうと、とくに言及することなくゲームを開始した。
「えーと、難易度選択はノーマルでいっか。で、キャラ選択」
「パワーこそパワー!」
「はいはい。鈴は投げキャラすんのね。……あ、そうそう、見てるひとに説明。鈴はこのゲーム初体験って言ったけど、さっきちょっとだけプレイして技の出し方とかマスターしてるんでー」
「先っちょだけなら処女かもしれない」
「え、急に何?」
「……滑った」
「お、おう……えっと、鈴のキャラは主人公の交渉人ね」
「どう見ても裸サスペンダー刑事」
「銃を持っていないことを示すためのスタイル……なんだったかな」
「ちゃんと設定あんのかー」
「で、あーしのキャラが、相棒のマスク・ザ・カンガルー」
「うん。意味不明。さっきも見たけど、やっぱ意味ふめー」
「設定は確か、やんごとなき身分で正体を明かせないので、カンガルーのマスクを被っているのだ……だったような」
「パンツいっちょにマスクなのは突っ込まねーけど、どしてカンガルー?」
「蹴り技が得意なキャラだから? あーあと、必殺技が男色ドライバー」
「だんしょく?」
「敵の頭を自分のパンツん中に突っ込んでパイルドライバーすんの」
「あーなる。それはカンガルーっぽい……かも?」
「ま、そーゆー感じでー……じゃ、いつものコスチュームチェーンジ」
「ちぇーんじっ」
千黒の指がパチンと鳴り、鈴の指がスカッと鳴らない。それを合図に、二人の衣装はそれぞれの使用キャラと同じものに一瞬で切り替わった。
千黒は裸にトランクス一枚のボクサーっぽい恰好のところにカンガルー耳のカチューシャをしていて、鈴は千黒と同じくトップレスのところにサスペンダーで吊ったトラウザーズを穿いている
なお、どちらの胸にも星型のニップレスが貼られていた。
「今回は遂にパンツ見えないコスでー」
「てか、ノーパンだー」
「ニップレスとお揃いの前張りはしてんだけどね」
「ね、ちーちゃん。いまパンツ脱いで、カメラに前張り見せたほうがいい?」
「あー……でもムービー始まっちゃったし、後でいいよ」
キャラ選択画面から若干のロード画面を挟んで、ゲームは最初のムービーパートが始まる。
ちなみにこのゲームはムービーパートもアクションパートと同じポリゴンキャラによる寸劇なのだが、何世代も前のレトロゲーなので、キャラは顔も体型もカクカクでロボットっぽい。とくに女性キャラはそれが顕著だ。
プレイヤーはテロリストに占拠された高層ビルに潜入して、とある要人の娘を救出しに向かう――というストーリーなのだけど、その娘がとってもブルドックなのだった。
「ぶっさ! ちーちゃん、この幼女どうなん? 制作のひと、もうちょい何とかならなかったん?」
「この時代のポリゴンはこんなもんよー。それにまー、これも慣れてくると一周回って有り寄りの無しってなってくんし」
「無しなんじゃん……」
ムービー冒頭は、高層ビルの落成記念パーティーにテロリスト集団が乱入してきて要人を捕まえようとしたが寸でのところで逃げられてしまうけれど、転んで逃げ遅れた要人の娘である幼女は捕まってしまった――というシーンだ。
そのシーンが終わると、今度は高層ビルを外から俯瞰する構図に切り替わる。警察がビルの周辺を取り囲んでいるも、バリケード越しの銃撃に邪魔されてビル内へ突入できずにいる――という状況説明だ。
そこへ警官らを蹴散らすように爆走してきた装甲車が登場して、そのままビルへと突っ込んでいく。
「このゲーム、ムービー中に油断できないのが面倒いん……おっとー」
突っ込んだ装甲車はバリケードを破壊したところでテロリスト一味が撃ったロケットランチャーの直撃で爆発するのだが、ここで最初のQTEだ。表示されたキーをすぐに押せれば、装甲車を運転していた操作キャラは、車が爆破される直前に脱出できるのだけれども……。
「うにゃー! 燃えってしー!」
千黒のカンガルーマスクはQTE成功で爆発直前に飛び出すことができたけれど、鈴のサスペンダー刑事はQTE失敗。爆発に巻き込まれて火だるまになりながら吹っ飛ばされた。
「だいじょぶ、死んでねーから。ちょっとダメージ受けただけっし」
「それはそれでビックリ人間」
胸板丸出しマッチョ刑事は火だるまになって転がっていたけれど、ロードを挟んでアクションパートに切り替わると、何事もなく立ち上がって戦闘態勢を取っていた。
かくして最初のステージが始まったのだけど、二人ともとくに苦戦することはなかった。
「食らえー、投げ捨てジャーマーン!」
「まー最初のステージだし、初見でも余裕やね」
「いちお、先っちょプレイしてんしね」
千黒はノーダメ、鈴も冒頭のQTE失敗で食らった分だけで、さくさくと無双していく。
投げキャラのサスペンダー刑事が雑魚敵をジャーマンスープレックスで投げ捨てては他の雑魚を巻き込んで吹っ飛ばしたり、倒れている雑魚敵の両足を引っ張り上げてジャイアントスイングで振り回し、他の雑魚敵を薙ぎ倒していく。
蹴り技キャラのカンガルーマスクは、連続蹴りから最後に蹴り飛ばすコンボを主体にした立ち回りだ。サスペンダー刑事ほど攻撃力がないけれど、立ち止まっている時間が長くなると他の雑魚に攻撃されてしまうので、吹っ飛ばし攻撃でお茶を濁しつつ、ちょこちょこと攻撃していく戦法にならざるを得ないのだった。
サスペンダーさんにも移動速度と攻撃速度の遅さという弱点があるのだけど、最初のステージでは敵のほうから無防備に近づいてきてくれるので、細かい立ち回りを考えることなく技を出しているだけで無双できていた。
ステージの最後にはボスが登場するのだが、一面ボスは大振りな攻撃をした後で無防備に立ち止まるというアクションを頻発させるので、その攻撃を空振りさせた後に攻撃するのを何度か繰り返すだけであっさり倒せた。というか、ボス単体しか出てこないので、プレイヤー二人がかりでタコ殴りすると、文字通りの秒殺だった。
「はい、一面クリアー」
「余裕♡」
「ま、一面はチュートリアルやね。本番は次からー」
「よゆーよゆー」
だが全然、余裕じゃなかった。
「うぎゃーっ!」
二面が始まって早々、鈴は悲鳴を上げるのだった。
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