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留学しに行きます
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留学日も決まったので、あとは準備しながら待つだけになりましたぁ。
教科書類は貸与だし、着替えなどの荷物しかないから安心だなぁ。
ドレスも授業で使う分だけでいいしねぇ~夜会に参加できないのは残念だわぁ~。いい男見つけたかったのにぃ~。
準備しながら過ごしてたら出発日を迎えてお父さんとお母さんと馬車に乗って出発しましたぁ。
玄関で義姉から小言言われたしぃ~自分が行けないからって僻んでるのねぇ。
「リリス、向こうの学園に行ってもちゃんとしなさいよ。」
「はぁい、ルビー義姉様と違ってあたしは賢いし大丈夫だよぉ~。」
「はぁ……その話し方は何とかならないの?」
「ならないしぃ~じゃぁね~行ってきまぁす。」
向こうの学園まで1日半かかり、馬車に座りっぱなしだったからお尻が痛いしぃ~。
長かった馬車旅も終わり、学園に着いて寮に入ったけど……男女別になってるしぃ……これじゃぁ遊べないじゃん。女子同士かぁ~あたしは侯爵令嬢だし言うこと聞くように脅せばいいか~。
「リリス、父さん達は帰るから、これからはちゃんと頑張ってするんだぞ。迷惑かけないようにな。」
「大丈夫だってぇ~心配しすぎぃ~。じゃぁね~バイバーイ。」
お父さんたちが帰るのを見送り、寮に入りました。
学園長と寮監の紹介を受けて、あたしは部屋に行き荷物を片付けたわぁ~。
「リリス嬢、明日は寮でゆっくり過ごして明後日からは学園生活を始めますからね、ちゃんと準備しとくように。」
「はぁい、分かりましたぁ~。」
「リリス嬢、その話し方は駄目ですよ……ちゃんと淑女らしくしてくださいね。」
「はぁい、気をつけますぅ。」
ここでも説教くさいのか……仕方ないからちゃんとするか。王太子妃になるためだしなぁ。
明日はのんびりできるし、遅くまで寝てても起こされないから嬉しいな。
学園入学をむかえ、学園長と一緒に学園まで行きました。学園の中は綺麗だな。学園長室で待機してたら、担任が来て一緒に教室まで行きました。
クラスは1学年5クラスあり、Sクラスに続きA、B、C、Dとなり、私は成績が未知数なのでDクラスから始まるそうですわ。すぐにSクラスまで上がってやるんだからね~見てなさいよ。
考えごとしてたら、いつの間にか教室まで着いてましたわ。
「皆さん、おはようございます。今日から新しく来られた生徒を紹介します。さぁ自己紹介してください。」
「あたしはラング王国から来た、ユール侯爵家の次女リリスですぅ~よろしくねぇ~。」
そう自己紹介したら、シーンと静まりかえってたわ~。あたしの可愛さにやられたんだねぇ~。
「え、えーと、皆さん仲良くしてあげてくださいね。リリスさん、一番後ろの席に座ってください。」
「はぁい。」
席に座ってたら、授業が始まったけどなんか難しいな……、他国語とか覚えないといけないのか……はぁ……疲れそうだな。
最初はみんなに優しく教えて貰ってたけど、女子より男子達ばっかりに頼んでたら、ここでも僻みからか女子達からは嫌われてきたな~まぁいいけどぉ。
宿題も男子達に見せてもらい写さしてもらってたしね。
淑女マナーの授業では苦戦したな………。
「リリスさん、語尾は伸ばさない、あたしじゃなく、わたくしって言いなさい。」
「分かりましたぁ~。」
「だから、語尾は伸ばすんじゃありません。」
はぁ……いちいちうるさいな~。何とか頑張って2年に上がる前にBクラスまで行けたわ。
この調子ならSクラスまで夢じゃないね。
教科書類は貸与だし、着替えなどの荷物しかないから安心だなぁ。
ドレスも授業で使う分だけでいいしねぇ~夜会に参加できないのは残念だわぁ~。いい男見つけたかったのにぃ~。
準備しながら過ごしてたら出発日を迎えてお父さんとお母さんと馬車に乗って出発しましたぁ。
玄関で義姉から小言言われたしぃ~自分が行けないからって僻んでるのねぇ。
「リリス、向こうの学園に行ってもちゃんとしなさいよ。」
「はぁい、ルビー義姉様と違ってあたしは賢いし大丈夫だよぉ~。」
「はぁ……その話し方は何とかならないの?」
「ならないしぃ~じゃぁね~行ってきまぁす。」
向こうの学園まで1日半かかり、馬車に座りっぱなしだったからお尻が痛いしぃ~。
長かった馬車旅も終わり、学園に着いて寮に入ったけど……男女別になってるしぃ……これじゃぁ遊べないじゃん。女子同士かぁ~あたしは侯爵令嬢だし言うこと聞くように脅せばいいか~。
「リリス、父さん達は帰るから、これからはちゃんと頑張ってするんだぞ。迷惑かけないようにな。」
「大丈夫だってぇ~心配しすぎぃ~。じゃぁね~バイバーイ。」
お父さんたちが帰るのを見送り、寮に入りました。
学園長と寮監の紹介を受けて、あたしは部屋に行き荷物を片付けたわぁ~。
「リリス嬢、明日は寮でゆっくり過ごして明後日からは学園生活を始めますからね、ちゃんと準備しとくように。」
「はぁい、分かりましたぁ~。」
「リリス嬢、その話し方は駄目ですよ……ちゃんと淑女らしくしてくださいね。」
「はぁい、気をつけますぅ。」
ここでも説教くさいのか……仕方ないからちゃんとするか。王太子妃になるためだしなぁ。
明日はのんびりできるし、遅くまで寝てても起こされないから嬉しいな。
学園入学をむかえ、学園長と一緒に学園まで行きました。学園の中は綺麗だな。学園長室で待機してたら、担任が来て一緒に教室まで行きました。
クラスは1学年5クラスあり、Sクラスに続きA、B、C、Dとなり、私は成績が未知数なのでDクラスから始まるそうですわ。すぐにSクラスまで上がってやるんだからね~見てなさいよ。
考えごとしてたら、いつの間にか教室まで着いてましたわ。
「皆さん、おはようございます。今日から新しく来られた生徒を紹介します。さぁ自己紹介してください。」
「あたしはラング王国から来た、ユール侯爵家の次女リリスですぅ~よろしくねぇ~。」
そう自己紹介したら、シーンと静まりかえってたわ~。あたしの可愛さにやられたんだねぇ~。
「え、えーと、皆さん仲良くしてあげてくださいね。リリスさん、一番後ろの席に座ってください。」
「はぁい。」
席に座ってたら、授業が始まったけどなんか難しいな……、他国語とか覚えないといけないのか……はぁ……疲れそうだな。
最初はみんなに優しく教えて貰ってたけど、女子より男子達ばっかりに頼んでたら、ここでも僻みからか女子達からは嫌われてきたな~まぁいいけどぉ。
宿題も男子達に見せてもらい写さしてもらってたしね。
淑女マナーの授業では苦戦したな………。
「リリスさん、語尾は伸ばさない、あたしじゃなく、わたくしって言いなさい。」
「分かりましたぁ~。」
「だから、語尾は伸ばすんじゃありません。」
はぁ……いちいちうるさいな~。何とか頑張って2年に上がる前にBクラスまで行けたわ。
この調子ならSクラスまで夢じゃないね。
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