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人と妖精

第35話「魔剣と精霊」

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「スキルについては分かった、あとカノン。さっき使ってた剣は何?前あんなの使ってなかったよね?」

あと精霊と言っていた黒猫とか
確かクロノスって言ったっけ
今更ながらカノンについて私何も知らなかったと気づいた
ここで聞いたほうがいいんじゃないか?

「使うほどのやつがいなかったからな、剣を使うやついなかったろ?」

そう言って手を前に翳すと上から落ちてくるように剣が出現、カノンの手に収まる

「こいつはただの剣じゃなくてな、魔剣ってやつだ」

なぬ!?
あのファンタジー世界のお馴染み、そしてテンプレ的な存在MAKENだと!?
…はっ!?
ちょっとテンション上がっておかしな事になった。落ち着け

「なんか凄い強い剣なの?魔剣っていうとそのイメージしかないんだけど」

「まあ合ってるか、魔剣と呼ばれる武器の特徴は普通にはない能力を持つことだ」

例えば振るうと炎を撒き散らす剣
質量を無視した動きで変形する槍
雷を宿し、雷と一体化する籠手

それらを総じて魔剣と呼ぶ

「製作者が不明で、目的も不明な武器でもある。それぞれが持つ能力が危なすぎてヤバい事件が起こることもあったな」

そんな魔剣は今も世界中の何処かに存在していると言われ、その総数は未だ不明。

「まあ使わないだけで俺もいくつか魔剣を持ってたりするんだが…どれもこれもじゃじゃ馬で使う気がしないね」

そう言いながら持っている剣の腹をコンコンと叩くカノン

「こいつは珍しい剣でな、俺の愛用してる武器の一つだ」

珍しい?見た目はシンプルなデザインの剣にしか見えない
宝石でも埋め込められてるのかと思ったけど

「こいつの特性はな、頑丈なことだ」

「……それだけ?」

「それだけ」

「なんか無いの?地味じゃない?」

もっとこう…なんでも切れるぜ!みたいなものとかさ

「あ、馬鹿にするなよ?これ何しても壊れないからな」

サッカーボールのように蹴ったり踏み台にして飛んだりしても折れなかったとはカノンの言葉

いやそれ以前にそんな荒い使い方をするカノンがおかしい

「お前も知っての通り、俺の身体能力は常人のそれとは違うからな。並大抵の武器じゃすぐ壊れて困ってた、そんな時にこいつを見つけてな」

ふーん…あ、そうだ
製作者分からないって言ってたけど私の能力なら分かるんじゃない?
イメージしたものを使えるなら
多分ゲームとかでお馴染みのアレも使えるはず

『鑑定』

__________________________________

魔pdgwpwja剣リヴェン

agMwpwt…error

__________________________________


前より文字化けがひどいな…
名前しかわからなかった

まあまた何処かでやれば変わるかも
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