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第一章 恩人
転生
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私は侍だった、私は死んだ
何故そんなことが分かるかって?
目の前に神様がいるからだ
「お主は死んでしまったのじゃ」
「うむ」
「驚かないのかの?」
「人が死を避けられないものというのは十分理解している。何が原因でいつ死んだかは興味が無い」
「変わっとるのぅ」
「それで私はこれからどうすれば?」
「そうじゃった、お主には選択肢がある。
一つ、このまま天に行き成仏すること
二つ、霊となり世界を漂うこと
そして最後に、転生し異世界へ行くことじゃ」
転生という言葉を聞いたとき、侍の眉がピクリと動いたのを神様は見逃さなかった
「お主転生がしたいのか?」
「どうしてわかった?」
「お前さんの反応を見れば分かるわい、これまで何人もの人を見届けてきたからのぉ」
なるほど、私以外も死んだら神様に会っているのだな
「それじゃあ話が早い、転生させてくれ」
「まぁまぁそう焦るでない、転生には幾つか注意事項があるからのぅ」
「わかった、説明してくれ」
「せっかちじゃのぅ、それはさておきまず転生の注意点について説明しておこう、まず転生先はお主が元いた世界以外じゃ」
まぁ、そうだろうな
でなければ直接的でないにしろ実質死者が蘇ることになる
「そして転生先へは魂のみ運ぶことが出来る、つまり今のお主の肉体や記憶は持っていけないということじゃ」
「問題ない、むしろ有難い、前世にとらわれず新しい自分として生きていけるのだろう?そんな素晴らしいことは無い」
「そうか、それでは転生先の世界について説明するとしよう………」
こんな感じで30分ぐらい説明を受けた
まとめるとこうだ
魔法と呼ばれる奇跡の力ようなものを使える
異世界には人間以外の種族がいる
人族、魔族、亜人族、エルフ族、龍族etc…
魔物と呼ばれる化け物もいる
その中でもドラゴンというものがとても強力
私が転生したら何族になるかはわからないそうだ
そしてその世界の常識を教えられた
まぁ向こうへ行けば記憶が無くなるのだから疑問点を持つことは無いだろう
「さぁ転生させるぞ」
「いつでも構わん」
「では、汝の第二の人生がより良いものとなるよう願っている」
それを聞いて俺は神様に微笑むと神様も微笑みかえした
「''転生''」
神様の言葉と同時に私の身体が白く輝きだした
目を開けるとそこは暗い森の中だった
記憶は説明通り神様に会う前の記憶は無いようだ…自分が何者だったのかも…
それにしても…だ
何故こんなにも目線が高いのだ…?
下の方をゆっくり見てみるとそこには
鋭い爪、赤黒い頑丈そうな鱗
横に顔を向ければ
どんな強風にも負けないような大きな翼
視界の隅に映った尻尾は先端は細く胴に近ずいていくほどがっしりとしたものになっていく…
これって…
もしかして…
ドラゴン?
初めて小説を書いてみたので至らぬ点も多いかもですが頑張っていくのでヨロシクお願いします
誤字脱字が多いと思いますのでヨロシクお願い致します
何故そんなことが分かるかって?
目の前に神様がいるからだ
「お主は死んでしまったのじゃ」
「うむ」
「驚かないのかの?」
「人が死を避けられないものというのは十分理解している。何が原因でいつ死んだかは興味が無い」
「変わっとるのぅ」
「それで私はこれからどうすれば?」
「そうじゃった、お主には選択肢がある。
一つ、このまま天に行き成仏すること
二つ、霊となり世界を漂うこと
そして最後に、転生し異世界へ行くことじゃ」
転生という言葉を聞いたとき、侍の眉がピクリと動いたのを神様は見逃さなかった
「お主転生がしたいのか?」
「どうしてわかった?」
「お前さんの反応を見れば分かるわい、これまで何人もの人を見届けてきたからのぉ」
なるほど、私以外も死んだら神様に会っているのだな
「それじゃあ話が早い、転生させてくれ」
「まぁまぁそう焦るでない、転生には幾つか注意事項があるからのぅ」
「わかった、説明してくれ」
「せっかちじゃのぅ、それはさておきまず転生の注意点について説明しておこう、まず転生先はお主が元いた世界以外じゃ」
まぁ、そうだろうな
でなければ直接的でないにしろ実質死者が蘇ることになる
「そして転生先へは魂のみ運ぶことが出来る、つまり今のお主の肉体や記憶は持っていけないということじゃ」
「問題ない、むしろ有難い、前世にとらわれず新しい自分として生きていけるのだろう?そんな素晴らしいことは無い」
「そうか、それでは転生先の世界について説明するとしよう………」
こんな感じで30分ぐらい説明を受けた
まとめるとこうだ
魔法と呼ばれる奇跡の力ようなものを使える
異世界には人間以外の種族がいる
人族、魔族、亜人族、エルフ族、龍族etc…
魔物と呼ばれる化け物もいる
その中でもドラゴンというものがとても強力
私が転生したら何族になるかはわからないそうだ
そしてその世界の常識を教えられた
まぁ向こうへ行けば記憶が無くなるのだから疑問点を持つことは無いだろう
「さぁ転生させるぞ」
「いつでも構わん」
「では、汝の第二の人生がより良いものとなるよう願っている」
それを聞いて俺は神様に微笑むと神様も微笑みかえした
「''転生''」
神様の言葉と同時に私の身体が白く輝きだした
目を開けるとそこは暗い森の中だった
記憶は説明通り神様に会う前の記憶は無いようだ…自分が何者だったのかも…
それにしても…だ
何故こんなにも目線が高いのだ…?
下の方をゆっくり見てみるとそこには
鋭い爪、赤黒い頑丈そうな鱗
横に顔を向ければ
どんな強風にも負けないような大きな翼
視界の隅に映った尻尾は先端は細く胴に近ずいていくほどがっしりとしたものになっていく…
これって…
もしかして…
ドラゴン?
初めて小説を書いてみたので至らぬ点も多いかもですが頑張っていくのでヨロシクお願いします
誤字脱字が多いと思いますのでヨロシクお願い致します
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