奪い寝

5月4日から（麻里）

あれから毎日、大好きな友達と遊んだ。
いろんな話をした。
大好きな友達が初めて恋話をしてくれた。
かわいいなぁと思った。

彼のことは忘れられなくて
気がついたら目で追ってて

嫌なことはすぐ忘れて
良いことだけ残る脳なのです

彼と話した面白い話
口移しで飲んだ水でさえ
愛しく感じまして

でも、あの日から私には
良いことばかり起きて
毎日がhappyだった

私は彼に会いにいって
会いたいってラインして
バイト先にいき、家に行き
お話をした

どうでもいいことでも
笑ってくれて
笑うところが同じで
男になれたら
親友になれるかな
とおもってた

彼が好きだなぁー
と感じていたころ

私は札幌でも
会いたいとラインしていた

なのに
私は元彼と会った
タブレットを直してほしいという理由で。

彼はわかりやすく説明し、質問に答えてくれた。
さすがだなとおもった。

彼には彼女がいるから、だからいいとおもっていた。
なのに、彼は

別れたいんだ、今の彼女にはうんざりだ

といった。

相談にのった。
私も相談した。

彼は彼女と別れることにした。
そして、私を病院に見送ってくれた。

私は、病院が終わってから
彼に連絡した。（元彼）

カラオケにいった。

そして、彼の腕でたくさん泣いた
コンタクトが流れ落ちても泣いた
鼻水とまんなくなっても泣いた
これぞ号泣というように泣いた

そしてキスをした

私にとってキスは
ありがとうの印だった

元彼は、なにもかも買ってくれた
全部払ってくれた
ワガママも聞いてくれた
だから、キスをした。

彼に申し訳なくて

彼は、私に好きだといった

私は言わなかった

彼がいい人で
今いってしまったら
嘘だからだ。

いい人に嘘はつけない。

だから、言葉じゃなくてキスをしたんだ。

だから、好きじゃなくて抱きしめたんだ。

ありがとうだけじゃ
ダメだと思って。

私は、未来が明るく照らされた気がした。

そして、彼にラインをした

ごめん、落とされちゃった

彼は、ナンパか？
といった

そんなんじゃ、ないよ。