嫌いだったのに

認めたくない

ホントにサボってしまった今まで授業をサボったことは無かったから。
でも奏ちゃんが言ってたことはない！そう心の中で思っていた思えば思うほど胸が苦しい
『認めたくないアイツを好きになるとかありえないし』そう保健室のベッドで呟いた
『失礼しますあのー雨宮いますか？』
『あー雨宮さんならそこのベッドで寝ていますよ』
『わかりました。ありがとうございます』この声春樹！？
『おーい夏希大丈夫か？』
え！？今夏希って言った！？普段雨宮なのに！
『あ、うん大丈夫だよ』
『その割には顔赤いけど』
『これはそのーあ、熱くて』
『そっかまぁお大事にな！』
『あ、ありがとう』そう言って春樹は保健室を後にした
はぁーもうなんなのーてかやっぱり私アイツの事が好きなんて事ありえない
『先生もうだいぶ良くなったので帰ります』
『分かりかましたお大事にね』
『はい。では失礼しました』
『おっ！夏希ちゃん！』
『あー奏ちゃん居たんだ』
『うん！一緒に帰ろ！』
『うん！いいよ！』
『やっぱりさー夏希ちゃん春樹の事が好きなんでしょ！』
『それはないからホントに』
『じゃあなんで今日春樹に呼び出されてから元気ない訳？』
『それは…』
『ほらやっぱり、自分の気持ちに正直にならないと後々苦しくなるだけだからね！じゃあ私はここだからじゃあね』
『あ、うんじゃあね』そう言って私達は別れた。
そんな事分かってるでもやっぱり認めてしまうのが怖いのかも知れない
１歩踏み出す勇気がない
これってかただ逃げてるだけなのかも
ーどうすればいいの？ー