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1章
22. 姉妹の子作りタイム アルカ ★
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「早起き、辛い……」
目の奥にどんより溜まった眠気の澱を、ぶるぶるっと激しく頭を振って吹き飛ばします。
わたし、朝はどうも弱いです。こっちの世界に飛ばされてきて、子供ができる気配がなくなったり、夜目がものすごく利くようになったりと体質に変化がありましたけど、朝の弱さは変わってくれませんでした。
殊に冬の朝ともなると、そこに加えて、布団から出たくない病も併発します。もっとも、ここで使っているのは綿の入った布団ではなく、申し訳程度に鞣した毛皮ですが。
毛皮は、ゴブさんたちが危険地帯で狩った猪や鹿を村に持ち込んで、そこで鞣してもらったものです。鞣してもらった料金代わりに、猪の牙と鹿の角は村人たちにあげました。戦士ゴブさんなどは牙と角を使って槍や剣を作りたかったようですけど、うちではろくな加工ができませんし、そもそも鉄の槍や斧があるのだから、それらで十分です。むしろ、そんなものと交換で布団にも防寒具にもなる加工済みの毛皮が手に入るのですから、じゃんじゃん交換するべきでしょう。
わたしの説明にみんな、いちおうは納得してくれたのですが、なぜか義兄さんまでもがちょっぴり残念そうにしていました。男のひとって好きですよね、よく分からないものをコレクションするのが。
「それはそれとして……起きなくちゃ……っと!」
自分に気合いを入れて、毛布の中から勢いよく飛び出しました。
●
アンちゃんとシャーリーさんの残り湯を使って身体を拭いたら、服を着るのも面倒なので、毛布兼コートの毛皮を羽織って洞窟に戻ります。服を着たって、どうせまたすぐ脱ぐのですから。
洞窟に戻ると、入ってすぐのところをでんと塞ぐように立っているテントに駆け込みます。このテントも、布や毛皮が継ぎ接ぎされたり、木の枝で枠組みを広げたりして、最初に設置したときよりも広くなっています。その分だけ通行の邪魔になっているのですが、外から入り込む寒風を防ぐ壁にもなっているので、冬が明けるまでは現状のままにしようと、みんなで決めています。
テントは、わたしが洞窟奥の寝床を出て野外の竈前まで行くときからごそごそ揺れていましたから、今日のお勤めがとっくに始まっていることは分かっていました。
なので、わたしは小声で挨拶しながらテントに入ります。
「おはようございまぁす」
「あ、ぁ……お、おはよう、ござっ、あ、あぁ!」
「おはっ、おはよっ、おっ……お、ぉ……んんっ!」
姉妹二人から返ってきたのは、湿った吐息で途切れ途切れのおはようでした。
二人はそれぞれ、シャーリーさんが大柄な戦士ゴブさんに、アンちゃんが小柄な忍者ゴブさんに正常位で組み敷かれて、ずこずこ腰を使われていました。
「あっ、そこ……あぁ♥」
「ふぁ……っ、っ、も、少し……ゆ、ゆっくり……ッ」
忍者ゴブさんにしがみつかれているアンちゃんのほうは恍惚の表情を浮かべていますが、戦士ゴブさんに腰を抱えられているシャーリーさんのほうは、ちょっと苦しげに眉根を寄せています。
「戦士さんのち○ぽ、おっきいですからねぇ」
わたしはしみじみ呟きながら、並んで寝そべっている二人の頭側にちょこんと腰を下ろしました。
二人の汗ばんだ顔が、わたしを見上げます。
「アルカさん、んぅ……先に始めて、まし、ったぁ……」
アンちゃんが少し恥ずかしげに頬笑みます。
「あっ、ぁ……少しでも早く、慣らして、姐さんの負担、減らそうとっ、おぉ……おも、思って……ッ」
シャーリーさんは畏まった顔の合間に変顔を混ぜ込みながら、そう報告してくれました。
「あら、それは気を遣ってもらっちゃいましたね。ありがとうです」
べつに負担なんて無いんですけど、その気持ちは素直に嬉しいです。
「へ、へへっ」
シャーリーさんは火照った頬を照れ臭そうに緩ませました。
戦士ゴブさんにただいま絶賛エッチされてる真っ最中なのですけど、そっちよりも、わたしにありがとうと言われたことのほうが照れ臭いみたいです……って、そんなに嬉しがられているのかと思うと、こっちまで照れ臭くなってきますね。
「あ……でも、シャーリーさん。無理しないでくださいね。あそこが裂けちゃったら、たぶんすっごく痛いでしょうし」
気持ちは嬉しいですけど、ま○この拡張を急ぐのは危険です。
「大丈夫っすよ、姐さん。あたい、我慢強さには自信ありますんで」
「だから、そうじゃないです。我慢は禁止って言ってるんです!」
あそこが裂けちゃう大変さを分かっていないシャーリーさんに、わたしはビシッと言ってやりました。
「でも、姐さんに舐めてもらえば、裂けてもすぐに治るんすよね……?」
「うっ……」
シャーリーさんに言い返されると思っていなかったので、咄嗟に上手い返しが思いつきませんでした。でも、ここでちゃんと言えなかったら、シャーリーさんは無理なま○こ拡張計画を実行して、エッチが好きじゃなくなってしまうかもしれません。それは嫌なので、ここはビシッと言ってやります!
「ええいっ、口答えしおってー! ゴブさん、やっちゃいなさい!」
わたしの号令一下、足を開いて正座するような体勢で仰向けのシャーリーさんを抱えていた戦士ゴブさんのアメフト選手みたいな身体が、ぐいんぐいんっと激しく前後し始めました。
「あっ! あぁ、ああっ!? 止めっ、裂けちゃ……うあぁ!!」
「ね、無理しちゃ危険でしょ」
「はい、はいっ……! わ、分かっ……分かったっすううぅッ!!」
「よろしい。じゃあ、ゴブさん」
わたしが頷くと、戦士ゴブさんも心得たもので、ち○ぽを奥まで入れたところでぴたっと腰振りを止めました。
「はっ、はぁ……はっ……はぁ……!」
シャーリーさんは額に脂汗を浮かせて早く短い呼吸を繰り返していましたが、だんだんと表情が和らいでいきます。
「なんだ、シャーリーさん。もうけっこう慣れてきてるじゃないですか」
「へ……そうっすか……?」
「そうですよ。だって、ちょっと前まではいまの腰振りをされたら、しばらく目の焦点が合わなくなってましたもん。それがいまは、ほら、普通にお喋りできてますし」
「あ……ほんとっす……へへっ……あたいもちょっとは成長してるんすね」
シャーリーさんは汗ばんだ顔で誇らしげに頬笑みました。
「ふふっ、その調子で焦らず頑張ってくださいね。大丈夫ですよ、そこは赤ちゃんだって通れるくらい広がるんですから、慣れればどんな大きなち○ぽだって余裕ですっ」
「はい、そうっすよね。すぐに、姐さんのサポートなしで、こいつらのち○ぽの面倒、最初から最後まで見られるようになるっすから」
「……焦らないでくださいねって言ったばかりなんですけど」
「あっ……」
「ふふふっ」
わたしが小さく吹き出すと、シャーリーさんも照れ臭そうに頬笑みました。
そこに、横からも吐息混じりの心配そうな声が聞こえてきます。アンちゃんが気遣わしげに眉根を寄せていました。
「ん、んっ……お姉ちゃん、本当に無理しなくて、いい……っ、だから、ね……っ、んぁ……」
仰向けで寝そべっているアンちゃんのお腹には、忍者ゴブさんがべったりと身体を覆い被せています。忍者さんたちは戦士さんたちと違って、最初の頃からそれほど体格が変わっていなくて、アンちゃんよりも低身長です。なので、挿入しながら覆い被さると、アンちゃんの慎ましい胸に顔を埋めることになります。
小さな身体でしがみついて腰をへこへこ振っている姿は、傍から見ているとちょっと笑えましたが、そうやって腰を使われながらもお姉さんを気遣っている様子には、なんとなく真面目な雰囲気が付きまとっています。
ふむむ……姉を心配するのは普通のような気もしますけど、何かこう、普通以上のものを感じるような……?
「アンちゃん。シャーリーさんが、じつは体調が悪かったりするんですか?」
考えるより早いと思って、アンちゃんにそう訊いてみました。でも、返事したのはシャーリーさんです。
「あっ、大丈夫っす! 今日も体調万全っす!」
「そうですか……ふむー、じゃあ、わたしの勘違いですかね。アンちゃんが随分と心配しているような気がしたんですけど」
シャーリーさんにそう言いながら横目でアンちゃんを窺うと、アンちゃんは静かな目でわたしを見上げてきました。
「あとで話します」
何気ないのに有無を言わせぬ一言でした。
「……はい」
頷いたわたしに、アンちゃんはふわりと頬笑みましたが……緩みかけた眉がふいに、きゅっときつく寄せられました。
「あっ、っ……そこっ、っ、うっ、うっ♥ ううぅ♥」
どうやら忍者ゴブさんが腰の角度を変えたことで、ま○このイイところにカリが擦れるようになったみたいです。
「うぅっ、うっ、うあぁ♥ そこっ、うぅ! 来ちゃうっ、ううぅ!」
さすがに喋っている余裕もなくなって、アンちゃんは短い喘ぎを重ねながら、忍者ゴブさんの暗緑色した身体に抱きつかれている華奢な身体を悶えさせます。
忍者ゴブさんは身長こそアンちゃんより低いものの、手足も胴回りもアンちゃんより太くみっしりしていて、アンちゃんがどれだけ仰け反ったり身震いしても、びくともしません。
「うああぁ! うぁ! あっ……来るっ、ううぅ……ううぅ!!」
アンちゃんは細い両腕でゴブさんの背中にきつくしがみついて、爪を立てました。これが人間同士だったら血が滲むところでしょうが、ゴブさんたちの肌は天然の鎧です。刃物ならいざ知らず、女の子の爪で傷つけられたりしません。
忍者ゴブさんはアンちゃんのささやかな抵抗に気づいた様子もなしに腰をへこへこと高速で波打たせると、アンちゃんの股間に腰をぐいっと押しつけた体勢で急に腰振りを止め――ぶるぶるぶるっと背筋を震わせました。
「――あっ♥ あああぁ……ッ♥」
アンちゃんも、ゴブさんの震えを追いかけるように、ぶるるっと背中を弓形に浮かせてゴブさんにきつく抱きつきました。
「おぉ……相手がイくのに合わせて自分もイくとか、アンちゃん、レベルを上げましたね」
「はっ……は、あぁ……あ、ぁ……」
アンちゃんはわたしに返事することなく、目を瞑り、全身を使って息をしています。忍者ゴブさんのち○ぽは、サイズは村で味見したち○ぽと同じくらいですけど、硬さは村人ち○ぽよりも上です。その硬いち○ぽの鏃みたいなカリ肉がアンちゃんの感じるところをゴシゴシやって、一気にイかせきったのでしょう。
と言いますか、アンちゃんは組み伏せられていたとはいえ、お尻をくねらせるくらいのことはできたわけですから、ち○ぽの先が擦れるところをスポットからずらすこともできたはずです。でも、そうしないで、スポットを擦り倒される強烈な快感に堪えきって、ち○ぽとイくタイミングを合わせたということです。
一緒にイければ、相手も喜ぶし、自分も気持ちいいものです。でも、そのためにはお互いの呼吸を合わせないといけません。「セックスでイく」というのは、わりとスキルなのです。ほとんどの処女が初体験で膣イきできないのは、このスキルがないからです。もし、処女で膣イきできたとしたら、相手が熟練者だったか、棒と穴の相性がよっぽど良かったか――のどちらかでしょう。
それはともかく……アンちゃんはこの一ヶ月余りで、めきめきとセックスの腕を上げました。
ゴブさんと初めて子作り実践したときは、忍者ゴブさんの普通サイズち○ぽを受け入れるのがやっとで、ゴブさんが動くとすぐに涙目でギブアップして、わたしが交代してあげていたものでした。
ゴブさんたちはわたしに挿入して発射寸前まで腰を振ってから、最後のときだけ姉妹に挿入して即射精――というのが、二人の子作りが始まってからしばらくの間の、お決まりの流れでした。
それが、いまはどうでしょう。これこの通り、挿入から射精まで、わたし無しでも見事にやり遂げてみせるまでに成長したのです。なんとも感慨深いです。
「はっ……あ、ぁ……お腹に、どくどくって……はぁ♥」
忍者ゴブさんの背中を両手で撫でさすりながら余韻に浸っているアンちゃんを見ていたら、急に涙が込み上げてきちゃいました。
「アンちゃん、よくぞここまで……!」
本当だったらアンちゃんを抱き締めたいところでしたけど、それはすでに忍者ゴブさんがやっているので、わたしは汗で前髪の貼り付いた額を撫でてあげました。
「あ……アルカさん……わたし、一人でできました」
「うんうん、そうですね。偉いです。よく頑張りました」
わたしが褒めると、アンちゃんは嬉しげに目を細めてくれます。わたしも釣られて頬笑むと、アンちゃんは急に真剣な目をして見つめてきました。
「……アルカさん。わたし、これからはもっと頑張ります」
「ほぅ」
「もっともっと頑張って、アルカさんに負けないくらい子作りの上手な女性になります!」
「ほ、ほぅ……」
「だから、もっともっとち○ぽをください!」
「……ほ?」
アンちゃんは急に何を言い出したのかなぁと思ったら、ち○ぽのおねだりをされました。
一体どういうことでしょう? さっきの「あとで話します」と関係しているのでしょうか?
――わたしが首を捻っていたら、アンちゃんの隣で戦士ゴブさんに挿入されたまま小休憩していたシャーリーさんが、少し掠れた声で笑いました。
「へへっ……アンは、姐さんの弟子になりたいんですって」
「わたしの弟子!?」
さすがに驚きでした。
「お姉ちゃん、わたしがいま自分で言おうと思ってたのに!」
「ってことは冗談じゃないんですね……」
わたしが驚きの息を吐くと、アンちゃんは不安げな眼差しを向けてきます。
「……駄目ですか?」
「ええと……駄目か駄目じゃないかの前に、わたしの弟子になるって具体的にどういうことになるんでしょ?」
「子作りをもっとします。具体的に、いまの二倍です」
「おぅ、即答」
「なので、わたしにもっと沢山のち○ぽをください。具体的に、いまの二倍くらい」
「あー……」
……はいはい、なるほど。そういうことですか。わたし、分かっちゃいましたよ。わたしがお姉ちゃんの分も頑張るから、お姉ちゃんの相手は義兄さんだけにしてあげてください――ですか。
「アンちゃん、気持ちは理解しました。でも、わたし一人で答えられることではないので、返事は後にさせてください」
「……はい」
アンちゃんにも、わたしが察したことは伝わったようです。アンちゃんは神妙な顔で頷きました。
「姐さん。あたいからも、よろしく頼むっす」
……シャーリーさんは察していないようでしたが、たぶんそのほうがアンちゃん的にはいいのでしょう。わたしは空気が読める子なので、余計なことは言いません。
「はい、前向きに検討するようお願いしてみますね」
曖昧な笑顔と言葉で流しておきました。それから、さっさと話題を換えます。
「さあ、シャーリーさん。アンちゃんのほうは中出しし終わりましたし、シャーリーさんも休憩は終わりにしましょうか」
「あ、そうすっすね」
シャーリーさんはそう言うと、ずっと黙って待っていてくれた戦士ゴブさんに頷きかけます。それを受けて、戦士ゴブさんはゆっくりと腰の動きを再開させました。
「……っ、ん……ん、ぁ……」
シャーリーさんの眉間に皺が寄り、震える唇から覗く歯の隙間から、磨り潰すような喘ぎが漏れてきます。
「っ……っは……」
「シャーリーさん、大丈夫です? わたし、替わります?」
「だ、い……じょ、ぶ……頑張るっす……これで、最後かも、っすし……」
「ああ……ですね」
アンちゃんの願いを聞き入れることになったら、シャーリーさんがこうして巨根受け入れ特訓する必要もなくなるわけですし……って、あれ? シャーリーさん、じつは察していたり?
わたしは思わずまじまじ、シャーリーさんを見つめちゃいます。
「あ……っ……ってか、あ……あたいでも、厳しい、のにっ……アンにこれ、入んのかっ、っ……」
シャーリーさんはわたしの視線に気づかないまま、喘ぎ混じりにわりと今更なことを呟いています。ま○こをメリメリ拡げられている最中の火照って引き攣った表情からは、どこまで察しているのかを読み取ることはできません。
……まあ、べつにどっちでもいいことですね。いまは忘れちゃいましょう。
「大丈夫ですよ、シャーリーさん。どんな小さなま○こだって、赤ちゃんが通れるようにできてるんですから」
わたしは内心のもやもやを笑顔で吹き散らせると、さっきも言ったような台詞をもう一度、力強く言ってあげました。
「は……はは、姐さんはさすがっすね」
なぜか頬笑まれました。とってもいい笑顔でした。
でも、その笑顔はすぐに歪んでしまいます。
「……んんっ」
戦士ゴブさんの腰つきからして、巨根の先っぽが穴奥の行き止まりにこっつんこしたのでしょう。
ゴブさんはそこで腰を止めて、シャーリーさんの息が整うのを待ちます。
「は、っ、あ、ぁ……っ……も、だい……じょぶ……」
仰向けの胸を大きく上下させて深呼吸していたシャーリーさんは、まだ息を切らせつつもそう言って、ゴブさんに頷きました。それを受けて、ゴブさんはまた緩やかに腰を使い始めます。
「あっ! あっ、っ……んんぅ! んうぁ、あっ……!」
ゴブさんは貧乏揺すりくらいの幅でしか腰を使っていないのですが、シャーリーさんは喉を晒して、上擦った声を繰り返します。
「お姉ちゃん……」
アンちゃんが、中出しした精液を膣奥に染み込ませようとするみたいにまだ腰をくねらせている忍者ゴブさんに覆い被さられながら、シャーリーさんのことを心配そうに見ています。
「大丈夫ですよ、アンちゃん」
隣を見やる余裕のないシャーリーさんに替わって、わたしがアンちゃんに微笑みかけました。
「シャーリーさんは苦しんでいるだけで、痛がっているわけじゃありません。その証拠にほら、こっちからはくちゅくちゅって音がしているでしょ」
「あ……本当だ」
アンちゃんの目が、姉の股間に注がれます。
「うぁ、あ、あんまり聞かないでっ……うぅ……!」
姉妹一緒にセックスするのに慣れたといっても、やはり妹に改まって注視されるのは恥ずかしいようで、シャーリーさんは片腕で目元を覆って呻きました。
「……顔を隠してると余計エッチに見えるのは、なんでなんでしょうね」
シャーリーさんの姿に、思わず溜め息を吐くわたしです。
翳した腕で目元だけが隠されていると、匿名性のエロスというか、なんかこう官能的な空気が醸し出されてくる感じです。
赤々と上気した頬。唇を半開きにしてハッハッと湿った呼吸を繰り返している口元。戦士ゴブさんは上体を起こしているので、腰振りに合わせて上下に揺れる乳房も、汗でしっとり艶めく下腹も、くちゅくちゅ鳴ってる結合部も丸見えです。テントの隅に置いてある灯火のほの明かりは、かえって淫靡な陰影を添えるばかりです。
ちなみに今更ですが、アンちゃんもシャーリーさんも、そしてわたしも、ようやく手に入れた剃刀のかげで、腋の下やビキニラインの無駄毛をしっかり処理済みです。男性の髭を当たる用のナイフみたいな剃刀しかなかったので大変でしたけど、ちょっとの傷ならわたしが舐めて治せたので、無理やり無駄毛をショリショリしました。
自分の腋を舐めるのは至難の業でしたけど、それだけ重要なことなのです。女子にとっての無駄毛処理とは!
……話が逸れました。
いまはシャーリーさんの淫靡なセックス鑑賞会です。
「お姉ちゃん、きれい……」
アンちゃんの漏らした呟きに、わたしも気づけば、こくこく頷いていました。
姉妹のセックスをこうして鑑賞するのはもう何度もやってきことですが、その度に、二人の綺麗さには磨きがかかっていっています。定期的なシャンプーや毎日の湯浴みも影響しているのかもしれませんが、内側から滲み出るエロスが、肌や髪を洗った以上に輝かせているのです。
「はっ……あ、んぅ……ん、ん……♥」
シャーリーさんの口から漏れる吐息も、一呼吸ごとにエロス増量されています。炊きたての銀シャリみたいに艶々しっとりです。鼻腔に漂ってくる匂いを吸い込んだだけで、お腹がきゅんきゅんしてきます。
「あー……なんか、わたしもセックスしたくなってきました……」
わたしがぽつりと零した言葉に、アンちゃんに覆い被さっていた忍者ゴブさんの背中がぴくっと反応します。そのゴブさんを下から抱き締めているアンちゃんの口からも、小さな声が零れます。
「あっ……中で、急に大きく――んんっ♥ ……あ、アルカさんと、したいんです、か?」
アンちゃんの微苦笑に、忍者ゴブさんはばつが悪そうな顔になりました。
これはちょっとした、関係の進歩です。
姉妹との子作りを始めてから間もなくの頃だったら、ゴブさんたちが姉妹を蔑ろにしてしまったと後ろめたさを抱くことなんてなかったでしょう。それがいまは、うっかりわたしの言葉に反応してしまったことに申し訳なさそうな顔をしているのですから、仲良くなったものです。
「うあっ……こっちも太くっ、んぅ……っは……!」
シャーリーさんに挿入している戦士ゴブさんも、元から太いち○ぽをさらに太くさせちゃったみたいで、シャーリーさんは空気を求めるように唇をぱくぱく震わせます。
「あー……なんか、ごめんなさいです。わたしがうっかり変なこと言っちゃったばかりに……」
「姐さんの謝ることじゃ、ねぇっす……よぉ……っは、ぁ……大丈夫、」
シャーリーさんは上気した頬を引き攣らせて、無理やりに笑いかけてきました。マラソン中みたいに苦しげな呼吸をしているのに、わたしを気遣ってくれています。シャーリーさんはわたしのことを“姐さん”と呼びますけど、シャーリーさんのほうが断然、大人だと思います。
「っ、んっ、んぁ……あんたも、あたいは平気だからっ、もっと動いて、っ、いいぜ……っ……!」
シャーリーさんは自分のま○こにち○ぽをゆっくりと抜き差ししている戦士ゴブさんに、そう促しました。
戦士ゴブさんはちらっとわたしを見てきたので、わたしは目を瞑って知らんぷりです。二人のことは二人で決めてくださいな、と態度で伝えました。
その意図はちゃんと伝わったようで、わたしが目を開けてみると、戦士ゴブさんはシャーリーさんを見下ろしていました。
「――うん」
シャーリーさんは頷きながら右手を持ち上げて、ゴブさんの頬を指でひと撫でしました。その手にゴブさんの左手が重ねられて、二人の手は指を絡めたいわゆる恋人繋ぎになってシーツに落ちます。そしてゴブさんは、ゆっくりペースは変わらないけれど、より大きなストロークで腰を前後に使い始めました。
「んんぁあぁ……っは、ぁ、だ、じょ、ぶ……ううぁあぁ……♥」
ゴブさんが腰を引いていくのに合わせて、シャーリーさんの口からも空気が震えながら抜けていきます。それからまたゴブさんが腰を押しつけていくと、ぷちゅ、ぷちゅ、と気泡の弾けるような水音を伴奏にして、シャーリーさんはヒュッとしゃっくりみたいな音をさせながら息を吸い込んでいきます。
「ひゅっ……ひっ……ふあっ、あ、ぁ……入ってぇ……お、おぉ……ひいぃ……♥」
カリの張った太いち○ぽで奥襞をじっくり拡げられていく感覚は、ゆっくり挿入されるときのほうが、乱暴に腰を使われるときより冴え冴えと感じ取れてしまうものです。きっとシャーリーさんもいま、自分のお腹の深いところが大きな亀頭でメリメリこじ開けられていく感覚を味わわされているのでしょう。
「ふあぁ! あっ、うぁ……だっ、じょぶうぅ……うぅ……んはっ♥ 深いっ……けど、わりと、癖にっ、なりそ……んはっ! んはあぁ……♥」
シャーリーさんは火照った額に脂汗を浮かせて息苦しそうにしているのに、自分のま○こを使っているゴブさんに向けて冗談めかした言葉を投げかけています。
その健気さに、戦士ゴブさんも恋心がきゅんきゅんしまくっているみたいです。左手はシャーリーさんの右手と恋人繋ぎしたまま、右手でシャーリーさんの腰をぐいと抱き締め、大きく引いては押しつける腰のリズムをどんどん速めていっています。
腰振りを再開させたときは波打ち際のさざ波みたいなゆったりテンポだったのが、どんどん加速していって、いまは小気味よくキャベツを千切りする包丁くらいのテンポになっています。
「あっ、あっ、あっ、あぁ! うあぁ♥ あぁ!」
シャーリーさんの喘ぎ声も、熱々のチーズが糸を引くようなものから、ポップコーンがぱちぱち跳ねまわるみたいなものになっていってます。
どちらも聞いているだけでお腹が疼いてきちゃう喘ぎ声で、わたしも我慢できなくなっちゃって、自分の股間にこそっと片手を忍び込ませて、いじいじし始めちゃいました。
「っ……っは……♥」
これまでだったら、わたしがオナニーしたいくらいに高まっていたら、姉妹二人に抱きついていたゴブさんたちが待ってましたとばかりに押し倒してきたのですけど、今日は駄目そうです。
戦士ゴブさんは切なげな表情で腰を振るのに夢中ですし、アンちゃんと一発済ませたばかりの忍者ゴブさんも、恍惚顔でアンちゃんに身体を預けて余韻の長風呂に浸っているし……で、わたしの相手をする暇はないみたいです。
ゴブさんたちにもお相手さんを大事にする精神が芽生えているようで喜ばしいことですが、いまだけはちょっと複雑な気持ちです。まあ、姉妹のセックスをおかずにオナニーするプレイだと思えば、わりとゾクゾク萌えてきちゃいますけど。
「んっ……はっ……シャーリーさん、気持ちよさそ……っ……♥」
「あ、あんま、しっ……みっ、っ、見ないっ、うぁ、あっ! あっ!」
わたしに見つめられていると気づいたシャーリーさんは首を目一杯に逸らして、わたしの視線から逃れようとするけれど、戦士ゴブさんのち○ぽがぎゅっと力強く押し込まれたり、カリを締めつける襞ごと引き抜かれていったりするたびに、背筋を弓形に反らしながら駄々っ子みたいに頭を振って喘ぎ悶えることになって、わたしの視線なんかに構っていられなくなりました。
「あっ、ああぁ! あっ、あぁ! やっ……うぁ! 来っりゅっ……ううぁ! おっきいの来ちゃううぅッ!!」
シャーリーさんはますます背筋を反らせて、泣き叫ぶ子供のように声を張り上げます。
対面座位から仰向けに倒れた形の正常位でしたから、最初から背中が少し浮いているような体勢だったわけで……さらにそこから背中を反らせて身悶えているものだから、腰から二つに折れちゃいそうです。
「あぁ……すごい……シャーリーさん、お尻だけ別の生き物みたいでヤらしいですよぅ…んんぁ♥ あっ、あ、あぁっ♥」
絶頂までの秒読みに入ったシャーリーさんの声と姿をおかずにして、わたしも中腰でクリをすりすり捏ねくり倒します。
ああっ……わたしもされたい。アレされたい。お尻浮かせて、背中びんびんに反らせて、腰ぐりんぐりんに振りたくりながら一番奥をぐちゅぐちゅ小突かれまくり子作りしたいぃ!!
「あっ、あぁ! 来るっ……ううぅ!! うあっ、うああぁ――ッ!!」
シャーリーさんの腰がびくっとバスケットボールみたいに跳ねて、ついでにおっぱいもプリンみたいに震えて……全身を震わせながらイっちゃいました。
「んうぅ♥ わたしもっ……!」
テント内に充満するエッチな匂いがますます濃くなり、もうこっちも限界です。穴から飛び散ったお汁の泡で、クリの芯までぐちゅぐちゅです。指の腹でこしこしするのが止まりません。
「んっ♥ んっ、ん、んんううぅ……イく、イくっ♥ イくイぃ……っふううぅうぅッ♥」
内股になって、お尻の穴までぎゅっと締めて、強張った身体をガクガクッと痙攣させて……わたしも後追い絶頂しちゃうのでした。
……クリイきだけだとすぐに次が欲しくなっちゃって、結局この後、ゴブさん二人のち○ぽを二本ともおねだりして、二穴エッチしてもらっちゃいました。
クリでイくのもお手軽にすっきりできるけど、わたしはやっぱり膣イき派だなぁと思った冬の朝のひとときでした。
目の奥にどんより溜まった眠気の澱を、ぶるぶるっと激しく頭を振って吹き飛ばします。
わたし、朝はどうも弱いです。こっちの世界に飛ばされてきて、子供ができる気配がなくなったり、夜目がものすごく利くようになったりと体質に変化がありましたけど、朝の弱さは変わってくれませんでした。
殊に冬の朝ともなると、そこに加えて、布団から出たくない病も併発します。もっとも、ここで使っているのは綿の入った布団ではなく、申し訳程度に鞣した毛皮ですが。
毛皮は、ゴブさんたちが危険地帯で狩った猪や鹿を村に持ち込んで、そこで鞣してもらったものです。鞣してもらった料金代わりに、猪の牙と鹿の角は村人たちにあげました。戦士ゴブさんなどは牙と角を使って槍や剣を作りたかったようですけど、うちではろくな加工ができませんし、そもそも鉄の槍や斧があるのだから、それらで十分です。むしろ、そんなものと交換で布団にも防寒具にもなる加工済みの毛皮が手に入るのですから、じゃんじゃん交換するべきでしょう。
わたしの説明にみんな、いちおうは納得してくれたのですが、なぜか義兄さんまでもがちょっぴり残念そうにしていました。男のひとって好きですよね、よく分からないものをコレクションするのが。
「それはそれとして……起きなくちゃ……っと!」
自分に気合いを入れて、毛布の中から勢いよく飛び出しました。
●
アンちゃんとシャーリーさんの残り湯を使って身体を拭いたら、服を着るのも面倒なので、毛布兼コートの毛皮を羽織って洞窟に戻ります。服を着たって、どうせまたすぐ脱ぐのですから。
洞窟に戻ると、入ってすぐのところをでんと塞ぐように立っているテントに駆け込みます。このテントも、布や毛皮が継ぎ接ぎされたり、木の枝で枠組みを広げたりして、最初に設置したときよりも広くなっています。その分だけ通行の邪魔になっているのですが、外から入り込む寒風を防ぐ壁にもなっているので、冬が明けるまでは現状のままにしようと、みんなで決めています。
テントは、わたしが洞窟奥の寝床を出て野外の竈前まで行くときからごそごそ揺れていましたから、今日のお勤めがとっくに始まっていることは分かっていました。
なので、わたしは小声で挨拶しながらテントに入ります。
「おはようございまぁす」
「あ、ぁ……お、おはよう、ござっ、あ、あぁ!」
「おはっ、おはよっ、おっ……お、ぉ……んんっ!」
姉妹二人から返ってきたのは、湿った吐息で途切れ途切れのおはようでした。
二人はそれぞれ、シャーリーさんが大柄な戦士ゴブさんに、アンちゃんが小柄な忍者ゴブさんに正常位で組み敷かれて、ずこずこ腰を使われていました。
「あっ、そこ……あぁ♥」
「ふぁ……っ、っ、も、少し……ゆ、ゆっくり……ッ」
忍者ゴブさんにしがみつかれているアンちゃんのほうは恍惚の表情を浮かべていますが、戦士ゴブさんに腰を抱えられているシャーリーさんのほうは、ちょっと苦しげに眉根を寄せています。
「戦士さんのち○ぽ、おっきいですからねぇ」
わたしはしみじみ呟きながら、並んで寝そべっている二人の頭側にちょこんと腰を下ろしました。
二人の汗ばんだ顔が、わたしを見上げます。
「アルカさん、んぅ……先に始めて、まし、ったぁ……」
アンちゃんが少し恥ずかしげに頬笑みます。
「あっ、ぁ……少しでも早く、慣らして、姐さんの負担、減らそうとっ、おぉ……おも、思って……ッ」
シャーリーさんは畏まった顔の合間に変顔を混ぜ込みながら、そう報告してくれました。
「あら、それは気を遣ってもらっちゃいましたね。ありがとうです」
べつに負担なんて無いんですけど、その気持ちは素直に嬉しいです。
「へ、へへっ」
シャーリーさんは火照った頬を照れ臭そうに緩ませました。
戦士ゴブさんにただいま絶賛エッチされてる真っ最中なのですけど、そっちよりも、わたしにありがとうと言われたことのほうが照れ臭いみたいです……って、そんなに嬉しがられているのかと思うと、こっちまで照れ臭くなってきますね。
「あ……でも、シャーリーさん。無理しないでくださいね。あそこが裂けちゃったら、たぶんすっごく痛いでしょうし」
気持ちは嬉しいですけど、ま○この拡張を急ぐのは危険です。
「大丈夫っすよ、姐さん。あたい、我慢強さには自信ありますんで」
「だから、そうじゃないです。我慢は禁止って言ってるんです!」
あそこが裂けちゃう大変さを分かっていないシャーリーさんに、わたしはビシッと言ってやりました。
「でも、姐さんに舐めてもらえば、裂けてもすぐに治るんすよね……?」
「うっ……」
シャーリーさんに言い返されると思っていなかったので、咄嗟に上手い返しが思いつきませんでした。でも、ここでちゃんと言えなかったら、シャーリーさんは無理なま○こ拡張計画を実行して、エッチが好きじゃなくなってしまうかもしれません。それは嫌なので、ここはビシッと言ってやります!
「ええいっ、口答えしおってー! ゴブさん、やっちゃいなさい!」
わたしの号令一下、足を開いて正座するような体勢で仰向けのシャーリーさんを抱えていた戦士ゴブさんのアメフト選手みたいな身体が、ぐいんぐいんっと激しく前後し始めました。
「あっ! あぁ、ああっ!? 止めっ、裂けちゃ……うあぁ!!」
「ね、無理しちゃ危険でしょ」
「はい、はいっ……! わ、分かっ……分かったっすううぅッ!!」
「よろしい。じゃあ、ゴブさん」
わたしが頷くと、戦士ゴブさんも心得たもので、ち○ぽを奥まで入れたところでぴたっと腰振りを止めました。
「はっ、はぁ……はっ……はぁ……!」
シャーリーさんは額に脂汗を浮かせて早く短い呼吸を繰り返していましたが、だんだんと表情が和らいでいきます。
「なんだ、シャーリーさん。もうけっこう慣れてきてるじゃないですか」
「へ……そうっすか……?」
「そうですよ。だって、ちょっと前まではいまの腰振りをされたら、しばらく目の焦点が合わなくなってましたもん。それがいまは、ほら、普通にお喋りできてますし」
「あ……ほんとっす……へへっ……あたいもちょっとは成長してるんすね」
シャーリーさんは汗ばんだ顔で誇らしげに頬笑みました。
「ふふっ、その調子で焦らず頑張ってくださいね。大丈夫ですよ、そこは赤ちゃんだって通れるくらい広がるんですから、慣れればどんな大きなち○ぽだって余裕ですっ」
「はい、そうっすよね。すぐに、姐さんのサポートなしで、こいつらのち○ぽの面倒、最初から最後まで見られるようになるっすから」
「……焦らないでくださいねって言ったばかりなんですけど」
「あっ……」
「ふふふっ」
わたしが小さく吹き出すと、シャーリーさんも照れ臭そうに頬笑みました。
そこに、横からも吐息混じりの心配そうな声が聞こえてきます。アンちゃんが気遣わしげに眉根を寄せていました。
「ん、んっ……お姉ちゃん、本当に無理しなくて、いい……っ、だから、ね……っ、んぁ……」
仰向けで寝そべっているアンちゃんのお腹には、忍者ゴブさんがべったりと身体を覆い被せています。忍者さんたちは戦士さんたちと違って、最初の頃からそれほど体格が変わっていなくて、アンちゃんよりも低身長です。なので、挿入しながら覆い被さると、アンちゃんの慎ましい胸に顔を埋めることになります。
小さな身体でしがみついて腰をへこへこ振っている姿は、傍から見ているとちょっと笑えましたが、そうやって腰を使われながらもお姉さんを気遣っている様子には、なんとなく真面目な雰囲気が付きまとっています。
ふむむ……姉を心配するのは普通のような気もしますけど、何かこう、普通以上のものを感じるような……?
「アンちゃん。シャーリーさんが、じつは体調が悪かったりするんですか?」
考えるより早いと思って、アンちゃんにそう訊いてみました。でも、返事したのはシャーリーさんです。
「あっ、大丈夫っす! 今日も体調万全っす!」
「そうですか……ふむー、じゃあ、わたしの勘違いですかね。アンちゃんが随分と心配しているような気がしたんですけど」
シャーリーさんにそう言いながら横目でアンちゃんを窺うと、アンちゃんは静かな目でわたしを見上げてきました。
「あとで話します」
何気ないのに有無を言わせぬ一言でした。
「……はい」
頷いたわたしに、アンちゃんはふわりと頬笑みましたが……緩みかけた眉がふいに、きゅっときつく寄せられました。
「あっ、っ……そこっ、っ、うっ、うっ♥ ううぅ♥」
どうやら忍者ゴブさんが腰の角度を変えたことで、ま○このイイところにカリが擦れるようになったみたいです。
「うぅっ、うっ、うあぁ♥ そこっ、うぅ! 来ちゃうっ、ううぅ!」
さすがに喋っている余裕もなくなって、アンちゃんは短い喘ぎを重ねながら、忍者ゴブさんの暗緑色した身体に抱きつかれている華奢な身体を悶えさせます。
忍者ゴブさんは身長こそアンちゃんより低いものの、手足も胴回りもアンちゃんより太くみっしりしていて、アンちゃんがどれだけ仰け反ったり身震いしても、びくともしません。
「うああぁ! うぁ! あっ……来るっ、ううぅ……ううぅ!!」
アンちゃんは細い両腕でゴブさんの背中にきつくしがみついて、爪を立てました。これが人間同士だったら血が滲むところでしょうが、ゴブさんたちの肌は天然の鎧です。刃物ならいざ知らず、女の子の爪で傷つけられたりしません。
忍者ゴブさんはアンちゃんのささやかな抵抗に気づいた様子もなしに腰をへこへこと高速で波打たせると、アンちゃんの股間に腰をぐいっと押しつけた体勢で急に腰振りを止め――ぶるぶるぶるっと背筋を震わせました。
「――あっ♥ あああぁ……ッ♥」
アンちゃんも、ゴブさんの震えを追いかけるように、ぶるるっと背中を弓形に浮かせてゴブさんにきつく抱きつきました。
「おぉ……相手がイくのに合わせて自分もイくとか、アンちゃん、レベルを上げましたね」
「はっ……は、あぁ……あ、ぁ……」
アンちゃんはわたしに返事することなく、目を瞑り、全身を使って息をしています。忍者ゴブさんのち○ぽは、サイズは村で味見したち○ぽと同じくらいですけど、硬さは村人ち○ぽよりも上です。その硬いち○ぽの鏃みたいなカリ肉がアンちゃんの感じるところをゴシゴシやって、一気にイかせきったのでしょう。
と言いますか、アンちゃんは組み伏せられていたとはいえ、お尻をくねらせるくらいのことはできたわけですから、ち○ぽの先が擦れるところをスポットからずらすこともできたはずです。でも、そうしないで、スポットを擦り倒される強烈な快感に堪えきって、ち○ぽとイくタイミングを合わせたということです。
一緒にイければ、相手も喜ぶし、自分も気持ちいいものです。でも、そのためにはお互いの呼吸を合わせないといけません。「セックスでイく」というのは、わりとスキルなのです。ほとんどの処女が初体験で膣イきできないのは、このスキルがないからです。もし、処女で膣イきできたとしたら、相手が熟練者だったか、棒と穴の相性がよっぽど良かったか――のどちらかでしょう。
それはともかく……アンちゃんはこの一ヶ月余りで、めきめきとセックスの腕を上げました。
ゴブさんと初めて子作り実践したときは、忍者ゴブさんの普通サイズち○ぽを受け入れるのがやっとで、ゴブさんが動くとすぐに涙目でギブアップして、わたしが交代してあげていたものでした。
ゴブさんたちはわたしに挿入して発射寸前まで腰を振ってから、最後のときだけ姉妹に挿入して即射精――というのが、二人の子作りが始まってからしばらくの間の、お決まりの流れでした。
それが、いまはどうでしょう。これこの通り、挿入から射精まで、わたし無しでも見事にやり遂げてみせるまでに成長したのです。なんとも感慨深いです。
「はっ……あ、ぁ……お腹に、どくどくって……はぁ♥」
忍者ゴブさんの背中を両手で撫でさすりながら余韻に浸っているアンちゃんを見ていたら、急に涙が込み上げてきちゃいました。
「アンちゃん、よくぞここまで……!」
本当だったらアンちゃんを抱き締めたいところでしたけど、それはすでに忍者ゴブさんがやっているので、わたしは汗で前髪の貼り付いた額を撫でてあげました。
「あ……アルカさん……わたし、一人でできました」
「うんうん、そうですね。偉いです。よく頑張りました」
わたしが褒めると、アンちゃんは嬉しげに目を細めてくれます。わたしも釣られて頬笑むと、アンちゃんは急に真剣な目をして見つめてきました。
「……アルカさん。わたし、これからはもっと頑張ります」
「ほぅ」
「もっともっと頑張って、アルカさんに負けないくらい子作りの上手な女性になります!」
「ほ、ほぅ……」
「だから、もっともっとち○ぽをください!」
「……ほ?」
アンちゃんは急に何を言い出したのかなぁと思ったら、ち○ぽのおねだりをされました。
一体どういうことでしょう? さっきの「あとで話します」と関係しているのでしょうか?
――わたしが首を捻っていたら、アンちゃんの隣で戦士ゴブさんに挿入されたまま小休憩していたシャーリーさんが、少し掠れた声で笑いました。
「へへっ……アンは、姐さんの弟子になりたいんですって」
「わたしの弟子!?」
さすがに驚きでした。
「お姉ちゃん、わたしがいま自分で言おうと思ってたのに!」
「ってことは冗談じゃないんですね……」
わたしが驚きの息を吐くと、アンちゃんは不安げな眼差しを向けてきます。
「……駄目ですか?」
「ええと……駄目か駄目じゃないかの前に、わたしの弟子になるって具体的にどういうことになるんでしょ?」
「子作りをもっとします。具体的に、いまの二倍です」
「おぅ、即答」
「なので、わたしにもっと沢山のち○ぽをください。具体的に、いまの二倍くらい」
「あー……」
……はいはい、なるほど。そういうことですか。わたし、分かっちゃいましたよ。わたしがお姉ちゃんの分も頑張るから、お姉ちゃんの相手は義兄さんだけにしてあげてください――ですか。
「アンちゃん、気持ちは理解しました。でも、わたし一人で答えられることではないので、返事は後にさせてください」
「……はい」
アンちゃんにも、わたしが察したことは伝わったようです。アンちゃんは神妙な顔で頷きました。
「姐さん。あたいからも、よろしく頼むっす」
……シャーリーさんは察していないようでしたが、たぶんそのほうがアンちゃん的にはいいのでしょう。わたしは空気が読める子なので、余計なことは言いません。
「はい、前向きに検討するようお願いしてみますね」
曖昧な笑顔と言葉で流しておきました。それから、さっさと話題を換えます。
「さあ、シャーリーさん。アンちゃんのほうは中出しし終わりましたし、シャーリーさんも休憩は終わりにしましょうか」
「あ、そうすっすね」
シャーリーさんはそう言うと、ずっと黙って待っていてくれた戦士ゴブさんに頷きかけます。それを受けて、戦士ゴブさんはゆっくりと腰の動きを再開させました。
「……っ、ん……ん、ぁ……」
シャーリーさんの眉間に皺が寄り、震える唇から覗く歯の隙間から、磨り潰すような喘ぎが漏れてきます。
「っ……っは……」
「シャーリーさん、大丈夫です? わたし、替わります?」
「だ、い……じょ、ぶ……頑張るっす……これで、最後かも、っすし……」
「ああ……ですね」
アンちゃんの願いを聞き入れることになったら、シャーリーさんがこうして巨根受け入れ特訓する必要もなくなるわけですし……って、あれ? シャーリーさん、じつは察していたり?
わたしは思わずまじまじ、シャーリーさんを見つめちゃいます。
「あ……っ……ってか、あ……あたいでも、厳しい、のにっ……アンにこれ、入んのかっ、っ……」
シャーリーさんはわたしの視線に気づかないまま、喘ぎ混じりにわりと今更なことを呟いています。ま○こをメリメリ拡げられている最中の火照って引き攣った表情からは、どこまで察しているのかを読み取ることはできません。
……まあ、べつにどっちでもいいことですね。いまは忘れちゃいましょう。
「大丈夫ですよ、シャーリーさん。どんな小さなま○こだって、赤ちゃんが通れるようにできてるんですから」
わたしは内心のもやもやを笑顔で吹き散らせると、さっきも言ったような台詞をもう一度、力強く言ってあげました。
「は……はは、姐さんはさすがっすね」
なぜか頬笑まれました。とってもいい笑顔でした。
でも、その笑顔はすぐに歪んでしまいます。
「……んんっ」
戦士ゴブさんの腰つきからして、巨根の先っぽが穴奥の行き止まりにこっつんこしたのでしょう。
ゴブさんはそこで腰を止めて、シャーリーさんの息が整うのを待ちます。
「は、っ、あ、ぁ……っ……も、だい……じょぶ……」
仰向けの胸を大きく上下させて深呼吸していたシャーリーさんは、まだ息を切らせつつもそう言って、ゴブさんに頷きました。それを受けて、ゴブさんはまた緩やかに腰を使い始めます。
「あっ! あっ、っ……んんぅ! んうぁ、あっ……!」
ゴブさんは貧乏揺すりくらいの幅でしか腰を使っていないのですが、シャーリーさんは喉を晒して、上擦った声を繰り返します。
「お姉ちゃん……」
アンちゃんが、中出しした精液を膣奥に染み込ませようとするみたいにまだ腰をくねらせている忍者ゴブさんに覆い被さられながら、シャーリーさんのことを心配そうに見ています。
「大丈夫ですよ、アンちゃん」
隣を見やる余裕のないシャーリーさんに替わって、わたしがアンちゃんに微笑みかけました。
「シャーリーさんは苦しんでいるだけで、痛がっているわけじゃありません。その証拠にほら、こっちからはくちゅくちゅって音がしているでしょ」
「あ……本当だ」
アンちゃんの目が、姉の股間に注がれます。
「うぁ、あ、あんまり聞かないでっ……うぅ……!」
姉妹一緒にセックスするのに慣れたといっても、やはり妹に改まって注視されるのは恥ずかしいようで、シャーリーさんは片腕で目元を覆って呻きました。
「……顔を隠してると余計エッチに見えるのは、なんでなんでしょうね」
シャーリーさんの姿に、思わず溜め息を吐くわたしです。
翳した腕で目元だけが隠されていると、匿名性のエロスというか、なんかこう官能的な空気が醸し出されてくる感じです。
赤々と上気した頬。唇を半開きにしてハッハッと湿った呼吸を繰り返している口元。戦士ゴブさんは上体を起こしているので、腰振りに合わせて上下に揺れる乳房も、汗でしっとり艶めく下腹も、くちゅくちゅ鳴ってる結合部も丸見えです。テントの隅に置いてある灯火のほの明かりは、かえって淫靡な陰影を添えるばかりです。
ちなみに今更ですが、アンちゃんもシャーリーさんも、そしてわたしも、ようやく手に入れた剃刀のかげで、腋の下やビキニラインの無駄毛をしっかり処理済みです。男性の髭を当たる用のナイフみたいな剃刀しかなかったので大変でしたけど、ちょっとの傷ならわたしが舐めて治せたので、無理やり無駄毛をショリショリしました。
自分の腋を舐めるのは至難の業でしたけど、それだけ重要なことなのです。女子にとっての無駄毛処理とは!
……話が逸れました。
いまはシャーリーさんの淫靡なセックス鑑賞会です。
「お姉ちゃん、きれい……」
アンちゃんの漏らした呟きに、わたしも気づけば、こくこく頷いていました。
姉妹のセックスをこうして鑑賞するのはもう何度もやってきことですが、その度に、二人の綺麗さには磨きがかかっていっています。定期的なシャンプーや毎日の湯浴みも影響しているのかもしれませんが、内側から滲み出るエロスが、肌や髪を洗った以上に輝かせているのです。
「はっ……あ、んぅ……ん、ん……♥」
シャーリーさんの口から漏れる吐息も、一呼吸ごとにエロス増量されています。炊きたての銀シャリみたいに艶々しっとりです。鼻腔に漂ってくる匂いを吸い込んだだけで、お腹がきゅんきゅんしてきます。
「あー……なんか、わたしもセックスしたくなってきました……」
わたしがぽつりと零した言葉に、アンちゃんに覆い被さっていた忍者ゴブさんの背中がぴくっと反応します。そのゴブさんを下から抱き締めているアンちゃんの口からも、小さな声が零れます。
「あっ……中で、急に大きく――んんっ♥ ……あ、アルカさんと、したいんです、か?」
アンちゃんの微苦笑に、忍者ゴブさんはばつが悪そうな顔になりました。
これはちょっとした、関係の進歩です。
姉妹との子作りを始めてから間もなくの頃だったら、ゴブさんたちが姉妹を蔑ろにしてしまったと後ろめたさを抱くことなんてなかったでしょう。それがいまは、うっかりわたしの言葉に反応してしまったことに申し訳なさそうな顔をしているのですから、仲良くなったものです。
「うあっ……こっちも太くっ、んぅ……っは……!」
シャーリーさんに挿入している戦士ゴブさんも、元から太いち○ぽをさらに太くさせちゃったみたいで、シャーリーさんは空気を求めるように唇をぱくぱく震わせます。
「あー……なんか、ごめんなさいです。わたしがうっかり変なこと言っちゃったばかりに……」
「姐さんの謝ることじゃ、ねぇっす……よぉ……っは、ぁ……大丈夫、」
シャーリーさんは上気した頬を引き攣らせて、無理やりに笑いかけてきました。マラソン中みたいに苦しげな呼吸をしているのに、わたしを気遣ってくれています。シャーリーさんはわたしのことを“姐さん”と呼びますけど、シャーリーさんのほうが断然、大人だと思います。
「っ、んっ、んぁ……あんたも、あたいは平気だからっ、もっと動いて、っ、いいぜ……っ……!」
シャーリーさんは自分のま○こにち○ぽをゆっくりと抜き差ししている戦士ゴブさんに、そう促しました。
戦士ゴブさんはちらっとわたしを見てきたので、わたしは目を瞑って知らんぷりです。二人のことは二人で決めてくださいな、と態度で伝えました。
その意図はちゃんと伝わったようで、わたしが目を開けてみると、戦士ゴブさんはシャーリーさんを見下ろしていました。
「――うん」
シャーリーさんは頷きながら右手を持ち上げて、ゴブさんの頬を指でひと撫でしました。その手にゴブさんの左手が重ねられて、二人の手は指を絡めたいわゆる恋人繋ぎになってシーツに落ちます。そしてゴブさんは、ゆっくりペースは変わらないけれど、より大きなストロークで腰を前後に使い始めました。
「んんぁあぁ……っは、ぁ、だ、じょ、ぶ……ううぁあぁ……♥」
ゴブさんが腰を引いていくのに合わせて、シャーリーさんの口からも空気が震えながら抜けていきます。それからまたゴブさんが腰を押しつけていくと、ぷちゅ、ぷちゅ、と気泡の弾けるような水音を伴奏にして、シャーリーさんはヒュッとしゃっくりみたいな音をさせながら息を吸い込んでいきます。
「ひゅっ……ひっ……ふあっ、あ、ぁ……入ってぇ……お、おぉ……ひいぃ……♥」
カリの張った太いち○ぽで奥襞をじっくり拡げられていく感覚は、ゆっくり挿入されるときのほうが、乱暴に腰を使われるときより冴え冴えと感じ取れてしまうものです。きっとシャーリーさんもいま、自分のお腹の深いところが大きな亀頭でメリメリこじ開けられていく感覚を味わわされているのでしょう。
「ふあぁ! あっ、うぁ……だっ、じょぶうぅ……うぅ……んはっ♥ 深いっ……けど、わりと、癖にっ、なりそ……んはっ! んはあぁ……♥」
シャーリーさんは火照った額に脂汗を浮かせて息苦しそうにしているのに、自分のま○こを使っているゴブさんに向けて冗談めかした言葉を投げかけています。
その健気さに、戦士ゴブさんも恋心がきゅんきゅんしまくっているみたいです。左手はシャーリーさんの右手と恋人繋ぎしたまま、右手でシャーリーさんの腰をぐいと抱き締め、大きく引いては押しつける腰のリズムをどんどん速めていっています。
腰振りを再開させたときは波打ち際のさざ波みたいなゆったりテンポだったのが、どんどん加速していって、いまは小気味よくキャベツを千切りする包丁くらいのテンポになっています。
「あっ、あっ、あっ、あぁ! うあぁ♥ あぁ!」
シャーリーさんの喘ぎ声も、熱々のチーズが糸を引くようなものから、ポップコーンがぱちぱち跳ねまわるみたいなものになっていってます。
どちらも聞いているだけでお腹が疼いてきちゃう喘ぎ声で、わたしも我慢できなくなっちゃって、自分の股間にこそっと片手を忍び込ませて、いじいじし始めちゃいました。
「っ……っは……♥」
これまでだったら、わたしがオナニーしたいくらいに高まっていたら、姉妹二人に抱きついていたゴブさんたちが待ってましたとばかりに押し倒してきたのですけど、今日は駄目そうです。
戦士ゴブさんは切なげな表情で腰を振るのに夢中ですし、アンちゃんと一発済ませたばかりの忍者ゴブさんも、恍惚顔でアンちゃんに身体を預けて余韻の長風呂に浸っているし……で、わたしの相手をする暇はないみたいです。
ゴブさんたちにもお相手さんを大事にする精神が芽生えているようで喜ばしいことですが、いまだけはちょっと複雑な気持ちです。まあ、姉妹のセックスをおかずにオナニーするプレイだと思えば、わりとゾクゾク萌えてきちゃいますけど。
「んっ……はっ……シャーリーさん、気持ちよさそ……っ……♥」
「あ、あんま、しっ……みっ、っ、見ないっ、うぁ、あっ! あっ!」
わたしに見つめられていると気づいたシャーリーさんは首を目一杯に逸らして、わたしの視線から逃れようとするけれど、戦士ゴブさんのち○ぽがぎゅっと力強く押し込まれたり、カリを締めつける襞ごと引き抜かれていったりするたびに、背筋を弓形に反らしながら駄々っ子みたいに頭を振って喘ぎ悶えることになって、わたしの視線なんかに構っていられなくなりました。
「あっ、ああぁ! あっ、あぁ! やっ……うぁ! 来っりゅっ……ううぁ! おっきいの来ちゃううぅッ!!」
シャーリーさんはますます背筋を反らせて、泣き叫ぶ子供のように声を張り上げます。
対面座位から仰向けに倒れた形の正常位でしたから、最初から背中が少し浮いているような体勢だったわけで……さらにそこから背中を反らせて身悶えているものだから、腰から二つに折れちゃいそうです。
「あぁ……すごい……シャーリーさん、お尻だけ別の生き物みたいでヤらしいですよぅ…んんぁ♥ あっ、あ、あぁっ♥」
絶頂までの秒読みに入ったシャーリーさんの声と姿をおかずにして、わたしも中腰でクリをすりすり捏ねくり倒します。
ああっ……わたしもされたい。アレされたい。お尻浮かせて、背中びんびんに反らせて、腰ぐりんぐりんに振りたくりながら一番奥をぐちゅぐちゅ小突かれまくり子作りしたいぃ!!
「あっ、あぁ! 来るっ……ううぅ!! うあっ、うああぁ――ッ!!」
シャーリーさんの腰がびくっとバスケットボールみたいに跳ねて、ついでにおっぱいもプリンみたいに震えて……全身を震わせながらイっちゃいました。
「んうぅ♥ わたしもっ……!」
テント内に充満するエッチな匂いがますます濃くなり、もうこっちも限界です。穴から飛び散ったお汁の泡で、クリの芯までぐちゅぐちゅです。指の腹でこしこしするのが止まりません。
「んっ♥ んっ、ん、んんううぅ……イく、イくっ♥ イくイぃ……っふううぅうぅッ♥」
内股になって、お尻の穴までぎゅっと締めて、強張った身体をガクガクッと痙攣させて……わたしも後追い絶頂しちゃうのでした。
……クリイきだけだとすぐに次が欲しくなっちゃって、結局この後、ゴブさん二人のち○ぽを二本ともおねだりして、二穴エッチしてもらっちゃいました。
クリでイくのもお手軽にすっきりできるけど、わたしはやっぱり膣イき派だなぁと思った冬の朝のひとときでした。
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