16 / 35
本編
愚かな伯爵夫人と令嬢の裁きの刻・中
しおりを挟む
※断罪回となる為、残酷な描写があります。苦手な方はご注意下さい。
* * * * * * * * * *
皇命の封書を携え、皇城へと招かれたはずの伯爵夫人エミリアと愛娘フラヴィア。
意気揚々と道中を楽しむも、気が付けば馬車の外を取り囲むように敷かれた藁に火を放たれ、あわや焼け死ぬ寸前のところで馬車の外へと逃れる。
二人共に煤に塗れ、身に纏う豪華な衣装は見るも無惨に焼け落ち、晒された素肌。令嬢フラヴィアに至っては、片方の乳房が衣装からはみ出し、貴族の品位の欠片もない。
最早、伯爵夫人エミリア母娘の身体中のあちらこちらの皮膚は焼け爛れている。
「「痛い痛いっ! いやぁ! 痛い痛い痛い! ああっ! あああっ! ああああああっーーー!!」」
焼け爛れた皮膚は赤黒く腫れ、至る所から血さえ滲み、酷な痛みに絶叫を上げては仰反る伯爵夫人エミリア母娘。
その二人を冷めた眼差しで、ただ傍観する貴公子に哀れみの心は皆無、同情すらしない。
貴族としての品位や矜持にも欠け、強欲で手前勝手な伯爵夫人エミリアと令嬢フラヴィア。
「まさに醜い二人だ」
そう断言する。
今更、母娘と言えるかどうかも疑わしい伯爵夫人エミリアと令嬢フラヴィア。
と云うのも、自らの母エミリアを炎が立ち込める中へと蹴落とした伯爵令嬢フラヴィアは、もはや愛娘とは言い難く、醜い争いを繰り広げた伯爵夫人エミリア母娘は、やはり自分本位な身勝手な性格が浮き彫りになる。
ましてや、そのような卑しい品性の者が、皇后に選ばれるはずもない。
嘲ける貴公子は、まるで汚物でも見るかのような冷めた眼差しで二人を見つめる。
* * * * * * * * * *
馬車外へと飛び出した伯爵夫人エミリア母娘の目の前に佇む貴公子。
目深く黒衣を被るせいで、その身姿は窺い知れないまでも、その澄んだ声音と外衣から僅かに見える黄金の髪が、その貴公子の類い稀な身分を物語る。
「「こっ……皇帝陛下っ!! どうしてーーー……!!」」
驚愕すると同時に、大きな叫び声を上げる伯爵夫人エミリア母娘。
「おまえ達の強欲さは、見るにも聞くにも堪えない……浅ましいことだ」
嘲笑する貴公子は、もはや皇帝アレクシスに他ならない。
大声で叫んだ途端に、やはり痛みにのたうち回る伯爵夫人エミリア母娘。特に、顔の半分が焼け爛れた伯爵夫人エミリアの絶叫音は凄まじい。
「ぎゃぁああああ……!! 痛い痛い痛いっ!! ああっ! 顔が熱いっーーー!!」
「エヴァン……あまりにも騒がしい」
近衛騎士エヴァンへと告げる皇帝アレクシス。
すぐに、その意図を察する近衛騎士エヴァンが片手を上げれば、何処からともなく現れる“影”と呼ばれる暗躍部隊の二人。その顔すらも黒衣には覆われているせいで身元は知れない。
すぐさま伯爵夫人エミリア母娘の両手首を後ろ手に縛り上げ、その口を強引に開かせれば、穴の空いた筒城の物を差し込み、何やら液体を注ぎ込む。
ごぼごぼと溢れる程に飲まされるせいで「うぐぐぅっ、うげぇっ……!」と嘔吐く伯爵夫人エミリア母娘。
それに構う事なく、今度は口枷まで咬まされる二人は沈黙を余儀なくされ、言いようのない恐怖が襲うのか、高慢な態度が一変して、カタカタと激しく身慄いを始める伯爵夫人エミリア母娘。
「安心しろ、毒ではない。痛みを止める為の強力な薬酒だ。ふふっ、ただ少々効きめが良すぎるせいか依存性が高く、おまけに悪夢まで見る事もあるが……まさに今更だ」
辛辣な物言いをする皇帝アレクシス。
方や、目の前の皇帝アレクシスの非情な仕打ちの意味さえ理解出来ず、ただ身を震わす伯爵夫人エミリア母娘。
その一方で、飲まされた薬酒のおかげか、酷い火傷にもかかわらず、確かに痛みは遠のいて行く様子に訝しがる二人。
「知っているか? その薬酒は拷問を課せられた者に、更なる拷問を課す為に作られた特別製の代物だ。故意に罪人の痛みを取り、繰り返し……そう繰り返しに課すのだよ、終わらない拷問を……そこに慈悲はない」
告げられた無慈悲な現実に驚愕に目を見開き、青褪める伯爵夫人エミリア母娘。
口枷がきつく咬ませられている為、話せないながらもその眼が「何故!」と訴えているのが一目瞭然。
「傲慢な貴様らには、無情にもee虐げられ続けてきた哀れなセレーナの痛みがわかるはずもない。貴様らは知らないが、美しいセレーナは私の唯一無二の伴侶。今やその腹には皇帝の子を宿し、皇后として帝宮で穏やかに暮らしている」
いっそう目を見開く伯爵夫人エミリア母娘。
伯爵夫人に至っては、たたでさえ剥き出しとなっている眼球が、余計に飛び出して見える程に驚愕している。
傍らに跪く令嬢フラヴィアは許せないのか、その表情は憎しみに満ちている。あまつさえ不敬も顧みずに、皇帝アレクシス目掛けて詰め寄ろうとする。
その刹那、ガッ! と近衛騎士エヴァンにより、容赦なく地面へと踏みつけられる令嬢フラヴィア。
「ううっ!!」
口枷が嵌りながらも呻き声が漏れる。
「罪人風情が不敬だ。恥を知れ……」
冷たく言い放つ近衛騎士エヴァン。
ついで、同じく憎しみの炎を燃やす伯爵夫人エミリアにも視線を向ける近衛騎士エヴァンは、腰に帯刀する剣の先端を振り下ろし、その背中を地面へと叩き付ける。
「うぐっ……!!」
「貴様も不敬だ。罪人なら尚更に頭を垂れろ。皇帝陛下の身前だということを忘れるな
云うが早いか、伯爵夫人エミリア母娘共々、地面へとめり込む程に捩じ伏せる。
近衛騎士エヴァンは、敬愛する皇帝アレクシスに刃向かう者には、一切の容赦はしない。
* * * * * * * * * *
長年の間、虐たげ続けてきた憎い妾の義娘セレーナ。その義娘セレーナが、まさかの皇后に封じられているとなれば、伯爵夫人エミリア母娘が驚愕して当然。
しかし、今や地面へと 無様にも捩じ伏せられる伯爵夫人エミリア母娘には抵抗はおろか、咬ませられる口枷のおかげで、ひたすらの沈黙に耐えるしかない。
「憎い……憎い……!」
皇后セレーナへの怨嗟に湧く伯爵夫人エミリア母娘は、どうにか顔を上げようと踠く。
皇后セレーナへと赦しを乞うどころか、更なる憎しみを滾らせる二人に改心の余地は無い。
「何度言えばわかる? 不敬だ」
近衛騎士エヴァンは、瞬く間に帯刀する剣の柄で、二人の後頭部を激しく打ち据える。
「「うううぅっ……!!」」
あまりの容赦のない仕打ちに、悶絶する伯爵夫人エミリア母娘の口からは鮮血が飛び散る。
「まったくもって愚かな……」
皇帝アレクシスは淡々と告げる。
「確かに、皇家からは“伯爵令嬢を皇后とする”との〈皇命〉を送ったが……愚かにも、それが罠だとも知らず、あの様な簡素な馬車でも疑う事なく乗車してくるとは……やはり浅ましい。皇家からの迎えの馬車であれば、必ず〈皇家の紋章〉が刻印されている。そのような事も知らないのか……」
皮肉な笑みを湛える皇帝アレクシス。そして令嬢フラヴィアを一瞥する。
「高慢さもここまで来ると救いようがない。何故、貴様ごとき心根の卑しい娘が帝国の皇后に選ばれると思うのか……理解に苦しむ」
侮蔑の表情を浮かべる皇帝アレクシスの視線に鋭さが増す。
「今こそ犯した罪の全てを贖ってもらう。私の美しい花を虐げた者は、誰一人として赦しはしない」
皇帝アレクシスは無情にも言い放つ。
其処へ、一台の黒塗りの馬車が到着する。
まるで申し合わせたかのように、現れたその二頭立ての馬車は、簡素に装われていながらも、明らかに上質な様が窺い知れる。
未だ地面に捩じ伏せられる伯爵夫人エミリア母娘には、「誰が」来たかなどが分かるはずもなく、「何が」起こるのかさえも予想すらしていない。
「どうやら、彼の御仁も到着したようだ。いよいよ全ての報いを受ける刻がきた」
冷笑を湛える皇帝アレクシスの表情は、これ以上ないほどに美しい。
「もはや、断罪の時間だ」
そう無慈悲にもしかと告げる。
* * * * * * * * * *
皇命の封書を携え、皇城へと招かれたはずの伯爵夫人エミリアと愛娘フラヴィア。
意気揚々と道中を楽しむも、気が付けば馬車の外を取り囲むように敷かれた藁に火を放たれ、あわや焼け死ぬ寸前のところで馬車の外へと逃れる。
二人共に煤に塗れ、身に纏う豪華な衣装は見るも無惨に焼け落ち、晒された素肌。令嬢フラヴィアに至っては、片方の乳房が衣装からはみ出し、貴族の品位の欠片もない。
最早、伯爵夫人エミリア母娘の身体中のあちらこちらの皮膚は焼け爛れている。
「「痛い痛いっ! いやぁ! 痛い痛い痛い! ああっ! あああっ! ああああああっーーー!!」」
焼け爛れた皮膚は赤黒く腫れ、至る所から血さえ滲み、酷な痛みに絶叫を上げては仰反る伯爵夫人エミリア母娘。
その二人を冷めた眼差しで、ただ傍観する貴公子に哀れみの心は皆無、同情すらしない。
貴族としての品位や矜持にも欠け、強欲で手前勝手な伯爵夫人エミリアと令嬢フラヴィア。
「まさに醜い二人だ」
そう断言する。
今更、母娘と言えるかどうかも疑わしい伯爵夫人エミリアと令嬢フラヴィア。
と云うのも、自らの母エミリアを炎が立ち込める中へと蹴落とした伯爵令嬢フラヴィアは、もはや愛娘とは言い難く、醜い争いを繰り広げた伯爵夫人エミリア母娘は、やはり自分本位な身勝手な性格が浮き彫りになる。
ましてや、そのような卑しい品性の者が、皇后に選ばれるはずもない。
嘲ける貴公子は、まるで汚物でも見るかのような冷めた眼差しで二人を見つめる。
* * * * * * * * * *
馬車外へと飛び出した伯爵夫人エミリア母娘の目の前に佇む貴公子。
目深く黒衣を被るせいで、その身姿は窺い知れないまでも、その澄んだ声音と外衣から僅かに見える黄金の髪が、その貴公子の類い稀な身分を物語る。
「「こっ……皇帝陛下っ!! どうしてーーー……!!」」
驚愕すると同時に、大きな叫び声を上げる伯爵夫人エミリア母娘。
「おまえ達の強欲さは、見るにも聞くにも堪えない……浅ましいことだ」
嘲笑する貴公子は、もはや皇帝アレクシスに他ならない。
大声で叫んだ途端に、やはり痛みにのたうち回る伯爵夫人エミリア母娘。特に、顔の半分が焼け爛れた伯爵夫人エミリアの絶叫音は凄まじい。
「ぎゃぁああああ……!! 痛い痛い痛いっ!! ああっ! 顔が熱いっーーー!!」
「エヴァン……あまりにも騒がしい」
近衛騎士エヴァンへと告げる皇帝アレクシス。
すぐに、その意図を察する近衛騎士エヴァンが片手を上げれば、何処からともなく現れる“影”と呼ばれる暗躍部隊の二人。その顔すらも黒衣には覆われているせいで身元は知れない。
すぐさま伯爵夫人エミリア母娘の両手首を後ろ手に縛り上げ、その口を強引に開かせれば、穴の空いた筒城の物を差し込み、何やら液体を注ぎ込む。
ごぼごぼと溢れる程に飲まされるせいで「うぐぐぅっ、うげぇっ……!」と嘔吐く伯爵夫人エミリア母娘。
それに構う事なく、今度は口枷まで咬まされる二人は沈黙を余儀なくされ、言いようのない恐怖が襲うのか、高慢な態度が一変して、カタカタと激しく身慄いを始める伯爵夫人エミリア母娘。
「安心しろ、毒ではない。痛みを止める為の強力な薬酒だ。ふふっ、ただ少々効きめが良すぎるせいか依存性が高く、おまけに悪夢まで見る事もあるが……まさに今更だ」
辛辣な物言いをする皇帝アレクシス。
方や、目の前の皇帝アレクシスの非情な仕打ちの意味さえ理解出来ず、ただ身を震わす伯爵夫人エミリア母娘。
その一方で、飲まされた薬酒のおかげか、酷い火傷にもかかわらず、確かに痛みは遠のいて行く様子に訝しがる二人。
「知っているか? その薬酒は拷問を課せられた者に、更なる拷問を課す為に作られた特別製の代物だ。故意に罪人の痛みを取り、繰り返し……そう繰り返しに課すのだよ、終わらない拷問を……そこに慈悲はない」
告げられた無慈悲な現実に驚愕に目を見開き、青褪める伯爵夫人エミリア母娘。
口枷がきつく咬ませられている為、話せないながらもその眼が「何故!」と訴えているのが一目瞭然。
「傲慢な貴様らには、無情にもee虐げられ続けてきた哀れなセレーナの痛みがわかるはずもない。貴様らは知らないが、美しいセレーナは私の唯一無二の伴侶。今やその腹には皇帝の子を宿し、皇后として帝宮で穏やかに暮らしている」
いっそう目を見開く伯爵夫人エミリア母娘。
伯爵夫人に至っては、たたでさえ剥き出しとなっている眼球が、余計に飛び出して見える程に驚愕している。
傍らに跪く令嬢フラヴィアは許せないのか、その表情は憎しみに満ちている。あまつさえ不敬も顧みずに、皇帝アレクシス目掛けて詰め寄ろうとする。
その刹那、ガッ! と近衛騎士エヴァンにより、容赦なく地面へと踏みつけられる令嬢フラヴィア。
「ううっ!!」
口枷が嵌りながらも呻き声が漏れる。
「罪人風情が不敬だ。恥を知れ……」
冷たく言い放つ近衛騎士エヴァン。
ついで、同じく憎しみの炎を燃やす伯爵夫人エミリアにも視線を向ける近衛騎士エヴァンは、腰に帯刀する剣の先端を振り下ろし、その背中を地面へと叩き付ける。
「うぐっ……!!」
「貴様も不敬だ。罪人なら尚更に頭を垂れろ。皇帝陛下の身前だということを忘れるな
云うが早いか、伯爵夫人エミリア母娘共々、地面へとめり込む程に捩じ伏せる。
近衛騎士エヴァンは、敬愛する皇帝アレクシスに刃向かう者には、一切の容赦はしない。
* * * * * * * * * *
長年の間、虐たげ続けてきた憎い妾の義娘セレーナ。その義娘セレーナが、まさかの皇后に封じられているとなれば、伯爵夫人エミリア母娘が驚愕して当然。
しかし、今や地面へと 無様にも捩じ伏せられる伯爵夫人エミリア母娘には抵抗はおろか、咬ませられる口枷のおかげで、ひたすらの沈黙に耐えるしかない。
「憎い……憎い……!」
皇后セレーナへの怨嗟に湧く伯爵夫人エミリア母娘は、どうにか顔を上げようと踠く。
皇后セレーナへと赦しを乞うどころか、更なる憎しみを滾らせる二人に改心の余地は無い。
「何度言えばわかる? 不敬だ」
近衛騎士エヴァンは、瞬く間に帯刀する剣の柄で、二人の後頭部を激しく打ち据える。
「「うううぅっ……!!」」
あまりの容赦のない仕打ちに、悶絶する伯爵夫人エミリア母娘の口からは鮮血が飛び散る。
「まったくもって愚かな……」
皇帝アレクシスは淡々と告げる。
「確かに、皇家からは“伯爵令嬢を皇后とする”との〈皇命〉を送ったが……愚かにも、それが罠だとも知らず、あの様な簡素な馬車でも疑う事なく乗車してくるとは……やはり浅ましい。皇家からの迎えの馬車であれば、必ず〈皇家の紋章〉が刻印されている。そのような事も知らないのか……」
皮肉な笑みを湛える皇帝アレクシス。そして令嬢フラヴィアを一瞥する。
「高慢さもここまで来ると救いようがない。何故、貴様ごとき心根の卑しい娘が帝国の皇后に選ばれると思うのか……理解に苦しむ」
侮蔑の表情を浮かべる皇帝アレクシスの視線に鋭さが増す。
「今こそ犯した罪の全てを贖ってもらう。私の美しい花を虐げた者は、誰一人として赦しはしない」
皇帝アレクシスは無情にも言い放つ。
其処へ、一台の黒塗りの馬車が到着する。
まるで申し合わせたかのように、現れたその二頭立ての馬車は、簡素に装われていながらも、明らかに上質な様が窺い知れる。
未だ地面に捩じ伏せられる伯爵夫人エミリア母娘には、「誰が」来たかなどが分かるはずもなく、「何が」起こるのかさえも予想すらしていない。
「どうやら、彼の御仁も到着したようだ。いよいよ全ての報いを受ける刻がきた」
冷笑を湛える皇帝アレクシスの表情は、これ以上ないほどに美しい。
「もはや、断罪の時間だ」
そう無慈悲にもしかと告げる。
273
お気に入りに追加
871
あなたにおすすめの小説
淫らな蜜に狂わされ
歌龍吟伶
恋愛
普段と変わらない日々は思わぬ形で終わりを迎える…突然の出会い、そして体も心も開かれた少女の人生録。
全体的に性的表現・性行為あり。
他所で知人限定公開していましたが、こちらに移しました。
全3話完結済みです。
【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される
奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。
けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。
そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。
2人の出会いを描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630
2人の誓約の儀を描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041
【R18】人気AV嬢だった私は乙ゲーのヒロインに転生したので、攻略キャラを全員美味しくいただくことにしました♪
奏音 美都
恋愛
「レイラちゃん、おつかれさまぁ。今日もよかったよ」
「おつかれさまでーす。シャワー浴びますね」
AV女優の私は、仕事を終えてシャワーを浴びてたんだけど、石鹸に滑って転んで頭を打って失神し……なぜか、乙女ゲームの世界に転生してた。
そこで、可愛くて美味しそうなDKたちに出会うんだけど、この乙ゲーって全対象年齢なのよね。
でも、誘惑に抗えるわけないでしょっ!
全員美味しくいただいちゃいまーす。
【R18】深層のご令嬢は、婚約破棄して愛しのお兄様に花弁を散らされる
奏音 美都
恋愛
バトワール財閥の令嬢であるクリスティーナは血の繋がらない兄、ウィンストンを密かに慕っていた。だが、貴族院議員であり、ノルウェールズ侯爵家の三男であるコンラッドとの婚姻話が持ち上がり、バトワール財閥、ひいては会社の経営に携わる兄のために、お見合いを受ける覚悟をする。
だが、今目の前では兄のウィンストンに迫られていた。
「ノルウェールズ侯爵の御曹司とのお見合いが決まったって聞いたんだが、本当なのか?」」
どう尋ねる兄の真意は……
黒の神官と夜のお世話役
苺野 あん
恋愛
辺境の神殿で雑用係として慎ましく暮らしていたアンジェリアは、王都からやって来る上級神官の夜のお世話役に任命されてしまう。それも黒の神官という異名を持ち、様々な悪い噂に包まれた恐ろしい相手だ。ところが実際に現れたのは、アンジェリアの想像とは違っていて……。※完結しました
【R18】愛され総受け女王は、20歳の誕生日に夫である美麗な年下国王に甘く淫らにお祝いされる
奏音 美都
恋愛
シャルール公国のプリンセス、アンジェリーナの公務の際に出会い、恋に落ちたソノワール公爵であったルノー。
両親を船の沈没事故で失い、突如女王として戴冠することになった間も、彼女を支え続けた。
それから幾つもの困難を乗り越え、ルノーはアンジェリーナと婚姻を結び、単なる女王の夫、王配ではなく、自らも執政に取り組む国王として戴冠した。
夫婦となって初めて迎えるアンジェリーナの誕生日。ルノーは彼女を喜ばせようと、画策する。
地味女で喪女でもよく濡れる。~俺様海運王に開発されました~
あこや(亜胡夜カイ)
恋愛
新米学芸員の工藤貴奈(くどうあてな)は、自他ともに認める地味女で喪女だが、素敵な思い出がある。卒業旅行で訪れたギリシャで出会った美麗な男とのワンナイトラブだ。文字通り「ワンナイト」のつもりだったのに、なぜか貴奈に執着した男は日本へやってきた。貴奈が所属する博物館を含むグループ企業を丸ごと買収、CEOとして乗り込んできたのだ。「お前は俺が開発する」と宣言して、貴奈を学芸員兼秘書として側に置くという。彼氏いない歴=年齢、好きな相手は壁画の住人、「だったはず」の貴奈は、昼も夜も彼の執着に翻弄され、やがて体が応えるように……
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる