74 / 80
後編
『人妻論《ママ狩り》 奥さんは熱いうちに突け! …後編ー(72):もはや快感なのかも分からない激衝撃』
しおりを挟む72:もはや快感なのかもわからない激衝撃 (木曜日 17:12)
ポチっとな!
「ふあああああ!」
俺がボタンを押すと、間を置かず、主婦は叫び出した。
しりあがりに高まる声質、心なしか、その、二児を産んだ気丈な肉体も、宙にせり上がる風だ。
「ああああ。きゃああああ!」
次第次第に絶叫だ。
でも、そこはかとなく上品な色が感じられるんだよなぁ。
身体中いたるところ、そう全身に鳥肌が、それこそマンガ表現でも見ているかのように、瞬間に、ビシーッと現われた。
「熱くて、さ、寒ぃぃぃいい……、みたあァぃい」
脱毛も怠りないのだろうが、部分的にはある産毛が、室内灯に照らされてフワフワと揺れている。
人妻は、舌を割り箸で挟み込まれているので、本来は、何を言ってるのかはわからない、しかし、俺には、その場で聞いているアドバンテージがあり、くぐもった言葉が、どんな意味を為してるのかなんとなくわかる。
きっと自分でも、条件反射で言ってるだけで、意味ある言葉を話しているとは思っていないだろう。
対面して話しているとなんとか会話できる英会話みたいなものだ。
しかし、仮に、この情景を動画配信で視聴している者がいたとしたら、「あわあわ」聞こえて意味は結ばれないだろう、そう、例え、リカの身内が見ても、それが妻であったり、お母さんであるとは到底わからないだろう。
割り箸を噛まされている口唇の両端からは、唾液がはしたなくこぼれはじめた。
下品なのが美味しそう、はしたないのが美しい。
激し過ぎる、機械による調整なき責めは、その母親に唾液をとめる意思の間断を与えず、体内分泌液は「俺」さんに捧げなくてはならない、溜めておかなくちゃ、という「思いやり」の生じる隙も与えない。
2つの枕に持ち上げられた腰、開かれた股間からは、もう、遠慮も何もなく、おしっこをビシャビシャまき散らしていながらに、全体を自家発電機のように揺らしていた。
美しいきめ細やかな肉体が、キチキチに拘束されつつ、その表面に筋肉のうねりの躍動を生じさせ続けている。
「くっはぁ!」
叫びの決定版的な声を出すのだが、終わりのない爆発的な快感は、その後も、「わぁあああ!」と叫びの継続を余儀なくされていた。
飛び散る汗ッ!
だが、まだまだこれからなのである。
セッティングされた装置の数々は、起動まで、コンマ数秒の多少の時差がある。
最初に膣内のマッサージャーが威力を発揮する。
子宮をかき回すというか、腰全体を地震のように揺らしまくった。
「ああっ! ああっ! ああっ! こんなん、こ、こんなん、は、はじめて、お、お初だよぅ!」
柄の部分が、もう、それ自体が生き物かのようにグリングリン中空をまわりはじめた。
なーんか、戦時中の米空軍機の夜間爆撃を照らすサーチライトを彷彿とさせた。
たまらない主婦のBuddyの奔放さ!
「ああああああ!」
もはや、自分の身体を1ミリも制御できないお母さん、機械仕掛けの人形の様で、各所の神経が刺激され、美しい身体が変な引き攣り方を見せていた。
お人形さん、お人形さんッ!
俺は、そのマリオネットのような動きに感動し、オチンチンをギンギンにさせた。
「きゃああああ!」
続いて、突起部の吸引具、限界まで間延びさせられた乳首やクリトリスが、更に付属のモーターによって着実な微振動を与えられていた。
「微」振動と言っても、弱いわけじゃなく、振幅が少ないが確実な振動は、対象のものへ共振関係を生み出した時、異常な干渉力を持つ。
それは主に、金属などの硬質なものに疲労破壊を生みだすのだが、肉体のような柔らかいものには、もはや快感なのか苦痛なのか分からぬほどの、想像を絶する刺激を伴なわせる。
「わ、わけわかんない、わけわかんない、ううううンンン……」
ましてや、身体の各所には低周波治療器も稼働し始めた。
「クハッ! クハッ! クハァッ!」
一定のテンポでの共振作用も起こり、喘ぎ声をはるかに超えた悲鳴の数々も一定のリズムを刻んだ。
「く、クリトリスが、クリトリスがぁ、熱い、豆みたいに小さいのにぃ。身体中に伝播するほど、あっつぅいよぉッ!!!」
田中梨華の頭の中では、麻薬物質が精製され、脳の隅から隅までジュワッと染み出しているような感覚があった。
あまりにもの刺激の大爆発に、脳がトリックを使わなくては、この主婦の精神を保てないとでも思っているのだろうか。
「きゅーん」
小犬のようにうなだれもするのだが、自動機械は、首の動き一つさえも、人妻に休む間を与えない。
「身体全体をクリトリスにする」と言った俺の言葉が嘘じゃないことを、この奥さんは身をもって分かったと思うけど、いや、今はそんな筋道の通った思考回路を保てていないだろう。
意識があるかも分からない。
俺は、リカの指先から腕をさすり上げていった。
手を撫ぜた時、その俺の指を、主婦の指が握ろうとした、可愛い、なんて健気なんだろう、これ、無意識の行為である。
肛門のバイブレーションも稼働をはじめていた、
「あうあうあうう、う、ウンチでちゃう、で、出ちゃうぅうう、他の刺激が強過ぎて、お尻を閉じる、よ、余裕がないよぉ」
なにやらモゴモゴ言ってる。
「てゆーか、う、ウンチ、お、お漏らししちゃってるぅ……、かもぉ……」
それは錯覚である、アヌスが閉められないから排便している感覚になっているけど、今、腸内に出るモノがないのは分かっていたし、何よりも、バイブ仕立てのアヌスプラグが肛門をせき止めている。
アヌスプラグと、膣内の<ソフトボール>は、それぞれが性器を最大限 刺激し続けていて、それ自体が連続イキを可能にするものだ。
にもかかわらず、更に、この頑張り屋のお母さんが見出した、大好きな、膣と直腸を隔てる内壁が、両おもちゃにサンドイッチされ、そう<裏Gスポット>が爆発寸前だった。
乳房には、乳首を中心に放射線状に、柔肉を挟み込んだ洗濯ばさみの数々があり、疼痛を加えながら、外部から中心へと刺激を、低周波治療器のパルスとともに伝えていた、それはあたかも、乳しぼりのような「外側から内側への圧力の移動」で、そう、吸引具に吸い込まれた乳首の先からは、透明スポイトを通し、凄い勢いでミルクが放出されているのが分かる。
ここの快感には、大いなる愛にも似た母性が含まれていよう。
「あああン、あああン、満たされるぅ」
クリトリスは、内側からは<ソフトボール>で剥き出しにされ、それだけでも皮が剥かれ全開なのに、陰唇のビラビラにも無数のカラフルな洗濯ばさみが外側に開かれていた。
明らかに洗濯ばさみは蛇足な開帳行為のように思えるが、その徹底的かつ容赦ない陰核剥き出し作業は、ビジュアル的には、見るものに大きなショックを与えるだろう、おまんこがこれでもかと装飾されているからだ。
更に、吸引具で引っ張り出され、そこをバイブで弾き嗄れ続けているのだ。
なんで、本来は静々とした装いのお肉の芽が、こんなにもいたぶられ続けなくてはならないのか。
「わ、私、可哀想だよぉ、うううう、ああン!」
……それだけでは、それだけでは収まらず、更に、低周波治療器の起こす電気信号が突き刺さるのだ。
囚われの聖女の、もだえくねる肢体からは、多くの人口突起物が飛び出ていて、それぞれが自ら動きつつも、全体での統制された動きに揺れてもいた。
「わ、私、か、飾られてる……、う、動いても、い、いいのぉ……ッ!?」
肌色の中に、メタルな色合いも含めたカラフルな華が各所に生けられているような背徳感があった。
お肉の柔らかさと機械の硬質さ、ミスマッチであるがゆえに、許されない行為の快感が存在していた。
「ああああ、ああああーああああ」
絶望の辺土に突き落とされた美麗な魔女は、言葉にならないソプラノのアへ声を、それでも、高貴な色を帯びて発し続けている。
どんなに、どんなに貶めても、その気高さが失われない。
だから、苛め足りない、苛め続ける!
俺は、片手で、嫁少女の身体を擦り、もう片方の手で、極大ヘッドのマッサージャーの柄を持ち、奥へと奥へ、刺されとばかりにグリグリした。
「ヒいいいイイ!」
主婦は目を見開き、俺の方を見ているんだけど、見つめているのはイメージ上の刺激に対してだろう、焦点を合わせていなかった。
まだ、賞味30秒間のことだ、これから、この17時台、午後5時中の、あと14分半間、田中梨華は人を保てるのか……?
「5時に夢中!」のМCを全う出来るのか?
(作者注)……関東ローカルの東京MXテレビの
人気情報バラエティ番組に「5時に夢中!」てのがあるんです。
ああ、その女性アシスタントの大橋未歩を、
田中梨華にあてはめても、あなたぁ、エロいかもしれないですゾ!
あまりにもの衝撃が、この人妻の身体に同時多発的に出現し、気が散って、田中梨華はイクことが出来なかった。
だが、すぐに、このエロ牝主婦のエロコンピューターが高速度演算の答えを出し、身体全体をクリトリスと化し、イキっぱなしになるだろう。
俺は、その様子を、その顔を鑑賞しつつ、動画にも残したい。
これだけのギミックに耐えられる女は稀なんじゃなかろうか……?
ああ、ああ、ああ、ああああ……。
あたし、もう、もう、ダメかも、あ、頭が、ダメかも。
身体は、もう、ダメだし……、ダメ出し。
肌は白くて、でも、ホッペは真っ赤。
田舎の娘っ子みたいだった。
ただ、そんな小娘のような無垢なる無思考状態の人妻ながらも、自分の身体の各所に散らばった刺激が、一つに集約されつつあるのを感じた。
では、どこを「依り代」にしてイク?
……いや、そんな言葉にして考えていないよ、身体機能が、「ああくればこうする、こうすればああする」の条件反射の中で答えを見出そうとしているに過ぎない。
「無我の境地」ってやつだ。
快楽の「夢見る忘我」、の果ての「無我の境地」だ。
腸活の学びを受けているとき、人が生きる上で、そこを意識すると、精神的身体的な改革を施せるという場所があった。
ああ……、それは数か所あったはず……。
どこが、この場合は一番適しているのだろう……。
田中梨華、ビッグバン的なエクスタシーへの答えが、もう少しで出そうだった……。
(作者注)……最近、ずっと短い投稿なので、今回は4000字は超えたかった。
しかし、3500字で切りが良く、終わっちゃいそうになっちゃった。
だから、必死で考え、なんとか続きの言葉を紡いだ。
そしたら、それとなく形になる文章が生まれる不思議……(笑)。
(続く)
0
お気に入りに追加
149
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい
白崎アイド
大衆娯楽
カチャッ。
私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。
「あの人、私が
ミックスド★バス~家のお風呂なら誰にも迷惑をかけずにイチャイチャ?~
taki
恋愛
【R18】恋人同士となった入浴剤開発者の温子と営業部の水川。
お互いの部屋のお風呂で、人目も気にせず……♥
えっちめシーンの話には♥マークを付けています。
ミックスド★バスの第5弾です。
隣の人妻としているいけないこと
ヘロディア
恋愛
主人公は、隣人である人妻と浮気している。単なる隣人に過ぎなかったのが、いつからか惹かれ、見事に関係を築いてしまったのだ。
そして、人妻と付き合うスリル、その妖艶な容姿を自分のものにした優越感を得て、彼が自惚れるには十分だった。
しかし、そんな日々もいつかは終わる。ある日、ホテルで彼女と二人きりで行為を進める中、主人公は彼女の着物にGPSを発見する。
彼女の夫がしかけたものと思われ…
社長の奴隷
星野しずく
恋愛
セクシー系の商品を販売するネットショップを経営する若手イケメン社長、茂手木寛成のもとで、大のイケメン好き藤巻美緒は仕事と称して、毎日エッチな人体実験をされていた。そんな二人だけの空間にある日、こちらもイケメン大学生である信楽誠之助がアルバイトとして入社する。ただでさえ異常な空間だった社内は、信楽が入ったことでさらに混乱を極めていくことに・・・。(途中、ごくごく軽いBL要素が入ります。念のため)
俺のセフレが義妹になった。そのあと毎日めちゃくちゃシた。
ねんごろ
恋愛
主人公のセフレがどういうわけか義妹になって家にやってきた。
その日を境に彼らの関係性はより深く親密になっていって……
毎日にエロがある、そんな時間を二人は過ごしていく。
※他サイトで連載していた作品です
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる