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3章
51-1. キャバリエ・ラヴィニエ アルカ ★
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あれから結局、ラヴィニエさんはここで暮らすことになりました。
騎士団を脱走してきたラヴィニエさんに帰る場所がないのも理由のひとつですけど、一番の理由はラヴィニエさんが戦士ゴブさんたち無しでは生きられない身体になっていたからです。
「あっ、あぁ……この匂い……ふっ、ふすっ……んんうぅ♥」
ラヴィニエさんは毎日最低でも朝昼晩の三回、戦士さんの身体にべったり抱きついて、最低十分間は鼻を鳴らすほど全力で戦士の体臭を嗅がないと禁断症状が出てしまうという、どこへ出しても恥ずかしい変態になっちゃっていました。
みんなのことを悪く言われてイラッとしたので、そんなに言うならお望み通りに怖がらせてあげようじゃないですか――なんて軽い気持ちで箱詰め顔擦りプレイの刑に処してみただけだったのに、まさかここまでドハマリしちゃうとは夢にも思いませんでした。
たった一度の臭い漬けプレイでよくもまあここまで変態できたものだと、感心しかありません。きっと元から適性はあったのでしょうねぇ。
「すっ、んぅ……んっ、すっふううぅ……っふ、ふ……ふっはああぁ♥ んあぁ、癒されりゅふうぅ……♥」
で……そのラヴィニエさんがさっきから何を鼻息ふんすか鳴らしているのかというと、毎日最低三回は必要なお薬の時間の最初の一回目をやっているところでした。
ラヴィニエさんの朝は誰よりも早いです。起きたと同時に戦士さんの誰かの寝込みを襲って、朝勃ちち○ぽが射精するまでひたすら顔ズリしまくるのが朝一の日課になっているのです。このときにラヴィニエさんが襲うのは、一番近くにあるち○ぽと決まっているので、戦士さんたちの間ではラヴィニエさんの隣で寝る当番が持ちまわりにされているそうです。
まあ、そんなふうに嫌々されているみたいな雰囲気を出していますけど、最後にはしっかり射精するわけですから、ゴブさんたちもツンデレですねぇ、なんて思うわけです。それをわたしの口から言うのは野暮かと思って言わないでいたのですけど、顔に出てしまっていたのでしょう――ゴブさんたちから憮然とした顔で言われたものです。
「おらたつぁ、精液の一滴残らず、巫女様だけぇ注ぎてぇと思ってんだす」
……ちょっとキュンときちゃいましたよ、それを聞いたときは。
ですけど、戦士さんたちはそこまで言いながらも、ラヴィニエさんの困った性癖を受け容れています。自分たちに――自分たちのち○ぽに? ともかく愛着を持ってくれる相手を無下にはできないようです。なんとなく、野良猫に懐かれてしまった不良が嫌そうな顔をしつつも餌をあげるようになる……みたいな光景を思い浮かべてしまいます。
まあ、その野良猫はマタタビよりもち○ぽの匂いが大好きな変態にゃんこだったわけですが……あ、いえ、最初はそうじゃなくて、普通の猫さんだったのを、ゴブさんたちが変態に生まれ変わらせちゃったんですよね。なら、ゴブさんたちが責任取って最後まで面倒見るのも当然のことですか。
……ゴブさんたちに「ちょっと陵辱プレイしておやんなさい」と頼んだわたしの責任は、どう取ったらいいのでしょう?
「ふっ、んんぁ……あっ、しょっぱい……はぁ♥ んぁ♥ ぬるぬる……ふふっ♥ んっ、すうぅ……っはあぁ♥」
ラヴィニエさんは、わたしが横で思い悩んでいることに気づきもしないで、仰向けで寝ている戦士ゴブさんの股座に蹲って、勃起させたち○ぽに夢中で顔中を擦りつけています。頬や鼻筋だとかは当然として、額や耳の裏から顎の裏まで使って、本当に匂い付けしている猫そっくりの仕草でち○ぽに甘えまくりです。
ち○ぽの先からお汁が染み出るようになってくると、亀頭に顔を擦りつけることで、そのお汁を顔中に擦り込んでいっています。だんだん、ち○ぽが美顔器具に見えてきます。
そして、きどき摘まみ食いするみたいな感覚で、ちろちろ覗かせた舌先でお汁を舐め取っては、しょっぱいと呟きつつもうっとり顔をするのです。
「……えろいなぁ」
淫乱を自認するわたしでさえ、思わず見入ってしまう淫らな光景です。
村にはフェラの文化がなかったのですが、平地の都会にはあるのでしょうか。もしかして都会では、このエロさが普通だったりするのでしょうか……って、それはないですね。最初は戦士さんたちのち○ぽで顔面圧迫されて泣いていたそうですし。
ということは、ラヴィニエさんはフェラ程度でさえ「変態だ、淫乱だ!」と言われてしまうこの世界で、フェラよりも変態的なことを嬉々としてやるド淫乱になってしまったわけですか……あぁ、やっぱり責任を感じてきちゃいます。
「ふあっ、はっ……ふうぅ……んぁ? 出る? 出るのか? 出るんだな、出ちゃうのだなっ♥」
……わたしはさっきからラヴィニエさんのことをじっと見ているのに、ラヴィニエさんはわたしの視線にまったく気づいていません。朝立ちと相俟って射精しそうなち○ぽに意識を全集中させています。さすが、騎士です。剣をち○ぽに持ち替えても、集中力は乱れません。剣と関係あるのか知りませんけど、とにかくすごい集中です。
「出せ、出してくれ……あ、あっ……ぁんんん――ッ♥♥」
ラヴィニエさんは歓喜の顔で目を閉じて、ち○ぽの先を鼻の穴にぐにっと当てて――どくっどくっ、と鼻で射精を受け止めました。顔射でも口射でもなく鼻射というのが、とてもラヴィニエさんらしいです。
「んんぅ……っふうぁ……あぁ♥ っす、す……んううっ♥ ……っはあぁ♥」
鼻の中でテイスティングするように、ふがーふがーと鼻呼吸して、伏せた睫を切なげに震わせています。
ぷくっと膨らむ小鼻に、緩んだ口元、不規則に痙攣する背筋――そうした仕草が、ラヴィニエさんが鼻射ザーメンの匂いテイスティングで小刻みに連続脳絶頂しているのだと教えてくれます。精液の匂いだけでイけるとか、わたしでも相当にキマっていないと無理な芸当です。それを朝一で当たり前のようにやってのけるラヴィニエさんの上級者っぷりは、一周回って尊敬しかないです。
たぶん170センチくらいの長身で引き締まった身体に、ごわごわした布を貼り合わせて縛っただけみたいな簡単タンクトップ一枚という格好で蹲って、鼻を鳴らしては背中をぶるっと震わせてお尻を弾ませる姿は、エロさと変態さと凜々しさがミルク入りの紅茶みたいにぐるぐる混ざって芸術的です。はっきり言って、憧れます。
「……わたしも!」
なんかもう、眺めているだけでは我慢できなくなって、わたしもプレイに飛び入り参加しちゃいました♥
騎士団を脱走してきたラヴィニエさんに帰る場所がないのも理由のひとつですけど、一番の理由はラヴィニエさんが戦士ゴブさんたち無しでは生きられない身体になっていたからです。
「あっ、あぁ……この匂い……ふっ、ふすっ……んんうぅ♥」
ラヴィニエさんは毎日最低でも朝昼晩の三回、戦士さんの身体にべったり抱きついて、最低十分間は鼻を鳴らすほど全力で戦士の体臭を嗅がないと禁断症状が出てしまうという、どこへ出しても恥ずかしい変態になっちゃっていました。
みんなのことを悪く言われてイラッとしたので、そんなに言うならお望み通りに怖がらせてあげようじゃないですか――なんて軽い気持ちで箱詰め顔擦りプレイの刑に処してみただけだったのに、まさかここまでドハマリしちゃうとは夢にも思いませんでした。
たった一度の臭い漬けプレイでよくもまあここまで変態できたものだと、感心しかありません。きっと元から適性はあったのでしょうねぇ。
「すっ、んぅ……んっ、すっふううぅ……っふ、ふ……ふっはああぁ♥ んあぁ、癒されりゅふうぅ……♥」
で……そのラヴィニエさんがさっきから何を鼻息ふんすか鳴らしているのかというと、毎日最低三回は必要なお薬の時間の最初の一回目をやっているところでした。
ラヴィニエさんの朝は誰よりも早いです。起きたと同時に戦士さんの誰かの寝込みを襲って、朝勃ちち○ぽが射精するまでひたすら顔ズリしまくるのが朝一の日課になっているのです。このときにラヴィニエさんが襲うのは、一番近くにあるち○ぽと決まっているので、戦士さんたちの間ではラヴィニエさんの隣で寝る当番が持ちまわりにされているそうです。
まあ、そんなふうに嫌々されているみたいな雰囲気を出していますけど、最後にはしっかり射精するわけですから、ゴブさんたちもツンデレですねぇ、なんて思うわけです。それをわたしの口から言うのは野暮かと思って言わないでいたのですけど、顔に出てしまっていたのでしょう――ゴブさんたちから憮然とした顔で言われたものです。
「おらたつぁ、精液の一滴残らず、巫女様だけぇ注ぎてぇと思ってんだす」
……ちょっとキュンときちゃいましたよ、それを聞いたときは。
ですけど、戦士さんたちはそこまで言いながらも、ラヴィニエさんの困った性癖を受け容れています。自分たちに――自分たちのち○ぽに? ともかく愛着を持ってくれる相手を無下にはできないようです。なんとなく、野良猫に懐かれてしまった不良が嫌そうな顔をしつつも餌をあげるようになる……みたいな光景を思い浮かべてしまいます。
まあ、その野良猫はマタタビよりもち○ぽの匂いが大好きな変態にゃんこだったわけですが……あ、いえ、最初はそうじゃなくて、普通の猫さんだったのを、ゴブさんたちが変態に生まれ変わらせちゃったんですよね。なら、ゴブさんたちが責任取って最後まで面倒見るのも当然のことですか。
……ゴブさんたちに「ちょっと陵辱プレイしておやんなさい」と頼んだわたしの責任は、どう取ったらいいのでしょう?
「ふっ、んんぁ……あっ、しょっぱい……はぁ♥ んぁ♥ ぬるぬる……ふふっ♥ んっ、すうぅ……っはあぁ♥」
ラヴィニエさんは、わたしが横で思い悩んでいることに気づきもしないで、仰向けで寝ている戦士ゴブさんの股座に蹲って、勃起させたち○ぽに夢中で顔中を擦りつけています。頬や鼻筋だとかは当然として、額や耳の裏から顎の裏まで使って、本当に匂い付けしている猫そっくりの仕草でち○ぽに甘えまくりです。
ち○ぽの先からお汁が染み出るようになってくると、亀頭に顔を擦りつけることで、そのお汁を顔中に擦り込んでいっています。だんだん、ち○ぽが美顔器具に見えてきます。
そして、きどき摘まみ食いするみたいな感覚で、ちろちろ覗かせた舌先でお汁を舐め取っては、しょっぱいと呟きつつもうっとり顔をするのです。
「……えろいなぁ」
淫乱を自認するわたしでさえ、思わず見入ってしまう淫らな光景です。
村にはフェラの文化がなかったのですが、平地の都会にはあるのでしょうか。もしかして都会では、このエロさが普通だったりするのでしょうか……って、それはないですね。最初は戦士さんたちのち○ぽで顔面圧迫されて泣いていたそうですし。
ということは、ラヴィニエさんはフェラ程度でさえ「変態だ、淫乱だ!」と言われてしまうこの世界で、フェラよりも変態的なことを嬉々としてやるド淫乱になってしまったわけですか……あぁ、やっぱり責任を感じてきちゃいます。
「ふあっ、はっ……ふうぅ……んぁ? 出る? 出るのか? 出るんだな、出ちゃうのだなっ♥」
……わたしはさっきからラヴィニエさんのことをじっと見ているのに、ラヴィニエさんはわたしの視線にまったく気づいていません。朝立ちと相俟って射精しそうなち○ぽに意識を全集中させています。さすが、騎士です。剣をち○ぽに持ち替えても、集中力は乱れません。剣と関係あるのか知りませんけど、とにかくすごい集中です。
「出せ、出してくれ……あ、あっ……ぁんんん――ッ♥♥」
ラヴィニエさんは歓喜の顔で目を閉じて、ち○ぽの先を鼻の穴にぐにっと当てて――どくっどくっ、と鼻で射精を受け止めました。顔射でも口射でもなく鼻射というのが、とてもラヴィニエさんらしいです。
「んんぅ……っふうぁ……あぁ♥ っす、す……んううっ♥ ……っはあぁ♥」
鼻の中でテイスティングするように、ふがーふがーと鼻呼吸して、伏せた睫を切なげに震わせています。
ぷくっと膨らむ小鼻に、緩んだ口元、不規則に痙攣する背筋――そうした仕草が、ラヴィニエさんが鼻射ザーメンの匂いテイスティングで小刻みに連続脳絶頂しているのだと教えてくれます。精液の匂いだけでイけるとか、わたしでも相当にキマっていないと無理な芸当です。それを朝一で当たり前のようにやってのけるラヴィニエさんの上級者っぷりは、一周回って尊敬しかないです。
たぶん170センチくらいの長身で引き締まった身体に、ごわごわした布を貼り合わせて縛っただけみたいな簡単タンクトップ一枚という格好で蹲って、鼻を鳴らしては背中をぶるっと震わせてお尻を弾ませる姿は、エロさと変態さと凜々しさがミルク入りの紅茶みたいにぐるぐる混ざって芸術的です。はっきり言って、憧れます。
「……わたしも!」
なんかもう、眺めているだけでは我慢できなくなって、わたしもプレイに飛び入り参加しちゃいました♥
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