彼女の旅は終わらない
世界の終わりが予測された20世紀末。
人類が地下シェルターでの生活を受け入れ始めるなか、少女ニーナは言う。
「わたしは世界を救いに行く。終わるのがわかってるのに止めないなんて変だよ」
彼女は知らない――。
――――この世界はとっくに終わっているのだ。
これはもう救えない世界を救いたい君と、そんな君を救いたい僕の綺麗で虚しい終末譚
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ゆるっとした終末譚です。
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綺麗で虚しい話がお好きな考察好きは楽しんでいただけるのではないかと思います。
一話一話は短いので気楽に読んでください。
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