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後編

『人妻論《ママ狩り》 奥さんは熱いうちに突け! …後編ー⑱:嗚呼、素晴しき哉、放尿ミュージカル!』

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     21:嗚呼、素晴しき哉、放尿ミュージカル! (木曜日 13:35)

「可憐な小陰唇だ、ピンク色にキラキラ輝いてる、ここを赤ちゃんが通ってきたとは思えない小ささだよ、可愛いプルプルちゃん!」
 俺は誉めたたえずにはいられなかった。
「み、見ないでぇ~、そんなマジマジと見ないでぇ!」
 人妻の額には汗がダラダラ、身体中に玉の汗、内またには愛液がドロドロ、でも、その性器は新鮮な感動を与えてくる。
「わ、私の、お、オマンコぅ、可愛い、可愛いの? 凄いよね、あなたのピスを何千何万と受けたのに、まだ、可愛い感じなのぉ?」
 ピス……? なんだよ、それ? ああ、ピストン運動のことか……、そのネーミングセンス……、「俺」は苦笑い、何万ちゅうのは、幾ら何でも誇張だろうけど、俺はそれ程、おそらく生でガン突きしたんだろうなぁ、と思った。
「うん、可愛いよ。もうちょいよく見たい、オシッコが迸(ほとばし)るところも見たいから、両手を腰から離して、両指でオマンコをもっと見えるように広げて!」
「えっ! む、無理だよぉっ!」と答える主婦を遮り、「広げるのッ!」と命じる「俺」。
「は、はぃぃ! やってみます」
 逆らえない他人の嫁、おずおずと手を伸ばし、右手も含めてそれぞれ「フレミング左手の法則」みたいに三本指を広げ、小陰唇の外側にあてがい、葉っぱ型のおまんこを四角く広げた。
 その細い指も折れそうなまでに可憐に上品に美しく、銀の結婚指輪もキラリ……、矩形に広がったオマンコを見て、「俺」は旦那に「ざまあみろ!」と思う。
 おちょぼ口の小陰唇が伸ばされてひしゃげ、アヒル口のような形になり、それもまた可愛いのだ。
「ど、どうですかぁ? お、オマンコ見えますかぁ?」
 可愛い少女のような主婦である、この期に及んで、女性器の名を言葉に乗せるとき、恥じらいの気配が感じられる。
 ここまでやれていて、いまさら、その名称を口にするのが恥ずかしいみたいなのは不思議なものだ。
「ああ、おまんこの下品なビラビラが伸ばされ、よーく見えるよ。オマンコって複雑なのに、リカ、広げるのうまいよね、一度できっちりと広げられてる、ストリッパーみたいだね、経験あるんじゃん、それとも誰かさんにさせられたか?」
 意地悪く言う。
「あ、あうう、褒められてるのか、け、けなされてるのかぁ、どっちよ。……下品なんかじゃ、ありません」
 声を上ずらせる奥さん。
「第三者が下品と言ってるのにね~、ブスがブスと言われ、ブスじゃありませんと言ってるみたい」
「そ、そんなぁ」
 あんましマジに捉えていないのは、その性器も含め、自分の容姿が美しいことを理解しているからだ。
 でも、罵られると、内またの愛液の流れが一すじ増える、とろ~り、と。
 もちろん、ストリッパーってのは「時間圧縮」の能力を授けてくれた園子さんを思い出しての連想。
「リョウ君は関係ないよぉ~」
「ん? リョウ君?」
「さっきも言ったけど、結婚前に悩んでいた時に、短期間 浮気しちゃった相手ですぅ」
 ……ん? そんなエピソードが語られていたのか……。
 「俺」はややムカつき、更に命じた。
「今度はつま先立ちになって、もっとオマンコを突き出して! 何ちゅうか、競馬なんかで、鼻先で1着になるかのように、オマンコを突き出すんだ!」
 凄い比喩だと、「俺」は我ながら思う。
 む、無理だよ、無理に決まってるぅ……、リカは言いたかったが、口答えすると、「あなた様」の気分を害すので、とりあえず努力する。

 ……不思議なもので、セックスするとき、たまに感じるのだが、いろんな愛し合いの体位の中で、女ってのはたまに、完全に重力に反した動きをしているときがある、そう、力学に逆らったような体勢になったりする。
 女は奇跡を起こすのである。
 偉大なるかな、美しき女は、時間も、精神も、重力さえも克服するのだ。

 主婦は、ベッドの上で爪先立ち、腰にコンビニ袋をぶら下げながら、身体を「く」の字にして、腰を限界まで突き出していた。
 どう考えても、身体バランスを考えると、保てているのが信じられない姿勢だ。
 小陰唇から全身までが震えていた。
「いい子だ、じゃあ、そのままオシッコしようか」
「は、はぃい!」
 歯を食いしばる奥さん、訓練に励む野球少年みたいな凛々しい表情で可愛い。
 「俺」は、懐から携帯電話を取り出した。
「おしっこするトコ、動画を撮っておくね、後で一緒に見て楽しもう」
「ううう!」
 リカは反論しなかった。
 主婦が、その破廉恥な姿を動画に収められる、その反社会的な行ないの危険性は重々分かっているけど、……拒めない。

     私ハ、コノ人ノものダカラ、逆ラウことナンテ出来ナイ……

 諦めではない、<性奴隷妻>は理屈で受け入れた。
 その危険の代償である快楽の誘惑があまりにも巨大過ぎた。

 「俺」は携帯を向けながら、録画をオンにして、既に次のことを考えていた。
 ……なんておしとやかなヴァギナだろうか……
 「俺」が、可愛く美しいものには正反対のものをぶつけたいと考えてしまうのは、もはや他に選択肢のない傾向である。
 持ち物の中には、大型の<電気マッサージャー(電マ)>がある。
 これは、500mlのペットボトルを2本縦に繋げたほどの大きさの棒状で、こけしの様に先が球形になっていて、そこが激しく振動、本来は患部をマッサージする。
 世間の営みでは、この<電マ>がセックスプレイに使われるのは、もはや当たり前になってきている。
 普通の<電マ>は、その先端の球形部分は、せいぜい10センチぐらいである。
 使用法としては、性器にあてて、その激しい振動で女性に快感を与える。
 「俺」が持ってきたのは、直径が16センチはあるものだ。
 それを「俺」は、局部にあてがうはおろか、うん、……膣内にねじ込もうと考えていた。
 妊娠時の子供の大きさに比べたら、小さいものだろう。
 凄まじい爆発力の快感が、このお母さんの下半身を直撃するはずだ。
 美しく生まれ落ちた不幸である。

     ……危うし主婦・田中梨華ッッ!!

 しかし、そんな「俺」の姦計など知る由もなく、リカは、それまでの身体の痙攣とは異なる、尿意のはじまりの震えをブルりと加えながら、叫んだ。
「オシッコ、出ます! 出ますッ! 田中梨華はあなたのものですッッツツ!」
 ブシャっ! と、激しくもぶっとい水流が迸った。
 ジョボボボボボ!

   あああ、気持ちいいよぉっ!
   すっごいよぉ!
   制御不能、制御不能、止まらない、止められない!
   気持ちいい!
   この爽快感ッッ!

 ジョボボボ、ジョボボ!!
 三重四重螺旋の水流ッ!
 コンビニ袋の底を激しく打つ!
 じょぼぼぼぼ、じょぼぼぼぼ!
「ああ、田中梨華はあなたのものです」
「た、田中梨華はあなたのものですぅ」
 母親は、家族以外の所有物であることへの宣言を高らかに連呼する、凄い、一言ごとに情感が違う。
 俺は、口をぽかんと開けて、その「美しきふしだらさ」に圧倒された。
 ……荘厳でもあった。
 黄金色の噴水のように、飛沫さえ装飾されている大自然への賛歌ともいえる美女ビジョの滝……。
 後ろからの照明がキラキラとコンビニ袋に溜まっていくオシッコをゴールディーに輝かせている。
 無駄肉のないウエストが波打ち、小便を懸命に放出させていた。
 下腹部皮膚下の泌尿器が蠕動し、リカの「あなた」への想いをフルスロットルで全開放していた。
 いまだ取りさられない、ロリロリなブラジャーのフリルが、人妻が他者に送られるプレゼントのリボンのようだった。
「もっともっと! 尿道口が見えるように、指を調整して!」
「田中梨華はン、あん、あなたの……は、ハイッ!」
 リカは、尿道口を上向きにした。
 その瞬間、それまでぶっとく放出されていたおしっこが、切れ味鋭い直線となり、コンビニ袋方向から逸れ、スプリンクラー的に周囲に巻き散らかされた!
     シャー―――ッ!
 それは、あたかも、巨人兵の口から出るビームの様に周囲を薙ぎ・切り裂いた。
 「俺」の顔をもピシャっと打った!
 「俺」、感動……、頬を滴る尿に舌を伸ばしペロリした、たまらない精神的なうんまさ!
 リカを見ると、「ごめんなさい」と声をかすれさせながら言うのだが、その顔には複雑な笑みが浮かんでいた。
 少なくとも、5つの感情が読み取れた。

    1・オシッコかけてごめんなさい
    2・やられてばかりじゃないぞ、反撃してやった!
    3・でも、こういうの好きでしょ?
    4・あなたが喜んでくれて、私もうれしい!
 そして……、
    5・田中梨華はあなたのものです。

 たまらない、尿道口がプルプルプルと揺れているのが鮮明に見える。
 命の躍動だ。
 そんな人妻の生命を、玩具として弄ぶことの出来る愉悦、その歪んだ優越感!
 でも、俺は、それが、たまらなく楽しくてしゃーない!

「田中梨華はあなたのものです……」
 ジョボジョボ音がまばらになり、次第に消えていった、終わりだ。
 膀胱が空になったか。
 あらためて見ると、コンビニ袋、その底部がソフトボールくらいに丸くなるほどに、たっぷりとオシッコがたまっていた。
 さて、あのオシッコ、どう扱って、主婦の矜持をいたぶろうか……?
 「俺」は、動画を撮っていて本当に良かったと思った。
 目の前で凝視しつつも、見過ごしていることなんて、世の中には無量大数的に存在する。
 人間の視界なんて、ホント狭いもんだ、動画に撮ることによって、認識は多角的に補完され、色んな視点で人妻の放尿が味わえるぜ。

 あああ! と、リカは心の奥に歓喜を宿していた
     そう、心の中でミュージカルを踊っていた。
 ♪……立ちション最ッ高!!!
 ♪恥ずかしいんだよ、恥ずかしいんだけど、自分の中の中までさらけ出すのってこんなにも心が充足するんだ!
 ♪気兼ねなく、生温かな汚いオシッコを「ひることの出来る」快感!
 ♪絞り出すのは、美貌の人妻汁ッ!
 ♪吹き散らしても、誰にも咎められず、むしろ、あなたは楽しんでくれている
     ……旦那なんか、つまらない
 ♪先ほどまでのアクメとは違った、この胸にキュンキュン来る、胸に満ちる多幸感
 ♪これもかけがえのない快楽!
     ……そう、旦那には戻れない
 ♪はしたなくすればするほど、「俺」さん、あなたは喜んでくれる
 ♪ゾクゾクする、毛細血管、その末端まで喜んでいるよぉ!
 ♪私自身たまらなく嬉しくて、それを喜んでくれるあなたがいて、あなたが喜ぶのは私の更なる喜び!
     ……旦那は、ただのいい人に過ぎない
 ♪不道徳がたまらない、背徳がプレジャー、逢引きがレジャー
 ♪Win‐winの相互に高め合える、イキまくれる解放区!
 ♪あなたとの関係、最高ッ! 大好き!
 ♪そして、立ちション以上の大きなオプションが、まだまだ底知れない!
 ♪ああ、私の視界のあなたの下半身の暗がりでチラチラする剛直、まだまだいっぱいピスって欲しい

「田中梨華はあなたのものです、田中梨華は、あなたのものです……、終わりました」
 リカは、つま先立ちをやめ、普通の立ち姿に戻った。
 コンビニ袋の取っ手が、太ももに荷重をかけているのが、肉への食い込みで分かる。
「頑張ったね」
 俺はまだ動画を動かしていた。
「はい」と難儀な一仕事を終えニッコリ微笑む奥さん。
 その笑顔も、しっかりと記録された。
 リカ自身は、そんな風に素直に笑顔を見せられる自分に驚きもあった。
 知らない男の前で立ちションし、その男の所有物であることを連呼し、終わったらイノセントに微笑む主婦の動画、それを見たら、旦那はどんな絶望を味わうことになるのだろう……、「俺」は思う。
 妄想するだにたまらない、暗黒のエンターテイメント、だ。
「でも……、もうひと搾りして欲しいんだ! リカ、もう終わりと思って、尿道の蛇口を閉めたでしょ? それをもう一回 開くんだ! 力を抜くんだ、オシッコの穴を脱力させるんだよ、絶対にもう少し、<最後の一番搾り>が出るはずだよ」
 俺は、リカの股間に手のひらを差し出した。
 もう一方の手には携帯が握られ、動画が撮られている。
「は、はい」と、従順な他人の花嫁は、すぐに行動に移す。
「くうぅ……」
 30秒ほど、リカは踏ん張った。

    私、頑張れるよ、「あなた」様のためなら……くぅ。

 その身もだえも見どころだ。
 表情は歪み、なんかの拍子に笑顔みたいな表情にもなる、可愛い。
「ふぅ……」
 数滴、小陰唇や大陰唇のビラビラに残っていた尿か愛液かが手のひらに落ちたが、それは違う、「俺」は体内からのもうひと頑張りが欲しいのだ。
 がんばれ、がんばれ!
「ふ、ふふ」
 リカの鼻呼吸が、微笑のようにこぼれる。
「頑張れ、頑張れ!」と言うと、リカはクイッと顎をあげ、「俺」の目を見つめた。
 その切なげな中にも、イイ女の光を宿した瞳。
 羞恥に歓喜し、一粒、涙を流す。
「田中梨華はあなたのものです」
 そして、宣言すると同時に、チョロリとおしっこを放出した。
 少量なのに、熱さを大きく感じさせられた。
 頑張り屋のお母さんの生きざまと、「俺」への想い、その二つが熱く感じられて、「俺」は、その手のひらを感激しつつ啜った!

     【甘露の極み!】

 すぐに、リカの頬に手をやり、頬の涙も拭ってあげて、涙一粒も舐める。
 リカは目を細めて、飼い主に可愛がられている犬のような安堵感を見せた。

     【おんなじ味!】

                       (続く)
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